35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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――早朝・旅館――
…何ですか?朝っぱらから。
[仁右衛門に旅館中に響く様な大声で呼ばれて、いつもより酷い仏頂面を下げて部屋に顔を見せる。]
もうーーぅ! 掃除、全然してないじゃないですかっ!
[昨日から変わらない、寧ろ更に酷くなっている部屋の惨状。 女が思わず声を荒げると、肝心の部屋主よりも、その部屋で遊んでいた餅兎のほうが驚いて、謝るように飼い主の足元に身体を擦り寄せた。]
真昼も、こんな所に居たら身体中が真っ黒になっちゃうよ?
[そう言って、白兎を抱こうと手を伸ばす。 すると、不意にがしっと仁右衛門に両手を掴まれた。]
な、ななな、何するんですか? は?協力?
(24) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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い、嫌です。嫌です、絶対嫌。
[興奮したように顔を近づける部屋主の男に、詳しく要件を聞く前に本能で申し出を断る。 すると、掴んだ手に力が篭められ、とりあえず落ち着くように、などと真顔で促され、女の怒りが頂点に達した。]
な……お、落ち着くのはお前だろっ! て、手を離せっ、変態っ!!**
(27) 2011/08/12(Fri) 02時半頃
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おみつは、仁右衛門と不毛とも思えるような問答を繰り返した*
2011/08/12(Fri) 03時頃
女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 03時頃
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…疲れた。いつも以上に。
[井戸で水を汲みながら、足元で跳ねる真昼に話しかける。]
大体、罰が当たるよねぇ。 お祭りの日に、あの場所に行くなんてさ。
しかも、未来とか月とか星とか、言うことが悉く顔に似合わないし。
[思い出して溜息。]
他にも選りすぐりの有志に協力を頼むつもりだって、聞けばさ。 思いっきり、子供が混じってたりするんだよ?
一体全体何考えてるのか、本当に訳が解かんないよ。相変わらず。 それとも、こういう新しい遊びなのかな。
(47) 2011/08/12(Fri) 11時半頃
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あ〜〜〜、やだやだっ!! 色々考えている自分が嫌だっ! なんだかんだで結局、あいつの術中に嵌ってる気がするっ!
[悔しそうにぶんぶんと首を振る。 そして、暫くぼんやり、朝から広がる夏空を眺めた。]
青い…今日も暑くなりそ。
(50) 2011/08/12(Fri) 12時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 14時頃
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――旅館――
おー、かっちん。 次にその名前で呼んだら、シメるから。 覚悟しときな。
[ぼーっとしてたら後ろから声を掛けられた。 いつもの元気な声だ。]
御苦労御苦労。いつも偉いね。 かっちんとこの食材は板前達にも評判いいからなー。
せっかくだから直接運んで、顔見せてやるといいよ。
[面倒なので、勝丸に運ばせる魂胆である。 差し出された食材はどれも新鮮で輝いているようにも見える。]
うんうん、立派に育ってるね。流石だ。
(56) 2011/08/12(Fri) 17時半頃
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―――…そうそう、前に民子さんから頼まれた着物、今の着物の直しが出来たら作るから。伝えといて。
[勝丸のためにと、暇があれば作ってくれと世間話で頼まれたのだが、きっちり仕上げるつもりである。 目の前の本人には、今は誰の着物であるかは言わない。]
ん、これ……作ったの?美味しいの?
[示されたししとうを受け取りながら、にこりと笑う。]
(57) 2011/08/12(Fri) 17時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 18時頃
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うん、それがいい。 さぁ、行くのだ。かっちん。
[勝丸に食材を運ばせつつ、怯えたように隠れる真昼には。]
お前、ほんとうにかっちんが苦手なんだね…
[苦笑しつつ、そっと頭をひと撫で。 そうこうしている内に、勝丸が厨房から戻ってくる。]
これ、どう食べるの?炒めて塩で、とかか?
[掌のししとうを弄りながら、勝丸に聞いて。 その来訪により、つい失念していた仁右衛門のことを思い出した。]
ああ……かっちんも気を付けな? 気を付けて、どうにか出来るような存在じゃないけど。
[仁右衛門の言う有志の中には勝丸もいたが、この口振りからすると、未だ何も言われていなのだろう。]
(66) 2011/08/12(Fri) 18時半頃
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悪いひとではない…と思うんだけどね。
[ぽそり。]
[駆けていく勝丸の後ろ姿を見送りながら小さく呟く声は、夏の虫の鳴き声に吸い込まれて消えた。]
(68) 2011/08/12(Fri) 18時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/12(Fri) 21時半頃
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――朝・旅館――
真昼ー。 まーひーるー。
[旅館の朝餉の後片付けも終わり、その間全然構ってあげられなかった白い餅兎を探して回る。]
あれ、あの子また…
[見当たらない。 一応、あの汚い仁右衛門の部屋も探したが居なかった。]
昨日倒れたばかりなのに……真昼のばか!
(79) 2011/08/12(Fri) 22時頃
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おみつは、取るものも取り敢えず、真昼探しに旅館を飛び出した*
2011/08/12(Fri) 22時頃
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――村道――
ああ、もう。この忙しいのに…
[周囲に気を配りつつ村道を走る。 日が高くなる前に見つけなければならない。 朝でも既にこんなに暑いのだ。 それよりも何よりも、そう長時間旅館を抜け出してはいられない。 何も言わずに飛び出してきたから。]
どこにふらふらと。神楽さんの所か?
[真昼の外出先で思い浮かぶのはそこくらいしかなかった。 というか、居ない時に何処に言ってるかなんて見当もつかない。]
でも、昨日は団子屋に居たし… 確か彼の家って村外れ――――…
[遠い。と思った。 けれど、心当たりがそこしかないなら、行くしかない。]
(124) 2011/08/13(Sat) 00時半頃
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って、あそこに居るの神楽さんか?
[村外れまで全力疾走することに意を決して顔をあげれば、遠くに今から訪れようとしている邸の主人の姿。]
それにかっちんと……博史…さん?
(127) 2011/08/13(Sat) 01時頃
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……
[博史が居るのを認めて、女は彼らに声を掛けることを躊躇した。 よりによって旅館を飛び出して、困っている所を見られたくない。 心配をかけたくない。]
(130) 2011/08/13(Sat) 01時頃
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…神楽さんが居るってことは、真昼は神楽さんの所に行った訳じゃない――――そう、考えられるよね。
態々聞かなくてもいいことだ。
[無理やり、自分を納得させて。 そろりそろりと、その場を立ち去ろうと後ずさりかけた時。 博史から声が掛けられた。]
あ……はは、お、おはよう。博史さん。
[作り笑いをして、顔をあげる。]
神楽さんもおはよう。 かっちんにも、そういえば言ってなかったね。おはよう。
[そして再び博史に視線を向けて、微笑んでみせた。]
酷いな……僕に気付かないなんて。 ううん、別に、何でもないよ。
(133) 2011/08/13(Sat) 01時半頃
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――村の道――
みんなは一緒に何処かにお出掛け?
[内心其れ所では無いのだけれど一応聞いて。]
――――うん、身体のほうは大丈夫。 僕が残念なくらい健康なことは、ここに居るかっちんが良く知ってるよ。
なんか元気過ぎて、やたら扱き使われるんだよね。 神楽さんに僕の体力の半分くらい分けてあげられたら、多少は僕も、か弱くて大切にされる可愛い女性になれるのかもしれないけれどね。
なんでそう出来ないんだろ…
[博史が気使いの言葉を発すれば首を横に振って笑ってみせる。 近況を話す口振りは明るく、内容には冗談も交えた。]
ううん。本当の本当に用事なんてないよ。何にも。 三人で何してるのかなって思って見てただけ**
(151) 2011/08/13(Sat) 02時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/13(Sat) 03時頃
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――――じゃあ、僕、行くね。
お使い、頼まれてるんだ。 こんな朝から、大変だよ。暑いし。うん。
[ぶつぶつ言いながら。後ろ手に少しずつ、後ずさり。 再度、微笑んで、女はその場から立ち去った。]
(161) 2011/08/13(Sat) 13時半頃
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――星降る海岸近く:岩場――
疲れ、た……真昼のばか。
[まさか仁右衛門の魔の手から逃げている(あるいは一緒に遊んでいる?)最中などとは思いも寄らず、あちこち探し回って疲れ果てた女は、岩場に腰掛けて項垂れた。]
うー、汗と潮風で顔がべたべたする…
[首筋に張り付く遅れ毛が気持ち悪い。 引いては寄せる波の音が五月蠅い。]
何処に―――…
[弱弱しく呟く。]
倒れても…もう…知らない…か、ら… ばか、ばかばかばかばか…
(168) 2011/08/13(Sat) 14時頃
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うー…
[遠くから声が届いて。 少し、涙目になりながら顔をあげる。 独りだと、誰も居ないと思っていたのと、走り回った疲れから無防備に弱い部分を出してしまっていた。]
団、十郎…さん。 なんか、お久しぶりですね。おはようございます…
[近づく人影が、団十郎だと気付けば、とりあえず挨拶を。 情けないような顔をしつつも、ぎこちなく笑ってみた。]
(181) 2011/08/13(Sat) 20時半頃
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…真昼がね、見つからなくて…
[弱弱しい笑みを見せながら、団十郎の問いに応える。
団十郎は真昼の存在を知っているだろうか。
例え、知っていなかったとしても、今の女には真昼が自分の飼っている兎であるということを説明するという意識はなかった。 知らない者からすれば、訳が解らないだろう。]
昨日倒れたばかりなんだ――――…それに。 僕も旅館、抜け出してきちゃったから。 いい加減、戻らなきゃだめなんだけど…
[物思いに耽るように眼前に広がる蒼い海原を眺める。]
(183) 2011/08/13(Sat) 21時半頃
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今日は朝から連続で、疲れることばかり…
[仁右衛門のことも思い出して、溜息を吐く。 大事だと話す団十郎の声が波の音に混じって遠くに聞こえた。]
格好っていうか、太り過ぎてるから…
[団十郎が勘違いしていることにも気付かずに、月が浮かぶと呼ばれる海を見つめたまま頓珍漢な返答をしていると。]
え?
[すっと、大きな手が目の前に差し出された。]
(186) 2011/08/13(Sat) 22時頃
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い、いいんですか? 団十郎さんにもお仕事が…
[遠慮しつつも、男から語られる情報に頷いて。]
…う、うん。行く。行きます。 あ、あの。ありがとう、ございます。
[その手に自分のそれを重ねて立ち上がろうとした瞬間。
――――ぐらり、と。頭の中が回転するような感覚に襲われた。]
あ。あれ…
(188) 2011/08/13(Sat) 22時頃
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あ……ごめん。大丈夫。
[団十郎に支えられて、頭を振りつつ自分の失態を謝る。]
単なる立眩み…だと思うから、さっき言ってた、村の方…行こう。
[続く、仕事場で休ませようとする団十郎の申し出もきっぱり断って。 平気だと示すように、自分で立って*微笑んだ*]
(191) 2011/08/13(Sat) 22時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/13(Sat) 22時半頃
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――村の通り――
…大丈夫ですよ、団十郎さん。
[心配そうに何度もこちらを振り返りつつ歩く団十郎に笑顔を見せる。 通りで定吉からの情報を知らされれば。]
仁右衛門さんが餅を…?
[嫌な予感に眉を潜めた。 ぱっと頭に浮かんだ光景に疲れが増すような気がした。
―――――そして。
件の空き地に辿り着けば、ほぼ想像通りの光景が。]
(233) 2011/08/14(Sun) 01時半頃
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――鳩渓堂の近くの空き地――
何してるんだ、あいつは…
[抑えていた疲れがまた、身体中に回る感覚に頭を抑えた。]
あんなじゃ聞いて貰える話も聞いて貰えなくなるだろうに…
[真昼を抱えて、懸命?に自説を説く仁右衛門。 おそらく、この場にいる全員から呆れられていて。 なんだか可哀想な気持ちにもなった。]
とりあえず、真昼は離せ、ばか。
(234) 2011/08/14(Sun) 02時頃
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[つかつかと仁右衛門に近づき、軽く頭を殴る。 そのまま真昼を受け取ろうと手を伸ばしかけて。
視界が、真っ暗になった。
周囲の声が聞こえるような聞こえないような。 目の前の仁右衛門の声さえも遠ざかって。
ぱたり。女はその場に倒れたしまったのだった*]
(235) 2011/08/14(Sun) 02時頃
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