情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
全員の端末に、ミッションの出題を告げるメールが着信する。
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From:Game master
subject:ゲームその5
躑躅を買って罪の雨
井戸と池に亀よ
120分で時間切れ
できなかったらバイバイ
死神より
――――――――――
……文面の雰囲気の変化に気付いたかどうかはともかくとして、
今日は【120:00】と書かれた数字が参加者の手のひらに刻まれただろう。
(#0) 2018/05/21(Mon) 01時頃
[5日目のキリエ区。
中央エリアのイザナタワー99の方面から、体色が真っ黒なノイズが出現し始める。
<フログ>や<ウルフ>や<グリズ>……。
種類は様々だが、その色は闇のように深い。
例え光の刃で斬り付けられたとしても、簡単には両断できない生命力も持つ。
それは死神が呼び出したノイズとは異なる、イレギュラーな存在。
参加者だけでなく、死神にも無差別に牙を剥くだろう。]
(#1) 2018/05/21(Mon) 01時頃
/*
Tips:禁断ノイズ
禁じ手の精製陣により発生した、凶悪なノイズ。
通常のノイズを黒くした見た目で、戦闘能力は遥かに高い。
死神にも制御不能であり、見境無く襲いかかる性質を持つ。
これを発生させる方法は立場の高い死神しか知らず、
また、許可なく発生させることは許されていない。
(#2) 2018/05/21(Mon) 01時頃
— 敗者の世界 —
[——ゲーム上で死亡し、脱落した者は、
UGよりも更に高い次元の“敗者の世界”へ移動し、
そこでゲームの行く末を見守ることになるだろう。
RGからは当然、UGからも見えない孤独な空間。
君たちの存在を把握できるのは、次元を移動する力を持つ死神たちのみ。
サイキックはまだ使えるようだが、その力は弱まっているだろう。
本来ならばもう生き返りは叶わず、指を咥えて最後の時を待つのみ。
——そのはずだったが。]
(#3) 2018/05/21(Mon) 02時頃
――――――――――
From:Unknown
subject:敗者復活ミッション
キリエ区に散らばるピグノイズを捕獲しろ
高成績の者に再挑戦のチャンスを与える
挑戦期間はゲーム終了まで
■■■より
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(#4) 2018/05/21(Mon) 02時頃
[何者かから脱落者へ届く、ミッションメール。
それを鵜呑みにするかどうかは君たち次第だが、
街を歩いていればいずれ、ブタ型のノイズ<ピグ>を発見することになるかもしれない。
5日目のキリエ区では、
マナ・マリンパーク
木徳図書館
フキノハラ駅
以上の箇所に、ピグが隠れているだろう。]
(#5) 2018/05/21(Mon) 02時頃
/*
Tips:ノイズ<ピグ>
丸っこいブタ型ノイズ。
とてつもなくすばしっこく、捕獲しようとすると逃げる。
捕獲されると観念してバッジ状に姿を変える。
(#6) 2018/05/21(Mon) 02時頃
/*
Tips:敗者復活ミッション
謎の出題者により突如開催される特別なミッション。
キリエ区のいくつかの場所に潜むピグを倒すことで点数が貰える。
ピグはとても素早く、攻撃を与えようとすると逃げる。
攻撃時にfortuneを振り、【70】以上の数値が出れば捕獲が可能。
捕獲したピグはバッジ状になり、持ち運びやすくなる。
逃げたピグは近隣の場所にいて、追いかけて再挑戦ができるが、
同じピグを3回逃がしたら完全にいなくなってしまうので注意すること。
なお、当然ながら怪しいミッションであるので、参加も不参加も自由。
(#7) 2018/05/21(Mon) 02時頃
─ →中央エリア・スクランブル交差点 ─
[ ──♪♪、♪♪♪ ]
[渡りなさい、の合図が鳴っている。
うつ伏せに倒れていた身体をむくりと起こして
胡座をかいて、頭をかきながら周囲を見渡す。
どこかで見たような顔、奇抜な服装、
スーツのリーマン、高校生、早足の人々。
誰にも気にされない、既視感──]
……あ?
[喘鳴は。覚えている。
白に散った赤も、─声も。]
───っ!
[頭から熱湯を被ったようだった。
目覚めたばかりの頭の中の靄が晴れて
鮮明に間際の記憶が甦る。]
ゼン!どこ行った、──ゼン!!
[勢いをつけて、もう痛くはない身体で立ち上がり
白を、探す。きょろきょろと。
見つからなくても探してみせる、
絶対に諦めない、気持ち。]*
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
— いちご横丁 —
「さあさあ、今月だけの限定発売だよ!
職人の手作り、いちごカルタ! 古今のキリエ区のロマンが詰まっているよ!
いちご横丁は、一期一会の横丁さ。さあさあ、旅の記念にいかがかな!」
[横丁の一角で、客引きをしているおじさんがいる。
その声に釣られるように向かえば、特別販売のお土産品、“いちごカルタ”の話を聞けるだろう。
このキリエ区にちなんだ句と写真が散りばめられており、
今や若者向けの大都会に発展したこの街の歴史、その哀愁が感じられるものらしい。
このカルタの外箱には、苺を模した和風のロゴマークが記載されている。
筆のタッチが暖かいそのマークは、一目見れば印象に残りやすいだろう。]
(#8) 2018/05/21(Mon) 21時半頃
「 寝ているところ、
人形のようって、皆言うのよ。 」
「 全、貴方も吃驚したかしら? 」
「 死んでるなんて、そんなことないのに。 」
「 生きているの。 」
「 今、確かに。貴方も、私も。 」
……うん、そうだ よ
── 二度目の死のあと ──
[ 灰の地面で、目が覚めた。
雑踏、を 見るに、覚えがある。
スクランブル交差点。
傍らに咲いていたはずの勿忘草はとうに散り、
張っていた氷も見当たらない。
身体にかかった赤色はそのままで、
…然し痛みは何処かへ消えてしまったよう。
── 蒼が、眩しかったから、
全く異なる色の 碧を、細めた後、
緩やかに、起き上がる。 ]
[ ……死んだと思った。
あれは確かに死への歩みだったし、
全身が"凍る"感覚だって、全て、現実だった筈で。
( …現に真っ赤な跡は消えていないのだ! )
── ならば此は何なのだろう。
至って"何時も通り"の行動が出来る身体は、
そりゃァ何時も通りに、
尻ポケットから携帯を取り出したのだ
[ 敗者。
との言葉が冷たく刺さる。 ]
[ …碧は、きゅぅ と細められた。
現実として受け入れられない自分は、
どうやら何処かには居たらしい。
後の祭りとはこのことか、と、
実感しながら、携帯の画面をスクロール、
暫く 白い指先を滑らせて、 ]
─── まだ、勝てるけれど。
[ 後方で名前を呼ぶヒーロー
さも、其処にいるのが当たり前の様に、
碧を向けて問うた。 ]
きみ、此処で諦める?*
[───見つけた!
白は、そう遠くないところにいた。
駆け寄って彼の身体をぱすぱす叩くのは許されるだろうか、
間違いでなければ、刺されていた。
あの時側にいたら何か出来たのでは、と
幾分はっきりしてきた頭で思ってしまう。
目の前の白を息が詰まる気持ちで見詰めれば。
─、勝てる……?
そういえばさっき鳴ってたな?
[優先度:パートナー>ミッションの確認という
参加者としてはあるまじき意識が透けただろう。
習うように端末を弄れば、敗者、と。
[──違う。
まだ、負けていない。
まだ、まだ、この意識と身体はここにある。
ならばまだ、負けていない!]
…まだ、勝てるンだろ?これによると。
なら最後まで諦めずに行こうぜ。……ゼン!
[二度目の死を迎える前より
更にこのからだ、力が無いようで。
なら、背中をばしん!と叩いても
大して痛くはないさ。きっと!]
— 知恵の林檎像 —
[そこには、銅で形作られた木があった。
とある芸術家が作った作品で、禁断の果実をイメージして作ったとか。
今は街の有名なモニュメントとして、待ち合わせ場所などに利用されていた。
その枝先に生っている一個の林檎の実も銅でできていて、
通行客がもぎ取れないように、手の届かない高い位置にあるのだが、
今現在、UGから見た林檎の実は赤々と熟していて、まるで本物のよう。
木を揺らせば万有引力に従って落ち、甘く仄かな芳香を放つだろう。
しかし、この知恵の果実を守る番人がいないはずもなく、
木に近付けば、どこからともなくカンガルー型ノイズ<ブーマー>が2匹、飛び出してくるだろう。]
(#9) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
/*
Tips:ノイズ<ブーマー>
カンガルー型ノイズ。優れた跳躍力で、軽快な格闘を得意とする。
高くジャンプしてからの強烈な踏みつけ攻撃が必殺技。
(#10) 2018/05/21(Mon) 22時半頃
んで、えー…と?
そのピ グ ノ イ ズ ─がいるトコ。
やるからにゃあ本気でやりたいし
効率重視すんなら別れた方が……
[口許に手を当ててブツブツと。
すると、向かい合ったパートナーの背後に─ぴぎ。と
一匹の丸いブタのようなノイズが現れた。]
っあーーーー!?
ゼンっ!あれ!あれか!?ピ グ ノイズ!
[突然叫んでピグノイズを指差せば
当然奴はぴゃっと逃げてしまう。
凄まじい早さで跳ね回った後─
ピグが逃げていったのはマナ・マリンパーク方面。]
あ、……すまん、あっちに逃げてった。
[訂正:逃がした。
申し訳なさそうに肩を落としてパートナーに報告。
どうしよう、と問う間も
いつでも走れる と、その場で足踏み。]*
メモを貼った。
── 痛いな、
僕 死人なんだけどさ、
こういうの、ゾンビって、言うの?
[ 諦める、なんて。
ヒーローから返ってくるわけ無かったんだ。
知っていて聞いた自分はずるいだろうか。
でも、これもある意味僕なんだよなァ、って。
ばしん!と来た背の衝撃
このおとこ、負けたって言うのに、
気が抜けたみたいに ふ、っ と、笑った。 ]
[ 全てを、諦めないように、って。
そう、言われた。から。
全部諦めてしまった結果は、
どうしても やるせないものなんだと、
二度死んだ後に 思う* ]
── → マナ・マリンパーク前 ──
[ なんとかノイズとやらは、
歩いてちょっと、向こうに居た。
突然叫んだパートナー
足踏みを追い越して駆けた、その先だ。
入り口の隅っこでぴぎぃと鳴くその格好に、
愛らしさは感じるけれど、 ]
…冷凍豚にしたらどうにかなるんじゃない?
美味しくないだろうけど。
[ 花屋の王子は特に遠慮も何も無いので。
ぱちん、と弾いた指先で遠くから凍らせようとして、
── 、舌打ち。
"生きて"居た頃と比べて出せる氷が小さすぎた。
どうやらハンデはあったらしい。 ]
[ 冷たい息を吐き、構わず礫を生み出す。
小さければ数打ちゃ当たるだろう。そんな風。
その数、45(0..100)x1程が、
一気に雑音に襲いかかって、── ]
……む、
[ …そりゃあ見事に全弾外した!
パートナーの前方で不服そうな顔をしたおとこの姿* ]
[一度諦めたからって、終わりじゃない。]
─ →マナ・マリンパーク前 ─
[一般的に、水族館は、
デートスポットして断られにくい場所、らしい。
なんでも館内が適温なので汗もかかず
冬場も遊園地等のように震える必要も無いからと。
底抜けに明るい、イルカの顔出し看板を横目に
パートナーを伴った俺はじり、じり と
ピグノイズを追い詰めつつあった。]
[追い詰められたピグノイズは
つぶらな瞳を潤ませてぴぎぴぎ鳴いている。
走り出そうとする前足は、威嚇して。]
… ふっ。観念しろ、ピグノイズ!!
[それから、男はピグを捕まえようと、
びょんとピグに飛びかかった!──【55(0..100)x1】]
メモを貼った。
── べしゃ!
[バッタよろしく飛んではみたが、
着地地点に獲物は居ない、空である。
お座りをする犬のような体制で
逃したピグノイズを仕留めようと姿を探せば、
そう遠くないところでぴぎぴぎ鳴いていた。
足にぐぐっと力を込めて、解放、
再度飛んで手を伸ばし─]
待てごらぁああああ!
[…そのいちいち叫ぶのをやめなさい。──【19(0..100)x1】]
── べしゃっ! *
メモを貼った。
— 盟海珈琲店 —
「ああ、いらっしゃい。」
[若いマスターが出迎えてくれる店内には、2人の客がカウンター席にいるのみ。
まったりした時間が過ぎて行くこの場所で、特に何か事件が発生しているわけでもなく。
しかし、店内の様子を伺っていると、分かることがいくつかあるだろう。
メニューを覗けば、デザートの「アプフェルシュトゥルーデル」に、横線が引かれている。
林檎を使ったこのデザートは現在注文できないらしい。
マスターに尋ねれば、次のような返事が返ってくる。]
「贔屓にしていた林檎の仕入れ先が、潰れてしまってね。
うちでは人気のメニューだったから残念だが、今は作れないんだ。
すぐにでも食べたいっていう、あちらのお客さんに出せないのが非常に申し訳なくてなあ……。」
(#11) 2018/05/22(Tue) 03時半頃
[そして、カウンターに座る2人の客のうち、小太りの男は腕組みをしている。]
「わざわざ足を運んだのに、何の収穫もない、話題のデザートも食えない。
憂鬱だ、まったく……。
どこを覗いてもありきたりな土産物ばかりで、面白くもない。
近頃のこの街は若者ウケを狙いすぎなんだ。
ああ、憂鬱だ。もっとこう、どことなく懐かしさを感じさせる逸品は無いものか。」
[一方、その隣の筋肉質の男は、溜め息混じりに珈琲を見下ろしている。]
「……アタシの名声も地に堕ちた。もう、田舎に帰り時かしらねェ……。
ポッと出のチャレンジャー、しかも女の子に負けるなんて、思ってもみなかったわ。
ハァ……。真っ黄っ黄のファッションも目に毒だと言われる始末。
こうしてジェネシスを知る者は誰もいなくなっていく……。
でもせめてこの街を去る前に、長い間の相棒だったエムブレムをもう一度見たいわ……。」
(#12) 2018/05/22(Tue) 03時半頃
[流れる時間もゆったりしているように感じる、純喫茶の中に満ちるささやかなネガティブの感情。
それは禁断ノイズがうろつく外に比べれば、気の抜けるものかもしれないが。
この空気を変えることができる鍵を、訪れた君たちは持っているだろうか?]
(#13) 2018/05/22(Tue) 03時半頃
[パートナーの吐息
雑に飛び掛った男の突進も見事かわして
ピグノイズはつったかたー!と。
どこかへ見えなくなってしまった。]
…………
[俺はというと、水族館の入り口にて
地面に突っ伏して動かなくなっていた。
(生きてます)(死んだが)]
――ぐぞう…あのブタ、
なんか食いもんで釣ったりでもしないと
あの素早さ……今の俺には辛いものがある。
[参加者だったときは手足が燃えましたので
擬似的な身体強化も出来ていた。
試しに寝転んだまま掌に力を込めて開いてみると
灯ったのは可愛らしい掌サイズの炎。
ぽいっと放ろうものなら空中で消えた。儚い。
思えばパートナーも不服そうにしていた。
今までより確かにサイキックが弱体化している。]
[―だが、確かにまだ炎は消えていなかった。
内側で燃え続けている。]
仕方がねぇな…。
こうなりゃ生身とこれでやれるだけやるか。
[よいしょ、と身体を起こして
土がついていれば軽く払う。
それから、いつものようにパートナーの傍に行って
作戦会議を始めよう。]*
メモを貼った。
メモを貼った。
— バナナストア —
「やあ、いらっしゃい。
今はマブスラ大会も終わって人の入りも落ち着いているから……サービスしちゃうよ。
え? バナナエムブレム?」
[>>211>>261来客対応をする爽やかなお兄さんに、バナナエムブレムのことを尋ねれば、
それについて教えてくれただろう。]
「うちのロゴが入った紋章ね。真のマブスラーに渡す決まりになっているやつだ。
君たちも相当なマニアのようだね……ふふふ。
こないだのイエローマンの連勝記録は凄かったけど、一度負けてからボロボロに崩れちゃったし、
結局誰にも渡せないまま大会が終わっちゃったんだよねー。
欲しいかい?
まあ、君たちが真のマブスラーだと証明できるのならあげてもいいけど。
そうだな……条件を出そう。
マブスラレベル【140】の僕に勝てたら……で、どうだい?」
(#14) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
[時を同じくして、街の中ではまたしてもバッジに関しての噂話が広まり始める。]
「おい、知ってるか!?
プシュケーランドのカラオケでキャンペーンやってんだけど、
80点以上を出した人に「ベンケイ」がプレゼントされるってよ!」
「ねえ聞いて聞いて!
プシュケーランドのクレーンゲームの景品が入れ替わったの!
今日は「ロリータテール」と「イケメンミサイル」が取り放題だって!」
(#15) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
/*
以下、バッジに設定されているレベル(更新)
ホーリーバッジ:【5】
クリムゾン:【8】
SMILE:【9】
わくわくハート:【10】
ウシワカ:【12】(ベンケイと同時所持で【24】)
ロリータテール:【13】
焼・肉・定・食:【15】
イケメンミサイル:【16】
デビルティアーズ:【17】
鎧龍王X:【40】
ベンケイ:【11】(ウシワカと同時所持で【22】)
(#16) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
[ 豚という生き物は、
自分たちが想像するより
ずぅっと素早いのかも知れない。
パートナーの健闘もむなしく、
冷凍豚を逃れたノイズは何処かへ行ってしまった。
多分もう追いつかないな、と、
参加者"だった"ころより幾分か温くなった頭で考える。
指先を口元に添えて、
隣のパートナーを碧でちら、と見た後、 ]
── 虱潰ししかないんじゃないかなあ…
[ 作戦会議と言っても、取れる手などこんなもの* ]
── → 南エリア ──
[ 歩いて、漸く知る。
"生きていた"頃の街は、
……少なくともこの白いおとこが
二度目の死を迎えるまでは。
こんな、戦闘に関してはてんで素人の
花屋ですら分かるほど、空気が張っていなかった。
まさしく幽霊みたいな身体の目の前を通っていく
黒いけものたちを送りながら、
……喰われていく参加者達を遠くに見ながら、 ]
本当に何がしたいんだろう、あのひと
勝手に参加させておいて、勝手に殺して、
……死神って何様なんだろうね。
神なんて、名乗れるの?
[ ぽつぽつ、呟く。声の届かないゲームマスター様へ。
まさか庭園で裁かれたなんて、
そんなこと、知る由も無いおとこは好き勝手。
返事があったかどうか、
会話すらかき消されるかも知れない咆哮、
……狼飛び交う南エリアの木徳図書館。
ふ、と、碧が植木の隅を覗き込めば
[ ……つぶらなひとみと、ばっちり。
きっと恐らく、35(0..100)x1秒ほど見つめ合い。 ]
[ ─── ぴゃっ、と 逃げられた。
……敗者復活を諦めかけたのはここだけの話。 ]
[聡明なパートナーとの作戦会議は一言で終わり
おっシンプルで分かりやすいと頷いた。
操作はまず足から、歩いていると
忙しなく走り回るのは見たことのある顔。
─生きていた、昨日の自分を思い出しながら
がんばれよ と小さくエールを送った。]
─ →南エリア ─
…何なんだろう、な。
死神の個体差というよりは
生きていた時の経験がそうさせる、…とか。
あ、でもヒントくれたりする死神もいたぞ。
[ほら前に話したウシコ。と補足して。
ばうわう ばうわうと狼の合コンかというくらいうるさい、
何でこいつらこんなに元気なんだ、
耳がキーンってなるだろ!と怒り気味に
あちこちの藪を暴いていると
パートナーの側から飛び出してきたノイズが
こちらをじっ…と見詰めている。]
……る、るーるるる
るーるるるーーるーーー…………
[そっとしゃがみこんで、
地面すれすれで指を面白げに動かす。
興味を引かれたか、一歩、また一歩とノイズが近寄ってきて
手が届きそうという距離で───へっ【82(0..100)x1】]
っっとったどーーーー!!!!!ゲッホゲホ
[くしゃみの続きは口の中で爆発したものの
無事ピグノイズを抱き上げてがっちりホールド!
捕まえた!捕まえた!!と見せに行けば
腕の中でぴぎぴぎと暴れられて。
悲しいけど、倒さなきゃいけないんだよな…と
逆さまにしたピグノイズをパートナーに差し出せば
一思いに倒してくれただろう。]*
メモを貼った。
— 盟海珈琲店 —
[>>199林檎を貰ったマスターはその色つやを確認し、満足げに頷いた。]
「ああ、これがあれば今日オーダーされた分は間に合うよ。
ありがとう。また今度来てくれたら、最高のシュトゥルーデルをご馳走しよう。」
[>>195女の子に反論もできず、俯く角度が更に増した筋肉質の男は、
>>204ジェネシストークに花を咲かせてちょっとだけ回復していた。]
「まさかアナタ……知ってるの? 黄老師を。
信じられない……まだそんな人がいるなんて……奇跡ね……。
そうね、アタシはジェネシスの世界に戻るのが良いのかもね。
ウォークライダンスを踊って、モーニングスターを振るう……。
生きるか死ぬかのジェネラルジェネレータージェネレーション-ジェネレーションギャップ……。
ええ、やりましょう! 来週にでも!
マスター、ヤクルトちょうだい!」
[……あくまでも、ちょっとだけ、である。]
(#17) 2018/05/22(Tue) 23時頃
[そして小太りの男は、>>214>>215
別の少女の説教を受けて目を丸くし、何を言い返そうとしたら、
カルタを優しく叩き付けられて黙る。
無言でそれを一枚一枚めくり、そこに刻まれた歴史を涙し——]
「おまえさん、いったいこれをどこで……。
いや、……わしの努力不足……か。
マスター、麦ジュースをくれ。」
「かしこまり。
ついでにアップルシュトゥルーデルも焼き上がるまで、くつろいでいるだろう?」
「ああ……。」
[シトラスミントの溜め息を吐いた後、しみじみとそこで飲んでいただろう。]
(#18) 2018/05/22(Tue) 23時頃
[ 人間相手には、
ある程度どうにかなってしまう経験はあったけれど、
…動物、のような生き物相手にしたのは初めてだ。
逃げられた豚をパートナーが追いかけて、
……謎の挙動を、
しかかったくしゃみと認識するまで少しかかった。
てっきり豚が懐に突撃するものだと思っていたから!
ぱちぱち、碧は瞬きを繰り返し、
── すごい、と素直な言葉すら零して、 ]
[ 差し出された雑音を見て、
生きるために殺し、生きるために殺される、とは
こういうことかと、ふと思う。
相手が人かばけものか、その違いだけ。
成程此が正当化されるのならば、
自分が殺されてしまったのだって、きっと、
"この世界"では正しいことだったのだろう。
二度死んで、段々と理解する仕組み。 ]
[ 其れでもきっと、
"悪いこと"だからやらないのではなく、
母が悲しみ、父と同列になってしまう、
それだけ。自分が可愛い、たったそれだけのために、
僕は殺す側で無く、殺される側に立つのだろうと思う。
此は、センスのある魂と、
とっても偉いなんとか様が判断するかは、
まったくもって興味は無いけれど。 ]
[ ── 豚の頬に触れようとしたその瞬間、
確かに僕はわらっていた。
王子の顔か、悪役の顔か、
其れはきっと、誰にも分からない。
僕自身ですら。 ]
── おっと、?
[ 触れる間も無くバッジに変わったものだから、
おとこの顔も、直ぐ、吃驚顔に早変わり!
宙に浮いたバッジをキャッチし、
碧は手元で光る其れをじぃっと見て、 ]
……成程、此の数なのかな。
ヒイロ、やるじゃん。
── だけど、あとまだ居るものなのかな。
東、南、ときたから、当たるなら他か。
[ 今度は取られないようにしよう。
そう呟いてしまっておく。
次の場所、何処を行ってみるかは、
豚を捕まえた運を持つパートナーに任せてみようか。
別エリア方面を示す指先で、
お先にどうぞ、と、おとこは言う。 ]
[勿論、俺にだってこのピグノイズは倒せるが
ぱっと思い付くのが撲殺の二文字で。
それはこいつかつらいだろうなぁ、と
命を奪う役目を、パートナーへ。
綻んだ様は 花のよう。
…悪いな、すぐおわっ……!?
[不意にピグがぴたりと動きを止めたかと思えば、
次の瞬間俺は空間を抱きしめることとなり
前のめりによろけたところ、バッジが宙に浮く。
鮮やかにキャッチして観察するので
捕まえたらいいのか、と呟きながら
少し高いところからバッジを観察する。]
へっ、どーよ。
この調子で集めていけばいいんだな!
大体の早さは分かってきた、
きっと次はもっとすんなりいく。
[フラグに聞こえるって?気のせいです。
要領をなんとなく掴めた男は
続く言葉にふむ、と頷いた。]
他……あー、そうだよなぁ。
あのノイズがびびりなんだとしたら
中央とかよりも静かなとこが好きそうだ。
もう一匹ぶんくらい、欲しい、な ー……
[小さくなっていった語尾の理由は
とととと、と視界の端を歩くノイズを見つけたから。]
─ゼン!今度はあいつだ!
あっ逃げた!待てぇぇエエエエ!!
[叫ぶと同時にノイズはぴゃっと跳ねて
日継塚アヴェニューを北上していく。
勿論逃がすわけにはいかないので走って追いかけよう。]
[そのまま、線路にあたるまで直進─
──して、左折したところまでは目でなんとか。]
─ →西エリア ─
はーっ、はぁ……、っ
どこ行った、あのノイズ。
[線路に沿ってくまなく探したが、影も形も無い。
大きくはないノイズなので仕方はないと思いながら
逆に動いた方が目立つ可能性もあるのでは?と悶々。
そうこうしているうちにフキノハラ駅が見えてきた。
かつて一人でここに来たときは空振りしたが
果たして今回はどうだろう。]
「君が相手か。よし、悔いの無い勝負をしようじゃないか!」
[>>307かくして、勝負は再びこの場所で行われた。
爽やかスマイルの店員は、上着を脱いで、鍛え上げられたその肉体を披露する。
生傷が至る所についており、顔の爽やかさとは裏腹に、相当な修羅場を潜ったのだと推察できるだろう。
腕の筋肉を唸らせ、両手を合わせてポキポキと鳴らす、自信に満ちた表情の男。
それはまさに、勝負を楽しむという目の前の快楽を貪る魔人——]
「マーブル……スラァァァッッシュ!!」
(#19) 2018/05/22(Tue) 23時半頃
[そして、またもや決着は一瞬でついたか。
爽やかな店員は、自らの敗北を悟ると、
常よりも更に爽やかな笑みを浮かべ、涙を零し、天を仰いだ。
そして、ゆっくりとその体が倒れ——
筋肉から吹き出た汗がきらきらと輝きながら、仰向けに崩れ落ちたのだった。
勝負の場の脇には“バナナエムブレム”が残されている。
それを持って行く権利を得た勝者を、止める者はもう誰もいない。]
(#20) 2018/05/22(Tue) 23時半頃
[駅構内はさほど人はいなかった。
通勤ラッシュの時間であれば
人の波が出来るであろうホームも
今は閑散として。鳩が鳴いている。
ふ、と横にめを向けると
ベンチにお行儀よく座ったピグノイズが居た。
ベンチは、背面がこちらになっており、
つまり奴はまだ敵に気づいていないらしい。]
…………
[そぉー っと、近寄って──【45(0..100)x1】]
[馬鹿め!丸見えだ!]
[…と聞こえてきそうなくらい。
くるっとこちらを向いたピグノイズは
俺の頭を踏み台にして、ぴょーんと飛んだのだ。]*
メモを貼った。
── →西エリア ──
[ やる気になったヒーローを見て、
そうそうその調子、なんて声をかけた。
── まったくこの白いおとこという奴は!
命が再度かかっているのに、
調子なんて殆ど変わらないのだ。
…良いことなのか、悪いことなのか。
パートナーの背を追って、ぼんやり考え事。
それでも、豚を見つけた声に従って
駅の方へひたすら駆ける* ]
[ 脱落者足るおとこはもう、思い出せやしないけれど、
何時かのちぃさい頃だって、ヒーローの背中を追っていた。
すこぅし足せば、自分と同じ名前になる、
たったひとりの誰かを。 ]
[ そうしてたどり着いた、駅の構内、
何時かの森よろしく、
おとこはパートナーの背から顔を覗かせ、
豚との攻防戦を見守っていた。
…何せ全て逃げられた身分である。
此処は、任せる方が良いだろう。
幸いにもそっぽを向いた様子のあれは、
前二匹よりはるかに捕まえやすく見え、
── た、けれど!
ぅ、わ っ
[ 目の前の頭を踏み台にした豚に、
碧は何度目かのまんまる状態で!
熊相手に決めた飛び退きを慌てて行った後、
パートナーの背と自分の間に立った豚を見た。
じり、とにじり寄って、
タイミングを見計らうこと、──44(0..100)x1秒。
此処で漸く真白な手を伸ばして、── ]
── 僕、これ、向いてないんじゃ無いかな!
[ …王子だろうと叫びたいときだってある!
手をすり抜けた豚に間髪入れず、
ちぃさな氷柱を一気に8(0..100)x1個振らせ、 ]
[ ……これまたするりと逃げた
なんともすばしっこい豚を、遠くに捕らえたまま、
血糊の付いた手で頭を抱えた。
何故か無駄に疲れた感覚さえある。
溜息、──力を使ったからだろう、
幾分か冷たくなった息を吐いて、
パートナーに振り向き、
ごめん、と言いかけて、…ふと、
─── 覗き見?
[ ── ぱち、
何時かみたいに、高いところへ居る"くらげちゃん"と、
眼が合った気がして、漏れる声。
…そういえば、自分たちがどういう存在かなんて、
どう見えているのかなんて、
ちっとも気にしていなかった** ]
メモを貼った。
「これは……あの、バナナエムブレム!
ほ、本物ね……。」
[>>328やってきた少女に驚いて飛び上がるも、その手から差し出された黄色のロゴを見れば、
何かを観念したように、筋肉質の男は脱力した。]
「これをアナタが手にしたってことは……。
あの時の敗北は何かの間違いでもなんでもない、必然だったワケね。
……ふふ、教えてくれてありがとう。
アタシはこの街を去るけど……またいずれ戻ってくるワ。必ずね。」
[何かを決意した男は、自らの身に付けていた黄色いマントを少女に差し出すだろう。]
「アナタが受け継いでちょうだい。——イエローマンの名を。」
(#21) 2018/05/23(Wed) 00時半頃
「……いや、驚いたな。」
[マスターが感心したように、声を漏らした。]
「今日はあまり空気が良くない日だと思ってたんだが、
それを引っくり返してくれるとは。何者だよ君ら。
……なんだか、わざわざありがとうな。
茶でも飲んでいくかい。
今日はご馳走するよ。
自慢の食器も見ていってくれ。そいつも俺のコレクションだ。」
[マスターは鼻歌混じりにカウンターの奥へ向かうだろう。
そして、ミッションの達成を告げるように、カウントは静かに消えて行く。
ふと座席を見れば、そこに、
白く光るホーリーバッジが4個、いつの間にか置かれているだろう。]
(#22) 2018/05/23(Wed) 00時半頃
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