人狼議事


266 冷たい校舎村7

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 00時半頃


メモを貼った。


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 01時頃


【人】 R団 タカモト

―― それから ――


[葉子とそのあと何か話しただろうか。
 いずれにせよ、俺は保健室を出て
 3年7組の教室へ向かう。

 そこにはすでに眠りこけた拓海の姿>>4:314があって、
 布団にくるまり、吹雪く白い窓の向こうを
 じっと見つめる京輔>>4:341の姿もあった。

 ついさっきまで、この教室には
 もっと多くの級友たちがいたというのに
 今はたったこれだけ。

 その光景に、俺は寒気を覚えた]
 

(38) 2019/06/16(Sun) 01時頃

【人】 R団 タカモト


[馬鹿騒ぎはやめろよ>>3:43、と拓海に言った
 陽気さは、もう俺には存在しない。
 京輔の横の布団にくるまり、ぽつりと呟いた]


  起きる頃には、またチャイムが鳴るな。


[果たしてそのとき、
 俺はまだここにいるのだろうか。
 自嘲気味に笑って、眠りについた]
 

(39) 2019/06/16(Sun) 01時頃

【人】 R団 タカモト



   [そうして、5度目のチャイムが鳴る*]>>#2

 

(40) 2019/06/16(Sun) 01時頃

【人】 R団 タカモト

―― 8:50 ――


[チャイムの音で、目を覚ます。

 瞬間、ガシャンという耳障りな物音が
 階下から響き渡った。>>23
 飛び起きるように上体を起こして、周囲を見回す。 

 辺りが夜の帳ような暗闇に包まれたのは、
 そんな時だっただろう]
 

(41) 2019/06/16(Sun) 01時半頃

【人】 R団 タカモト



  なんなんだ。


[不安げに呟く。
 やがて明滅と共に教室の蛍光灯は燈るが、
 窓の外の暗闇はそのままであった]
 

(42) 2019/06/16(Sun) 01時半頃

【人】 R団 タカモト



   [もうすぐ、この世界は終わろうとしている]

 

(43) 2019/06/16(Sun) 01時半頃

【人】 R団 タカモト


[肌にそれを感じ取って、きっと俺は
 同じ教室にいた京輔と目を見合わせただろう]


  ああ、拓海がいない。
  ……一緒に探そう。


[ひとつ頷き>>29、立ち上がる。
 脳裏に過ぎるのは、あの体育館のマネキンたちだった。
 嫌な予感を胸に抱えつつ、
 京輔と共に階下へ向かった]
 

(44) 2019/06/16(Sun) 01時半頃

【人】 R団 タカモト



  京輔。血の痕が、美術室から。
  あんなの、寝る前までなかったよな……?


[乾いた声音で、2階の廊下の先を指さした。
 屈んで廊下のその痕を見下ろすと]


  この血、乾いていないぞ。


[呟く俺の顔はきっと、蒼白だったと思う]*
 

(45) 2019/06/16(Sun) 01時半頃

──………──

[ 寝返りを打つ。痛い。
  じわじわと響く痛覚で目が覚める。
  目の前に映るのは見慣れた自宅の天井で、
  端っこにある顔みたいな木目と睨めっこ。

  そんなものも一瞬だけ。 ]


  ……


[ 痛むのは、真ん中ではなく。
  寝心地の悪い床の所為で身体の節々だったけど。 ]
 



[ 相原からの連絡は、律儀にも俺にまで届いており
  カーテンの閉め切った薄暗い部屋の中じゃ
  ちかちかと光る端末が嫌にうるさかった。 ]


  ほーん、


[ 病院に運び込まれたという人物の名前を見れば、
  ただ、それだけの声しかでない。

  毎日のように来ているであろう、
  似たりよったりの真っ赤なパーカーの上から
  ブルゾンを一枚羽織って。
 
  あの吹雪く風などない。
  深い紫の広がる空の下へと踏み出した。 ]
 



[ もちろん、向かう先はひとつ。
  養拓海という男が搬送された場所。

  大きな門構えをずずい、と見上げながら
  中に入るのを少し躊躇っていた。

  細めた眸は外にある喫煙所へと向き
  私服ならバレないだろ、と自然と其方へ。

  一度休憩が必要だ、と。
  カチ、カチ、とライターの火を点けようと。 ]


  ……くそっ、こんな時に


[ しかし、何度押しても火は灯らない。
  火のない煙草を片手に悪態をついていた。 ]**
 


メモを貼った。


【人】 R団 タカモト


[家の都合で中学からずっと
 部活に入れなかった俺は、
 文化祭の日も他の奴らの部活のことなんて
 興味ない振りをしていた。

 本当は、俺も何か部活に入りたかったって
 拗ねていただけなんだけれどな。

 吹奏楽部の奴に演奏会に誘われても、
 演劇部の奴に劇に誘われても。
 委員長だからクラスのお化け屋敷抜け出せないんだって
 嘘をついて、部活発表や部活展示には近づかなかった。

 ――ただひとつの例外を除いて]
 

(55) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト


[拓海も京輔もお化け屋敷の係に出ずっぱりの時間。
 俺はふらりと美術室の中に吸い込まれて、
 その展示物>>0:893を見た。

 日曜大工で作られたような円柱に嵌め込まれた
 ステンドグラスの中に、
 ひとつの見覚えがある風景がある。

 それは、夕暮れの公園だった。
 昔指切りをしたあの場所が思い出されて>>0:272
 俺は目を細めたのだった]
 

(56) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト



  まさかな。


[ふ、と口元を緩めた。
 念のため誰の作品なのかを確認する。

 作品名は「タイムカプセル」。
 作者名は「養拓海」。

 小さく息を飲んで。それから首を振った]
 

(57) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト



  約束なんて、きっと覚えてない。


[あいつ、馬鹿だしなと独り言ちて
 ふらりと美術室を見て回った]
 

(58) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト


[途中、京輔の展示物を見遣り>>4:286
 その立体物の造形に、何かを察して
 微かに眉を動かしたりしただろうけれど。

  ――――だって。
      それに囚われてるってことだから。

 やっぱり、部活というものが
 羨ましくて仕方がなかった俺は、
 足早に美術室を去ったのだった。

 文化祭の、そんな一幕]*
 

(59) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト

―― 現在 / 美術室 ――


[記憶の中にあったその展示物は、
 無残に破壊されていた。>>20

 床に散らばったガラス片のひとつを拾った。
 血塗られたそれを指で拭えば、
 見知った公園の滑り台>>0:272が顔を覗かせる。
 俺は眉を顰め、そして床に落ちる血の量に
 小さく息を飲んだのだった。

 そこに拓海のマネキンは、ない。
 ガラス片を制服の端で拭いて磨いてやると、
 ポケットに入れた]
 

(60) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト



  知ってる。


[京輔に答える声>>54は、
 存外に低いものであっただろう。
 やっとのことで頷いて]

 
  ああ、京輔。行こう。


[赤い血が点々と続く廊下を、早足で歩く。
 まだ乾ききっていないその痕は、
 3階の男子トイレへと続いていた]
 

(61) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

【人】 R団 タカモト



  ……拓海、じゃあないなこれは。


[そこに横たわったマネキンを見遣り、
 その状態に大きく顔を顰めた]


  颯太か?
  胸が抉られてる。ひどいな。


[可愛らしいハートのぬいぐるみを見遣り、
 その損傷激しいマネキンとの対比に>>4:332
 俺は吐き気を覚えたのだった]**
 

(62) 2019/06/16(Sun) 03時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 03時半頃


[嫌だったのかな。
宇井野はなんとも言えない顔をしていた。
肯定でもなく否定でもなく、
帰って来た問いに紫苑は微笑む。]

 正直、見える訳じゃないけど、
 ネコちゃん、嬉しそうだったからね。

[嘘。女心すら分からない紫苑に、
ぬいぐるみの気持ちが分かるわけない。

でもまぁ、良いんじゃない?
少なくとも、紫苑はあのネコを可愛いと思った。]

 良いよね、ネコちゃん。
 俺も好きだよ。

[猫か犬かと言われたら犬派だけれど、
まぁ、それはさておき。]


[話の腰を折られてか、
突然の宇井野とネコの取り合わせに驚いたのか。
呆気に取られていた灰谷も
飲み物を買いに行くらしい。

そっちの方向、自販機あったっけと思いつつ
紫苑は彼女の向かった方向とは
少し逸れた場所へ向かう。
あったかいコーヒーか紅茶が飲みたいなと思う。]


[ガコン、と自販機が音を立てる。
飲み物が勢い良く落ちてくるこの音を
紫苑は余り好まなかった。
びっくりするし、容器凹んでたりするし。

閑話休題。
コーヒーを冷ましつつ
紫苑はスマホを取り出した。
通話アプリが大量の通知を告げていた。]


[その相手が誰かだなんて言うまでもなくて、
自分を引き留めるような言葉が並んだ通知を
紫苑はふぅんと感心したように眺める。

振られた時には、
これくらい泣き言を言ってもいいらしい。

自分の過去を省みつつ、
別段気が重くなることは無かった。
吹っ切れた、ってやつなのかもしれない。]


 
 悪い子だなぁ。

[度のない眼鏡の下で、紫苑は笑う。

生憎と、国語の教科書と同じで、
文字を並べられてもピンと来ない。
むしろブロック忘れてたなぁって、
親指を画面の上で滑らせた。

薄情?はて、どちらがだろう。
雑音は未だに耳から離れないのに。]


 
 ……バイバイ、はるちゃん。

[光る画面に紫苑は告げる。
多分、言葉とは裏腹に
チャシャ猫のように口角が上がっていた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


 

  撫でて欲しいのなら撫でてあげた。
  痛みが欲しいなら痛めつけてあげた。

  愛でないと言われても、
  罪であると言われても、

  私には理解できないの。

 


 

  誰も私を理解しないのと同じ。

 


 

  でもきっと、それでいいのね。

 


 
[ 傘に、手を伸ばしかけたのは
  夢の中の大雪が、印象深かったからかしら。

  でもね、もう必要ないんだもの。
  あの世界でだって、持っていなかったし。

  玄関から一歩出た私の手に、青い傘は無くて
  夜の風の冷たさに、冷え切っていくだけ。

  やっと、あの子が死んでしまった実感を
  得たけれども、どうしましょうか。なんて、
  考えても、飼うことをやめる気はないの。

  悩んでいたことに踏ん切りがつけれたって、
  私が私なのは、変わらないんだもん。 ]
 


 
[ 明るい道を選んで、夜を歩いて行きます。
  怖い人に襲われたら、病院に着けないし。

  足取りは重くって。重くって。
  誰かを飼っているときよりも、重くて。
  立ち止まりました。独りきりは、息苦しいので。

  公園の街頭が、私の影を創り出していて
  不意に消えたりするのを、眺めていると、

  不意に、腕を掴まれて、驚きました。

  ええ、ああ。貴方は。
  いつかの、公園の小学生。
  ついさっき、マネキンを見たから分かるわ。 ]
 


 

  ……背、伸びたね


[ 受験の時、だから三年前かあ。私は笑います。
  まだまだ伸びるんだろうけれど、十分。

  彼は、腕を、振り上げて。

  あら。殴るのかしら。何て眺めていたけれど、
  結局力なく、降ろしてしまいました。 ]
 


 
[ 俯いて、顔を上げて、また俯いて。
  彼は、小さな声で話し始めました。

  その後保護されたこと。今は親戚の家に居ること。
  そこでは良くして貰っていること。

  あの日、私が二度と帰らなかった家で
  どんなに寂しくて、辛くて、憎い気持ちになったか
  ……という、ありふれたこと。と、

  それでも、あの親から遠ざけて、助けてくれて。
  一生忘れられないほど、感謝していること。 ]
 


 
[ まだまだ拙い、何歳も年下な子供の話を、
  私はふんふん と聞いてあげました。 ]


  それだけ?


[ それだけ……と、力なく返す彼の声を聴いて
  にっこりと笑いながら、腕を振り解きました。

  だって私、貴方に用は無いんだもの。
  足はね。相変わらず重いけれど、歩き出して。

  公園を置いてけぼりにしちゃいます。
  彼もきっと、すぐ帰るわ。ばいばい。 ]
 


 

  私の愛を、永遠にしないで。
  ね、皆。

 


 

  呼びかけたって、誰もいないんだけどね。

 


 
[ 私が救いだと。良い人だと思ってしまったのなら
  それは、残念だけれど、錯覚でしか無くて。

  だって、自分の所為で人が死んでも
  どうとも思わない人間を、どうすれば
  良い人だって、言えるのかしら?

  だから。私は、どうしたって悪い人ですから。
  寂しいなんて、どの口が言えるのかしら?

  病院への道を、歩きます。
  澄んだ空気が、心地良い。 ]*
 


メモを貼った。


【人】 R団 タカモト

―― 男子トイレから生物室へ ――


  トイレっていうのは、しのびないからな。
  ……時間、あるといいけど。


[颯太を模したマネキンを一瞥して
 ふたたび、京輔とふたり
 血塗られた道しるべを辿る。

 赤い痕を追いかけているうちに、
 奇妙なことが起こった。
 黒いペンキを踏みつけたような足跡が
 廊下に突如現れたのだ。>>4:298

 不気味な黒い足跡。
 それを追うように点々と続く赤い血痕。
 そうして道しるべはふたつになった]
 

(82) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト


[黒い足跡は、4階の生物室の中へと
 吸い込まれている。

 血痕は、その前を通り過ぎて>>35
 さらに廊下の先へと続いていた。
 
 俺は迷った末に、
 黒い足跡の終着点へと足を向けた。
 ひとりで扉を開けようとする京輔だが、
 立て付けが悪いのか開かないようだ>>80
 

(83) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト


[なんだか期待するような目で見られたので、
 京輔と共に扉を開けようとする。
 俺も別に、力自慢ではないんだけどな]


  せーの、


[がらり、と音を立てて扉は開いた。
 そこにいたのは、三つ編みの女生徒のマネキンだ。
 自分を抱きしめるような奇妙な態勢に、
 思わず眉を寄せて]


  ああ、田所だな。


[京輔の言葉>>80に、頷いた]
 

(84) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト


[チャイム毎に2人がマネキンに変わる。
 その法則が適用されるのならば]


  今この校舎にいるのは、
  俺と京輔、そして葉子。
  あとは――……


[小さく、喉の奥が鳴った]
 

(85) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト



  ――――拓海、か。

 

(86) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト


[いっそここにあるマネキンが
 拓海であったらよかったのにと思う自分がいた。

 だっておかしいじゃないか。
 寝床から消えた拓海。美術室の壊れた展示。
 奇妙に美術室から続く血痕。
 そして、マネキンから類推される残留者。

 ああ、本当に嫌になってしまう。
 昔からこういう悪い予感は当たるんだ]
 

(87) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト


[嫌な考えを追い払うように、小さく首を振る]


  田所。それじゃあ。


[あのときと同じ別れの挨拶>>4:208をして
 俺は生物室を後にしただろう。
 そうして、廊下に点々と続く血痕に目を向けた]
 

(88) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト



   [廊下に出て血痕を追いかける俺たちは
    森でパンくずを道しるべに彷徨い歩いた
    ヘンゼルとグレーテルにも似て。

    辿り着いた先にいる魔女は――……]

 

(89) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

【人】 R団 タカモト


[血痕は、まっすぐに
 3年1組の教室の中へと吸い込まれて消えていた]


  京輔、血痕が……。


[難しい顔をして、隣にいる京輔を見遣った。

 もしも背後の階段の踊り場から
 見知った顔の女生徒が上ってくるのならば、
 やはり硬い表情を向けることだろう]**
 

(90) 2019/06/16(Sun) 14時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 14時半頃


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 14時半頃


【人】 R団 タカモト

―― 4階 / 3年1組前 ――


  ……分からない。


[俺は葉子の問い>>96に、
 またその言葉を口にした。

 優等生で何でも知っているはずの俺が
 口にしそうもない言葉。
 今まで忌諱してきたはずの言葉。

 けれど今の俺は
 何の躊躇いもなくそれを口にして
 首を振ってみせた]
 

(97) 2019/06/16(Sun) 16時半頃

【人】 R団 タカモト



      [だって俺は、そんなに大した人間じゃあない]

 

(98) 2019/06/16(Sun) 16時半頃

【人】 R団 タカモト


[震える指先で、扉に手をかける]


  京輔、葉子。……いいか?


[ふたりの顔を交互に見て、それから。
 3年1組の教室の扉を開けはなったんだ]**
 

(99) 2019/06/16(Sun) 16時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 16時半頃


【人】 R団 タカモト

―― 3年1組 ――


[いいよ、という京輔の声>>103に頷き、
 俺は3年1組の扉を開け放つ。

 目に入ったのは、
 ゆらゆらと天井から吊るされた
 男女の人形たち。>>3:11

 真っ白な人形と、赤に染まった首の縄の対比が
 目に毒々しい。
 その白と赤の人形の群れを掻き分けるように
 俺は教室の中心へと向かっていく。

 ふと、隣の京輔が立ち止まった]
 

(110) 2019/06/16(Sun) 17時半頃

【人】 R団 タカモト


[京輔の視線の先を見遣れば、
 そこにいたのは椅子に腰掛けた拓海の姿だった。
 早く帰りな、と事もなげに言うその姿>>107
 頭にかっと血が上った。

 ――文句を言う相手、見つかった?>>4:133

 京輔の問いが頭に蘇った。
 ああ、見つかったよ。だから俺は]
 

(111) 2019/06/16(Sun) 17時半頃

【人】 R団 タカモト



  ふざけたこと言ってるんじゃねえぞ。


[拓海に歩み寄り、その胸倉を掴もうとした。
 だって、文句を言うために俺はここに来たんだから]


  俺らが帰って、
  お前はどうするんだよ。


[口調は、荒々しいもので]
 

(112) 2019/06/16(Sun) 17時半頃

【人】 R団 タカモト



    [悪役の魔女になりきれないくせに、
     かまどで焼かれたいだなんてとんでもない。
     ヘンゼルとグレーテルは、
     やっとお菓子の家を見つけたところなのだから]**

 

(113) 2019/06/16(Sun) 17時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 17時半頃


【人】 R団 タカモト



  文句しかねえよ。


[低い声で、拓海に言い返した>>118
 鋭い眼光で睨まれ、手を払われる。
 舌打ちひとつ、こちらも拓海を睨み返した]
 

(128) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト



  ……は。
  お前、頭のネジが飛んじまったのか。


[笑いながら「一緒に終わりにしちゃう?」と
 問いかける拓海の表情>>126は、
 今までに見たこともないもので。
 ぞくり、と肌が粟立った]


  訳が分からねえ。
  なんでお前が死ななくちゃならないんだよ。


[一緒に。つまりはそういうことなのだろう。
 この悩みひとつなさそうな幼馴染は、
 自ら死を選ぼうとしているのだ]
 

(129) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト



      [馬鹿は勝手にひとりで死んでろ、と思ってた]

 

(130) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト

 

      [けど現実に目の当りにしたらそんなこと
       考えられるわけないだろう]

 

(131) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト

 

      [性格の悪い、非情ままの俺でいたかったさ!]

 

(132) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト


[黙り込んだままの京輔に、視線を向けた>>124


  京輔も何か、言ったらどうだ。

  それともあれか。
  「いってらっしゃい」って見送るだなんて。

  そんなお花畑なことをまだ考えているのか。


[明らかに怒気を含んだ瞳で、京輔を見る。
 ネジが飛んでるのは俺の方だったのかもしれない。
 怒り過ぎてどうにかなりそうだったんだ]
 

(133) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト



      [怒ってるって、誰に]

 

(134) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト

 

      [勝手に死のうとしている拓海に?]

 

(135) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト

 

      [幼馴染の異変に気付けなかった自分に?]

 

(136) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト

  
[だって、死を選ぶのが1番幸福だなんて
 そんな奴に拓海が見えるのかい。>>4:160

 もし京輔がそう考えるのなら、
 前言撤回。京輔、俺たちは全然似てないよ。

 可哀相な家族を見捨てられない俺ら。
 血の繋がりを切れない俺ら。

 けれど家族だけじゃなくて
 馬鹿だなあって見下していたはずのこいつも、
 俺はどうやら見捨てられないらしい]
 

(137) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

【人】 R団 タカモト


  
      [とっととこんなところずらかる。
       そんな性格の悪いこと、
       今の俺にできやしないね!]**

  

(138) 2019/06/16(Sun) 19時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 19時半頃


 
[ 病院特有の香りがして、実感が湧くの。
  夜も深いと言うのに、人の気配がする、
  だけれど静かで、見える人も少ない。

  皆、集まっているのかしら。
  案外、誰もいなかったりして。

  だったら笑ってあげるのだけれど、
  そんなことは、きっと、ありませんから。

  ほら、よく見た顔がいるもの。
  自動販売機前、俯いた人物は夢の中でも
  見た彼、そのものでしたから。 ]
 


 

  おはよう、ひいらぎ君


[ もし夢の中の出来事が、本当に
  全員の記憶に残っているというのなら、
  彼も、眠っていただろうから、おはよう。

  ひらひらと手を振って、笑って、
  ぽつり と聞こえていた呟きが、
  気になったものですから。 ]
 


 

  “はるちゃん”とバイバイしたんだ?


[ 笑っているように見えたから、
  きっと。きっとね。良いことでしょう。

  だから、良かったね。って、私は言います。
  自動販売機のラインナップを眺めながら。 ]*
 


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 22時頃


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 22時頃


[むかしが今に塗りつぶされていくのを感じながら、
それでもあしたを手放すことはなかった。
死ぬほどのことじゃない、と思いながら、
連綿と続くきょうをおわらせてきた。

死ぬほどのことじゃない、し、
死んだら“お母さん”がますますかわいそうになるじゃないか]


………。

[気がつけば、自動販売機なんてどこにもない、
よくよく整備された植えこまれた樹と、
だだっ広い草原が広がるあたりに来ていた。
……柊の姿も追わずに適当に歩いてきたんだし、
こういう状態になってしまうのも致し方ない話か。

ぽつぽつと据えられているベンチのひとつに腰掛けて、
空を見る。それから、手元を見る。

病院内から出て、ようやく、堂々と開けるようになったスマートフォン。
片隅で通知が来たことを示すランプがともっている]



[イロハはスマートフォンの電源を切った。

それだけだ。
イロハにメッセージを寄越した相手――
母からの言葉を黙って殺すのにそれ以上は必要なかった]
 


[やたらと穏やかな気持ちに包まれながらこれからのことを考える。
今日は家に帰らない、とは決めた。
ならばどうやって夜を明かそうか。
誰かの家にでも泊めてもらうよう頼みこもうか。

不思議なことに、最初に思い浮かんだのがなぜか蛭野の家だった。
正確には、今よりずっと小さなイロハが、
ランドセルを背負って、両手にふわふわしたものを抱えて、
立てこもり先を蛭野の家のどこかに求めようとしている光景、が浮かんで消えて。


その時とは違うんだから、と、
自分に言い聞かせながら小さく首を横に振った]


[野良猫を拾ったことがある。
雨の降る道端でうずくまっていたその姿が、
あんまりにもかわいそうだから連れて帰った。
けれどウチの猫にすることは母から断られた。飼ってる余裕がないと。
ならあたしが世話する、って頑張って言ったんだけど母は譲らず。
最後の抵抗手段としてイロハは着の身着のまま家を出たのだった。猫と。

そうして立てこもり先で夜を明かし、次の朝、
一緒に寝たはずの野良猫は忽然と姿を消していたのだった。
ちゃんちゃん]


[小学生の時の話だ。今の今まで忘れてた、そのくらいの記憶だ。
現に、猫がいなくなったことに対して何を思ったかはおぼろげだ。
あんまり悲しまなかった気はする]




  ……さっむ。


[ふいに吹き付ける風にイロハは肩を縮めた。
頭は冷えたか。そろそろかな。
ただ、風邪をひく前に戻ろうと思う。
あしたを待たずに遠くへ行ってしまうかもしれないクラスメイトのいる病院へ。
もちろんあったかい飲み物を買ったうえで。

……あ、今、ちょっと、彼に言いたいことを思いついた]


死んだらズルいって言ってやるんだから……


[そう、だって、死んじゃったらあしたが来なくなるということが、
どうしたってちょっとばかりズルいって風にうつってしまったのだから。

向けるのはいつかと同じ独りよがりのないものねだりで、
だけどいつかと違って、
彼が時を閉じ込めたことをヘンに喜んだりはしない。
あの校舎(せかい)でイロハは確かにひとり舞台をちゃんと終わらせたけれど、
イロハの生は続いていく。
彼のいないあしたが来るかもしれない。
そのことがけっこう、どうでもよくなくはないから、こう思っちゃうんだ。ホントだよ*]


メモを貼った。


【人】 R団 タカモト


[店のこと。妹のこと。
 いつだって両親は自分たちのことで精いっぱいで
 俺の優秀さになんて気付いてなかった。

 子供の時、学校帰りに預けられた祖父母の家から
 ほど近い公園で、その子に出会ったんだ。

 ずっと友達。ずっと一緒。

 小学校は違っても、幼馴染で、
 気の置けない友達で。

 だから一緒の高校になったときは
 嬉しくて仕方なかったんだ]
 

(174) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



[いつから、あいつのことを馬鹿だって
 見下すようになったんだっけ]

 

(175) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



[いつから、あいつが悩みを話してくれないような
 傲慢な男になってしまったんだっけ]

 

(176) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[満足に死ぬ、と断言する拓海に>>142
 京輔は途切れがちな声で問いかけた。>>149

 その様子を、俺はじっと見つめている。

 いってらっしゃい。ありがとう。>>4:160
 声を震わせる京輔は、そんなことを言い出すような
 雰囲気にはとても見えなくて、
 きっと京輔の心は揺らいでいるのだと知れた]
 

(177) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



      [ほら、京輔。
       やっぱりお前は少し俺に似てる]

 

(178) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[そうして、一緒に逝くと言ってのけた
 葉子>>167に、大きく眉根を寄せて。

 それでも、俺は口を挟まない。

 俺に対しても、拓海に対しても
 一緒に死ねると言ってのける葉子の気持ちは
 俺には分からなかった。
 分かっちゃいけないと思った。
 
 本当ならば、葉子の両肩を掴んで
 何か言ってやらねばという衝動に駆られていたが、
 それでも苦労して、直立不動のまま動かずにいる]
 

(179) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[逃げていいときと、悪いときの
 区別もつかないのかって。>>3:288
 そう言ったのはお前じゃないか。

 俺が葉子のことを
 拓海に吐き出した時の反応を思い出し、 
 じっと拓海を見つめている。

 お前なりの責任の取り方を、見ている]
 

(180) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[そうして困ったように向けられた視線に、
 俺は大きく息を吐いた>>173


  意味わからないのはお前だよ、拓海。


[怒りで、声が震えていた。
 荒い息を吐き出す。拳を血が滲むほどに握りしめる]
 

(181) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



  お前がやってることって、
  いま葉子がお前に言ってることとまんま同じだから。

  それ、だめでしょって。
  拓海が葉子に言う資格ないよ。

  これで自分がやってること、客観的に理解できたか?
 
  お前がやってること、
  相当に自分勝手で大メーワクだ。
  
  勝手に死のうとしてるんじゃねえぞ馬鹿野郎。

 

(182) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[やっぱり俺はお前に怒っていて、
 口調は刺々しいものになる。
 嫌だな、もっと冷静に話したいのに。

 葉子にあんなこと言わせた拓海に対して、
 俺なりに怒りを覚えているらしい。
 今更彼氏面だなんて、本当にダサい。

 それから、先程の拓海からの問いを思い出し>>159
 ぽつりと漏らした]
 

(183) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



  卒業したら全部話するって>>0:275
  約束したじゃないか。


[俺が拓海に向けるのは、やっぱり恨みがましい視線だ]
 

(184) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



  このまま生きてどうすんのって、
  どの口が言うんだよ。

  お前の約束>>0:307少しでも信じた俺が
  馬鹿みたいだ。

  約束したんだったら、それを守れよ。
  
  それが責任ってもんだろ。
  責任、とれよ。


[自分が拓海に言われた言葉>>3:274を、
 そのまま拓海に返してやる。

 じっと拓海を見つめる俺の目は、きっと潤んでいた]*
 

(185) 2019/06/16(Sun) 22時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/16(Sun) 22時半頃


[振り向く。校舎の中でも顔を合わせた
クラスメイトの姿を認めて、
紫苑もひらと手を振り返した。

鈴の音のような、澄んだ声だなと思った。
言わないけれど。]

 おはよ、宮古ちゃん。
 おかえり、でいいのかな。

[お互い、目覚めることができたらしい。
別段逃げることも慌てることも無く
紫苑はいつも通りに微笑んで見せた。

聞こえないフリをした問を思い出す。
今なら、あの問いに答えられる気がした。]



 ……はるちゃんのこと、好きだったし、
 あの時は会いたかったんだよ。本当に。

 でも、お別れしたんだ、さっき。

[自販機を見上げる背を眺めながら、
紫苑もコーヒーのプルタブを引いた。

良いことだった。多分。
理由も無く振られるより、気分は沈んでいないし、
何より、色々と勉強させられたなぁと思う。

あぁ、でも。
どうやったって耳にこびり付いた雑音は
離れてくれやしないな。多分、一生。

コーヒーを一口啜ってから、
はぁ、と紫苑は深い溜息をついて微笑んだ。]


 
 女の子って、本当に
 何考えてるか分からないね。

[心臓を掴まれるような感覚
夢から覚めた今も薄らと覚えている。

なので紫苑は簡単にそう締め括って、
迷って居るらしい彼女の指先に目線を移した。

怪我してないなぁと思った。
当たり前だけど。**]




   本当に出来た人間なんて 存在するのだろうか

 



  死んで 虚無感を残すのも
  生きて 苦しさを抱くのも

  もしかしたら 
  殆ど 変わらないのかもしれないけども


  3.75グラムの重たさのせいで
  天秤は釣り合ってくれないんだ
 



[ 嬉しそうだったって。なんだよ。
 柊の残していった言葉が、
 ゆる顔の猫を思い出させる。

 すきだ、なんて、口には出来ない。
 可愛いなんて、言えやしない。
 
 女々しさの一切を排した形が、
 おさまりの良いものであったから。
 振り払うように、頭を揺らした。 ]
 



  少し、外に出るか。


[ エナメルを引っ掴んで、立ち上がる。
 冷えた空気を吸い込んだら、
 淀んだものも入れ替えてくれる。

 扉を抜けたら、真っ白い息塊が広がった。

 柊が戻ってきていた。
 他のみんなはどうだろう。
 戻っていたとして、
 病院に集まるとは限らないのだけども。 ]
 



[ まだ、あちらにいるのだろうか。
 また、あちらで死を迎えたのだろうか。
 ぼんやりと考え込みながら、
 大きな歩幅でのったりと歩いていた。ら。

 ふと、目をやった小さな建物。
 喫煙所と書かれた窓越しに、
 見知った色があったものだから。 ]


  ……轟木。
    帰ってたんだな。


[ 普段は立ち入ることの無い場所に、
 扉を潜って足を踏み入れた。
 片手にある煙草を見て、
 苦笑いすれども、咎めることはしない。 ]
 



[ 人を縛る権利なんてない。
 誰かを咎める権利なんてない。

 ましてや、
 距離感を取り戻せないまま、
 初めましてのふりをした相手に。

 湧き上がるこれは、たぶん、
 罪悪感って名前をしてるんだと思う。
 口にしない ごめんね を 押し込んだら。
 クラスメイトを案ずるような、
 そんな顔の形を きちんと作れたはずだ。 *]
 
 


メモを貼った。


【人】 R団 タカモト



  生まれてメーワク、って誰が言ったんだよ。


[信じられない、という顔で
 俺は拓海を見つめている。>>200
 それから、少し声のトーンを落として]
 

(205) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  ……少なくとも、俺は。
  お前と会えてよかったと思ってるっつーの。


[賢いはずの俺は、
 そんな答えしかお前に与えてやれない。
 けど、俺にしては素直なその台詞は、
 今の精一杯だったんだ]
 

(206) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  そうだよ。重いよ。
  泣いて悪いかよ。
  誰が泣かせてるんだよ。ぶっ殺すぞ。


[死ぬな、というのと同じ口で
 ぶっ殺す、と口にする矛盾。

 まるで馬鹿みたいじゃないか。支離滅裂だ]
 

(207) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  俺を泣かせて、京輔を泣かせて、
  葉子に「一緒に死んでいい」って言われて。
  ここまでされて、まだお前分かんないの。

  みんなに必要だ、
  生きていてほしいって思われてるの。
  まだ気付かねえのかよ!

 

(208) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト


[それから、拓海の笑顔が掻き消えて
 呟かれた独り言>>202に俺は息を飲むんだ]


  ……それは。


[先程までの勢いがなくなり、目が泳ぐ。
 くしゃりと前髪を掻き上げてため息をつく。
 とうとう俺は観念したように、
 ぽつりぽつりと言葉を落とした]
 

(209) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  妹の体調が、ますます悪くなって。

  餓鬼の時分とはいえ
  店の手伝いをしなきゃいけなくなった。
  だから、公園には行けなくなった。

  言いたくなかった。家の暗い話なんて。
  それは、お前も同じだろ。

  離婚した、ってのは聞いてた。
  でもそこまでお前が悩んでるって
  俺なんにも聞いてない。

 

(210) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  見下してたよ。
  なんで俺みたいな優秀な奴が大学に行けなくて
  お前みたいな奴が大学に行けるんだろって。

  馬鹿にしてたし、羨ましいし、悔しかった。

  ずるいじゃん。
  俺を置いて大学に行くだなんて。
  そんなの許せないじゃないか。

  そう思ってたのに、何だよ。
  大学も行かずに死ぬだなんて。

 

(211) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト


[そこで、言葉を切った。
 瞳の涙を拭って、まっすぐに拓海を見つめる]


  いっぱい約束したろ。

  あの夕暮れの公園で。ずっと一緒だって。>>0:272
  雪の通学路で。悩みを聞いてくれるって。>>0:307
  この校舎から出たら、打ち上げするって。>>3:211

  全部、約束破る気かよ。
  ふざけんな。


[やっぱり素直になれない俺は、
 怒ることでしか自分の気持ちを伝えられない。
 分かってくれ、ってお前に甘えているんだ]
 

(212) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  俺は最高に性格の悪い男だから、
  友達のことを見下すし、馬鹿にするし、嫉妬しちまう。
  
  けど、……けどな。


[先の、言葉が続かない。
 ここにきて、変なプライドが邪魔をして。
 本当に俺は自分という人間が嫌になる。

 沢山の逡巡のあと、ぽつりとひと言]
 

(213) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  お前のことは、ずっとずっと
  大切な友達だと思ってるよ。


[その呟きを、漏らしたのだった]
 

(214) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  死ぬなよ。馬鹿。

  朝からひとりで肉まん食わせる気かよ。
  誰のために毎日あれ買ってたと思ってるんだ。

  ……俺別に肉まん好きじゃねえし。  

  お前と一緒にいたかったから。だから。

 

(215) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト

 

     ――――死なないでくれ。

 

(216) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト


[今度こそ涙が止まらなくって。

 制服の袖で目元を拭いながら、
 消え入りそうな声で拓海に訴えたのだった]*
 

(217) 2019/06/17(Mon) 00時頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 00時半頃


 

  ただいま


[ 病院でクラスメイトにただいまを言うのは、
  なんだかちょっぴり変な感じ。
  こんな機会、もう無いかもしれません。

  私も、コーヒーにしようかしら。
  どのコーヒーにしようかな。
  怪我のしていない指先がうろうろ。

  無糖と、微糖と、加糖と。
  一つのメーカーだけで沢山あるんだもの。
  あ、コーヒー飲んだら眠れなくなる。 ]
 


 
[ ひいらぎ君は、彼女……元、彼女の事
  好きだったって。会いたかったって言う。

  ココアのボタンを押しながら、頷く。 ]


  うん


[ もし、ね。誰に何を言われたって、
  貴方がそうだと言うのなら、そうだよ。

  続くお別れした、という言葉を聞きながら
  指を焼くような熱さの缶を、拾います。 ]
 


 
[ 女の子が何を考えてるか分からない
  なんて、初心なこと言うので、笑っちゃう。 ]


  男の子でも、分からないわよ?

  よう君がどうして死のうとしたかも、
  だって、分からないじゃない


[ あ、実は、分かってるのかしら。
  分かっていたら、この例えは通用しないけれど
  分かってないにこのココアを賭けましょう。 ]
 


 

  どんなに愛したって、
  何を考えているかは、分からないもの


[ 何を考えている何て。
  どれだけ、愛したって。
  どれだけ、依存させたって。

  ああ、そういえば。って、付け足します。 ]


  ……イヤホンよりメガネの方が、
  かっこいいよ、似合ってる**

 


[白い指先がホットココアの缶を取るのを
ぼんやり眺めながら、
確かにそうだな、と紫苑は思う。

関係あるかなぁ、と思うキーワードはあれど
今回の件と関係ないと言われればそれまで。

紫苑は養の事を何も知らない。
いや、彼に限らず、
他人のことを殆ど知らない気がする。

だって俺、エスパーじゃないし。
言われないことを察する能力なんてない。]



 宮古ちゃんは知ってる?
 養くんが死のうとした理由。

[なので、ホットココアを勝ち取ることは無く
紫苑はそう問うて
冷めつつあるコーヒーを啜るだけ。

それでも、眼鏡が曇って視界が悪くなるので
案外不便だなぁと思いつつも、
褒められて悪い気はしなかった。]


 
 嬉しいなぁ。
 惚れた?……なーんてね。

[嘘、と紫苑はくすくす笑い声を漏らして
コーヒーを飲み干した。

缶を無造作に放り投げる。
カラン、とゴミ箱の中に軽い音が響いた。**]


メモを貼った。


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 01時半頃


[病院と、その周りにはなじみがない。


うーん、ってうなりながらあちこち歩き回ってどうにか自動販売機を見つけた時、
先客のふたり――柊と宮古はそこにいただろうか。

そこにかれらか、そのどちらかがいたのなら。
柊とはもう挨拶したから軽く手を振るだけにしたけれど、
宮古とこうして顔を突き合わせるのは――校舎を去ってからはじめてのことだったから、]

やっほー。……よく眠れた?

[なんて、妙な挨拶をしていただろう。

3人がかりで運び出した毛布。
それを使って眠れてたのなら。
ちょっとはいい夢を、見ていられてたらいいんだけど]


[先客がいようといまいと、やることは変わらない。


イロハは自動販売機に粛々と千円札を突っ込んで、
ミルクティーと、ココアの缶の下にあるボタンを一回ずつ押して、
あとは淡々と出てきた缶と、お釣りのお金を回収した**]


メモを貼った。


【人】 R団 タカモト

―― 3年1組 ――


  行くぞ、葉子。


[駆けて教室を出て行った拓海の背を、
 京輔が追いかけてゆく。>>257
 
 待って、と呟き>>253
 呆然としている葉子の手を無理やり引っ掴み
 俺は廊下を駆け出した。

 かつて恋人だった時のエスコートは、
 もっと優しくしたものだけれど。
 今の俺にはそんな余裕はなくって。

 ただひたすらに、拓海と京輔の背を追う]
 

(267) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  葉子。お前ほんと馬鹿だろ。
  自分の命を大事にしろよ。
  なにお前も勝手に死のうとしてるんだよ。


[先程の拓海と対峙しているときよりは
 幾分か角の取れた言い方で、思わずそう零しただろう]


  裏で最低なことしてる>>246とか
  何をやってるか知らないけど。

 

(268) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  少なくとも、俺にとっては
  お前は消えた方がマシな人間じゃないから。

 

(269) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[それきり、俺は黙り込んだ。

 恋人だった時はもっと
 スマートな言い方ができただろうに。
 俺の傍にいて欲しい、くらい言ってのけただろうに。

 素の高本悟はどうしようもならない男なので
 そんな不器用な言い方しか、できなかったのだ]
 

(270) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



[傲慢で高飛車で自分勝手な高本悟は、
 養拓海を失うことも、七月葉子を失うことにも
 耐えることができない。

 弱くて、愚かで、矮小で、馬鹿ないきもの。
 ――――それが俺だった]

 

(271) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト

―― 3年7組 ――


[お化け屋敷の中を進む。
 段ボールとベニヤ板で作った
 廃病院を模した狭い通路を葉子と進む。

 そうして出口にある霊安室で、
 嗚咽を漏らし、ぐったりとする拓海の姿を
 見つけたのだった。>>236

 京輔が「生きて」>>263>>265
 繰り返し、拓海の手首を握るのが見えた]
 

(272) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[俺は葉子の手を離し、その背をトンと押す。

 お前も何か拓海に
 言わなきゃいけないことがあるだろ、と。

 葉子に一瞥をくれると、拓海に向き直った]
 

(273) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  生きろ。


[俺は京輔の言葉に、重ねる。
 制服のポケットに入れたガラス片を
 拓海に見えるようそっと床に置く。

 夕暮れの公園。約束の場所。

 でも俺は過去の思い出よりも、
 お前と過ごす未来が欲しい]
 

(274) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[京輔が拓海の右の手首を掴むなら、
 俺は左の手首を掴もう。

 そうして、壁によりかかろうとする拓海を
 強引にこちら側へ引っ張ろうとする。

 まるで三途の川を渡ろうとする彼を、
 現世へ引っ張り上げるように]
    

(275) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  生きろ、拓海。


[俺は京輔みたいにやさしい人間ではないから
 祈るような目なんてしてやらない。>>266

 溢れる涙を制服で拭って、
 俺と一緒に生きるのが当然だろ、という顔を
 平然としてやるんだ。

 ……いいや、できてたかな。
 何分、必死だったもので]
 

(276) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[逃げていいときと、悪いときの
 区別もつかないのかって。>>3:288

 そう言ったのはお前じゃないか。

 なあ拓海。今は逃げるときじゃない。
 踏ん張りどころだぜ。

 俺もいる。みんなもいる。なにが不足だい?]**
 

(277) 2019/06/17(Mon) 04時頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 04時頃


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 04時頃


【人】 R団 タカモト



  拓海。
  俺もそんなお前の顔、初めて見たよ。


[嗚咽を零す拓海に、そう返してやるんだ。>>298

 いつも暢気で、陽気で、馬鹿してて、
 野良犬みたいに人懐っこくて。

 そんなお前しか知らなかった俺は、
 たくさんたくさん、
 この校舎でお前の知らない顔を見たよ。

 長い付き合いだったのに、
 いいや、長い付き合いだったことに甘えて
 見ようともしていなかった]
 

(321) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト


[真面目な話して、言い争って、説教されて、
 いま強引にお前を説得してる。

 この校舎に来てから、
 チョモランマのような俺のプライドは
 すっかりへし折られてしまって
 泣いたり、凹んだり、怒鳴ったり、叫んだり
 もう散々の有様だ]
 

(322) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト


[みんなを馬鹿って見下して
 マウントを取ることで精神を保っていた
 とても性格の悪い俺は、
 きっとこの校舎で死んでしまった。

 どう責任取ってくれるんだよ、って思う。

 だから拓海の腕を、強く強く引く]
 

(323) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト



  道連れにしてやるって、最初から言ってるだろ。
  ……ばか。

 

(324) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト


[くしゃりとみっともなく顔を崩して、
 やっぱり俺は、泣いていたんだと思う。

 それから葉子が被せたブランケットに包まれて>>288
 京輔に縋って泣く拓海を>>317
 俺は呆けたような、気の抜けたような表情で
 穏やかに見つめていたんだ。

 ――大切な友達を、失うところだった。

 その事実がようやく俺の背にどかっと
 のしかかってきて、安堵に、少し胸が軽くなった]
 

(325) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト



  どういたしまして。


[きっとふらりと立ち上がった拓海が
 礼を言う頃>>311には、
 俺は毛布お化けを軽く小突くくらいには
 元気を取り戻していたと思う]
 

(326) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト



  ……行こう。


[もういないとは分かっていても、
 級友たちを模したマネキンをそのままにしておくのは
 やっぱりしのびなくて。

 俺らは、彼女と彼を運んで弔う旅に出る]**
  

(327) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 13時頃


【人】 R団 タカモト


[冷たい校舎を、マネキンを抱えて歩く。

 明滅して、消えていく蛍光灯。
 文化祭の飾りに彩られたそのリノリウムの廊下を
 足音を響かせながら進んでいく。

 まるで葬列のようだ、と俺は思う。

 校舎を見回しながら
 すっかり懐かしい思い出となった
 文化祭のことを思い返す。

 この景色を忘れないように。
 心の中でシャッターを切った]
 

(335) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト


[うどん屋の冴えないおっさんになっても
 きっときっと、忘れない。  

 委員長と副委員長で、
 肩を並べて音頭を取って準備したお化け屋敷を。

 お化け屋敷の受付で、
 京輔と語り合ったあの時間を。

 文化祭の打ち上げのあと、
 ふざけながら拓海と片付けをした帰り道を。 

 マネキンを運ぶ間、きっと俺は
 拓海と京輔と葉子の顔を交互に見つめて
 そして小さく微笑んでいた]
 

(336) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト



  (なあ、拓海。

   無事に帰れたら、
   きっと思いの丈をぶつけよう。

   そのときは、うどんの1杯でも奢ってやるよ。

   俺のくだらない身の上話を聞いてくれ)

 

(337) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト



  (まだ話していないことが。
   今まで言えなかったことが。

   たくさんたくさん、あったんだ)

 

(338) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト



  (俺も少しは素直になるよう努力するから。
   
   だから――……)

 

(339) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト



  (お前の悩みも、少しは吐き出して
   共有してくれると嬉しい)

 

(340) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト


[体育館にマネキンを並べて、祈りをささげる拓海に
 どの口が言ってんだよ>>334って突っ込みを
 入れようとして、やめた。

 なんだか、
 ふざけるような雰囲気でもなかったからな]
 

(341) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト


[まだまだ俺にはやりたいことがあって、
 戻って伝えなければならない言葉もあった。

 まだその言葉はまとまっていないのだけれど。
 きっと傍にいたであろう葉子に、一瞥をくれて。

 それから――……]


  帰ろうぜ。


[拓海と京輔に、笑顔を向けただろう]**
 

(342) 2019/06/17(Mon) 17時頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 17時頃


──喫煙所──

[ 吐息によって口許がただ湿るだけの筒をそのままに、
  ぼんやりと喫煙所の窓の外の景色を眺めていれば

  塊になって動かないマネキンではない、
  ひとりのクラスメイトの姿が視界に入る。 ]


  ん、まあな
  ……要るか?


[ 彼自身にこの場が似合わない訳ではないだろう、
  しかし制服というものはこの空間に異質だが、
  敢えてか。オイル切れのライターでは灯せない、
  火のない煙草を一本差し出して。 ]
 



[ どんな感情をしているのだろか。その顔は。
  読み取り切れない、きちんとした表情を見ても
  轟木楓太の表情は相も変わらず不愛想なまま。

  差し出した煙草の行方がどうなろうとも、
  ポケットの中へと手を忍ばせて別のものを探り。
  やはり、2つ目のライターは見つけられない。
  諦めたように溜息を吐けば、咥えていた一本を
  箱の中へ押しやるように戻してしまおう。 ]


  堅治、首平気か?


[ なんて、あのマネキンの姿を思い浮かべて
  マフラーに覆われた首元を、ちらと横目で見る。 ]
 




  お前、何か悩みでもあんの?


[ 何気なく吐き出された、帰ってた
  それは、どこかであの冷たい校舎での出来事を
  本物のものとして表しているようだった。

  教室で、彼の机の上に残されていた一冊。
  心理学の本を思い浮かべながら、何気なく問うた。

  あれは、もしかしたら
  ただの夢じゃなかったのかもしれない。
  もしもあの死が再出発を示すんなら─── ]*
 


メモを貼った。


メモを貼った。



[ 本来ならば、
 20を超えてから立ち入るべき場所。
 制服という異質さは、
 背丈一つで誤魔化せる。

 歩み寄り、壁に背を預けた。
 差し出された一本を見下ろして。 ]


  ……ん。


[ 持ち上げた指に、挟んで、受け取った。
 吸いもしないそれは、
 手慰み以上のものにはならないけども。 ]



[ 火がないのだろうか。
 不愛想な形をした顔の、
 むすりとした唇から離れた煙草が、
 箱の中へ戻されるまでを見て。 ]


  首か。
  何てことねぇよ。


[ 自分のマネキンを見てはいないが、
 大方、どうなっていたかは想像がつく。

 さして痛くもない首。
 なんとなしに、窓を見て。
 マフラーをすこしだけ、ずりおろしてみる。 ]
 



[ 窓にうすく映る虚像。
 首に、薄い絞め痕が残っていたけども、
 大したことはない。
 すぐに、マフラーを元に戻して。視線も戻して。 ]


  ……なんだ、藪から棒に。


[ 苦笑い。
 悩みがあるようにでも見えたか。
 よもや、あの本がそう思わせているなんて、
 宇井野は考えもしないのだ。 ]
 



  俺は、まぁ、あるにはあるが。
  吹っ切れたな。もういいやって。


[ 自分自身に嘘を重ねる分、
 ないと言い切るには口が重くなる。

 冷たい校舎での出来事が、
 本物だって悟っているから。 ]


  今でも、
  それなりに、生きて行けてるから。
 



[ あの世界での死が、再出発を示すなら。
 何一つ間違いではないのだろう。

 新たに拓けた道が、
 只明るいだけとも限らない。 ]


  ……俺なんかよりも、
  他のみんなの方があるんじゃねぇの。
  そういうの。


[ 養はもちろんのこと、だが。
 指に挟んだ煙草を口許に寄せて、
 また、離した。
 胸元に燻ぶった妙などよめきは
 煙草のせいにしてしまえば、良い。 *]
 


メモを貼った。


 
[ だって私達、ただの人間だものね。
  そんな超能力があったら、楽しいかしら。
  苦しいかもしれないけれど。 ]


  知らなあい


[ だってよう君、私のペットじゃないもの。

  ニュースの情報は限られていて、
  夢の中の記憶と掛け合わせて、
  お腹、痛かったんだなあって。それだけ。 ]
 


 
[ 冷たい手の中のココアが、段々と
  丁度いい温度になったから、開けるの。
  甘ったるい匂い。眠くなっちゃう。

  イヤホンの無い姿を褒めたら、
  惚れた?なんて。流石ひいらぎ君だね。 ]


  そうね
  好きになっちゃおうかな


[ 今までずっと、ペットの事で手一杯だったもの、
  恋愛なんて、してこなかった。
  好きな人でも作れば、変われるかしら? ]
 


 
[ 缶がカラン となった時にね。
  いろはちゃんがやってきました。 ]


  おはよう、いろはちゃん
  無事出れて、良かった


[ ひるの君の話は、正しかったみたい。
  校舎の中で夜を超えた時の記憶……あるいは
  夜を超えなかった記憶は、最早遠くて。

  二つのボタンを押していたのですから、
  私はびっくり、不思議な顔をする。 ]
 


 

  ふたつ飲むの?
  ようこちゃんの分?


[ ふたりは、仲良しですから。
  首を傾げながら、尋ねます。 ]*
 


メモを貼った。


[「おはよう」だって。
―――うん、その挨拶は何だかしっくりくる。]


まあ、ね。無事だね。
ルリちゃんこそ無事で何より。


[ふだんの挨拶みたいな調子でさらっと、言った。
無事に帰れる事例は多い……らしいけど、
生きて、動いているクラスメイトの姿を見るとちょっとはほっとする]


[重々しい音とともに吐き出される缶の数はふたつ。
それを見届けていたらしい宮古から疑問が飛ぶ。]

あ、 そう、じゃなくて……蛭野くんの分。
学校に行く前に奢られちゃいましてね。
で、いつか返す、って言った手前とりあえず買っておくかー……って思って。

[ようこちゃん、と。なんだかんだ気がかりにしている人の名前が出てきたから。
苦笑を交えつつ正直なところを話す。
奢られたことすら養の世界での一部にすぎなくて、
蛭野の財布には1円たりとも損失がないにしても。
イロハはおごってもらったミルクティーの缶の温かさをおぼえていた。
だから借りを返そうと思った。それだけのこと]


[宮古が言っていた賭けの報酬は。
ちゃんと宇井野の手にわたったのだろうか。
そんなことを考えたから、イロハは訊ねてみたくなった。
ハッピーエンドを信じるかどうか]


  ね、みんな、ちゃんと帰ってくるかな。
  養くんも。
  



  あたしは、……なんとかなるって思うんだけど。


[そうしてまた賭け、という言葉を思う。
イロハの言ったことのあたりはずれをその対象にすることは、
……外れた時にもやもやしそうだから、
話はいったん終わりとばかりに曖昧に笑う。
右の手の中には、自販機から取り出した小銭のじゃらじゃらとした感じが残っている*]



[ 一本は、彼の指先へと収まっていく。
  意外、と思ったのは真面目そうな堅治が
  言わずとも受け取るとは思わなかったからだ。

  そして、可愛さの欠片もない光景に馴染む姿から
  マフラーに沈む顎を眺めてみていれば、
  首元を暴くように伸びる指先が見えた。 ]


  ふぅん、


[ 窓に反射する堅治の首元に薄ら残る痕。
  双眸も同じように薄まれば、そっと逸らす。 ]
 




  心理学の本。持ってんだろ?


[ あの本があったから。とでも言いたげに答えて。
  それでも、返答に深追いをするでもなく、
  また、ふぅんとだけ答えてから壁に寄りかかる。 ]


  まあ、な
  それなりに生きていけりゃ、今はいいか


[ 同意を示す。
  吹っ切れた、かどうかは分からないけど
  自分自身で固めた鎧を嘘にしたくなくて
  なんでもない、みたいに簡単に頷いた。 ]
 


メモを貼った。



[ 再出発をするといっても、人はそう変われない。
  頷くみたいに、簡単には変われないのだから
  何かを捨ててきたからと言っても、
  結局のところ、俺は俺のまんまだったけど。 ]


  誰しも、悩みはあるのかもしんねぇなあ
  ……でもな、今は堅治の話してんだけど?


[ 自分より目線のやや高い堅治の額に
  いっぱつデコピンでもおみまいしてやろうか。
  伸ばした指が果たして届くかは分からないけど。

  煙など立たない堅治の手元にある煙草を見れば、 ]
 




  火。ないと意味ねぇだろ
  いらないもんはちゃんと突き返せっての


[ 弄ばれるだけの煙草に肩を竦めれば、
  そんなに安くないんだからな、と付け足して。
  よいしょ、っと凭れた壁から離れる。 ]


  探しに行くぞ、火。*

 



[ たくさんのものを受け取って、
 全部が馴染みの深いものになった。
 てんとう虫を好きになったみたいに、
 煙草だって 大人になったら、
 持ち歩くようにもなるのだろう。

 理想を描くための時間ばかり覚えた指に、
 大人の嗜みを教えてやるのも悪くはない。

 それだけだ って、思いこむ。


 同級生の煙草を咎めるような真面目さもないし。 ]
 



  ああ、あれか。
  

[ 持ってただけだ、って風に。
 短い答えで区切りをつける。
 心理学の道に進むわけでもないのだから、
 悩みを抱えるが故と思われてもおかしくないか。

 同意が見えたら、
 ほんの少し、安堵した。
 固めて形を整えた鎧の内側は、
 覗かれてしまうことを怖れている。 ]
 



[ 世を渡る器が出来ればそれで良い。
 人生の半分以上をかけたって、
 中身は変わってくれなかったから。 ]


  ……ははっ 
  そこは誤魔化されてくれよ。


[ あでっ て
 わざとらしく声を上げた。
 デコピン一発で腫れやしないが。
 額をゆるく、さすって。おろして。 ]
 



  どうせ、大人になれば付き合うもんだろ。
  火のアテ、……ああ。


[ 問いを遮る。
 なるほどな、って、病院の方を見た。
 壁から離れて、扉に手をかける。
 安くない煙草のおかえしは、
 自販機のジュースでどうだ、って、わらって。

 外に出たらまた、
 冷えた風が頬を撫でる。
 頭の中が 雪がれたようだった。
 持ったまんまの煙草をくるりと回して。 ]
 



  ……友達とな、久しぶりに会ったんだ。
  会ったけど ひさしぶり、って、言えなかった。
  俺が、昔から変わりすぎて、
  どんな顔すれば良いのかわからなくて。
 
  ごめんね、って、気持ち。
  ずっと引きずってる、って。

  だた、俺が情けないってだけの悩みだ。


[ 軽く流してくれって、浅く笑う。
 友達本人に言うのはどうだって、
 そう、思いもしたけども。

 気づいてないから。
 気づいてないのを良いことに、
 ごめんね を、押し付けたかった。それだけ。 ]
 



[ 昔も今も 怖がりなままだ。
 ひさしぶり、って、いったら。
 嬉しい が、あふれてしまいそうで。

 おともだち で、いるには。
 たぶん 今の形が一番、
 綺麗に収まってくれるとおもう。

 それで、良い。
 自己満足にすぎないって わかってるけども。 *]
 


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 22時頃


【人】 R団 タカモト



  ん、んん……?


[なにやら葉子に拓海が耳打ちをしている。
 そのあと意味深な笑みを拓海に向けられて
 俺は困惑したんだ。>>361

 とっておきのイタズラを仕掛けた
 小学生の餓鬼のような笑顔
 ランドセルの中にバッタでも入ってるのかよ。
 怖いぞ。説明しろ。

 そんなことを考えながら、
 1階の昇降口へと進んでゆく]
 

(376) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



   [そして、あの懐かしい鳴き声を聞いた]>>363

 

(377) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[開け放たれたシャッター。
 そこから差し込むまばゆい光]


  ……たろ。


[掠れた声が出た。

 鮮やかな記憶が蘇る。
 むかし公園で追いかけっこをしたあの犬は
 確かもっと大きかったはずだけれど。

 ああ、俺の方が大きくなってしまったんだ。
 はたと気付いた]
 

(378) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[人は誰しも変わってゆく。
 同じままではいられない。

 幸福だった頃の象徴であるその犬は、
 まばゆい光の中に消えていった。

 幻影が消え去った後、 
 昇降口の向こうに見えているのは、
 抜けるような青空だ>>368
 

(379) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



    [ああ、確かに。
     ここはお前の作った世界だろうよ、拓海]

 

(380) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト

 

    [成績のことも、家のことも、何にも考えずに
     ただ無邪気に遊ぶことができた餓鬼の時分]

 

(381) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


 
    [その幸せだった頃の幻影を、確かに俺は見た]

  

(382) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[幻影に免じて、
 いつものすかした態度は封印してやろう。

 らしくもない……いいや、あの頃の俺みたいに
 いかにも餓鬼っぽい満面の笑みを浮かべて。

 両手を伸ばす拓海>>366に、その光の中へ
 俺は手を伸ばしたんだ]
 

(383) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



    [すごいやつなんだよ、拓海は。
     追いかけっこで、いつも敵わない]

 

(384) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



    [でもね、今日は俺の勝ち]

 

(385) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

【人】 R団 タカモト



    [――――つかまえた]*

  

(386) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 22時半頃


 
[ 奢って貰っている、という言葉を聞いて
  不意に思い出してしまいました。 ]


  あ、私もういの君に奢って貰ってる


[ 買った方が良いのかな。
  でも、あれは賭けの分だし。

  やっぱり、ういの君のお財布も、
  お汁粉の分は、減っていないんでしょう。

  それで奢り返すのは、ちょっと不満です。
  だから私は保留にしちゃいましょう。 ]
 


 
[ ココアを飲むと、甘さが舌に残ります。

  やっぱり、どんどん眠くなっちゃう。
  ココアを選んだのは、間違いだったかも。

  うつらうつらとしていたら、
  いろはちゃんが話しかけてきて、 ]


  どうだろうね、……えへへ


[ 可愛いいい子が、こっちで泣けるようにも
  きっと連れて帰ってくるでしょうから、

  賭けるのならば、そっちかしら。 ]
 


 
[ きっとね、どんなに夢の中で戸惑って、
  怖がって、苦しんで、泣いて、笑って、
  希望の光を見たとしても、

  ここには、現実が残るだけよ。

  死ぬくらい自分を悩ませた真実がある世界に、
  戻って、痛みに目を覚ます、だけ。 ]


  でも、大丈夫よ、きっと


[ よう君はきっと、痛い、って言えるから。 ]*
 


[ゴミ箱の中で、カラン、といい音がした。
よく聞こえる耳は、彼女の呟きも拾った。
紫苑は目を細めて微笑む。]

 じゃあ、付き合ってみようか。

[買い物にでも誘うような告白に
彼女が答えるより先に先客が来たので、
紫苑は何事も無かったように
歩み寄ってきた灰谷に手を振った。

迷子にでもなってたのだろうか、と紫苑は思い、
無事に着けてよかったね、とも思う。
終わり良ければ全て良しだ。]


[それにしても。
紫苑は目線を灰谷の手元に移す。

ホットココアとホットティー。
そう言えば宮古もさっきココアを買っていた。

女子はホットココア好きなんだろうか。
わざわざ聞こうとは思ってないけれど。]

 人気だね、ホットココア。
 俺も飲もうかなぁ。

[お金を入れて、ボタンを押そうとして
紫苑はあっと声を上げた。

灰谷の運が良いのか、紫苑の運が悪いのか。
ホットココアのボタンは無情にも赤く光っていた。
『売切』の二文字に紫苑は眉を下げつつも
口角を上げて微笑んだ。]



 ラッキーだね、灰谷ちゃん。
 きっと良いことあるよ。

[だから、きっと。
待ち人も帰って来ることでしょう。なんてね。

代わりに紫苑はホットティーのボタンを押す。
またガコンと大きい音がして、
毎度の事ながら紫苑は身を縮こませた。

大きな音は好きじゃない。**]


メモを貼った。


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 23時半頃



[ 偶然持っていた、にしちゃできすぎてもいるが
  堅治がそう言い切るのであれば、そのまま。
  心理学の道に進むかどうか、なんて会話も
  したことはなかったように思うので、
  どちらかなんて判別もつくはずがなかった。

  勢いよく弾いた爪の先っちょでは、
  堅治の血色の良い色をした額を何にも変えられず
  ただ、さすられるのを眺めるだけになった。 ]


  ま、火があるかどうか知んねえけど……


[ 火のアテ、と聞けば眉間の皺が深くなった。 ]
 




  他人に無理して合わせる必要なんてない、だろ
  ……嫌なもんは、はっきり嫌って言えねえと
  苦しくなんのはお前自身なんだから

  煙草、害しかねえんだぞ?


[ そんな害まみれの煙草で満たすしかなかったのは。
  俺の方、なんだけど。 

  扉が堅治の手によって開かれれば、
  追うように喫煙所から外に出るだろう。
  吸い込んだ空気は綺麗だ。薄汚れてない。

  そうして、煙草のおかえしについては、
  自販機のジュースにつられるような男じゃないが
  今回は仕方ないので、その笑顔と提案を
  甘んじて受け入れようじゃないかって、顔をして。 ]




  ……まったく変わんねえ人間なんていなくね?
  むしろ、気づかない相手こそ問題あるだろ。

  もしも、本当にともだち、ならさ。
  堅治が昔から変わっちまってたとしても、
  ひさしぶりなら、嬉しいもんじゃねーの?

  ま、一般論としてだけど。


[ 明かしてくれた悩みの話を聞いて、
  同じ奇妙な体験をしたクラスメイトの枠から
  一歩だけ、おともだちに近づけた気がして
  俺はすこしだけ、嬉しいって気持ちが湧く。

  ごめんね、が押し付けられたなんて
  一ミリたりとも思っちゃいない。 ]
 




  つうか、情けねえとこ見れて俺は親近感湧いた
  完璧超人な宇井野堅治が、思ってたよりも
  人間らしかったっていうのが。な?

  ……ほら、怖え校舎に閉じ込められた夢。
  あん中でも、お前怯えてたろ
  窓の外眺めて、とか。マネキン見て、とか。


[ 少しふざけたように笑いながら、
  両手で幽霊を示すようなジェスチャーをする。 ]
 




  怖がりの堅治くん。俺が守ってやろーか?


[ なんてな、と。からかうように言いながら
  病院の入口の方へと歩き出していた。 ]
 



[ 綺麗な空気をすこしだけ肺の中へと吸いながら ]*
 




  迷子してるよ。
  たぶん、これからも。

 


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:タカモト 解除する

生存者
(3人 0促)

タカモト
184回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび