人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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視点:


【人】 見習い医師 スティーブン

― 昨晩 広場にて ―

[ひととひとおおかみの均衡を崩したのは、 
 恐らくは昨日集会に出ていた同族のうち誰かである ]

[ 投票にて、疑わしきもののうち
  誰を処刑するか決定する ]

[ それは人間の為であり、
  そして人狼の為でもあるのだ ]

(8) 2015/05/15(Fri) 07時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[
 ――そう、教会の遺体を片付けた村医者が
 族長の話を聞く為、集会場に集まった面々に告げ
 投票集計を行ったのは、昨日の晩の事。

 一角に置かれた投票箱に一人一枚ずつ
 誰かの名前を書いた紙をいれる。
 それはまるで儀式のように。     ]

(9) 2015/05/15(Fri) 07時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[やがて――票数開示と共に処刑先が決定される。
教会で血を吸って 身に付けたローブが
死神のような死臭を纏う。
――そんな男が 琥珀色の目を向けた先は。 ]

   処刑先は、宿屋の……ルパートだ。

[その言葉は 意味は人狼族の皆々に伝わっただろうか。]

   それが―― 決定だ。

[レンズの奥の瞳は、覚悟を決めたようにひたすら冷たく。
鳶色の目の主は――或いは、
そこに迷いと恐れがせめぎあっている事に
気づいたかもしれないが。定かではない。]

   来い。

[そうかつての親友に告げる。
メアリーやグレッグの前で処刑するわけにもいかないと]

(10) 2015/05/15(Fri) 07時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 
[
 連れられていく宿主の姿を
 人狼達はどんな目でみていたのだろうか。*]
 

(11) 2015/05/15(Fri) 07時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 07時半頃


メモを貼った。


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 12時半頃


― 生前 ラディと ―

  ……そうなの? 眼の色、 うん…。

[彼女の声なき声が、サイラスの声を通じて伝えられ
どうしたって「見る」ことのできない「いろ」を思い出す。

あかしろきいろ、「識って」いる色
けれど、どんどんとモノクロになっていく わたしの世界。
彼女が嫌うその色も、もしわたしが見ることができたなら
きっと綺麗だとおもうに ちがいないのに。

顔の周囲から手を離して、長かった前髪の理由を察する。
ひと撫で その駱駝色をととのえて ]

  さわらせてくれて、ありがと。

[離れようとしたけれど、引き止められた手。
それにわたしはすこし、安堵して
促されるまま掌を差し出したのでした。]



  ………似合ってる? そうかな……。。

  ねぇ、ラディはこのネックレスのこと 知っている?
  ジョスは「きっとドナルドのだろう、確かめに行く」って
  言っていたの。

[贈り手のことは、聞けたでしょうか。
持ち主のことは、どうでしょうか。

贈り手のことが知れたなら、暗い闇に焔が揺れて
持ち主のことも聞けたなら、どくんと大きく鳴った心臓に
苦しげな顔をすることでしょう。

小さな銀色の花唇に指を添え、ざわめくこころへ
刺のように押し当てて

胸を焦がす何かを押し込めたことでしょう。]


[ひとりで帰るというラディをサイラスとふたりで見送って、さいごにちいさく「またね」と云います。

…投票、処刑。  わたしの"過去"ではそんな統率はされずに、怯えたものが隣人を殺し、疑心に餐まれたものが友を殺し
世界に絶望したものは自ら死を選ぶ そんな地獄でした。

わたしは昨日からずっと姿を現さないレオ先生が
きっと 自分のしたことに耐えられなくなったのだろうと
そんな言い訳を自分にして。

メアリーに「明日」と言われた帰り道
名前を書いたちいさな紙切れを、入れたのでした。]

  おとうさまは、選ばないまま……ころされてしまったから。

[だから、わたしは。 「決める」こと「選ぶ」こと。
逃げずにいられますように、と  ――祈る。

震える手を、サイラスはきっと優しく包んでくれるはず。]


― 生前:自宅前 サイラスと ―

  ね、サイラス………

[送り届けてくれた手を、いつもは振って
それから 抱きしめて   ぽん ぽん。

わたしはもう "いつも" ができなくなっていた。

あたまの上から離れる腕を 見失わんと袖を掴んで
ふるりと唇を揺らし、 言ってしまおうか どうしようか
お前幾つだ、と 笑われてしまうかもしれないけれど ]

  きょう、わたしと一緒に寝て?

[驚かれたか、笑われたか、両方かも。

"おくびょうもの"の彼だとは 露ほども知らぬままに
わたしは添い寝をねだったのでした。]


  ………!

[そのかわり、でしょうか。 おでこに感じた暖かさ
わたしは自分の言った事を恥じ、頬を真っ赤に染めて]

  や、やっぱり大丈夫……。 なんでも、ない。

[ 「俺がいる。」 いつもいちばん近くに居てくれるひと。
 「なんにもしてない。」 いつも泣き声を聞いてくれるひと。
 「ここに届く。」 エル。……なまえを教えてくれた子。

 みんな、みんな、 わたしのそばに居てくれる。 ]

  うん、サイラスがすぐちかくにいるから へいき。

[わたしはつよがりを総動員して]

  おやすみなさい。  ……またあした。

[ぽん ぽん をすること無く、家の中に消えたのでした。]






   [ 夜の闇に誘われて? だれかのこえに誘われて? ]





[ バチリ!  焼き切れる考えるための回路は
         それまでに何があったのかを吹き飛ばして

 いまわかるのは、いつも視ている暗闇に
 もっと昏い闇が

 ほしのうえから降ってきているということ。 ]

    …………エル…………

[ 何も無くても呼べと。そして届くと言ってくれた あの子 ]

    …………せんせ…………

[ 聲を聞いて貰うには
 この昏いカーテンを開けないと いけないのに ]

    ……………・。

[ その名前を呼んだら  きっと来てくれてしまうから ]




[ 大切にね、って言われたのに
 奪われてしまった 首の銀。

 ごめんね、ラディ。  ごめんなさい。  

 そんな詫びすら 届かずに  掌にある銀色を
 それだと判る事はできたかどうか。 


 ――― 聞えるのは 四肢のあしおと。]

 



[   あぁ  やっぱり。



         さいごに   だきしめれば




                  よか    ……    


     ( …………サイラス………… )


  闇の中、たいせつなひとの名前を 飲み込んだ **]

 


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

― 昨晩 広場にて
[──本当は 恨んでいたんじゃないのか?
だから ルパートの名を書いたのでは。>>19
少女につきつけられ、一瞬、揺らいだ。]

[村医者は口の端を歪める。
父親を守ろうと健気なほどに
こちらに立ち向かう少女のヘーゼルグリーンに、
確かに キャサリンの面影を見た。>>18

 『どうしてお父さん“まで”殺すの!?』
  (どうしてこのひとまでころすの)

 『お父さんは何も悪いことしてない!』
  (このひとはわるくないわ)

(これいじょうわたしからなにをうばおうというの)

──そんな「キャサリン」の声が
 聞こえるような気すら、した。]

(68) 2015/05/15(Fri) 17時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

  悪魔、ねえ。
  じゃ、君は「何」だい? 
  
[煽るように応える。
目の前の子供にとっては
父親は「守らなくてはいけないもの」で]


 ( だったら、僕はさあ、

    ――そう、そうだね。)

[――悪魔。

 そういわれて、男は縋りつく少女の肩を掴んだ。]

(69) 2015/05/15(Fri) 17時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[彼女が赤子の頃
少し開いた小さい小さい掌に触れたら、
そっと握ってきて わらったことがあったっけ。
ルパートもキャサリンもそれを見て笑っていた。


あの時の少し高い温度。
もう随分と、]


   ………煩い子だ。


[昔のことに、なってしまった。]
 

(70) 2015/05/15(Fri) 17時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[──ダンッ!!]

[細い肩をぎり、と掴んで、
父親の前で残酷なまでに、娘を突き飛ばした。
泣こうがわめこうが、知ったことではないとばかりに。

そして踵を返し
強引にルパートの腕を引き、森へ。

森の奥へ。*]

(71) 2015/05/15(Fri) 17時半頃

─ 昨日 ─

[結局、日の暮れる頃まで男は墓場で時を過ごした。
この日だけは、朝に出て行った男が暫く帰らぬのは、
娘も甥も知っていること

男は帰宅しても口を噤みがちだった。
結局、教会には足を向けていない。

オーレリアが、ずっと働いてくれていた娘が死んだというのに。
薄情だとか、不審に思われても仕方ないのかも知れなかった。
けれど、どうしても足が向かなかったのだ。

一方で同胞の死を認めるくせに、
一方で人の死すら拒絶をしたい。

それは矛盾した現実逃避でもあったのだろう]



──── 馬鹿な、




              馬鹿げたことを。

[投票を行おう…正すべきは、同族の手で。
その声に、低く怒りを吐き捨てるように呟いた。
教会で、族長が同族の手でと口にした時と同じく。

抑えた怒りは、知らず黒髪の少女の怒りに似るか。
もっともそれは、似て非なるものではあったけれども]


投票だと?馬鹿な。
同族の手で同族を殺す──…?
ふざけたことを。

それでまどろみが、再び得られると思っているのか。
それで全てが、元の通りになると思うか。

[手渡された投票用紙を、白くなる拳の中に握りこむ。
ぐしゃりと握り込まれた紙は、すぐ皺だらけになった]


 怪しいものを…、…殺したと思しきものを、
 我らが、殺す。


[ああ。それは”同族殺し”と何が違うのだろう]


[男は、それ自体に怒っているかのように、
険しい顔で、しわくちゃの紙を見つめた。
暫く、ペンは動かなかった]


…、………

[けれどやがて深い息をつき、そこにひとつの名を記しゆく。
抱えた、矛盾そのままの名を]



 …──────、


[彼女が死んでも構わない。と言ったそのままに。
その名を記して、再び彼女を殺す。

家族のように、娘のように。
共に暮らそうかと笑ったことすらあったというのに。
それは人との共存共栄の為の、尊い犠牲などではなく──…


           … 彼らが、生き延びる為に。
             彼らが、この犠牲とならぬ為に。


 …──ただ、利己的な己の望みだけの為に。]


[音なき声に名を挙げられ、
無残に死ぬべきことが決まっているだろう名を記したのだ。




   ──── マーゴット ローランド、と** ]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

― 森にて ―

[鬱蒼と茂る木々を見上げる。
子供の頃から見慣れた小道で立ち止まる。]

  ───…… ……   

(昔々、僕らが子供だった頃は。
一緒に歩くのも楽しかったもんだが)

[人間との共存など捨てたならば
己と彼の間に違う結末があったのだろうか。
こんなことをしなければ。

振り返らぬまま、ルパートに言う。]

 僕はね、ルパート。
 許してくれとは祈らない。
 君にもキャサリンにも 誰にも許しは求めない。

(72) 2015/05/15(Fri) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

   ( なぜって )

( これが過ちというなら、正すといいさ、と)

(僅かに血の馨りを纏った君は、
 あの時確かに、そう、言ったのだから。)

( ……痛みと年月が君を狂わせたなら、
  それは僕の「罪」なのだから。 )

  
 精精向こうで恨み言でも言っているがいいさ。


    ……さようなら、ルパート。

 

(73) 2015/05/15(Fri) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


ルパートがどんな顔をしていたか見ることなく
振り向きざま、鋭い狼の爪を 
声を奪うように、
死神が鎌を振るうように

ルパートの喉へ滑り込ませ 抉る。

 鮮血が散る。

―― やがて、温度を喪いながら
 倒れるかつての友の体を受け止める。 ]



  ──────……さよなら。



(  どうか安らかに。 )*   

(74) 2015/05/15(Fri) 18時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 18時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

― その後 ―
[ルパートの遺体は族長やオーレリアの遺体と共に
村の――墓地だろうか、人目のつかない片隅に
虫がつかぬように包まれ、一先ず、安置されるだろう。
すぐに墓穴を掘るには、あまりに疲れすぎていた。

並んだ三つの骸を見下ろす。
琥珀の目は、ただうつろで、抜け殻のよう。]

( ―― 何が正しい?
人間と共存していくこと 「けじめ」をつけることが
  そんなに大事か? )

[わからない。]
[わからない。]

[けれども、信じて、進んでいくしかなくて。]

  ……君はどう思う。マーゴット。

(90) 2015/05/15(Fri) 19時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン



  ………マーゴット?

[寝ているだろうか、無理も無い。
あまりに……酷いことばかり起こるから。
少女に負担をかけてはいられない。

声が聞こえない事に一抹の不安を覚えながら
村医者は一度、己の家へと戻る。

猫の姿を見たなら
らしくもなく頭を一つ撫でようとして
――ルパートの喉を抉った感触を思い出して、
手を引っ込めただろう。

衣を変え体を拭っても、尚染み付くは
医者にあるまじき死の匂い*]

(91) 2015/05/15(Fri) 19時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

― 回想:診療所にて ―

[ベネットがそんなことをいうから、>>44
少し、驚いてみせた。
にぱー、と笑う猫>>55が見えた。]

 へえ? なら、よかったが。
 グリフィスさんとこの跡継ぎに粗相はいけない。

 前は飲めたもんじゃあなかったが――
 いつの間に覚えたんだか。

[ひとんちの牛乳や砂糖の場所だとか、色々。]

 ――そりゃあいい。是非頼むよ。
 お返しに 君の茶菓子にだけ辛い実をいれてやる。

[アルが言う未来の事については、くつりと笑った。
楽しみにしている、と添えて*]

(93) 2015/05/15(Fri) 19時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

―    夢    ―

   …………待ってくれ!!!

[叫び声をあげていた。

  痛い。

熱を持つように痛む喉元。
わけもわからないまま、
思考が黒く塗りつぶされていく。
──蜘蛛の糸に似たものが遠ざかっていく。

手首から何かが転がり落ちた。
それは小さな赤い石。 
地に落ちると共に 砕けた。]

(97) 2015/05/15(Fri) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[唐突に悟る。

それが”共鳴”した者の、最期の――。

鼻先をふわりと死臭が掠めた。]


   ァ…… ……ぁ、あ、


[虚ろな風が吹く。天を仰いだ。
何度も彼女の名を呼んだ。]

(98) 2015/05/15(Fri) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[──それから。]


  ははは! はははは、はははははは……!
 

[男は、唐突に笑いだす。]

[もう、無駄だ。]
[繋がりは絶たれ戻らない。]
[──×しやがったのは一体どいつだ。]
[彼女が×されたなら自分が友を×した事に何の意味があったんだ。]
[敵はどこだ?][何人いる?][何人×せばいい?]

[──……何故]

(99) 2015/05/15(Fri) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


 ああ、ああ……

 ルパート!キャサリン!
 やはり神はいるんだよ!

 何故って―― ちゃんと 
 君たちを殺した罰をくださるんだ!
 罪を背負い続けろとおっしゃる!!

    ははっ は、……は………。

[男は地獄の中、手を広げ、笑う。笑い続ける。
足元には無数の骸。
それが男を、暗がりへと引きずりこんで――]


[ 目を 醒ます。 ]

(100) 2015/05/15(Fri) 20時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

― 診療所 朝 ―

[ ――酷い夢を見た気がする。よく覚えていない。]

[小鳥の囀りを聞きながら呻き、
頭を抑えて上体を起こした。
手首の石は何も、砕けてはいなかった。
少しばかり色が落ちたようだが。

なんなんだ、とぼやいて、視線をあげた先。
ゆらゆらと幽霊のように歩いていくのは――]

  ……アル?

[落とした小さな問いかけは、
そのひとに聞こえたのだろうか。
そのまま、行くならば、訝しがりながらも
止めることはできなかっただろう。*]

(101) 2015/05/15(Fri) 20時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 20時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン


[静かに差し込む朝陽の中で、
凪いだ蒼色がこちらを見た。

伏せがちな目はまるで、
憂いを秘めた乙女のそれだが
「男」としての「アルカイド」しか知らぬ村医者には
それは少しばかり、異様なものに映る。

「せんせい」と穏やかに唇から零れる音。
 ――ますます不審だ。 ]

 …………アル、  ……カイド?

[ふとアルカイドが話していた
「姉」のことが頭によぎる。

冗談にしては出来が悪いと思った。]

(133) 2015/05/15(Fri) 22時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[「君は誰だ」と訝しげに問おうとしたところで
ドンドン、と叩く音。
珍しい事にジョスランの声が聞こえてきた。
促され、扉を開けようと足を向けて]

  ――ああ ジョス  ……

[ ばっ、と扉の方へ駆け寄り、勢いよく開ける。
レンズの奥の目を見開いて前方を見れば
ジョスランがそこにいた]

  なん、だと、
  どこで?! 自宅で? 遺体の様子は、
  サイラスは――

[大丈夫なのか、とまくしたてる。
それから、苦悶の表情を浮べた。
夢のことを仄かに思い出して、ぎり、と奥歯を噛んだ] 

(134) 2015/05/15(Fri) 22時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン



  ………どうりで、声が聞こえないわけだ。

[ぽつりと言葉を落とした。
既に彼女は彼岸に行き、
断たれた繋がりは二度と、戻らない。]

 教えてくれて……ありがとう。
 ――まだ、犯人はいるって事か……。

[ジョスランに感謝を述べて、一歩を踏み出す。
その表情は酷く真剣だった。*]

(136) 2015/05/15(Fri) 22時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 23時頃


― ??? ―

[  しろいせかい。まっしろのなかに、いる。 ]

  「明日聞くね」ってメアリーは言ったけれど
   あんなに昏い目をしたあの子は、きっと悪い夢。
   起きたらすぐに行かないといけないの。

   だってほら。はやくしないと、あの子が先に
   わたしのおうちに着いちゃうでしょう?

   どっちが先に着けるのか
   競争しましょう。 ね、 そうしましょう?

[  掴んだ手は、誰のものか。
  父か、  母か、  それとも――――。  

  伸ばした手先に絹糸が絡み、輪になり手首を彩るよう。
  細くて微かな糸の束が捻れて、そこへ差したのは
  微かな  ――赫  ]


[ ねぇほら、声が聞こえる。
 わたしを呼んでくれる 
 聲が聴こえる。>>=0

 だから、起きないと。]


  ……どうして今朝は、こんなに鴉が煩いのかしら。


[ 扉のある方向を一瞥した わたしの耳に
 突然降り注いだ おと は。

 嗚咽   と   嗚咽。

 喉が潰れるような サイラスの声。 ]

   ………サイラス!? どうしたの……。
 


[ わたしの問に返事はなく
 こんなこと、一度だってなかったのに。 ]

  ねえ、サイラス。どうしたの? どうしたの?
  どうして、泣いているの?

[ 声の場所へと手を伸ばしたが、扉の開く音
 は、と振り返り、 ふたつの足音 4つの爪音。
 そしてわたしの名前が呼ばれたことに
 小さな胸を撫で下ろした。]

  ジョス! エルも!
  ねえ、サイラスの様子がへんなんです!
  どうしたんですか? 何があったんですか?

[何が起きているのかわからない。触れるのすら恐ろしい。
”生きているのか”  そんな声が聞こえた時は
喉の奥がきゅうっと締まり 両足がただの棒になったよう。]



[  「俺は、   俺だけは 生きてるさ」  ]

[    ジョスも、エルも、返事をくれない。    ]


[          ねぇ。            ]


          …ねぇ。
       わたしを、視て……


[        ――おねがい よ。        ]
 


[ 糸の切れた人形のように、床を打ったふたつの膝も
 物音ひとつ たてることなく。

 わたしは わたしのかたちすら わからなくなって。

 その場に座り込んだまま
 目の前で繰り広げられる声たち
 川に流れる無数の笹舟を 見送るような
 そんな諦念で 聞き続け  ]

   サイラス………。

[ 何度目かわからぬ名を 自分の手の中に落とし

 わたしはようやく
 抱けなかった背中を、思い出した。  ]

   せんせ………。

[ 此方の聲なら届くかと、そんな微かな期待も闇に溶け*]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン


[複数人だと思っていた、というジョスランの言葉に、
村医者は目を伏せる。
(命を喪っていく体を受け止める感覚。
あんな思いはもう一回きりでいいだろうと。)

「ひとり」で終わると思っていたのは、
たったひとりを強く疑っていたからだ。 ]

 ―― ……そうだな。
 一人であってほしいとは思っていたよ。

[畜生、と内心で呟く。
ジョスランは違ったのだろう。
他の者もそうかもしれない。
それは酷く悲しい事だと思えた。]

(179) 2015/05/16(Sat) 06時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


  複数人の犯行……なら
  せめて何人かわかりゃいいのにな

[教会に足跡は幾つあっただろう。
まさに五里霧中だ。

外に踏み出そうとして、]


 アルカイド。――来るかい。


[中の 誰かわからぬ者に問いをむけた。
静寂を湛えたエンジェルブルー。
いつも以上に何を考えているかわからなくて
放ってはおけなかったというのは、あるが。

彼の答がどちらにせよ、村医者は家を出ただろう。]

(180) 2015/05/16(Sat) 06時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


[ 道中、
アルカイドから何かを話されることはあっただろうか。
それとも、彼はついてはこなかっただろうか。

村の中を歩いていけば、遠巻きに囁く声がする。
(あれが昨晩同族を殺した人狼だと)

思い出すのは、背中に受けた彼女の咽び泣く声>>169
ぼろぼろ、涙と鼻水を垂れ流し 幼子のようだった。

誰かの泣く姿を見るのは何度目だっただろう。
マーゴットの静かな涙も。
メアリーの血を吐くような叫びも。
それから、宿で微かに聞いた嗚咽も。>>2:500]

  ……湿っぽくて嫌んなるぜ

[かびてしまいそうだ。]

(181) 2015/05/16(Sat) 06時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[マーゴットの家にむかう途中、
  湿った土の匂いがした。]

 ――ラディ。ラディスラヴァ。
 どうしたんだね、それは。

[ラズベリー色のスカートが土に汚れている。>>158
村医者は静かに彼女の方へ歩みよる。
土にまみれ、マメができた掌を見て、
そっと触れようとして、やめた。
農作業の後? 多分違うと、直感が告げている。]

 ……痛いだろう。
 力仕事なら男に任せておきなさい。

[そう言ったが、彼女から反応は返っただろうか。
彼女の姿を見て疑わないのは、
ひとえに教会で倒れたその場に居合わせたからだ。
その信用も、いつまで持つかまではわからないが。]

(182) 2015/05/16(Sat) 07時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 君はマーゴットを知っているか。

[――言うべきなのか迷う。
オーレリアの死であんなにも泣いた彼女に
また誰かの死を告げる必要があるのかと迷う。

だが、きっと知るのも時間の問題だ。
思考を止めている暇は あまり無い。]

 自宅で殺されていたそうだ。
 ……まだ、犯人探しを続けなければならない。

[話し合いをするなら宿屋で、と
そんな事も伝えようとはしただろう。*]

(183) 2015/05/16(Sat) 07時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 07時頃



[サイラスとジョスが「今日のため」にわたしの家を発つ。
その会話を、足音を、すっかり力の入らない足が折れたまま
唯ひとつ 生白い腕を伸ばして]

  …………。

[行かないで、と 叫ぶこころを黙らせるだけで精一杯。


           バタン


扉が締まる音と共に、わたしの腕も膝に落ちた。 ]
 


[ それからどれだけの時間、2人が消えた扉を
 「みて」いただろうか。

 ベッドの支軸を頼りに立ち上がって
 恐る恐る 手を伸ばす。

 たぶん きっと ここに   わたしが。

 わたしを覆う上掛けの 端を探して指が滑る。
 そうして辿り着いた 肉のない場所。

 周囲を埋め尽くす死臭も、乾き切らない血のぬめりも
 わたしを穢すことはないのに、そこに在る死体。
 怖くはない。
 「伝わらない」「届かない」恐怖にくらべたら
 死んでいるなど 何て些細なことなのでしょう。]

   ……あぁ。 ……。

[ わたしのコエは空気を揺らしてはいなかったのだ。]




[ ”だから” エルも せんせも 返事がなかった。

 でも、   そのおかげで
 あのひとたちはまだ 生きているんだと

 喚んでしまったら。来てくれてしまったら。
 わたしのせいで死んでいたかもしれないと

 ―――そう思った。  ]  

 


[ 覚束ぬ足を友に わたしはふらりと家を出る。
 だって、やくそく したのだもの。 ]


[なんども競争した、互いの家と家とを繋ぐ小路の向こう。

  ぱた、ぱた、ぱた

いつも行く先から響いていた春風のような彼女の足音は、
今日はなにものかに抑圧されているような
             さみしい音。 ]

  メアリー!

[そう言って、わたしは ”いつも” 通りに両手を拡げ、
返事もない 足音の速度もかわらないその影を

――― 抱きしめ ―――  ]
 


[ わかってた。 わかっていたのに。

 背中から聞こえる足音は よどみなく。
 彼女はまっすぐに”わたしのいえ”を目指す。 

(やったー!今日はわたしの勝ち!)
  そう聞こえるはずなのに

(メアリー!昨日はどうしたの?元気になった?)
  そう応えるはずなのに


 ざあざあ  ざあざあああ。

 流れ続ける噴水の音だけが わたしの両腕の中にある **]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

― 道中・カイドと ―

[空の色と同じ目をしているから、
存在感が一層希薄なのかもしれない。
唇から零れた言葉までも空気に溶けていくようだ。

村医者は淡々とした「彼女」の言葉をうけると
内心訝しがりながらも、こくりと頷く。

『あの子たち』と彼女は言う。
そこで、漸く医者にも事態が飲み込めた。

彼の姉とは、解離したこの人格なのだろうか。
それとも昔は本当にいたのだろうか。]

(206) 2015/05/16(Sat) 12時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[そして頭をもたげる一つの可能性は
「人格が違うなら、もしかしたら」と。
『彼』の事は信じられても、
『彼女』をすぐに信じられるかという話。

その疑いも、道中
(きっとそれは聞き間違いではなくて)
告げられた言葉に溶けていく]

 君は……
 (八年前の事を知らないから)
 (――いや)

[まるで慈雨のように心に染み込む言葉。]

(207) 2015/05/16(Sat) 12時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 …………代わってもらうまでもないさ
 若者にそういうもんを背負わせるべきじゃない。
 村はずれでかびかけの年寄りがやりゃあいい。

 投票、なんてやってる時点で
 大差ないのかもしれないが。

[ぐだぐだ、言葉をならべたて]

 ……ありがとう。

[やっとその言葉が出た。]

 カイド……だったかい。今は。

[くるりと振り向く。
眼鏡の奥の表情は見えない儘。]

(208) 2015/05/16(Sat) 12時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ふつり、と手首につけたひもを解いて、
そっと幾多の戦場を潜り抜けてきた掌に置く。
のこされるのは内側で鈍く燃える赤い石。]

 持ってなさい。

[有無を言わさず、持たせる。
村医者は踵を返し、歩きだす。

ラディスラヴァを見つけたのは、その後の事*]

(209) 2015/05/16(Sat) 12時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 13時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

― 昔々、子供の頃 ―

[黒い森が木の葉をばさばさと飛ばす。
カラスが、醜い声をあげて曇天の中飛び去っていった。

静かに佇む石造りの屋敷。
そこの主人は威厳ある人望厚き男。
日に日に、勤めるメイドの顔ぶれが変わると
噂になりだしたのはいったい、いつ頃だっただろうか。

あるとき冗談めかして少年は言った。
「屋敷でメイドを調理してるんじゃないか?
 だからあんなにカラスが多いんだよ! 墓場みたいに!」

[けらけらと子供だった医者見習いは笑う。
子供にとっては不気味な話もオモチャのようなものだ。

それを「笑えない冗談だ」と窘めたのは、
友人の誰だっただろう。
すぐにその冗談をやめたが。]

(248) 2015/05/16(Sat) 21時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

「……?」

[――ふと、視線を感じ、そちらを見る。
女がこちらを凝視していた。]

[ 数日後。]

[館の主と、女が起こした争いを、
そして追い込まれ、村の外れへ移り住んだ女の姿を。
少年はただ、じっと見ていた。>>2:571]

[ 村の皆は、彼女を嘘つき呼ばわりしていたが。]

(「何故、あの屋敷の主人は出て行ったんだろう」)
(「あの視線の意味は?」)
(「ひょっとしたら……」「ひょっとして?」)

[そう思いながらも、頭でっかちな少年は
真相を尋ねることもできずに 月日は流れ――。*]

(249) 2015/05/16(Sat) 21時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 21時頃


─ 回想 ─

ああ、そうだな。

じゃあ、今夜は秘蔵の蜂蜜酒をあけてみよう。
味見をしてみようと思っていたんだ。
…付き合っておくれ。

[傍らを歩むグレッグを見返して微笑んだ。
確かに、甥はもう随分と成長をした。
幾ら当時の少年の姿を思い出してみたとしても、
今では充分立派な、一人の男だ。

時折、若い頃の兄に似ているなと思うことがある。
けれど兄より自分より、もっと快活で良い男になったと見えてしまうのは”親の欲目”か]

(そうだろう?兄さん)

[もう一人の息子、もう一人の子ども。
もう長いこと、そんな風に過ごしている甥の姿に目を細める



「処刑先は──」


[琥珀の双眸が、レンズ越しに向けられる
凍りつく空気、息を呑む音。
その中で、男は”ついにこの時が来た”と思っていた。

冷ややかな瞳が向けられる。
それを見返す胸のうちに、満足のようなものがある。
心密やかな願いの叶う時。

琥珀にちらつく、微かな迷いと恐れ。
それを、今は色を隠すことをしない鳶色が見つめ返した。

男の頬が上がりかける。
どうしたというのだろう。笑い返そうとでもいうのか]


……っ

[乱暴な力で押さえられ、手を戒められる。
自由を奪われれば抵抗のしようもない。
今更抵抗しようとも思ってはいなかったが。

ただ、気掛かりは確かにあった。
ざわめく面々、それらには目も遣らずに振り返る。
蒼白な顔をしたグレッグと、信じられないといった顔をしたメアリーを]


「どうしてお父さん“まで”殺すの!?」

[娘が叫んで、スティーブンにしがみつく
その姿に、心が痛んだ。

”願い”に、彼女のことは考慮されていない。
ひどく我侭で、自分勝手な望みなのだから。
…けれど。娘を愛しく思う心は、それとはまた別のものだ。

少しずつ狂っていた男に残されてた、確かな…──ひかり。]


メアリー、

[呼びかけようにも、身体は強引に前へ運ばれていく。
それでも首を捻って後ろを見れば、目を見開いた甥が見えた。

叔父さん、と。
いつものように名ではなく、そう呼ぶ甥に呼び返したくても、もう声が届きそうにない]


メアリー!!やめろ!!!

[ただ。医師が娘を突き飛ばした、その時だけは。
身をよじって、必死に声をあげた。
抵抗すると見られれば、手は更に乱暴になるだろうか。

知ったことではなかった。
愛しい娘。かわいいかわいい、キャサリンの忘れ形見。
彼女が、彼女とグレッグが生き延びることだけが、
幸せになることだけが───…


  ( ”あの子たち”が )


             … 最後の、望みであるのだから]


[暗い森を、よろめきつつ歩きゆく。
空気は湿って、村のざわめきもすぐに遠くなった。

かの青年に、いつか聞かせて貰うはずだった御伽噺も。
必死に追いかけてくる愛しい娘も。
呆然と此方を見ていた甥っ子も。


 次第に、遠く、向こうになり]


…スティーヴ、

[名を呼んでも、返事はない。
だから二人とも黙々と少し歩いた。

 ( ああ、この木は、)


        『 ルパート 』


       ( 君と木登りした木だったね。)


名を呼ぶ声も、その景色も。
昔とは随分変わってしまった]


…────、

[振り返らないかつての友の声を聞く。
その男の頬が、再び淡く引き上げられた。

そう、確かに自分は彼にそう言った。
彼だけには、そう言った。


生きなければならないはずだった。
自分も生きるようにと、言ってくれたのは誰だった?
そう、可愛い娘も甥もいる。
彼らを遺してはいけないはずだった。
その為に、今もこれからも生きていくはずだった。

けれど、いつまでだろう。
いつまでそうして、死んだように生きなければならないのか。
心捧げた愛は呆気なく逝ってしまった。
目の前のこの男が見殺しにしてしまった]


[死にたかった。
ずっと死にたかった、死ぬようにして生き続けてきた。

狂っている?そうかも知れない。
…───いや。
どうして”男だけが”正常ではないと言い切れるのか?
男にとっては、これこそが正常だというのに。

死にたかった、死にたかった…生きたかった。
引き裂かれるままに、目の前の男にだけ、

   ( これが過ちというのなら、)

ひとつ、仮面を装う顔で。


            ( …──正すといいさ。)


甘えるように、狂気の顔で自らの死を誘った]


[死ぬならば、と思ったのだ。
死ぬなら、出来れば彼がいい…彼に殺されるのがいい。
優しく懐かしく繊細な、この旧友(とも)がいい。

なんというエゴだろう、ひどい迷惑な我侭だ。
彼の心が過去にどれほど傷ついていて、
それを自分が更にどれだけ長く傷つけていて、

きっと、またひどく傷つくだろうことを知っているのに]


  ( … ごめん、)


[その願いを叶えてくれる男を目の前にして、謝罪は音になることはない。
恨み言をという、友の背をただ声もなく見つめている]


        ( ごめん、スティーヴ )
 


[獣の爪が、喉に深く食い込んだ。
目の前に散る赤に、男の口が開く。

声は出ない。
反射的に音なき叫びを”仲間”に響かせようとして──…]



           っ!!!


[咄嗟に押さえた。
いけない、彼らに聞かせるわけにはいかない。
これ以上、あの子たちを嘆かせるわけにはいかない。
ぐらり、視界が傾いて行く。急速に目が見えなくなる]


[地面には倒れこまなかった。
受け止められたのだろう、そんなことを一瞬思って]

 ( ああ、)

[鮮血に染まったまま、淡く微笑む]


  (やっぱり君は、)


       ( …─── ばか 、だなあ…。)


[そうして、何も*見えなくなった*]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

― 墓場にて ―

[痛い、とは一体「どっち」なのか。
きっと、どっちもだ。

揺らめくように振りかえる彼女の
土にまみれ、汗の滲んだ服、掌
どろどろの姿は、まさしく
心の惨状までもあらわしているように見えた]

[そんな彼女にマーゴットの「死」を告げる。
昏い瞳は、「信じられない」と言った風の
ラディスラヴァを見つめた。

喉が震えている。唇から零れる息が震えている。
今にも泣き出しそうで、
声がなくともその沈黙が意味するところを、
男は悟っていた。]

(317) 2015/05/17(Sun) 00時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[それでも、伸ばした手が
彼女の自身の首を絞めなかった事に、
少しだけほっとした。]

[カイドがラディに話しかける。
その様子を見ていたなら、
手伝うべきとは知れただろうか。]

[彼らの間にどれほどやりとりがあったやら。
動き出そうとして、ラディの視線が動くと
つられるようにしてそちらをみた。

先ほど振りのジョスランの姿。猫を抱いている。
何だか、よく動物と一緒にいる男だと思った。
ふと、彼の手伝い先を思い出す。]

(318) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン


  なあ、ジョスラン。
  レオは見てないかい? 
  あまり姿を見ないものだから。

[と、少し不安になりながら問いかけた。
少年だった頃を思い出して、
ルパートの処刑を、
レオナルドはどう思ったのだろう、と
――そんなことを、思った。]

(320) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[ジョスランの答えに、眉根に皺が寄る。]

 そうだなあ。……少し心配というか。

[久しぶりに会った時 日光に溶けそうだと
冗談を言っていた彼は
今も本に埋もれているのだろうか。
「後で」という言葉には、勿論だ、と頷く。]

 先ずは埋葬をしなくては。

[手伝って貰えるというなら話は早いもの。
話もそこそこに、村医者もまず三つの遺体を
埋葬する仕事にとりかかろうとする。>>325]

(334) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[― 少し前の事。]

[伸ばされたのは冷たい掌だった。]

[それが己の手にふれようとするのを察し、
一旦は手を引っ込めようと、ふるりと手を震わせる。]

[掴まれ、渡された言葉を理解すると、

 静かに頷いてみせた。>>331]

(342) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

>>343
 いや……あいつ、一応僕より若いからなあ
 ないとは思いたいんだが

[ぎっくり腰。本当にそんなだったら脱力する。
いや、むしろ死んではいないということで
喜んでいいのだろうか。
小さく浮かび上がる疑念は、今は消去した。

続いた言葉は遺体を並べ埋葬する事を
訝しがるようだった。]

 死んでしまえば皆平等さ。
 それに、改めて墓穴掘りなおすのも辛いだろう。

 ――ああ、一人分足りないな。
 マーゴットの遺体は…

[墓地を見るが、誰かに運び出された気配はなく]

(350) 2015/05/17(Sun) 02時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 まだ自宅なら運ぶ必要がある か……?
 ちょっと行ってくる。

[は、と漏れた息は疲労の色濃く。
彼女を自宅に放置しておいても腐るだけだ。
墓場の面々に断りをいれて、
彼女を運ぶため、 殺された現場を見る為に
一時その場を離れただろう。

再度戻った時には、
首の皮一枚で胴と繋がった彼女をつれて。

――そうして、粛々と埋葬は執り行われる。
視界の端揺れた花々。
キャサリンの墓を一瞬、
眩しげに見て、目をそらした。*]

(352) 2015/05/17(Sun) 02時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 02時頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 02時頃


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 02時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

― 幕間 ―

[ ――それはまるで眠り姫のように見えた。
 ベッドの上で波打つ黒髪。
 閉じられた瞼に、長い睫。

 それだけに
 生気を失い白い頬に、青くなった唇が――
 もっといえば、噛み切られたのか何なのか、
 皮一枚で繋がる首が。

 その死体を一層、グロテスクなものにしていた。]

  ……マーゴット……。

[呼んでももう、答が返ることはない。]
[「せんせい」と呼ばれることもないだろう。]

(360) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[相も変わらず、犯人が何人いるのかはわからない。

――視界に銀色が映りこんだ気がした。]

 これは……?

[――噫、昨日彼女がつけていた銀の薔薇の。
メアリーに貰ったといっていた。
……何故ここにあるのだろう。
誰かが死んだ彼女に握らせたのだろうか。]

( ……一緒に埋めるべきだろうか…… )

[悩んで、それでも運ぶときに零れてしまうからと
一旦はその薔薇をローブのポケットへと。

そして彼女を連れていく。*]

(365) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 ……本に埋もれて死ぬなよって、伝えといてくれ

[一区切りついたころ、
 向かうジョスランにそんな伝言を頼んだ。]

[そしてまた、薔薇の花を見て考える。
少し気になる事がある。
それが終わってから、そっと墓標に添えよう。

誰かがマーゴットのために
握らせたものならすまないと考えながらも、
銀の薔薇は埋められず、
村医者のローブのポケットに入ったまま。]

    ――祈りを。


[四人が安らかに眠れますようにと、

見上げた空は、どこまでも高く――。*]

(370) 2015/05/17(Sun) 03時頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 03時頃


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