人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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視点:


[ただ微笑みながら、手を差し伸べる。

“それ”には、気がついていたのかもしれない。
けれど、避けることは出来なかっただろう。

その為には ころさなく ては、
いけなかったから。

焼けるような熱が、幾度も幾度も躯を貫いて。

左腕は鈍色の砂となって零れ落ち、
砂の混じった血を吐きながら、倒れ伏していく。]


【人】 森番 ガストン

 終わった…?

[歌が止み、ふと外に出て周りを見てみれば、コリーンは部屋に戻ろうとしていただろうか。

居れば、ソフィアの姿は見えただろう。]

(14) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

[ 見開く青、濁りない水の色 綺麗な色 ]


       [「泣かないで」]


[ 言葉は音にならない ]


[左肩から斜めに裂いたように、砂と崩れて半壊した体は

けれど一度だけはっきりと

その青を見つめて、首を振った。]


      [ 「いずみが みえる から」 ]


[ ゆっくりと口唇が動いて、そして意識は遠ざかる ]


【人】 森番 ガストン

―倉庫前―

[ソフィアの話し声があったが、出てみれば彼女の姿も見えなかった。紅白の羽根が散らばっている。]

 ―何だこれは。羽?
 城の何処かに羽根の生えた、しかもこんな紅白の色をした異形がいるのか…?

[周囲を見回してみたがそのような異形の姿は無く、変わりに>>12>>13>>15外の喧騒が僅かながら見えたかもしれない。]

(21) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

[ 当たり前に頷くだろう問い ]

[ けれど ]


  [ その肉体という機械に、言葉は既に届かない ]  


[闇に飲まれ落ち込んだ自我は、どこへ向かうのだろう
――かつて、心は脳に宿るのだと、言った学者がいた。]

[ならば滅び行く肉体と共に、
自我は消えるはずなのに]

[それはどうしようもなく囚われて]





[ 形代を探し始める**]


メモを貼った。


―城内の一室―

[アリーシャが起きて部屋を出た少し後。
少女の瞳もぱちりと開かれる。
いつの間にか寝かして貰っていたベッドを降りて。]

あら?

[そして、ベッドに横たわるままの自分の姿を見つける。]


【人】 森番 ガストン

[窓の外から見えた、中庭のほうへと走り出した。城から表に出る間にすれ違いがあったとしても、気づかなかっただろう。]

 ―どうしたんだ?
  異形にでも襲われたのか?

[>>27>>29倒れているのは、ふらふらと出て行ったベネットとマーゴ、それをチャールズが介抱しているように見えた。]

(32) 2010/07/22(Thu) 01時頃

[様々な場所で多様な声。
穢い思いか、醜い争いか。
血生臭い惨状が繰り広げられていることなど、少女には関係の無いことであった。
純粋な翠はただ、横たわる自分自身を見つめて黙っている。

まるでこの壊れた世界に取り残されたような感覚。]



…………。



[自分自身の傍に、大人しく座っている少女の姿。
六感のあるものになら見えるのだろうか。
普通には、目に映ることはない。]


ガストンは、斧を取り出し、構え、周囲を警戒する。

2010/07/22(Thu) 01時半頃


あなたは誰?
私はポーチュラカというの。

あなたはなんだか私にそっくり。
あなたは私のお姉さん?
そうだったら素敵なのだけど。

[くすくすと笑う声だけは、空気を震わせて城の中を舞い響く。

その冷たい躯が自分のものだとは思っていないようで
お友達になれないかしらと、無邪気に少女は少女へ微笑んでいた。]




ねえ、私にそっくりなあなた。
あなたは昔を……。

ごめんなさい、なんでもないの。

いいわ、いいの。
あなたが知っているはずがない。
もし知っていても。


私は知りたくないのだわ。
 
 


 ―泉―


         ―――…なかないで、

 [ぽちゃり]

[泉に水滴が落ちる、
それは大樹の葉から零れ落ちた露]


[薄れた青年の姿は、大樹に重なるように佇んでいた。
瞳のあせた砂色は本来の樫色を取り戻し、
左腕も生身の人の形をしていた。

――最も、その腕が何をも為すことが出来ないのは変わらない]


[まだ少し茫洋としている。
身に残るのは、漠然とした無力感と罪悪感]

  ――……、ぁ

[少女のくすくすと響く笑い声が、
随分とはっきりと感じられた――その名前を知っている]


                ……ポーチュラカ?


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時頃


メモを貼った。


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


【人】 森番 ガストン

―回廊―

[>>37うわ言を繰り返すベネットに、警戒を一瞬和らげ視線を向ける。チャールズが傍に寄り添っている。

ちらりと見えた傍らの山刀は何のために使われたのか、と自問してみれば、やはり異形が居たと思うのが流れかと自答する。]

 ―本当に、そうなのだろうか。

[彼のうわ言は、城の外にうろついているような敵対的な異形を明らかに指していないのに。

>>35歌と、言ったのに。

そして、混ざろうとしない会話―。
一方的に、周囲を見回して…。]

 ―なあ、俺は…。

[今、何かを避けているのか?と、相棒に語りかけた。]

(47) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

 ―泉―

 フィル……

[泉に見入るフィルの姿、
それはかすかに見覚えのある記憶に重なる光景―――

彼はいつも何を見ていたのだろう。

さわり、と枝葉を震わせた大樹から、葉の一片が落ちた]


翠の葉は、泉の水面に、幾重も幾重も波紋をつくる――**


メモを貼った。


【人】 森番 ガストン

[自問はベネットの声に断ち切られた。
>>45縋るような必死な言葉に、我に返ったように体が跳ねた。]

 ―わかった。

[最後の一言は今は聞き流し―だが二人の一連の流れは耳に残り―、横たわるマーゴの前に膝をつけた。]

 マーゴとか言ったか、大丈夫か?
 すまないが、―まずは君を移動させたい。
 使っている部屋などがあれば教えてくれ。

[虚空を見つめる視線に、語りかけてみる。
彼女が動けそうに無ければ、背負うなり抱えるなりして運ぶつもりで。]

(49) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

ガストンは、マーゴに大きい外傷・出血があれば、動かすつもりはなかった。**

2010/07/22(Thu) 02時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


【人】 森番 ガストン

 反応が無い…。
 余程怖い目にあったのだろうか。

[>>52マーゴにその後も話しかけてみるが、謝罪の言葉を繰り返すだけで反応が無い。

 君にはすまないが、此方で移動させてもらう。
 急を要する外傷は…無いな?

[>>53チャールズにも重ねて請われ、致し方なしと、彼女を抱き上げ城内の部屋に運ぶことにした。]

 ―そちらはよろしく頼む。

(54) 2010/07/22(Thu) 03時頃

【人】 森番 ガストン

―城内―

[新たな部屋を見つける時間はないと判断し、自分の使っていた小部屋へと足を向けた。

途中、>>55彼女から謝罪の言葉が消え、変わりに咳が出ただろうか。毛皮を握る彼女がとても苦しそうで。]

 咳が出るのか?
 すまんがもう少し我慢してくれ。

(57) 2010/07/22(Thu) 03時半頃

【人】 森番 ガストン

―城内・小部屋―

[小部屋に残っていた、ベッドの上にマーゴをおろす。彼女の縋る手を振り払わないよう注意しながら、真横で泉の水を取り出し、差し出した。]

 飲めるか?

(58) 2010/07/22(Thu) 03時半頃

森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 09時頃


【人】 森番 ガストン

[>>59自分に向けられた眼の奥には恐怖が宿っているように見えた。何かではなく、自分に向けられているのだろう。

そんな自分に縋り付くのは、死にたくない懇願だろうか。相棒を掴む手は、それだけ力がこもっていた。]

 ころす…? 

[彼女を屠る理由が、あるのだろうか。もし、あるとしたら―――くらいだろう。]

(81) 2010/07/22(Thu) 10時半頃

【人】 森番 ガストン

[>>60相棒を未だ掴んでいる手に、自分の手をそっと添えた。頭を下げ前傾気味に体を寄せれば、マーゴにより接近しただろうか。]

 ―ころさないよ。
  君は殺させない。
 
[おびえる子供―動物を諭すように、ゆっくりと語りかけた。]

(82) 2010/07/22(Thu) 11時頃

【人】 森番 ガストン

[うわ言を言い続けたベネット、倒れるマーゴ。ベネットを看取るチャールズ。見まわしても居ない異形。ベネットの横には山刀。頻りに言うころさないの、ごめんなさい。

>>84思考を外していた―何かをようやく感じ取った。]

 ああ、君は…。
 人間に襲われたのか…。

[襲ったのは外部の人間か、はたまたベネットかチャールズか。どちらかと言えば、後者だろうと―。]

(88) 2010/07/22(Thu) 12時頃

【人】 森番 ガストン

 >>85そんなことはない。君は生きている。この世界では、それだけで、価値はあると思う。

 俺も同じだ、生き延びるためだけに生きるための努力をしている以上のことはしていない。

 ただそれが、死に逝く人間への、消え逝く異形への上に生きる者として、やるべきことだと思っている。

[それが彼にとっての、今の生きる理由だった。]

(89) 2010/07/22(Thu) 12時半頃

【人】 森番 ガストン

 >>87―単に、目の前で人が殺されていくのは夢見が悪いんだ。
 
[生きるために、人を見捨てたこともあった。とは言わなかった。]

 理不尽に命を落とすことになった人間も、自ら死に走っていく人間を幾らも見てきたからな。
 出来れば、そういうのは見たくない。

[そう口は動く中、心のどこかで、"今すぐに、簡単に死なれては困る"と心に籠っている。その理由が蠢いている。

それは相棒が、俺が、お互いに何故共に旅をしていたのか、その最期の理由と同じで―。]

(90) 2010/07/22(Thu) 12時半頃

 ―泉―

[竜の少女が虚空を見上げる。
その時、泉の水面に映る大樹の枝は、青年の形に揺らいでいた。
水の中に手を差し入れたその幻影は一瞬のこと]

                 ――……なかないで

[青に触れ、青に囁く]

[竜の少女に気づけば、
小さく笑みを浮かべたけれど、

それはただ揺れる枝葉のざわめき]


竜の少女が泉を見れば、水面は再び一瞬の幻影を映すだろう


【人】 森番 ガストン

[>>90何を考えている!?人にそれはしたことないし、するつもり無いだろう?

なあ、そうだろ?]

[自分の考えを、必死に頭の中で否定した。そして思考を、理由をマーゴに話した内容へとにすり替えていく。]

 >>87彼が…何故君を襲ったのかは、わからない。
 俺は、顛末を見ているわけではないので言いようはない。だが可能性はあると見ている。**

(102) 2010/07/22(Thu) 15時半頃


    [ ――泣かないで、

                      泣かないで、 と ]


[ゆらめく水に、幾度も幾度も
繰り返し、手を差し入れるのだけれど、
水の雫をすくうことも、触れることも出来ない。
その腕はやはり無力で]


  ―――……、

[名を呼ぶ声に、姿なき気配は
少し困ったような表情を浮かべて消える]


 ―語られなかった“約束”の話―

[果たされなかった約束が、ある]

[友達は今も、人を喰らっているのだろうか
せめてその自我が、残っていなければいいと思う]
 

 [あの日]


[青白く光り輝く空は、とても綺麗だった。]


[それは水の中から太陽を――本物の太陽を見上げたような色。
物知りの友達はチェレンコフ光みたいだ、と言っていた。

その空からふる灰は、風花のよう。
溶けることなく街を白く、白く埋め尽くして]


            [――そして終焉が訪れた]


[その灰の微細な粒子を体内に取り入れた人々は、
異常なスピードで、異形へと変化していった。

朝には談笑していた相手が、夕方には異形となって襲ってくる。
異形となった者は、必ず人を――そして同じ異形をも襲った。
元が人だからなのか、あるいはその灰のせいなのか、わからない。

住人全てが異形化して、街が滅んだ例を他に知らない。]


[遅かれ早かれ、異形と化していく人々の中で、
青年は時の流れに置いていかれたように、人型を保っていた。

異形化の進行の遅い者は、喰われる恐怖と変化への恐怖と
大切な人を傷つける恐怖とで、己から死を望む者もあった。

 殺してほしい、と願われて。
 どうしても、殺められなかった人がいた。

異形となったその人は、彼の腕を喰らい東の空へと消えた。
喰われた腕は、殺すための刃になった。

たくさん友達を殺した。家族を殺した。
知ってる人も、知らない人も、殺した。
異形化した人も、異形になりかけの人も、


          ――まだ異形になっていない人も。]


[ 殺すことしかできなかった。
     奪うことでしか、救えなかった。]


              [ だから ]


[ 与えられる存在は、尊くて 綺麗で ――… ]





 [ 形にならない思考がひとつ 沈んだ ]


 [ 泉を護る大樹は、
  いまはただ静か **]


メモを貼った。



  ―――……約束、

[ 沈んでゆく 思考 ]
            [ 最期に 聞いた 言葉 は]


 [ ころなさいで ]
 [ しなないで ]


        いきている……、
    しんでいない……、

              [呪縛のような その 言葉は]






 [ 大樹の影が とぷり 波打った **]


[部屋のひとつ。
少女は自分によく似た少女の傍を少し離れる。
冷たく起きぬ少女に触れてくれるアリーシャに触れる。]

アリーシャ。
そっちは私じゃないわ。

ねぇ。

ねぇ。

[触れるのに、きっと気付いてはもらえないのだろう。]


ソフィア、ソフィアっ!

寝ているのは、私にそっくりなこの子。
私は起きているわっ。

[金の髪を揺らしてソフィアへと駆け寄るけれど。
さて、その躯に触れた感覚は伝わるのだろうか。
傍で共に眠っていたネコミミトカゲは起きない少女から離れ、何もあるはずがない――いまの少女が立つ足元をついて歩いた。]

ねぇ。

ねぇ。

私はそっちじゃないわ。

[服の裾を引く、引く。]


[泉に佇む竜の少女へ、
梢はさわりと優しくざわめいて]


 [そして]


[波打つ影からわかたれた
不可視の人影は、ひたり、動き始めた]


[木陰は変わらず優しい音を奏で続けている]


[ネコミミトカゲは撫でるソフィアを金の瞳で見る。
そのすぐ傍に視線を移して、交互に見る。]

ソフィア?

私が傍にいるの。
私は起きているわ。

ねぇ、ねぇったら。

[何度も何度も服を引く。
やがて翠の瞳は潤んで。
けれどもソフィアに声が届くことはないのだろう。
大樹と共にあるラルフにはその声が届いたろうか。
泣き出してしまいそうな、声が。]


――……泣かないで  ヨナ



                   [ その声は 彼女だけに届く声 ]



 だいじょうぶ、
   おれはそこに、いない だけ……


[影より別たれた影は、
ゆるゆると古城内を移動する。

 誰の目にも存在しない
 誰の耳にも聞こえない


ソレはそれを望んだ
彼女の為だけにある、モノ だから]


メモを貼った。


 ―ヨナの塒―

[それはベッドの足元に、腰掛けていた]

         ……ヨナ

[柔らかな声音で呼びかける、

彼女が何か言葉を発しようとすれば、
そっと口唇に指をたてて、静寂のサインを一つ。]

              ……ヨナ、大丈夫。
                何も心配いらないよ。

[どこかで響く異形の声を、
掻き消す様に優しい声で、それはきっと彼女の望む言葉を紡ぐ]


メモを貼った。


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 23時半頃


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 23時半頃


メモを貼った。


[ヨナを見つめる気配は、そこにある。
柔らかな眼差しで少女を見下ろしている。

ただ、彼女の望む言葉を、
彼女だけに届く言葉を発する為に]


[声音は響く、優しげに。
ただ、彼女の耳だけに――]

穢いなんて、そんなこと、あるはずない。
ヨナは綺麗だよ。


  だって、君の中には 泉が見えるもの。


[語尾に柔らかな笑みが混ざる
気配はヨナに触れようとそうっと腕を伸ばして]




    [指先を捉えようとするのは、左腕]                                    


【人】 森番 ガストン

―回想・小部屋―

 …>>136>>139>>140この世界で自分を保つのは、難しいだろう。だからこそ、生きるそのものを目的とするんだ。それは機械ではないはずだー。
 
[現に心を、体を失い、崩れていく人間達を、事あるごとに見てきた。喪失は崩壊を加速させることも…。

だが、自分の言は、今まで届いた事があっただろうか。]

(224) 2010/07/23(Fri) 00時頃

【人】 森番 ガストン

 >>144重い…?
 こいつが…?こいつの存在が…?

[相棒をじっと見つめるマーゴの言葉に、そっと相棒を指でなぞる。重い…の言葉に、鈍重に首を振る。]

 ああ、こいつを背負う…のは、重くない。
 俺達は出逢ったときから、どちらかが背負うことになっていたのだから…。

[それは、まだ彼が山師修行中のこと…]

(227) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

―遠い過去・当時、住んでいた村―

[崩壊が進んだ世界の中、平等に自分の村にもそれは訪れた。突如降り出した赤い雨に村は腐り、浴びた村の人々は、時を待たずして狂い始めた。

気づけば、村中にはびこる一面に人の成りをした異形の面々。何とか雨を凌いでいた生存者たちも、連鎖は連鎖を呼ぶなかで、次々、紅い手に紅い手を取って行った。

気づいたら村に生気は無く、ほんの数時間で雨は見事なゴーストタウンを作り上げた。村人―いや、多くの異形達は新鮮な食べ物を求め山へと入って行った。

奇しくも、山小屋に居たガストンはそれを避けることは出来た。粗末な小屋から見えるは溶けた家屋、焼けた母屋、ただれた人型、腐敗の道化。

その光景に言葉を失った。案外とっととあれの仲間入りをした方が、何も考えずに済んだかもしれない、と、血塗られたご近所に向かって吐き捨てた。]

(228) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

[ ―ここに居たら奴らの仲間入りだ。それだけは勘弁だ。
 ―なら、多分、生き延びなければならない。

手持ちの武器―斧の類と保存に適した食料諸々、切り札の武器を一つ手に小屋を出る。

眼前に広がるは、用意の間に更に近づいている異形達。
自分を襲ってくるような錯覚を帯びていて―事実かもしれないが―恐怖に足が竦む。

 ―突破するには、一人じゃ無理だ…!
 ―だがこのまま居てもどっちみちやられる。

未来が見えるその現実に、歯軋りをする。
一人堕ちる絶望の中、裏の茂みから現れたのが、熊―。]

(229) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

【人】 森番 ガストン

[突如現れた獣に、向こうからすれば人間に、思わず構えを取った。獣の向けられた威嚇にも、何か鬼気迫るものを感じ取った。

だが、獣は自分から異形へと顔を向けた。それに習って、自分も異形に視線を向けた。
振り向きなおして合った視線には、戦いの意志は無かった。

お互い一言も発さず、向きなおしたのは村の先の谷。その行動が、一人なら死ねる、だが、二人ならどうだろう、視線はそう投げかけたように見えた。

 ―死ぬにしろ、こんな死に方は勘弁したい。なあ、そうだろ?

物言えぬ獣が、僅かに唸った。肯定してるかのようだった。ただ生き延びるためだけに、手を取った。

それから、その獣は"相棒"になった―]**

(231) 2010/07/23(Fri) 00時半頃

ボク   みたい?

ねぇ、どうして気付いてくれないの?

どうして?

[そうして、ただ受け入れられない現実を見る。
撫でられたネコミミトカゲは不思議そうな顔を見せる。
見えない少女の傍らで。]



そう。
私が視えないのね。

ソフィアも、アリーシャも。

[泣き出しそうに潤んだ瞳。]


[眠る少女の躯に咲いた花は色を段々と褪せさせていった。
涙が毀れ落ちる直前。]




アリーシャ…。




[微笑むアリーシャと、瞳が合った。
そんな気が、した。]


【人】 森番 ガストン

[相棒との馴れ初めを耽ていれば、途中コリーンの歌声が聞こえてきて。

ざわりと。

響く歌に反応する心に、彼女の歌は、まだ綺麗に聞こえている"だけ"なのだろうかと、自問する。]

 >>191>>194おいっ、そんな体で何処に行く…!

[突如起き上がるマーゴに、慌てて反応する。
手を取ろうとしても、弾かれてしまっただろう。]

(236) 2010/07/23(Fri) 01時頃

アリーシャ。
私の初めてのお友達。


一番に大好きよ。


私の精霊さん。

[たった一粒零した涙。
けれど、少女は笑顔であった。
それは幸せそうな、安らかな。]


[ 約束という呪いが影を動かす ]

[ 気配の手は冷たかっただろうか、温かだっただろうか ]

        [ それは彼女の望む通りに ]

 [そして]

[ 背後から伸びたその両腕は、
 薄い肩を交差して、ヨナの両目を覆い隠そうとする ]



              ――……泣かないで、ヨナ


【人】 森番 ガストン

[>>171何かの強烈な絶叫が城内に響き渡った。]

 !!??

[斧を取り出し、周囲を見る。その様は怯えに近い狼狽を宿して、さながら食物連鎖の"食われる側"を髣髴させるだろう。]

 あれは―

[窓の外を見れば、ほんの僅かでも、中空を浮かぶ大きな異形が見えただろうか。遠めに見えた形から、なんとなしヨーランダから聞いた姿かたちが想像され―]

 あれが、シィラ―。

(239) 2010/07/23(Fri) 01時頃

【人】 森番 ガストン

 はは…あんなの。
 襲われたら、どうにか、できるのか…?

[どうしようもない、と言う諦めの単語を我慢という水を嚥下し抑え込む。

此処から離れたい気持ちが、体を部屋の外に押し出した。]

(240) 2010/07/23(Fri) 01時頃

ガストンは、そのまま廊下を転るように移動しただろう。 ―回想おしまい―**

2010/07/23(Fri) 01時頃


私が視えていなくてもいいの。
ソフィアも大好きよ。

私のお友達、大事なお友達。
みんな、みんな、大好き。

[やっぱり花《ポーチュラカ》の微笑みを携えて。]



視えてなくてもいいの。

慣れているもの。
誰にも見られず、相手にされず。

そうやって生きて来たのだから。

[淡く淡く、胸元の花が褪せていく。
淡く淡く、胸から落ちた記憶が戻っていく。]


[ ふりかえれば、
 影は彼女が望むように、そこにあるだろう ]

[ そして ]


  ヨナ、俺は死んでいないよ……
    君がそう言わなければ、死なない。

          ――……だから、泣かないで

  俺は死んでいない。

[ 声音は 囁き 再びその腕を伸ばす ]


驚かせること、好きだったわ。

怒られるなら、怒られたかった。
お話したかった。
遊びたかった。
手を繋いで欲しかった。

だいすきって
抱きしめて欲しかった。



呪われた、この躯がいけなかったの。



[触れるのは自分の冷たい躯。
動かず冷たい、呪われた躯。]


[その影は微笑むヨナに、優しげに微笑む。
伸ばした両腕は彼女を包み込むように抱きしめて]

[ 視界を、世界を閉ざす ]


   ――…うん、泣かなくていいんだよ。
       あんまり泣いたら、涸れてしまう。

  もう大丈夫だから。
  ずっと傍にいるから。

      ヨナ、辛いことは全部忘れてしまえばいい。
      嫌なことがあったら俺に教えて、君を護るから……


[ その左腕の影は一度刃の形をなして、
 けれど、決して彼女だけは傷つけない ]



[ ヨナの望むように、
  その影は振舞うだろう ] 


[少女の冷たい躯に誰が触れるだろう。
きっと、誰にも愛されない少女は
動かなくなったら触れられることもない。



花は枯れれば愛されない。



気付かれることはないのだろう。
少女は“少女でない”ことに**]



 うん、ずっとずぅっと傍にいる。

[ 一度刃を為した腕は、その髪を撫でおろす。
  涙の滲む眦にそっと口唇を寄せて、ささやく ]
 
 たくさん、辛いことがあったね。
 だから、

 君はもっと望んでいいんだ。

[そう、彼女が“天使”との決別を望むのならば、
  それは彼女を傷つけぬように、叶えられるだろう]


メモを貼った。




  [ 影は彼女に寄り添い続ける **]                                              


 ―生命の泉―

[ ――そして ]


               [ ぽちゃり ]


[ 大樹から零れた露が、水面に落ちる。
 臆病な青年の透き通る姿は、幾重にも割れた ]



[ それもまた一瞬の幻影 **]


メモを貼った。


[ 眦に触れた口唇は、
 温かかっただろうか、冷たかっただろうか]

 ――君の望みを叶えたいんだ。
     なんでも、いいから。

[恥じらうようなその仕草に、
 影は慈しむような眼差しを落として、その手を取った]

 ……こんなところには、
 あまり長くいないほうがいいよ。

[ここには“死んでいない”ことを、揺らがせるモノがある。]


【人】 森番 ガストン

―城内・どこかの部屋―

[転がるように城内のどこかの部屋に飛び込んだ。
激しく、荒い息を少しずつ整えていく。]

 くは…、はあ、―――ふ。
 ヨーランダ、は、あんなんを、相棒か…。

[笑うしかない―そんな笑みがこぼれた。見て浮かんだ一つのイメージについ足が動いた。]

(248) 2010/07/23(Fri) 03時頃

【人】 森番 ガストン

[気づけば何処の部屋に居るかも、中に誰が居るかも分らずじまい。完全に冷静さを失っていたようだ。]

 で、ここはどこ―――。

[部屋のベッドの上に、何かが横たわっているようだった。]**

(249) 2010/07/23(Fri) 03時頃

メモを貼った。


森番 ガストンは、メモを貼った。

2010/07/23(Fri) 03時頃


メモを貼った。


 あ、うん、この部屋は……あまり
 ――…街から出るの?それは少し大変だね。

 でも、君が望むなら……

 きっとここから、解放してあげられる。

[ 沈んだ意識 ]
[ それは、一度だけ過ぎった 形にならない自問 ]


    [ どうすれば、よかったのか ? ]


[ 殺すことしか出来ない自分  ]
[ 救う方法はそれしかなかった ]




   [ ――それで、ヨナも 救えた? ]                                    


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ガストン
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