207 愛しの貴方を逃がさない。
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[全裸にされ、手錠で拘束され、逃げる事さえも出来ない。
身体はお香が回りじれったい筈。
自然とシーツに染みを作り、シーツと秘所の間は銀糸が引く。
だが彼女が求めない限り、手を出すのをやめようか。*]
[ご飯の後という意見は封殺した。食べたら寝ちゃうかもしれないだろう!?
折原さんが着替えている間、俺は自分の洗濯物を畳む。
まぁ一人暮らしの男だし、そんなに多いものではない。すぐ終わる。
服もしまって、さてテレビでも見るか、とコタツに潜りこもうとすれば、扉の向こうから折原さんの声が聞こえた。]
着替え終わりましたか? んじゃ、失礼しまーす。
[ガチャリと洗面所の扉を開ければ、俺の作った赤いドレスを着た、折原さんの姿があった。
綺麗だ。まるで、お姫様みたいだ。人形みたい、じゃなくて。
なんて褒めればいいのか分からなくて。]
……折原さん、結婚しましょう。
[俺は一体何を言っているんだ。なんで求婚したんだ!?
つい口にしてしまった言葉は取り消せなくて、どうすればいいのかと手で自分の口を覆う。]
あ、え、ええと。凄く綺麗で、美人で。
てか、何言っても褒め足りないくらいなんスけど。
[顔が熱い。しかもめっちゃ気まずい。どうした俺。]
[せっかくのドレスを着こなせないのは申し訳ない。しかも、このドレスを着るのは私だけなのに。
審判を待つ気分で扉の前に立つ。
扉を開けた新井さんは、しばらく言葉がない様子だった。思わず体を縮こめる]
あ、あの。
[完全に衣装負けしてるよね。ごめんね。
そう言いかけた時だった]
[願いは聞き入れてもらえたらしい。
少しずつ離れていく相手。
それを望んだはずなのに。
身体の疼きは止まることはなく、
それが切なく感じ始める。]
―――……っ、はぁ ……ん
[疼く身体に抗おうとするけれど、抗う術もわからずに、
口から零れる吐息を抑えるのが精一杯。]
[ガチャガチャと手錠を鳴らしながら、身を捩らせる。
どんなに身を捩って我慢したところで、
漏れる声を抑えたところで、
身体の熱は治まることを知らない。
こんな姿を見られているという羞恥が、
疼きと熱の上昇を加速させるよう。
潤んだままの瞳でドアに凭れる相手を見つめる。
言葉は紡がずに、荒くなる吐息でまるで縋るように。*]
……………………は?
[何を言われるかと思ったら、プロポーズされましたか?
色々言われることを覚悟してたつもりだったけど、完全に予想外の言葉に目を見開く。
ちょっと新井さん、大丈夫?]
その、落ち着いて?
[よくわからないけど、その。
ドレスの作り手さんには満足してもらえたって思っていいのかな?
大袈裟に褒めすぎだと思うけど]
……言い過ぎだよ。
でも、ありがとう。
[つられたように私も赤くなる。
綺麗だって。美人だって。
今、私、ちゃんと女の子になれてるのかな。
女の子に戻れた、かな]
………
[ 声と、食器の音。
どうして、って疑問には、
…きっと正直に答えられたの だろうけど。
正直 聞いていて、
あまり気分の良い物じゃあ無かった。
―― 私の血を、飲むというのか。
首筋が、噛まれた痕が、
じくりと痛む。 ]
それだけ なら、
少しだけ なら
[ 本当は、
コンビニのものを求めようと思った。
だけどそれじゃあ納得しなさそうだ。
警戒の滲む赤色は、
すっかり冷め切ったスープを見遣って、
"注文"を、した。
起き上がるのも億劫になってきて、
活力が段々無くなっていく身体は、
きっと彼が用意する間、ぱたり、床に倒れている。 ]
言い過ぎじゃないッス。本当に。
とっても、素敵ですよ、折原さん。
[顔が赤くなってる折原さんも綺麗で、素敵だ。
まぁ、その。今は、俺だけがこの人の可愛さを知っているんだ。
そう考えると、折原さんが愛おしく思って。
つい、抑えきれなくて、屈んで唇を奪ってしまった。]
[言われ慣れない言葉を重ねられて、私の体温はどんどん上昇していく。ような気がする。顔がとても熱い。
目のやり場に困って、どんどん顔が下を向く]
そんなことないよ。衣装負けしてるって思うし。
でも、ありがとう……。
[私がドレスなんてって思うけど。
だけど、新井さんは私が似合うと思ってこのドレスを作ってくれたんだよね。
私に、ドレスが似合うって、思って。
そんなことを思うと、なんだか心臓がぎゅっと掴まれたような感覚がする。
そんなことを考えていたら、足元にふと影が差して。
気付いた時には唇が重なっていた]
俺は君の願いを受け入れたつもりだけども?
―――だが誘っている目で見ているのに気づいてるかい?
[吐息を吐き出しながら、潤む瞳で己を見つめる彼女。
だが己は願いを聞きいれただけだ。
目の前で身を捩り、声を我慢してる姿が堪らない。
荒くなる吐息を感じながらニコリと笑みを浮かべて。]
―――…俺は君が何も言わなければ手を出さないよ。
[ただ腕を組み、ニヤニヤと笑みを浮かべながら彼女を見る。
そしてまた一歩一歩近づいて、
ベッドの横へ腰を下ろす。]
[己も下肢に熱を溜めている。
当たり前だ、同じ部屋で同じ甘い香りを嗅いでいるから。
手を伸ばすも触れるのは髪の毛を撫ぜるだけ。
まるで大切なものを愛でるように、慈しむように。]
何か……云いたい事はあるかい?
[笑みを絶やさず彼女に問いかけるのは声。
そして手は撫ぜるだけ。
それだけで身体が刺激されてしまうのを分かっているが故に。*]
[しぶしぶ、といった様子ではあったけれど、
肯定の返事が返ってきたならば、慌てて、台所に駆け込んだ。
少女の分、少し冷めたスープは、後で自分が食べよう。
出来ることなら、一番おいしいものを食べてもらいたい。
けれども、温めたスープを持って、再び彼女のもとへ戻れば、
白い身体は、ぱたりと床に伏せているものだから、
スープの皿を放り出して、その身体を抱き起す。]
え、ちょっと、卯月ちゃん!?
[貧血か、あるいは、はたまた別の原因か。分からない。
ゆさゆさと白を揺さぶる。
思い出した光景は、最初に“食べた”白いウサギの姿。
白い体は赤にまみれて、気付いた時には、その赤い目が開かれることは二度となかった。
白い首筋に手を当てる。
温かな体温を、心臓の音を確かめるようにして、
彼女の顔を覗き込んだ。**]
[唇は、とても柔らかかった。
折原さんのは、瑞々しい果物みたいだと思った。]
あ、せ、洗面所じゃ寒いッスよね。
俺、先戻ってますから、着替えて大丈夫ッスよ。
[今更、恥ずかしさが増してしまって、俺は居間に戻る事でこの状況から逃げ出した。
そろそろピザも届くだろうし……。
居間に戻って、俺は頭を抱えた。やっちまった。
こんな事して、嫌われたらどうしよう。戻ってきたらちゃんと謝らないといけないな。]
……嫌われたら?
[俺は今何を考えたんだ。そもそも、俺は折原さんを攫ってきている。
元々好意を持たれる事なんてあり得ない事なんだ。
それなのに、嫌われたらどうしようって、おかしいな。
まるで俺が片想いしてるみたいで――]
……そう言う事、なのか?
[まさか、な。まさか。いや、そうなんだろう。意識してしまったのか。
と、インターホンが鳴ったので、考えるのをやめて、応対する。ピザが来た。]
折原さん、ピザ来ましたよ!
[取り皿を用意しておいて、コップは……いいか。ウーロン茶はペットボトルだし。
とりあえず、いつでも食べられるように準備をして、折原さんを待つことにした。]
[キスをしたことは、あった。三年前までは、一応私も普通の女の子だったんだし。
高校を卒業して、遠距離になって、そのまま自然消滅した恋人の顔は、もうかすかにしか思い出せない。
あれからいろんなことがあって、取り巻く環境も、私自身も変わってしまった。
無意識のうちに酸素を求めて開けてしまった口は、もしかしたら誘っていると思われてしまったかもしれない。
突き飛ばそうという考えは、浮かんで来なかった。頭の中はただ真っ白で。
かくんと足から力が抜けて、気がつけば床に座り込んでいた]
[多分、新井さんを見上げて、私は物言いたげな顔をしていたと思う。
だけど新井さんは気が済んだとばかりに早足で洗面所を出て行ってしまった。
寒い。そういえばそうだ。洗面所は寒いところだし、ドレスは寒い。
いつもの格好に戻りながら、今のはどういうことだろうって考えた。
お腹に腕を回された時は、駄目だよって言えたのに。
駄目だって思うのに、今はその言葉が出てこない。
代わりに出てきたのは、別の言葉だった]
こういうことは、好きな人としなきゃ。
[それは、寂しいって言われた時に返した言葉。
私は着せ替え人形だよ。世の中には、まあそういう目的のお人形もあるらしいけど、新井さんが私に求めてたのはそういうことじゃないでしょう?
ああ、それとも、もしかしたら]
着せ替えが終わったから、次はそういうお人形になってほしいってことかな……?
[自分が言ったのに、自分の言葉が突き刺さった。
新井さんはそんな人じゃないって思うのに、私は自分が傷つく言葉をわざわざ選んでるみたい。
私、どうかしてる。
首を振る。丁寧にドレスを抱えると、私は洗面所から出た。届いていたピザに、美味しそうって微笑む]
ドレス、どうしたらいいかな?
[汚したら大変だ。抱えていたドレスをそっと差し出した]
[誘っているつもりなんてない。
だから相手の言葉に、ゆっくりと首を振る。
こんな状況から、早く解放されたいだけなのだと。
浮かべられる笑みに、羞恥心が煽られる。
見ないで欲しいと、頬を紅潮させて目を伏せる。]
―――……っ!?
[手を出されないのなら、それでいい。
だから何も言わずにいればいい。
そのはずなのに――
近づいてくる気配に、身体がまた疼いた。]
[伸びて来た手は、優しく触れるだけ。
先ほど乱暴に唇を奪われた時とは違う。
その優しさが物足りなさを身体が感じている。]
……、………
[云いたい言葉が何かすら、もうわからなくて。
ただ、この疼きを早くどうにかしたかった。
触れられたくないのに、触れて欲しい。
心と身体で求めていることは違う。
些細な刺激に下腹部はジンと反応するのがわかる。]
……意地悪、しないで………
もっと、触れて……
[紡がれた言葉は、
自分でも予想外の言葉だった。*]
久々にピザ頼みましたけど、やっぱ美味しそうッスよね。
ああ、ドレスは置いときましょう。
[綺麗に畳まれたドレスを、なるべくピザから遠ざけておく。
折角作ったんだし、汚したくないし。]
あ、食べる前にちょっといいスか。
[と、一言断って、折原さんの耳元で小さく囁く。]
[ そんな、たいしたことじゃあなくて。
単純に空腹が過ぎて、エネルギーが切れた。
きっとそれだけのことだったのだ。
卯月はあまり食べないし、動かないし
こんな風にプレッシャーのかかる出来事に、
何度も遭遇している訳ないし。
眠いとも疲れたとも違う何かに、
ただ、ぱったり倒れた、だけ。 ]
[ だから、
首筋に誰かの体温が触れたら
きっと直ぐに、目が覚めた。 ]
………?
[ ぱち。
緩慢に赤色は瞬いて、
やっぱり、緩慢に起き上がる。
―― 途中、ぐらりと身体が傾いたけれど、
なんとか持ち直して。
なんでそんな顔してるんだろう、って
そう聞きたそうな顔を彼に向けてから、 ]
―― あれじゃないんですか。
[ 置かれた――、か、放られた
スープの皿を示して、かくん。
首を、傾げ。 ]
……美味しそうな香りがします。
お母さんのと、似た香りです。
[ 素直な、感想** ]
そ……、そんだけッス!
ピザ! 食べましょうか!
[今俺の顔めっちゃ赤いんだろうな。
誤魔化すように食べたピザの味は、まぁ、久々に食べたとは言え、前と大して変わってなかった。
あ。そうだ。]
ドレス作り終わっちゃったんで、正直折原さんを帰さない理由なくなっちゃったんですよね。
……また何か作りましょうか?
[この人には、もっと可愛く、美人になってもらわないといけないからな。]
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