105 CLUB【_Ground】
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[――――――カツン。]
(@0) 2013/12/15(Sun) 02時半頃
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―研究ルーム―
[CLUB【_Ground】内、寮よりも更に奥。 マジックミラーの張られていない、その研究ルームに響いたのは小さな金属音であった。 古びた鎖がちょっとした反動で切れたのだろう。 男の首から落ちたその貴金属が、床に寝転がっていた。]
ったく。
[伸びた髪を掻き回せば、乾燥した擬音が聞こえる。 指先はそのまま床へと降り、転がる銀色のそれを指先に掬い上げた。 手早く鎖を直してしまえば、男はその貴金属を首へと掛けた。 黒の縁に囲われたガラス板には膨大な量の文字が映っている。 男が向かうパソコンにこの研究所内の“商品”のデータが並び、それが反射したのだ。]
今回は、UGグループね。
[データを抽出する間、咥えたままの煙草が少しずつ室内を煙で満たしていく。 机の上の灰皿には、仕事中に無残にも押し潰された吸殻が山のように積もっていた。]
(@1) 2013/12/15(Sun) 02時半頃
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で、寮に移動は終わってんの? 寮っつーか、檻みたいなモンだけど。
[男は気だるげに問う。 視線はパソコンの画面を見つめ、首の後ろ、襟足を掻き毟る。 男の頭に思い浮かぶのは、いつであっても動物園の檻と等しい。 だからといって怪訝そうな表情をするでもなく、嫌悪を滲ませるでもなく ただ淡々と、事務的に言葉は口を吐いて出た。]
あの虎出したんだっけ。 他に注意しとかなきゃいけないのって居たっけか。
[表示されていくデータを見つめ、男はひとつ欠伸を *溢した*]
(@2) 2013/12/15(Sun) 03時頃
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[――――――ン゛ン゛ッ。]
(@3) 2013/12/15(Sun) 07時頃
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―研究ルーム―
[CLUB【_Ground】内、地下。 白煙の海に沈んだ研究室に、 これ見よがしに、くぐもった咳払いが上がった。
咳払いの主は、先日壊れたばかりの空気清浄機を睨み、 煙の発生源を睨み、もう一度大きく咳払いをする。]
……フー、煙い。
[じっとりとした抗議の声は、 今度もまた、多分無視される。]
UG、可愛いよね。
[手で煙を遠ざけながら、 読んでいた本を閉じパソコンに向かう男の背後に近付いた。 灰皿に山を築く煙草の死骸を一瞥して、 微妙に掛け違えたような返事をした。]
(@4) 2013/12/15(Sun) 07時半頃
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うん、 もう、売場に移動済みー。
[気だるげな問いには、少し間延びした声を返す。 リーダー相手とは思えない気安すぎる言葉遣いは、 フーの研究チームに配属された時から変わっていない。
ノンフレームの眼鏡ごしに パソコン画面を流れる文字列を軽く眺めて]
なんにも心配いらないよ。 みんなとってもいい子だから。
[中性的な顔にやわらかい笑みを浮かべた。]
(@5) 2013/12/15(Sun) 08時頃
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[白衣のポケットの中の小型の携帯端末に メール着信を示すバイブレーション。]
メール、読んで。
[手のひらに収まるサイズの端末を口許に寄せ 軽操作の後、人に話し掛けるように言う。]
『メールガ 一件アリマス。
12月XX日 XX時XX分。 送信者 CLUB【_Ground】。 件名 ナシ。
オ客様 ゴ来店デス。
メールハ 以上デス。』
[メールの内容を読み上げる機械音声は 昔に比べて随分と滑らかになった。]
(@6) 2013/12/15(Sun) 08時半頃
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──だって。
[端末がメールを読み終えると、フーの横顔を見て]
さあぁぁぁて。 空気汚染はそのくらいにして、お仕事はじめよーかぁ。
[若干、億劫そうに。 間延びした声で上司を急き立てた**]
(@7) 2013/12/15(Sun) 08時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/15(Sun) 09時半頃
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[これ見よがしな咳払いが男の元へと届く。 顔の向きは変えず視線だけをちらと動かしたが、背後の気配を視界に捉えることはできない。 代わりに間延びした声で、それが同チームであるティーという男と知れた。 彼の側には男の出す白煙を吸い込む便利な機材があったはずだが。 花粉やチリさえも除去した挙げ句、マイナスイオンを放出するというそれを壊したのは何台目であろうか。 毎日、いや毎分築き上げられる吸い殻の山に音を上げる事なく働き続ける空気清浄機(あいぼう)が見付かることを願うばかりだ。]
可愛い? なら買うか?
[煙に関する抗議は右から左、悪びれる様子も気遣うこともなく口からそれを吐き出した。 噛み合わぬような返答には冗談ともそうでないともつかぬ声色が返る。]
始末書くのはめんどくせぇが、減俸報告書くのだけは俺の楽しみだな。
[笑みは男の内心を表すように、意地汚いそれであった。]
(@8) 2013/12/15(Sun) 12時頃
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心配なんぞしてねぇよ。 後々クレーム入れられんのと、事件沙汰にされんのは勘弁って話。 ショーバイだからね、ショーバイ。
[気易い言葉遣いは彼が配属されてから変わらぬもので、男が返すリーダーらしからぬやる気の見えない返答も出会った当初から変わらない。 ボロボロになったサンダルは年中履き潰された年期ものであり 首回りのゴムが延びたTシャツは、時に染みが飛んだものや穴が開いたものに替わるのみ。 今は椅子にかけられ、パソコンから離れれば羽織る白衣も、その名の通り白い色をしているかかなり怪しい。]
客か、めんどくせ。 つーかもう一人どこいった、サボりか、減俸すっぞ。
[咥え煙草を灰皿に押し付けた男は、漸く顔を動かした。 もう一人の姿が見当たらない。 柔らかで中性的な顔を眼鏡の奥に認識すると、もう一人を視線が探した。]
(@9) 2013/12/15(Sun) 12時半頃
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客相手苦手なんだよ、俺。 つ訳でティーに頼むわ、外面いいでしょお前。
[背伸びをすれば男の首や背中がゴキゴキと音を立てた。 暫くデスクにかじりつきで、データの移動や更新などを進めていたせいもある。 真新しい煙草を一本咥えると、刑事モノか医療モノのドラマよろしく白衣を翻し羽織り サンダルの足音を響かせながらデスクから離れた。]
様子見してくるわ。 後から店の方には顔出す。
[行きたくはないが、とは言わずとも知れる。 男が人間嫌いだという噂は、研究所内の噂の一つでも *あっただろうから*]
(@10) 2013/12/15(Sun) 12時半頃
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ー研究エリア内、調理室ー
ふんふんふ〜ん、おいしくなぁれ、っと。
[工場から送られてきた真空パックの餌を、煮え立つ鍋の湯で湯煎する。 工場から送られてくる餌は個体差に合わせて必要な栄養もきちんと配合されているので、現場の人間にとっては非常に楽なのだが、その分餌は不味くも美味くもない]
えーと、ホレーショーの新しい皿は…っと。あいつほんと何枚割る気だ。
[せめてと温めたり冷やしたり、皿に見栄えよく盛ってやるのはただの自己満足。 動物たちの食事をワゴンに並べると廊下に出る]
(@11) 2013/12/15(Sun) 13時半頃
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ー廊下ー
あ、おっさん。ちょっと餌やり行ってきマス。
[廊下でチームリーダーと鉢合わせ、悪びれる様子もなく業務報告。 来店を知らせるメールはもちろん届いている、が]
上の方はさ、まぁ、ティさんいるし。適材適所ってね。
[リーダーもどうせ同じ腹だと踏んで、接客はティに任せてしまう腹積もり]
(@12) 2013/12/15(Sun) 14時頃
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ー寮・広間ー
おら、メシだぞお前らー
[その時広間には何匹いただろうか。 動物たちに顔を見られぬよう、壁の向こう、配膳口から手だけを出して、テーブルに皿を並べていく。 近くに寄ってくる者がいれば毛並みを撫でて、健康状態のチェックを行う]
(@13) 2013/12/15(Sun) 14時頃
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[予想通り、勢いよく飛びついてきたホレーショーに、手ごと持ってかれぬよう気をつけながら皿を差し出す]
おー、お前はやっぱり元気だな。 環境変わって、何か足りないもんとかあるか? あとあんまり他のやつビビらすなよ。
[毛並みをわしわしと撫でてやり、それとなく言い含める。 他の動物とのやりとりも、客からすれば評価対象のうちだろう。 ただ、この奔放さも美点の内であるため、とにかくおとなしくさせればいいというわけでもないところがなかなかに度し難い]
(@14) 2013/12/15(Sun) 14時半頃
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[次に寄ってきたテッドが、慎重に鼻先近づけてくる。そっと手のひら差し出して、匂いを覚えさせながら]
サミュエルだ。よろしくな。
[そのまま指先で顎下なぞり、首筋あたりを撫でてやる]
食事も、なんか食いたいもんがあるなら、ある程度融通するぜ。 なんせ大事な時期だしな。
[多少のわがままも、それぞれの嗜好を客にアピールするためとかなんとか言えばある程度通るだろうと、そんな腹づもり]
(@15) 2013/12/15(Sun) 14時半頃
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[たとえ誇り高き一匹狼の性質を与えられていても、愛玩動物として生まれた以上は肌の触れ合いに弱い。 それを憐れむわけではないが、気恥ずかしそうなテッドの様子に、安心させるようにそっと頬を撫でてやる]
……ん、いい子だ。 あのデカいのも、デカいが悪いやつじゃねぇから、仲良くしてやってくれ。
[そう言ってポンと頭を撫でた]
(@16) 2013/12/15(Sun) 15時半頃
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爪? あーあ、ほんとだ。 お前伸びるの早いな。
[にょき、と伸ばされた爪を指先でなぞる。爪研ぎは自分でしているようだが、引っ掛けると危ない長さではある]
おっけー、メシ食い終わったら、爪切り持ってお前の部屋行くから。 目隠しして待ってな。
それと、そっちの道具もな。 どんなのが好きなんだっけ?
[無邪気にねだるホレーショーに、笑み含みに。答えてから、そういえばその「世話」の様子も客に公開されるのかと、今さらながらに思ったりした]
(@17) 2013/12/15(Sun) 15時半頃
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[>>40お行儀の良い挨拶。やはり同じ工場出身でも個性はひとりひとり大きく異なる]
ん、ヤニクは賢いな。
[差し出された頭を手のひらで撫でる。ふわふわの大きな耳の感触が指先に楽しい]
みんなと仲良くな。
[ヤニクならば心配はなさそうだが。 こういう『素直ないい子』ほど、世話する側に要望を見落とされがちだ。皿を受け取って離れる様子を見送りつつ、そのことを心に留め置いておく]
(@18) 2013/12/15(Sun) 17時頃
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[ティーが初めて研究室へ通された時、 染み付いた煙と煙草の香りで気分が悪くなり、 その日のうちに空気清浄機の最上位機種をネット注文した。
以来、愛煙家の上司が壊した空気清浄機の数は、 軽く両手の指を上回る。 最新機種が出る度に、望みを託して注文するのだが 今のところ、期待は裏切られてばかりだった。
フーの煙責めに耐え切るタフな相棒に巡り会うのと ティーが空気清浄機破産するのとどっちが先か。
目下最大の悩みである。]
(@19) 2013/12/15(Sun) 20時半頃
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ゴジョーダンを。
[からかうような言葉>>@8に即答し 意地の悪い笑みを浮かべるフーの顔を視界から締め出す。
ただでさえフーのせいで貯金を減らしているのに 減俸になどなったら本当に破産しかねない。]
ハイハイ。 ショーバイね、ショーバイ。
んー……、 給食のおにーさんなら、 そろそろごはん作ってるんじゃない?
[まだ若い研究員を探すフーにそう答え]
ぁー…──はいはい。
[予想していた通り、当面の客の相手を言い付けられると 背を向けたまま、仕方がないなと肩を竦めた。]
(@20) 2013/12/15(Sun) 21時頃
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いってらっしゃーい。
[白衣を羽織って研究室を出るフーとは逆に 白衣を脱いでハンガーに掛け、研究室を出る。
片手に挟んだファイルには、客向けに作成した ペットの飼い方マニュアルが綴じられている。 おおまかには説明するが、細かいことは自分で読め。 基本的にはそんなスタイル。]
オレの愛想は安くない──ってね♪
(@21) 2013/12/15(Sun) 21時頃
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[通常のバーの下、地下一階にVIPルームがあり 寮はその下の地下二階にある。 研究エリアは更にその下、地下四階の深さにあって ペットは無論、選ばれたVIPでさえ立ち入りは許されない。
地上へは一旦エレベーターで地下二階へ上り、 そこから階段でVIPルームへと入る。 選び抜かれた調度品とジャズで彩られた大人の空間を 無粋な機械の開閉で邪魔しないために、 誰か(知らないが、店長辺りがきっと)考えた構造のようだ。]
(@22) 2013/12/15(Sun) 21時半頃
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―研究所から―
空気清浄機もバカにならんだろ。 お前も仲良く吸やいーんだ、喫煙者はどこでも肩身狭ぇんだから。
[白くない白衣を男は翻し、研究所を後にする。 肩身の狭そうな言動でも態度でもなく、【_Ground】の店内禁煙席でも平気で煙草をふかすような男だ。 とはいえ、VIPルーム内だけの事ではあるが。 新しい空気清浄機はどのくらいもってくれるやら。]
アイツも世話好きだねぇ。 よくめんどくせーことやるわ。
[男は気だるげに呟く。 餌やりや掃除、その類いの仕事を好き好んでやる男ではもちろんなく 客相手にも平気で同じような態度で接する。 大抵をパソコンの前で過ごし、他に漏らしてはならぬデータと向かい合い、部下の査定と減俸報告書製作が目下の仕事だ。 あと、空気清浄機の撲滅作業か。]
(@23) 2013/12/15(Sun) 21時半頃
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─VIPルーム─
[VIPルームの端に、 天鵞絨の天蓋で目隠しされた階段がある。
カチリ、と鍵のまわる音がして、 ダークブルーのスーツを着た眼鏡の青年が現れた。 まだ二十歳そこそこにも見える中性的な顔立ちだが、 (この日のために仕立てた一張羅の)スーツも、 その下に着込んだベージュのベストも (夕方から研究をさぼって磨いた)飴色の靴も、 どれも相当値の張る一級品だと、 この場にいるものならわかるだろう。
青年は、愛玩動物を映し出したモニターの横に立つと 人好きのするやわらかな笑みを浮かべ──]
(@24) 2013/12/15(Sun) 22時頃
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いらっしゃいませ、お客様方。
わたくしはティー。 お客様が最高のパートナーと巡り会えるよう お手伝いをさせていただく者です。
[──深く腰を折って、恭しく一礼した。]
(@25) 2013/12/15(Sun) 22時頃
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エサの時間なら少しずらすか。 じゃ、後でな。
[そういって男が立ち寄るのは資料室。 データにさえ出来ぬ紙面のみのものを確認してから寮にでも向かうかというつもりだ。 サンダルが研究室を出て廊下に差し掛かる。 交差する足音は先程給食のと揶揄された部下のものだ。]
おっさんは、給食終わるまで資料室いるわ。
[ポケットのなかに手を突っ込み、男は彼とすれ違う。 ガラスの板は反射で若い彼を一瞬だけ捉え。]
鶯と狼、気にしとけ。 蛇の体温も計れよ。
[頭の中にコピーが終わったデータの中から、多少気になる動物をいくつかピックアップした。 環境の変化、気温の変化は否めない、故の上司命令というやつである。 告げるとそのまま資料室へと足を踏み入れ、暫く紙面に目を通す作業を進める。 それも終わり寮の方へと再び出向くまでに、咥えた煙草が何本か入れ替わるのは言うまでもないことである。]
(@26) 2013/12/15(Sun) 22時頃
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──と、いうわけで、
オレのことはティーって呼んで? [にっこり。
顔を上げたティーは、 やわらかな笑みと物腰はそのままに、 面倒な敬語を速攻で投げ捨てた。]
(@27) 2013/12/15(Sun) 22時頃
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[たったあれだけの口上>>@25で 舌を噛み掛けたのはナイショの話。
間延びした話し方も、誰彼構わぬため口も、 舌っ足らずで長ったらしい喋り方をすると 噛んでしまうせいである。
ティソ・ポルトピアリ26歳。 苦手な早口言葉は 自分のファミリーネームを十回唱えること。]
(@28) 2013/12/15(Sun) 22時頃
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一匹ずつかぁ。 んー……、じゃあ、どの子から聞きたい?
[長い銀髪を仮面のごとく纏った男に訊かれると モニターを離れ、男のそばへ寄る。 金糸で蹄鉄の刺繍の入った 黒いベルベットのファイルを手渡し、 受け取る際に手袋の隙間から見えた義手に目を留める。]
サー・クロイツ・ヴェスパタイン。
[なんとか噛まずに言えた。]
(@29) 2013/12/15(Sun) 22時半頃
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[ファイルは他の客へも、一冊ずつ手渡される。 ティーが自ら夜なべして作ったファイルには ヴェスパタインが聞きたがった個体情報も含まれていたが、 聞きたいと言われれば渋らない。
非公式なこの研究にかかる膨大な費用は、 作り出した愛玩動物を、 売って、はじめて捻出出来るのだから。
お客様は神様です。
白いジャケットの客の質問には]
リージ・カストラーだッ・ミナー。
残念ながら、今のところ。 獣の遺伝子は雌の染色体とは相性が悪くって。
[頷いて肯定を示した。]
(@30) 2013/12/15(Sun) 23時頃
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[>>52 寄せられた鼻先と唇。壁の向こう、密かにくすぐったげに目を細める。 耳がいいから、とのテッドの言に、なるほどと頷いて]
寮生活に慣れれば、ホレーショーも加減を覚えるさ、……たぶん。
[最後の言葉は小さく付け加えられた]
いざとなったらイヤーマフでも見繕ってやるよ。
(@31) 2013/12/15(Sun) 23時半頃
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なんでもいい、か。なるほど?
[>>56 ホレーショーの返答に、目線を上げて考える]
んじゃまぁ、いろいろ試すか。 ……リクエストを募るのも一興かな。
[ミラーの向こうのお歴々には、またとない品定めの機会であろう。 転じて、ホレーショーにとってはアピールのチャンスである。……本人にその気はなかろうけれども]
おー、みんなと仲良く遊べや。 力加減間違うんじゃねぇぞ? 友達には優しくな。 マタタビは……、
[工場からの申し送り書になにか記載があった気がする。しばし、黙考]
上司に聞いてみるわ。許可が出たらな。
(@32) 2013/12/15(Sun) 23時半頃
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―寮・広間(壁向こう)―
ん? 食欲ないのでもいんのか?
[男がそこへやって来たのは丁度、配膳口にやってきた声と同時。 満たされた皿を受け取り中へ向かう声に(>>139)鳥と単語を聞けば 男は襟足を掻き毟る動作とともに、唇に挟んだ煙草を揺らした。]
余程悪けりゃ見てやるが、随分といい音もしてやがるし。
[どこからともなく聞こえた盛大な腹の虫は鶯のものだろう。 コキリと首を鳴らし、火を灯さない煙草のフィルターを噛んだ。]
(@33) 2013/12/15(Sun) 23時半頃
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葉っぱ? あぁ、ロールキャベツ。 気に入ったんか。了解。
[>>74 ホレーショーからのリクエストに、3日前のメニューを記憶から手繰る。もちろん自分が用意した食事である]
お前も食べたかったら作ってやるよ。 工場からの既製品じゃなくなっから、ホントの俺の手作りだけどな。
[興味を見せたテッド>>81にもそう声をかけて]
(@34) 2013/12/15(Sun) 23時半頃
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[そうこうしているうちに、チアキがシーシャを背負って現れた]
おー、チアキの皿はこっちな。 あと、シーシャ、あとで検温すっから忘れんなよ。
[さっき上司から命じられたことを思い出しつつ声をかける。 ここで動物たちを弱らせるわけにはいかない。適当に見える上司だが、動物たちの管理に関わる指示は信頼していた]
(@35) 2013/12/15(Sun) 23時半頃
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お、ヤニク。ありがとな。
[空になった皿を持ってきたヤニク>>93に礼を言って。問いかけに、小さく瞬く。 壁越しでよかった。今の自分の表情を見られずに済んだから]
……みんな、かどうかは、俺にはわかんねぇけど。 お前が今まであった人間がそうだったんなら、そのことは、忘れねぇでいてくれ、な。
[曖昧な返事。手を伸ばして、ヤニクの頭を撫でようと。 いい人だといい。その言葉にそっと息をつく]
買ってくれた人間の手がどんなのでも、愛されれば必ず、お前にとっては優しく感じられるから。
[大丈夫、と励まそうとして、その言葉は音にならずに]
(@36) 2013/12/15(Sun) 23時半頃
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[そうこうして動物たちの食事の様子を観察していたが。一部に不安気な気配]
ん、体調不良か?
[何匹かが気遣わしげに声をかけている。 ぐったりしてみえる翼、横たわる体。記憶の中の一場面と重なって]
ん、あ、あぁ。もちろん、
[診察を、とのヤニクの言葉に、かろうじて答えたが。 近づいた足音に気づいたのは、低い声が隣で発せられた後だった]
あ、あぁ、おっさん…… すんません、後、頼んます。
[心配なさそうと見る上司の言葉にほっと息を吐いて。やや早口に告げてその場を離れようとする]
えと、爪切りの準備があるんで。
[シーシャの検温をしていないことは、すっかり忘れていた*]
(@37) 2013/12/16(Mon) 00時頃
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[光量を絞ったライトの下でも鮮やかな 金の髪の若者の台詞には、さすがに眉尻を下げる。]
あー……、アンデルス・シメオン?
ただお金があるだけじゃ、ここには入れないんだよ? 徹底的な身辺調査の結果、 幾つもの条件をクリアしたひとに、だけ。
[門戸は開かれる。
困った顔で、けれど、さりげなく客を持ち上げた。 狭き門を通った、選ばれし人間なのだ、と。]
(@38) 2013/12/16(Mon) 00時頃
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あ?
[触診したわけでもなく答えたものではあったが、動物たちの会話から察するにたいしたものでもないだろう。 そのことよりもひとつ、男には引っかかるものがあった。 若い所員の様子は、男の懸念に薄らと繋がる。 ただの世話焼きならば構わないが、動物と接すれば接するほど距離は縮まり そこに生まれるものは大抵の場合が、広義でいう愛情なるものだ。]
おう。
[だとしても、今し方のものは必要以上の心配に見える。 彼の中にどんな感情が、ましてやどんな記憶が渦巻くか知る由もない男は この懸念がただの思い過ごしになるよう、願うのみ。]
(@39) 2013/12/16(Mon) 00時頃
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おい、蛇いるか。
[広場の傍にはすぐに対処が出来るよう、最低限に必要なものは取り揃えてある。 体温計などの医療器具は勿論、愛玩動物用に製造された 言うところの“玩具”もまた然りといったところだ。 中から目当てのものを取り出せば、それが使用されていないであろう事を推測し アルコール綿を袋から取り出し、消毒を施す。]
体温測るぞ。
[喋るたびに揺れる煙草から煙が立ち昇ることはない。 珍しく、このフロアでのみ男がそれに火を付けないのは 男なりの愛情ともいえるのだろうか。]
自分で測るか、俺が測るか選べ。
[動物たちを商品扱いしかせぬ男に、その感情があるかが問題だが。]
(@40) 2013/12/16(Mon) 00時頃
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|
注目の子、かぁ。 どの子も可愛いけど、それなら──
[と、モニターに視線をやるのは ヴェスパタインの要望>>136に応えるため。]
あの、背中に羽のある子。 イアンは、可愛がってあげるとすごく綺麗に鳴くよ。
[目についたのは、一番引っ込み思案な鶯の雛。 自分からアピールしていくなんて無理そうだから 誰よりも、真っ先に売れてくれるよう、売り込む。]
おとなしくて躾も難しくないし、 美しい声は、きっとあなたの心を癒してくれる。
(@41) 2013/12/16(Mon) 00時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 00時半頃
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[例えばフェネックに向けたような言葉を聞いていれば(>>@36) 男はなんと言葉を口にしただろうか。 ただひとつわかることは、もし男の指がフェネックの あるいは愛玩動物の体に触れることがあったとしても その指先には優しさも温もりもないだろう。]
あと、虎。 先に言っとくがマタタビなんつーのはここじゃ出ねぇからな。
[口調にもそれは表れ、男の言葉は決して工場の人間たちとは違うものだ。 例えデータベースに“マタタビを欲しがる”などと書かれていたとしても 男がそれを許可するかと言えば、答えはNOだ。 理由は多々あれど、それを言葉に示すことはない。]
ただし、メシはたらふく食え。 お前が他のを食っちまわねぇ為にもな
[動く耳(>>164)にその言葉はどう聞こえるか。 モニターが繋がっているとすれば、食物連鎖を脳内で張り巡らせた客の一人にも その答えの一片は届くだろう。]
(@42) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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|
[>>141略称を提示してくれるミナーにほっとする。 軽く舌を噛んだのがバレたかとも思われたが、 深くは考えないことにして]
はぁい、ミーナ。
[満面の笑みで間違えた。]
ご飯はオレたちと一緒だよ。 好き嫌いはあるし、 ひとと同じくアレルギーがある場合もあるけどね。
それは、さっき渡したファイルに詳しく書いてあるから ゆっくりお酒でも飲みながら目を通して欲しいな。
(@43) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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居んじゃねぇか。
[返る拒否は存在の証明。 男の声は気だるげに言葉を繋げた。]
お前が寒さだの暑さだので死のうが、俺は構わんが。 嫌なら測れ。
[傍による声と気配、壁越しにわかるのは情報量が少なすぎる。 男の視線は部屋の温度と湿度を表示するものを捉え、数値をなぞった。 個別の部屋は、各々に最適なように設定されているが 広場に関しては中間をとらざるを得ない。]
抱きしめりゃ測るならいくらでもしてやる。 が、広場じゃ無理だ諦めろ。
[目隠しの必要性、広場に集まる動物たち。 その中から算出された答えは、配給口から体温計を差し入れることだった。]
(@44) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 00時半頃
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[二人、同僚が下にいるから、 下のことは二人に任せてティーは客に気を配っている。
>>154眉間を揉みほぐす仕草に気付くと]
サー、大丈夫?
[ボーイに温かく蒸らしたタオルを用意させた。]
読み書き出来る子は少ないよ。 教える楽しみを、 お客様から奪ってしまっちゃいけないから。
でも、出来る子もいないわけじゃない。 学習能力がとっても高い子は、時々覚えちゃうね。
(@45) 2013/12/16(Mon) 00時半頃
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…──歌は、好き?
[>>165なかなかの色よい返答に、にこり。]
(@46) 2013/12/16(Mon) 01時頃
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[面白い事に壁越しでもわかるほどの落ち込みぶりを虎が見せる。 男はその声を聞き、工場内でも元気な姿を見せていた事を思い出す。]
欲しけりゃお前の飼い主になる奴に強請れ。
[動物たちの方は、顔を見ることもできない立場だ。 男が研究所員の一リーダーとして、定期的に工場に訪れていることも ましてや中には男自身が制作に携わった動物がいることも 知ることなどないのだろう。]
水族館で鮫や他のが一緒に居られるのはな、 鮫が満腹で他を襲う気が起きないからだ。 だからお前やフェネット、あと狼は食え。
[つまりは満腹なれば、襲う確率は格段に減ると言うことだ。 水族館などと動物が知らないであろう言葉を使ったのは 今度は意識的に情報を上へ、つまり客へと届けるためでもあった。]
(@47) 2013/12/16(Mon) 01時頃
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ま、お前らは総じて他を襲うようには作られてねぇけどな。
[動物の特徴を持ってはいるが、その遺伝子の半分は人間である。 殺傷能力に長けた身なりをしていても、獣の殺傷本能というものは限りなく削ぎ落とされ それを埋めるかのように、性行為に特化した作り。 パソコンや男の中にある複雑なデータを文章化すれば、そんなもの。]
お前らがどんな動物であれ、メシは食え。 シマリスだろうが鶯だろうが。 食わなきゃ死ぬし、うちの給食係がメソメソする。
[男はそこまで言い終えると、眉をハの字に曲げて襟足を掻いた。]
(@48) 2013/12/16(Mon) 01時頃
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[客とのやり取りを重ねている途中、 新たな訪問者がVIPルームの扉を開けた>>160]
あれえ? ようこそ、キリエ・フジワラ。 今夜はいらっしゃろッ……来ないのかと思った。
なんちゃって。 待ってました。 どうぞ、席に。
[遅いじゃないか。 挨拶の練習に何分掛けたと思ってんの。 78(0..100)x1分だよ、まったく。
心の中でぶーぶー言っても顔には出ない。 ティーの心と表情筋は分厚い隔壁に隔てられている。
やわらかスマイルのまま席へご案内。]
(@49) 2013/12/16(Mon) 01時頃
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俺は困らん。
[蛇のブーイングに返す言葉は酷くあっさりしていた。 それ故にその言葉が嘘でもなんでもないことは知れるだろう。 素直に壁の向こうに消えていく体温計。 替わりに見えた指先に迷いもなく、手を重ねた。 抱き締めるということが果たせぬ代わりのものだ。]
客はどうだかな、興味もねぇ。 が、お前らは全員売れてもらわなきゃ、寧ろその方が困る。 金にならんからな。
[愛情のないその言葉を残し、差し出される体温計を受け取る。 その時には、重ねた手は離れていた。]
(@50) 2013/12/16(Mon) 01時頃
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サーの、 失くした目の代わりになる子もいるかもね。
[>>177元軍人が蒸しタオルを目に乗せると、 さらりと流れる銀の一房。
隠れていた無残な傷跡を目の当たりにしても ティーは顔色を変えず、目を反らしもしない。 人の顔面の美醜になんて興味はない。]
(@51) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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体温はまあまあだな。 が、後でブランケットでも用意しとく。
[数値を書き出すのは脳内。 通常平均、個体平均のデータと照らし合わせての解決策。 体温計を戻し、男はさてと上を仰ぐ。]
食ったら動いてよく寝ろ。 “動きたく”なったら呼べ。 つっても、俺を呼び出すよりはサミュやティーの方がいいだろうけどな。
[虎の頷きが見えたわけではないが、その向こうで聞いている姿は易々と想像できよう。 その肉食動物が満腹で狭い“檻”の中。 運動不足に繋がらないように出来る事は、そしてそう組み込まれているのは。 どこかの客の思考を読み取ったわけではないが 男の言葉はオブラートに包まれてはいるが、まるで応えるように続いた。]
(@52) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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[>>@50スピーカーから聞こえるフーの言葉>>@50に ティーの笑顔がピキリと固まる。]
は、 はは。 何言ってんだろ、あのひと。 ぇーと……あのひとただの世話係だから。 ただの雑用係のおっさんだから、 おっさんの言うことはあんまり気にしないでね。
オレたちの仕事は、 お客さんとあの子たちとの縁を結ぶことなんだから。
(@53) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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ティソは、お金はただの信用保証金みたいなもの、と付け加えた。
2013/12/16(Mon) 01時半頃
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[>>@52フーの言葉を継ぐように、 ミナーを見て軽く首を傾げる。]
走るよりー、もっと適した運動があるよ。 あの子たちには。
[目を細めた意味深な表情。
人差し指で軽く眼鏡の蔓を押し上げて、 その指先を、殊更ゆっくりと舐めた。]
(@54) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 01時半頃
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[すいぞくかんってなんだろう談議に、男が口を挟むことはない。 そういった疑問も好奇心も、客を引き寄せるポイントに成り得るし そういった疑問も好奇心も、満たすのは研究員ではなく客側にある。 願わくば彼らを買い取る人間が、水族館が何たるやを教え、腕を引いてそこへ向かうような飼い主たらん事を。 がらにもなく男は内心にそう落とし、自嘲気味に煙草を揺らす。]
ぼちぼち、上にでもあがるかね。
[気にしていた動物のひとつ、狼の声がなく。 あれは孤高な一匹狼と称されるように、一人歩き回る習性がある。 今頃は自分に宛てられた部屋にでもたどり着く頃だろう(>>187) 慣れぬ場所にそわそわとしている時よりも、 少し慣れた頃に、また様子を見に来た方がいい。]
お前ら、ここ来る時に薄っぺらいの渡されただろ。 使い方は工場の奴に教わったな? なんかあったら呼べ。
[そして間を置かず付け加える言葉は、研究所員のみの小型通信機にもありありと拾われる。]
(@55) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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主に俺以外をな。
[人間嫌いで面倒くさがりな男に、愛玩動物の世話など好ましいものではない。 煙草も吸えないこのフロアに長居は無用と言わんがばかりに 男のサンダルは寮の広間に背を向ける。]
(@56) 2013/12/16(Mon) 01時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 02時頃
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サミュならなんのリクエストも聞いてくれるだろうよ。 まあ、楽しみにしとけ。
[笑顔であるだろう虎の声に男は言葉を残し。 白衣に手を突っ込んで、廊下へと足を進めた。]
雑用係で世話係のおっさんが今からそっちいきますよ。 あ、おっさんのことは気にしないでね。
[廊下を移動する際に小型通信機に落とした声は、先ほど拾われた言葉を模したものだった。]
(@57) 2013/12/16(Mon) 02時頃
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あれ? そうだっけ? ごめんごめん、レイ・フジワラ。
きれいな顔だから、女性かと。
[>>191さりげない訂正に、覗かせるのは悪戯めいた笑み。 舌を出さなかったのは上出来だ。]
(@58) 2013/12/16(Mon) 02時頃
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(来んな!)
[と思った>>@57が、口には出さず、 VIPルーム用の空気清浄機のツマミを無言で最大に回した。]
(@59) 2013/12/16(Mon) 02時頃
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ん…──、
[あれ? と。 >>195ミナーの様子に違和感。]
もしかして、あなたはあんまり詳しくないの?
[身許を調べても、知識の程度までは調べない。 愛玩動物がどういう存在か、 まさか知らずに来る人間がいるとは 思ってもいないティーだった。]
(@60) 2013/12/16(Mon) 02時頃
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―VIPルーム―
俺だ通せ、あと牛乳。
[来るなとどこかで云われたような気もするが、気のせいだろう。 男はエレベーターをあがり階段をのぼって、部屋へと訪れた。訪れてしまった。 本来は清潔なはずの青が褪せたTシャツに、煙草の匂いが染み付いた白衣。 満足に切りにもいかない髪と伸ばしたままのヒゲ。 おまけに吐き潰したサンダルは“VIP”にやってくるには聊か浮いた存在であろう。 しかし顔を見せるなり、店員は男を部屋の中へと通し頭を下げる。 男は空いた席に腰かけ、やがてその場所へやってくるのは白い飲料と。]
ふはー。
[今し方点火されたものが、無残にも押し付けられる為のガラスの器だ。 近くでゴウゴウと、普段は静かな空気清浄機がうねりを上げている。]
(@61) 2013/12/16(Mon) 02時頃
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そうそう、 さっき、読み書きはあまり教えないと言ったけど UGグループは、文字を読める子は多いんだぁ。
書く方はまだまだだけど、ね。
[モニターの向こうで >>206画面を操作しているヤニクを指差し]
あの子は自分の名前だけ、書ける。 チアキとテッドも、読むのはそこそこ。
特に──、
[大きな尻尾をふぉんふぉん振っているチアキを指差し]
チアキは書くのも勉強中の、お利口さん。
(@62) 2013/12/16(Mon) 02時半頃
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[男は咥え煙草で客の面々を、眼鏡の奥に捉える。 そして空気清浄機に過酷労働を強いている部下を見れば、動物の説明中か。 男は口を開かず、代わりに注がれた牛乳に唇を寄せた。]
―――――。
[マジックミラーの向こう側、見上げているのは狼の姿。 他にも、他にも、その檻に閉じ込められている動物たち。 動物と呼んでしまうには何かが釈然としない、けれど決して人間ではない。 “愛玩動物”という作られた命を、男は無言でその眼鏡に映していた。]
(@63) 2013/12/16(Mon) 02時半頃
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[>>207若干言いにくそうにしているミナーを見て]
それは聞いてる、けどぉ。
[説明くらいはしてあるかと思っていた。 やれやれ、と前所有者の勝手な行動に軽い溜息。]
サーの言う通り。
…──あの子たち、
[セクサロイド──]
──…だからね?
[囁きレベルにまで声を潜めた、ミナーへの耳打ち。]
(@64) 2013/12/16(Mon) 02時半頃
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[嫌だ断る。
>>@61フーへの即答は氷の微笑の下に封じ込めた。]
(@65) 2013/12/16(Mon) 02時半頃
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はっ、大層なことを。
[誰に向けたものでもない単語が、言葉が、耳に残った(>>218) 人嫌いが出した声が届いたかはしれないが、男は確かにそう言って鼻で笑った。 指先は灰皿へと煙草を運び、灰を揺さぶり落とす。 何度か繰り返し、やがてそれを押し潰し。 また白衣の胸ポケットから新たなものを取り出して咥えた。]
(@66) 2013/12/16(Mon) 02時半頃
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[ヤニクの叫びとミナーの驚きがハモった。 ティーは思わずくすくすと笑う。]
言ったでしょ?
あの子たち、とてもお利口だって。 教えてあげればなんでも覚える。
人間より上手に、ずっと従順に。
(@67) 2013/12/16(Mon) 03時頃
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…─────。
[>>@66小型の通信機越し、 はっきりと聞こえてしまった声。
家を出る前に寝かし付けて来たあほ毛が 再び逆立つような思いに駆られたが、 ささっと髪を撫でて誤魔化し]
あの子たちは、一生にただ一人を愛し抜く。 その為に産まれて来たんだよ。
[レイの言葉を後押しするように、ティーは言った。]
(@68) 2013/12/16(Mon) 03時頃
|
|
うん、 そういう飼い主に飼われた子は、きっと幸せ。
[掛け値なしの本音は、眼鏡の奥の柔和な笑みと共に。]
だけど忘れないで。 あの子たちは、愛を交わさないでいると、
…──死んでしまうから。
(@69) 2013/12/16(Mon) 03時頃
|
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[うっかりと溢した声は小型通信機に拾われ、部下の耳に届いたようだ。 客の一人のペリエに細波を立ててしまったその体を、深く椅子へと沈ませた。 傍のモニターには、マジックミラーを見上げる難しい顔。 大きな音に驚く姿や怯える姿もあれば、自分の尻尾を抱き締める俗に言う“愛らしい”姿も見えるだろう。 ダンボールに飛び込むものもあれば、蛇の姿も映している。]
―――――――。
[男が口を開かないのは、客相手がどうしても苦手で棘を出してしまうからと。 他にもある理由を知るのは、首で揺れる銀色のロケットのみ。 咥えていた煙草を灰皿に押し付けると、客でもないのにソファに身を委ね静かに目を閉じた。 睡眠といえるほどでもない、薄い薄い絹糸のような眠りの浅瀬。 呼び出しの通知に薄い機材が震えるか、直接男に話し掛ける声がない限り 男は暫くその浅瀬をゆらりと *たゆたう*]
(@70) 2013/12/16(Mon) 03時頃
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フランクは、「どえらいもん」の言葉(>>231)には、少し眉を *顰めた*
2013/12/16(Mon) 03時半頃
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ー研究エリア・倉庫ー
……やっべぇな。
[咎められるようなことは、何もしていないはずだ。ただ少し冷静さを欠いた。そのことが、あの上司の前ではいかにも致命的に思える]
研究員の本分をはみ出すつもりはねぇし、大丈夫だとは思うけど。
[愛玩動物は客に選ばれ買い取られ、その主だけを生涯愛し続ける。 その原則を破ろうとしたことなどない。
身につけたツナギのポケット、古びたパスケースを開けば真っ赤な羽根が一枚]
……ただの自己満足だよ。
[それでもため息が出るのは、何か見透かされたように感じたからか]
(@71) 2013/12/16(Mon) 03時半頃
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[やがて意識を切り替えると、引き出しから猛獣型専用の爪切りをポケットに放る。 次にいわゆる『玩具』の棚へと向かいながら、操作をするのは支給された通信機。 客全体への通知にチャンネルを合わせると、小さな咳払いひとつ]
お客様にご案内申し上げます。 虎型愛玩動物、製造番号UG:2790のメンテナンス後、ささやかな試演を開催いたします。 ご購入の参考としてご覧になりたい姿や、試演内容のご提案などございましたら、お手持ちの通信機を通じてご用命ください。品質保持の範囲内で承ります。
[同じ案内をもう一度繰り返してから、マイクをオフに切り替えた**]
(@72) 2013/12/16(Mon) 03時半頃
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[頼むから! 黙ってて!
>>@70深く椅子に沈み込んだ上司を心の中で睨み やっぱり顔には出さないままで客との会話を続ける。
これで減俸になったら毎日昼飯たかっちゃる、 と心の中で決めた。]
(@73) 2013/12/16(Mon) 09時頃
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[スピーカーから流れる鮮明な声>>@72
フーやヴェスパタインがソファとの仲を深くし、 ミナーの質問>>232だけがぽつりとVIPルームに響いた時。
なかなか良いタイミングだと感心する。]
はーい、ごちゅうもくー。 みんなのテーブルの上に、通信機があるの、わかる? このくらいの、携帯端末。
一緒に置いてあるイヤホンとマイクを使って ペットたちと話せるから、 ぜひ、声を掛けてみてね?
[煙草の箱を薄くしたようなサイズの通信端末を 見本として顔の高さに掲げ、示す。]
(@74) 2013/12/16(Mon) 09時頃
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ー研究エリア・廊下ー
[籠に道具を放り込んで、ホレーショーの部屋へと向かう道すがら。端末に入った着信に、客からのものかと身構える。が、端末に表示されたのはUGで始まる製造番号]
ヤニク?
[イヤホンのスイッチを入れて音声を受信すると、その内容に目を瞬いた]
(@75) 2013/12/16(Mon) 09時半頃
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[イヤホンとマイクを用意したのは、 他の客に聞かれたくない会話でもかわせるように。]
通信機にはあらかじめペットそれぞれと 研究員の名前で登録してあるから、 ホーム画面で会話したい相手を選んで マイクに話し掛け江ね。
それと、今放送があったけど、 これから研究員のサムがペットのお世話を実演するよ。 なにか特別なリクエストがあったら “サミュエル”までどうぞぉ。
(@76) 2013/12/16(Mon) 09時半頃
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[説明を終えるとミナーの方を向き、 OKかな?と視線で問う。]
ミーナ、良かったね。 これから運動のさせ方も見せるよ。
一番運動量の多いタイプの子だから、 参考になると思う。
(@77) 2013/12/16(Mon) 09時半頃
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[動物たちは、人と変わらぬ顔形と体格をしていても、皆、総じて純粋に見える。 とりわけてヤニクは、危うさを感じるほどに素直に「人間」を信じ切っている。広間で交わした言葉>>152を思うと苦い吐息が零れる]
……みんないい人、だったらいいのにな。
[呟くのは、マイクをオフにした後のこと。そんなわけがないことは、よくよく知っている。
歪んだ愛をぶつけられた時、ヤニクの目はどんな色に濁るだろう。それでもそれが主からの愛ならば、愛玩動物はそれを受け入れてしまうのだ]
せめて、「いい人」に買われて……
[そう願うのは、やっぱりただの自己満足]
(@78) 2013/12/16(Mon) 09時半頃
|
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あはは、ベースは人間なんだからそんなに入らないよ。
[>>239さらりと怖い量を口にするシメオンに 思わずくすくすと笑み声零し、首を横に振った。]
ホレーショーはいっぱい食べる方だけど、 それでもそこまでは入らない。 ただ、猛獣の特質で、運動量は多く必要かも。
ホレーショー、あと、テッドとヤニクもね。
[虎、狼、フェネック。 四つ脚で野を駈ける獣の遺伝子は、 性欲というかたちで表れるか。]
(@79) 2013/12/16(Mon) 10時頃
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ー寮・ホレーショーの部屋ー
ホレーショー、俺だ。ちゃんと目隠ししてるか?
[研究エリアから各個室には直接出入りができる。 ドアをノックして返事を待ってから、念のため室内映像を確認し、カードキーで解錠する]
……寝てんのか?
[ダンボールにうずくまった様子を上から覗き込む]
(@80) 2013/12/16(Mon) 10時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 10時頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 10時半頃
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[ホレーショーの様子を観察していると、再び端末に着信が]
ん?
[同僚からの通信に、軽く眉根を寄せてボソボソと返答する]
(@81) 2013/12/16(Mon) 10時半頃
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|
ん。待たせて悪かったな。
[頬寄せるホレーショーの姿に目を細め、頭の後ろあたりをわしわしと撫でてやる。甘えた仕草は、大柄でもやはりネコ科か]
先に爪切りな。そこ座って爪出しな。
[ポケットからニッパー型の爪切りを取り出す。 小柄な動物なら、座らせた所を後ろから腕を回して抱えるように爪切りするのだが、果たして腕はまわりきるだろうか]
(@82) 2013/12/16(Mon) 10時半頃
|
|
[喉を鳴らす様子はますます猫のようで、相手が猛獣型ということを忘れそうにもなる]
おとなしくしてろよー
[寝そべったのをみると、傍にあぐらをかいて、片腕を腿の上に乗せる。爪を切りながら気づいた毛布を引っ掻いた痕跡は、欲求不満の表われか]
おー、今日はたっぷり遊ぼうな。 お前がどんなのが好きか、しっかり教えてもらわねぇとな。
[自分に、というより、客に、ではあるが。 爪切りはさほど手こずることなく進み、両手を安全な長さまで切り揃える]
……さて、こんなところか。 高いところに登れる長さは残してっから、加減は気ぃつけろよ。
[長さへの言及は、客へのレクチャーも込みで。言いながら、室内のカメラの位置を再確認する]
(@83) 2013/12/16(Mon) 11時頃
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|
[服を引っ張って催促する様子に目を細める]
遊ぶの好きか?
[頭から耳、首筋へとくすぐるように撫でながら問い、絨毯の上に寝転がらせる]
好きなら、おねだりしてみな?
[籠から手に取るのはペット用の猫じゃらし。はだけたシャツの隙間をなぞりながら、前をもっと広げてやる]
(@84) 2013/12/16(Mon) 11時頃
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|
おい。
[薄い絹の浅瀬から男は意識を戻し 本来は男がやらなければならないのであろう、客相手に説明する声に低い声を重ねる。]
通信機は使えるが商品と話せるのは次の来店からだ。 あれらは工場から来たばかりで、通信機の使い方も慣れてねぇ。 今日は大人しく見るだけ、おわかり?
[黙れと心の中で呟かれたようだが男に伝わるはずもなく。 客を客とも思わない口調はVIPルームに響き渡り、男の指先は胸元を探った。 新しい煙草を取り出せば、それが最後の一本となる。]
(@85) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
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|
[ふと、会話の途切れた瞬間に、 一人大人しくしていたテッドの部屋から 微かに漏れた声>>244を、 各部屋に備え付けのマイクが拾う。]
ぁ、
[ベッドの上でちいさくなって 何かに耐えている。]
──。
[フーを見て(全身から見えない棘を発している)、 サムを見て(現在手の離せないお仕事中)、 最後に客を見た(気づいたよね?)。]
(@86) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
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|
[あ、やばい。 そうだったっけ。
販売経験の浅い研究員は、 説明に被さる上司の声に内心でぺろりと舌を出した。]
ごめんごめん、そういうことみたい。 通信機はオレたちにだけ繋がってるから、よろしくー。
(@87) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
それから、お前らお客サマがもう一度ここに入れんのは早くても一週間後。 他にも客はわんさかいるし、商品のメンテだの製作だの、やることは山のようにあるわけ。
[煙を吐き出せば、男の口から出るのは棘のある言葉ばかり。 しかしそこに乗る感情は、仕事にたいしての情熱やプライドではなく。 “人間”という動物にたいしての単純なる嫌悪だ。]
お前らの“愛”なんて陳腐なモンを満たすために、いろんな時間が必要ってワケ。 あと、金もな。
[掌に握りしめた煙草の箱がくしゃりと音を立てた。 蛇と触れたその指先に、商品を作り出すこの指先に “愛”なんてものは存在しない。]
(@88) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
[退役軍人と目が合った。 頷いている。 やっぱり。
客の視線はサムとホレーに集まっているから、 少しの間いなくても平気だろうか。
フーを一人で残して行くのが心配だけど──]
(@89) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
[そう、思った矢先──>>@88]
(Oh No───……)
[ティーは、顔を覆って蹲りたい衝動に駆られた。]
(@90) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
[大柄な体での直線的な言葉はいっそ幼くも聞こえて、思わず笑みが漏れそうになる]
ん、よくできました。
[耳が不安げに動くのを見ると、その笑みを噛み殺して穏やかな声を返す。 ズボンのボタンを外しながら、片手に持った柄をしならせて、猫じゃらしの先端でくるりと乳首をなぞってやる]
はい、ご開帳ー。
[客の視線は早めに集めた方がいい。下着ごとズボンを引き下ろすと、ホレーショーの性器をカメラに晒した]
(@91) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
フーゥゥゥ!?
[上擦った高い声。 もやは奇声に近い。]
テッド!! テッドのお世話もして来て!! ほら、実演は多い方がいいじゃない!?
[自分が行こうか、などという淡い考えは吹き飛んだ。 出来るだけ、可能な限り早く、フーをここから追い出す。
この瞬間、 ティーの仕事の最上位項目に追加された。]
(@92) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
そこのティーが話した通り研究員には繋がってる。
[白い煙は空気清浄機が吸い込んでくれるが、滲む嫌悪の黒は吸い込まれない。]
ティーは研究を主にやってるが、今は販売経験を積ませてる。 オールラウンダーだ、大抵の事にゃ答えてくれるだろ。 サミュはだいたい世話係だ、飼い方や商品個別の詳しい特徴なんかはわかるかも知れねぇな。
[部下の名前を挙げ、専門知識や分野を明示していく。 その方が客も通信の時に迷いにくかろう、と。]
(@93) 2013/12/16(Mon) 11時半頃
|
|
[甲高い声が、部下から聞こえ。 仕方なしと残りの牛乳を飲み干した。]
俺は研究にも製作にも携わっているが、扱うのは機密データが多い。 教えられるようなことは何もねぇから、俺には通信すんなよ。
[真顔で、動物に残したのと同じような言葉を残して男は立ち上がった。 向かうのは寮の個室、艶のある声を一人で落とす“商品”の元へ。 途中ちらりと向けた視線は、反射で光るガラス板の向こう側。 声も当人にしか届くまい。]
(@94) 2013/12/16(Mon) 12時頃
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|
[マジか。 マジでか。
どうしたフーさん。 今日はいつもより機嫌が悪くないか。 あ、でも研究員の紹介してくれるのは助かる。 なるほどそういうのも必要か。 今度は先に紹介しておこう。 勉強になるなぁ。
あー、ホレーのはいつも立派だなぁ。]
───……。
[客へのアピールも忘れて、しばしの現実逃避。]
(@95) 2013/12/16(Mon) 12時頃
|
|
ひっ……
[イヤホンマイクから聞こえて来た声に ティーの喉が小さく鳴った。]
(@96) 2013/12/16(Mon) 12時頃
|
|
おう、モノ分かりのいい客もいるじゃねぇの。 そーゆーこった、まあここにいる間はじっくり選べ。
[出ていく間際、長髪の客の声を耳に拾い男は気だるげに声を返す。 一呼吸、もう一呼吸の間。]
どんだけ作れても。 代わりなんて居ねぇからな。
[落とすつもりのない言葉は小さな呟きとなり サンダルの足音や出ていくための扉に、紛れた。]
(@97) 2013/12/16(Mon) 12時頃
|
|
そ、ご開帳。いいものしっかり見せねぇとな。
[上向いてそそり立つ性器を、指の腹でツツッとなぞり上げ、その質量を強調してやるように先端を突いて揺らしてやる]
まだ触ってなかったのに、もうこんなに元気なのな。触ってもらうの、好きだもんな?
[チューブの蓋を開けると、手のひらにたっぷりとローションを垂らす。精力の強さを示すような袋をたふたふと揉んでやってから、幹を根元から握って先端にかけて撫で上げる。部屋の照明を受けて性器がてらてらと艶めいた]
して欲しいことあったら、なんでも素直におねだりしてみな。
[精の強さをアピールするなら、何回くらい抜いてやるべきだろう。日頃の世話なら一回で充分だろうが]
まぁいいや。楽しもうぜ。
[ぐちゅ、と粘つく音を立てて幹をしごくと、躊躇いなく先端を口に咥えた]
(@98) 2013/12/16(Mon) 12時頃
|
|
もやしと豆腐で何日生活出来るかな……?
[一般人がおいそれと手を出せない 高額商品の陳列室を前に、一人次元の違う呟きを漏らす。 空気清浄機に金を掛けるのをやめろ、と 以前のチームの同僚なら言うだろうが、 生命線を自ら切るわけにもいかない。
我に返ったのはミナーの言葉が掛けられて>>256]
……ど、どうも。
[苦笑混じりの笑みを返すも]
(@99) 2013/12/16(Mon) 12時頃
|
|
禁 煙 で す。
[ドきっぱり。 続く質問は迷いなく切り捨てた。]
(@100) 2013/12/16(Mon) 12時頃
|
|
サー、疲れた?
[堅い口調フーとやり取りをした後、 ぐったりした男>>255を気遣うようにティーは近付く。]
ほら、見て。 ホレーショーは、とっても素直。 明るくて真っ直ぐで、性にも積極的。 ネコ科だけど犬みたいな気性をしてる。
[控えめに隣に腰をおろし、手袋の上から義手に手を添えて ゆるりと撫でながら、モニターを示した。]
サイズもかなりおおきいから、 抱くだけじゃなくて、抱かれるのも好きなら おすすめの子。
(@101) 2013/12/16(Mon) 12時半頃
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いらんこと言ったな。
[寮と研究フロアを繋ぐ通路の途中、男はただ一度足を止めた。 黒縁の眼鏡を外し、変わらない視界をその目に焼き付ける。 清潔感を思わせる白い通路。 繋がるのは商品の、動物たちの部屋。]
――――――。
[深く眉間にシワが寄る。 ぐっと指先でそこを解し、もう一度眼鏡をかけた。 ガラス板一枚、まるで目隠しで目を覆うように。]
(@102) 2013/12/16(Mon) 12時半頃
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―寮・狼の部屋―
おい、狼。
[やがて男は通常変わらぬ気だるい口調で、寮の一室へと訪れる。 指先はノックを数度繰り返し。]
目隠ししろ、開けるぞ。
[返事が返るまでは扉の前に待機する。 煙草がきれたせいか、持て余すように掌が襟足を掻き毟った。]
(@103) 2013/12/16(Mon) 12時半頃
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棘はえてたら、痛いでしょ……。
あの子たちの性器は飾りじゃなくて、 きちんと挿入も出来るようになっているんだから。
[>>260想像して、痛そうな顔をする。]
(@104) 2013/12/16(Mon) 12時半頃
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テッドは一匹狼の気性だから あまりおねだりとかは上手く出来ないんだ。
だけど狼の、イヌ科の忠誠心はぱないから、 きっと傍にいるだけで、飼い主は満たされるよ。
[僅かに舌っ足らずになったちゅーせーしん。 言葉遣いは崩壊の一途を辿るも、 やわらかな物腰と笑顔だけは相変わらず。]
(@105) 2013/12/16(Mon) 13時頃
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[目隠しは付けられたらしい、返る狼の声で知れる。 物音も聞こえたような気がしたが(>>264)]
来て欲しくなかったか? 呼ばれんでも、様子くらい見に来る。
[ドアを開ければベッドの上にある姿を確認して、男はゆっくりと歩み寄る。 鼻は動物の遺伝子を持つが故に利くだろう。 染み付いた重いタールとニコチンの匂いが傍に訪れ、ベッドに腰掛けた。]
調子は?
[男がすぐに触れないのは、目隠しをした状態だと何をされるかわからず 不安を煽るか、余計なストレスを与えてしまうか その方面に配慮してのことである。]
(@106) 2013/12/16(Mon) 13時頃
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[囁いた言葉に強張った身体。 手に触れるほど傍に寄り添っていたティーには、感じ取れた。
けれど、返答には敢えて何も突っ込まず、 和らいだ表情にほっとしたように目を細めた。]
そっか。 お疲れなら、説明はこのへんにして すこしの間、目の前の可愛い子に癒やされて。
あの子たちはみんな、玩具であそぶのも好きだし 毎日でなくていいんだよ。 忙しいときは三日に一回でも、なんとかなるから。
[と、そんなに手の掛からないことを教え、席を立った。]
(@107) 2013/12/16(Mon) 13時頃
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ちょっと失礼。
すぐに戻るけど もし何か聞きたいことがあれば、 通信機で呼び掛けて。
[軽く一礼して、天蓋に目隠しされた扉>>@24の向こうへ。]
(@108) 2013/12/16(Mon) 13時頃
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[マホガニーの重厚な扉を後ろ手に締めて モニターに映らない位置でちょっと一息。
右手指ですっと眼鏡の蔓を挟み、 シルクのポケットチーフで薄いレンズを拭う。
色素の薄いアイスブルーの瞳から、 束の間笑みが消え失せた**]
(@109) 2013/12/16(Mon) 13時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/16(Mon) 13時半頃
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お前は呼ばんだろ、来て欲しくても。
[小さくなる声に笑みのひとつでも返す愛想があれば 今頃は部下も数多く、それこそ客にも好かれる要素足り得たのだろうが やはり残念ながら男に、その技術と心はないようであった。]
熱いか、少し触るぞ。
[明らかな警戒に伸ばす手は、言葉の後に。 触れる動きは“人間”の熱を測るように、額へと。 熱の原因は概ね検討がついていても、先ずは体温を測る。]
フーだ。
[エフエフ、でもいいが統一させた方が混乱を招かなくて済むか。 そんな事を思えば、通信機に届く音に眉を動かした。 目隠しの向こう側ではそれもわからないだろうが。]
(@110) 2013/12/16(Mon) 13時半頃
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我慢すると死ぬからな、気をつけろ。
[目隠しの下を見たわけではないが、声に表情が曇ったであろうことはわかった。 男は事務的に死という単語を告げる。]
覚える必要はない。
[こうして触れる男の手は、愛などという温もりを持たず。 甘えるように押し付けられる額に、返してやれる感情を持たない。 それは研究員が与えるものではなく、これらを買うものが与えるべきであると 工場で教育係をしていた者(>>152)とは全く間逆の考え方である。]
熱自体はないが。
[触れる手は額から下り、首筋を撫で。 動きで何処を触ろうとしているのかわからせた後に、男が触れるのは狼の下肢。]
ああ、確かに熱いな。
[現状を把握する為の独り言に近いが、それは羞恥でも煽るかのような言葉だ。]
(@111) 2013/12/16(Mon) 14時頃
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[作っておいて、生み出しておいて、男は軽々と死を口にする。 量で言う代わりなら費用と時間さえあればいくらでも作り出せるのだと 言外に潜ませるのは、わざと動物たちに小さな危機感を与える為。 買われる立場であり、飼われる必要がある事を植えつけていくように。]
俺はお前たちを作る側だ。 買う側じゃない。
[こうして世話をし、情が移るのは研究員だけではない。 距離が縮まれば、動物にも特別な感情が生まれる可能性は多いに在り得る。 それは目を合わせた人間を生涯愛すというシステムではなく。 本来の感情のプロセス。 しかし、買い手が決まればただ上書きされてしまうもの。 ならば余計な傷をつけまいと、男が与えるものは甘さを持たず。]
よかったな、いつもならもっと臭いぞ。 煙草も吸うが、仕事がきつい時は風呂にも入れんからな。
[掴まれた褪せた青のTシャツは、まだ清潔な方だった。]
(@112) 2013/12/16(Mon) 15時半頃
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やりにくいな。
[横に並んでいたのでは、熱を発散させてやるにはどうもやり辛い。 服を掴む手をそっと解かせると、男は狼の体を持ち上げた。 細身の体は軽々と、それこそ犬でも抱き上げるかのようにして。 自分の膝の間へ、それも対面ではなく背面にして座らせた。]
お前の飼い主が、もし淡白なやつだったらどうする。 多少は自分で処理できるようにしとけ。 教えてやる。
[男はそういうと狼の手をとる。 甲から指を絡ませ覆うようにして、狼自らのその熱へと導いた。]
先ずは自分で、服から出してみ?
[愛を囁くわけではない声が、獣の耳をそっと擽る。]
(@113) 2013/12/16(Mon) 15時半頃
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世話も仕事の一環だ。 さて、お前の番号ってどこにあったかね…『UG:3541』?
[見ずとも聞かずともわかるが、あえてそれを男は問う。 記憶になんてないだろう、作られている最中のことなど。 男の脳が彼を構築し、男の指先が彼を生んだことなど。]
だから、今日は綺麗な方だ。
[とはいえ吐き潰したサンダルや、臭いのシミついた白衣では なんの説得力もない言葉にしかならぬだろう。 男は時折聞こえる通信に声を返しながら 狼の手を包み込んだまま、下肢の中心に指を滑らせ そっと釦を外し、ゆっくりとジッパーを下し始める。]
(@114) 2013/12/16(Mon) 16時半頃
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[動物の体温は高く、後ろから抱きすくめるようにすれば熱いほどだ。 男は指先を動かし、熱を持った原因を取り出した。 勿論狼と指は絡めたまま、つまり狼は必然的に自分自身の熱に触れる事になる。]
ほう、恥ずかしいと獣の耳まで熱くなんのか。 いい研究データだ。
[赤く染まって見えるほど体温が上がったのであろう耳に、唇を押し付ける。 手は下にあり、体温の確認が出来ないからの行為だが 快楽に弱い生き物にとってそれは、別の意味を為す。]
嫌がるのが好きな飼い主だといいな? 可愛がってもらえるぞ。
[その言葉は耳元で。]
(@115) 2013/12/16(Mon) 16時半頃
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[個別にしてあった通信のチャンネルをVIPのメンバー全員へと切り替える。 その瞬間だけ片手は狼から外れたが、またすぐにその手を掴んだ。]
“お前ら”は何十年だろうが何百年だろうが。 メシとセックスさえありゃいくらでも生きる、見た目も殆ど変わらん。
[指先は自慰を教え込むように、先端に触れて割れ目をなぞる。 狼が鳴けばそれも、マイクは簡単に音を拾うだろう。]
ただし、人間相手だろうが動物相手だろうが子は生せん。 雌が作れんのも、まあその辺りに関係してる。 遺伝子や染色体の問題だ。
[ならばなぜ快楽に弱い作りにされ、なぜそんなものを生み出すのか。 そこまで男は口に出来なかった。]
(@116) 2013/12/16(Mon) 17時頃
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フランクは、チャンネルを個別に替えると喉の奥を鳴らした。
2013/12/16(Mon) 17時半頃
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[モニターを離れても、 同僚の声はイヤホンから聞こえ続けている。
まるで対照的なふたり。
煙草臭い上司は、鳥なら烏だ。 不吉な声で、 希望のない明日(げんじつ)ばかりを叫ぶ。
なぜサムのように、 幸せな未来(ゆめ)を歌えないのだろう。]
(@117) 2013/12/16(Mon) 18時頃
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[ほとんど度の入っていない 薄い硝子の球面レンズを外して見る階段は とてもクリアで、鮮やかだ。
ティーはもともと、視力に全く問題などないのだ。]
(@118) 2013/12/16(Mon) 18時頃
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[くつりと喉元を鳴らし、指に滑りを絡めさせる。 戦慄く唇を塞ぐようなことはしない。 孤高の一匹狼が、維持を張る姿が崩れていく様をモニターに映すようにして。]
興奮、してるんだろ?
[個別の通信へ落とした台詞が、狼の耳に落ちる。 敏感な場所への囁きは、酷く淫靡だ。 モニター越し、相変わらずと言われる(>>311)男は いつの時からもこういった言動と行動で。
それは希望のない明日(げんじつ)ばかりを囁く黒い烏(>>@117)のしゃがれ声。]
(@119) 2013/12/16(Mon) 18時頃
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ー寮・ホレーショーの部屋>>@98ー
ん…っ、ふ
[口いっぱいに頬張って、鼻から息を抜く。通常の限界まで招いても、まだ幹全体を収めきれていない。その大きさをアピールするようにカメラに視線を送った後、喉のさらに奥へと熱量を押し込んでいく。反射的なえづきで、喉の管が幹をきつく揉み込んだ]
っぐ、 ぅ
[快楽に弱い愛玩動物相手ゆえ、物理的に危険な行為ではある。腕でホレーショーの腿を抑え込みつつ、喉奥の異物感に慣れるのを待って慎重な抽送を開始する。
快楽を与えるのも世話のうちとはいえ、ここまでする研究所員も多くはない。この行為が他の人間からどう見えるかは、今は思考の外に置く]
ん、
[さて、こっちとそっち、どっちが好みだろう? 嚢からさらに後ろへ垂れたローション。馴染ませるように、指先で窄まりの皺をなぞった]
(@120) 2013/12/16(Mon) 18時頃
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[客は入って来れず 同僚は手が離せない。
誰もいない時間にしか見せない、 虚(から)の表情。
何かが抜け落ちたようなぼんやりとした顔で 軽く瞼をマッサージして、 眼鏡をかければ、元通り。]
さ、お仕事お仕事。
[社交性に満ち溢れた 無敵の営業スマイルの完成だ。]
(@121) 2013/12/16(Mon) 18時半頃
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なんだも何も、データが取れなきゃ仕事にならん。 お前がどうすれば感じるのか、どうされるのがいいのか。 自分の口で言えるのか?
[雫の溢れる熱を握らせ、その上から更に男の手が包み込む。 ゆっくりと上下に動かす掌は、摩擦でまた熱さを増し。]
言えないなら、素直な方に言わすまでだ。
[くちゅりと、次第に水音が響き始める。 狼の耳にもモニターにも、通信機器にもその音を拾わせるようにして 男は射精を促すように、覆った手で攻め立てた。]
(@122) 2013/12/16(Mon) 18時半頃
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[名を呼ぶ声が耳をくすぐる。素知らぬ顔で吸引を続けながら、窄まりに触れた直後の反応。思わず口の端が上がる]
ん……、 触るだけじゃなくて、どうして欲しい?
[口内からペニスを抜き取り、軽く息をついてから尋ねる。さまよう両手が落ち着くよう、片手を自分の頬へと導いてやる]
……こういうこと?
[そして持ち出すのは一本のディルド。谷間に溜まったローションをシリコンの先端に擦り付けてから、窄まりの中心へと浅く潜り込ませる。すぐに抜き去って、また差し込む。また一番細いディルドだ。その手つきに遠慮はない]
(@123) 2013/12/16(Mon) 19時頃
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─VIPルーム─
[お客様は大興奮のショーに夢中──なはずだから 音を立てないように扉を開け閉めした。
モニターとイヤホンから 同時にサムがえづく声と水音が聞こえて よくやる、と呆れた。
それが仕事だから、 ペットがねだればティーも同じことをする。 けれど、ここまで深くは咥えない。]
(@124) 2013/12/16(Mon) 19時頃
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[舌先から滴った一滴の毒が 透明な流れを穢したことにさえ気付かない。
無意識に零した呟きは、 反応がなければ自らの意識にものぼることなく。]
(@125) 2013/12/16(Mon) 19時頃
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[天蓋が作る影の空間に 沈み込むように佇むダークブルー。 もう今日は、客に望まれなければ このままここで過ごそうと決めた。
フーの機嫌が悪いのがいけない。と、 すべて上司のせいにして──。]
(@126) 2013/12/16(Mon) 19時半頃
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ん、素直でいい子だ。
[目を細め、頬に触れた手の甲を撫でてやる。ふにふにした手のひらの感触が心地よい]
もっと、奥?
[浅い所を動いていたディルドが、ゆっくり奥へと入り込む。外性器には敢えて触れない。そこに触れずとも、奥で感じられると示すために。 小さな球を連ねた形状のディルドが、持ち手の際まで飲み込まれる]
……、
[ふと、イヤホンが拾う誰かの呟き。は、と小さく息をついて、微かに首を反らす。答える呟きは独り言に近く、目の色が微かに艶めく]
……ふ、
[鼻にかかった、笑い声の欠片。 頼りなげに見える細いディルドも、細いからこその動かし方があるわけで。絡められた尾に促されるように、内壁を押し拡げる如く手首を捻った]
(@127) 2013/12/16(Mon) 19時半頃
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[射精を迎えてしまうまで掌は離さない。 獣の耳に唇を触れさせ、熱くなった体温を確かめる。 上がったのは一度か二度か、冷静に検温を続けながらも 自慰を半ば強制している手は上下にと素早く動いた。
部下のえづく声は小型通信機を通して届く。 その行為事態にはこれといって何を思うでもないが 思い過ごしであれと思う懸念が、思い出されたように脳を過ぎったのは確か。
耳に届く、もう一人の部下の声もあって。 男は狼の背後で、小さく溜息を吐いた。]
(@128) 2013/12/16(Mon) 19時半頃
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……ん、悪ぃ。
[物問いたげに呼ぶ声に、意識をそこへと揺り戻す。確かめるように顔に触れまくるホレーショーの両手。一分のブレもなく今の行為に向き合ってくれているホレーショーに対して、詫び代わりにぺろりと揺れる幹を舐めた。
掻き回すように揺するディルド。まぶしたローションがぐちぐちと音を立てるように、派手な動きで蹂躙する]
ホレーショー、そろそろ口も寂しくなってきたか?
[掻き回すのと逆の手で、差し出すのは別のディルド。コブ付きでしっかりとした太さのあるそれで唇をなぞってやる。
(@129) 2013/12/16(Mon) 20時頃
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興奮してない割には、随分と啼くなぁ? データのひとつに加えといてやる。
[隣の部屋にいるだろう動物たちも、耳を澄ましているのだろうか。 泣きそうな声に重ねる男の声は、愛など囁きはしない。 事務的な、けれど羞恥をかきたてる言葉が落とされるだけだ。 やがて悪態を連ねていた狼の根元が震えて、掌を汚せば。]
ま、もう少し頑張りましょうってとこ? 啼き声は問題ねぇだろうけど。
[果てる間際に言いかけた単語のひとつでも言いきれていれば 評価も上がったかもしれない。 とはいえこういった、意地っ張りなものを好む場合もある。 モニターに映し出された狼の自慰調教は、客たちの目にどう映ったか。]
(@130) 2013/12/16(Mon) 20時頃
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[ふと、上を向けばマジックミラー。 こちらから見ればただの鏡の、その向こう側。 “世話”もいったん終わってから、口角を上げて、意地の悪い笑みを見せたのは誰宛か。]
(@131) 2013/12/16(Mon) 20時頃
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ティソは、ふい、とモニターから目を逸らした。
2013/12/16(Mon) 20時半頃
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[ディルドへ丹念に這わされる舌と、体内を掻き回すディルドが二重の水音を立てる。差し出す手ごと引き寄せたホレーショーの手は力強く、反してその舌の動きは丁寧で]
そう、上手だ……、しっかり舐めて……
[舐めるのが好き、と広間で言っていたから、購入後の様子がたっぷり想像してもらえるようアピールしておかねばなるまい。不意に奥へと突きこむようないじわるも織り交ぜつつ、口戯の様子を披露させる。
その間にも細いディルドの方は、前立腺を探るように細かに角度を変えていく]
(@132) 2013/12/16(Mon) 20時半頃
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|
[片方の部下に送った舌打ちは、さすがに狼の耳にも拾われたか。 見えぬ鏡の向こう側で、誰かが何かを返そうとしていたようだが それもこの階に居る男にはわかるはずもなかった。 放たれた白を指先に掬い取り、そうして漸く狼の手から手を離す。]
工場でも我慢してたな?
[色、量、臭いを確かめれば必然その次は。]
濃いな。 溜めるのはなるべく止めとけ。
[味を確かめてから、ゆっくりとその体を離す。 体温的な温もりは失われ、力なく垂れた尻尾がベッドを軽く叩いた。 男は白衣の裾で自分自身の手と狼の手を拭い、汚れをふき取っていく。]
(@133) 2013/12/16(Mon) 21時頃
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ど? 可愛いでしょう。
飼い主になれば、もっと過激なことでも出来るし あなたたちを愛する彼らは、 あなたたちのためならどんなことにも応えてくれる。
[どう? 欲しくなって来たでしょう?
邪気のカケラもない笑顔で、 購買欲をかきたてるセールス文句を連ねる。]
今夜はお披露目のみで 実際に連れて帰れるのはもう少し先だけど 今のうちに、後悔しないようにしっかり見ておいて。
(@134) 2013/12/16(Mon) 21時頃
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彼らが愛せるのは、生涯ただひとり。
誰かに買われてから後悔したって、遅いよ?
(@135) 2013/12/16(Mon) 21時頃
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|
[小さく鳴った歯音に軽く片眉上げる。この程度なら甘噛みの範囲か。むしろ猛獣型でここまで従順なら上出来だ。 ホレーショーの腰が跳ねて顕著な反応を見せると、そろそろ頃合いかと体内からディルドを引き抜いた]
よーし、よく頑張った。 じゃあ四つん這いになって。足を大きく開いてごらん。
[肝心の場所がカメラによく映るよう、体に手をそえて誘導してやる。引き締まった尻の筋肉を、手のひらでまぁるく撫で、ぺちりと軽く叩いてその張りを示し]
さぁ、もう一度おねだりの練習だ。どんな風にされたいか、尻を振ってねだってみな。
[声はあくまで優しく、教え諭すように]
(@136) 2013/12/16(Mon) 21時頃
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|
なんでもない、お前は気にするな。
[舌打ちに関してはそう告げて、男の手は狼の頭を撫でる。 目隠しが外れないようにだけ、気をつけることは忘れぬひとつ。]
舐めた方がわかりやすいんだよ。 お前みたいに我慢するやつは、尚更。
[制止しようとする手はしっかりと受け止め、綺麗に拭った。 代わりに白衣は汚れるが、そんなこと気にも留めない。 行けと言われれば、はいはいと言葉を溢し。]
もっと優しくしてほしいなら、ティーかサミュを呼ぶんだな。 若しくはそういう飼い主を見つけろ?
[動かない体、頭に乗せた手はぽんぽんと撫で。 新たに得たデータを頭の中へぶち込んで、狼の部屋を後にする。 扉が閉まれば、目隠しを外しても構わない合図。]
(@137) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
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|
―研究所員用、通路―
さて。
[狼の世話は終わったものの、客の溜まったVIPに向かうわけにもいかない。 優秀な部下の一名が反抗期を迎えたか、寮を任せるとのお達しだ。]
ま、客に呼ばれりゃ別ですけどね。
[煙草も切らしている、さてどうしたもんかと首筋に手を当てて。 一つ二つと通信機に意地の悪い言葉を落とせば、休憩といわんがばかりに通路に腰を下した。]
(@138) 2013/12/16(Mon) 21時半頃
|
|
[尻を叩いたときの初々しい反応に思わず苦笑する。これだけ快感に貪欲でも、性質は基本的に純粋で]
うん、まぁ、今はこれでいいか。買われてから、飼い主好みのおねだりを教えてもらいな。
[純粋さが持ち味ならば、余計な浅知恵は吹き込まぬ方がいいだろう。 晒された背に寄り添って、ディルドを持った腕を伸ばす]
(@139) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
[足の間に揺れる性器をディルドの先端でなぞってから、窄まりの中心へと据える]
力抜きな。
[忠告の声もそこそこに、ぐっと奥までねじりこむ。先ほど見つけた角度でぐりぐりと強く押し付けると、モーターのスイッチをオンにした]
(@140) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
おーっと、はいはい。
[通信で遊んでいれば、新たに質問が落とされた(>>336) その内容に、眉間に寄る皺。 連絡用通路はマジックミラーで見えるだろうか、それにしても俯いていたから見ることは叶わなかっただろう。 首筋に触れていた手が、銀のロケットを包み込む。 無機質であるそれに触れる指先は、唯一温もりを持っていた。]
クローンと一緒だ。 同じ素材で作っても同じモンは出来ねぇだろ? 容姿を似せることは不可能じゃないが、中身まで同じモンは無理だ。
[は、と短く零れる息。 包んだ手は、男自身の声をロケットの中に届けてしまわぬように。]
(@141) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
───── 、
[漏れ聞こえた声の切ない響きに 愛想よく弧を描いた唇の奥で かるく奥歯を噛み締めたのは誰にも気づかれまい。]
(@142) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
同じのが量産出来ちまったら、それこそ神の領域だろ。
[今こうして、掛け合うはずのない生物を掛け合わせ。 その命を生み出していることもきっと、神の領域だろう。 ――――――冒涜という名の。]
そんなに安くもねぇし、時間もかかる。 おいそれほいほいとは作れねぇよ。
[返るその声に、どこか聞き覚えがある気がしたが。 どこの誰であったろうか、人間嫌いの男には興味は然程強くなく。 また顔でも見れば思い出すだろうと、記憶を掘り返すのを放棄した。]
(@143) 2013/12/16(Mon) 22時頃
|
|
あ―――――、だめだ。
[カラータイマーでもなり始めたか、座りこんでいた通路から立ち上がり 男の足は一度地下へと向かう。 どうやら煙草が切れてどうしようもなかったらしい。 エレベーターを降りると、煙草を買いにいったん研究ルームの自販機まで足を向けた。]
(@144) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
|
|
[しなやかな身体が快楽に震えて反り返る。緊張を示す張り詰めた腕の筋肉]
綺麗だね、ホレーショー。
[本能のままに悶える仕草。腰がさらに高く上がれば、太い器具を飲み込んだ肛門の、皺が伸びきった様子まで克明にカメラに映るだろう。
濃い精液が床に零される。その青臭い香りに鼻をひとつ鳴らして]
うん、まだまだだよな。こんな状態でお預けじゃ辛いよな?
[先端に残る雫を、指先でまぁるく塗り広げる。 ただ生命を維持するためだけの「世話」なら、ここで切り上げても問題ないわけだが]
ちゃんと尽き果てるまで付き合ってやっから。安心してもっと鳴きな?
[荒い息の下で名前を呼ぶホレーショーの体を、宥めるように撫でてやり。 体を横に倒してやると、片足を自分で抱えるように指示する。穴から外性器から全てカメラに晒す姿勢。 まだ弱振動で体内に残したディルドを握り直すと、再び抽送を開始した]
(@145) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
|
|
他に、リクエストは?
[ミナーの動揺の犠牲となった グラスの値段に思い馳せながら 客の意向にお伺いを立てる。]
(@146) 2013/12/16(Mon) 22時半頃
|
|
お風呂? もちろんみんな入れるよぉ。 臭いのが好きってひとは少ないからね。
やっぱり人間と同じで、好き嫌いはあるけど。
(@147) 2013/12/16(Mon) 23時頃
|
|
[浮かべる笑みが見えていれば(>>350) 眉根に皺を寄せて返すくらいの棘は放っただろうが、実に残念である。]
一般人には手も届かんレベルだ。
[各言う男も、研究と製作に明け暮れれば莫大な給与が支払われる。 しかし男が使うのは専ら、煙草と牛乳くらいのものだ。 販売目的ではなく、男個人の研究として給料を使っていたのはいくらか昔。 最近ではただ従順に、仕事をこなしているだけである。]
出荷までに最短でも一年はかかる。 赤子を出荷させるわけにもいかんからな。
[ガタンと煙草が落ちてくる音。 一本を取り出してから真新しいその箱を胸ポケットに詰め、点火して煙を深く吸い込んだ。 どこかでかみ締められる奥歯のことも、意味も、男は知らず。]
(@148) 2013/12/16(Mon) 23時頃
|
|
[不安げな声音は、優しく体をさすることで宥めて]
なんも心配しなくていい。ただ気持ち良くなることだけ考えればいい。
[静かに囁く声。抽送を再開すれば、また甘い声が上がり始める]
ここ? うん、いいよ、ホレーショーの気持ちいい所、いっぱい俺に教えてごらん。
[言葉だけでなく全身で快感を伝えてくるホレーショーの姿に。誘われるまま請われるまま、快楽の高みへと何度でも追い上げていく。それは言葉通り、相手が精魂尽き果てるまで**]
(@149) 2013/12/16(Mon) 23時頃
|
|
自己紹介──ね。
[面倒な──とは、当然言わなかった。が、 次の機会に直接聞けばいいのに、とは思う。
横並びの兵士に号令をかけることに慣れた 元陸軍将校という経歴ゆえか。]
アイアイ サー。
[ともあれ、了承の意思を、 ゆるすぎる口調で伝えた。]
(@150) 2013/12/16(Mon) 23時頃
|
|
[帰ろうとするシメオンを見て、 すかさず言葉の土産を投げ渡す。]
ペットは、基本的に無垢なこばっかり。 産まれたばかりだから、当然だけど。
[長くとも三年以内には大抵出荷されるのだから いかに学習能力が高くとも、倫理観は赤子同然である。
サムの導きに素直にすべてを曝け出して しなやかな肢体をたわめる虎の子を見ながら 財布の紐がゆるむように、言葉を続ける。]
常識とか、 道徳とか、 余計なものはなーんにも入ってない状態なわけ。
あなたたちのどんな性癖にも 眉をしかめることもないし 非難の目を向けることもない。
(@151) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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つまりさ、 あの子たちの前では、 飼い主も、すべてをさらけ出せるってこと。
どんなに恥ずかしい趣味も どんなにおそろしい行為も
──あの子たちの前では、許される。
[その言葉は取り立てて誰かに 向けたものではなかったけれど。]
(@152) 2013/12/16(Mon) 23時頃
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フランクは、どこかの通路で噴出して笑った。
2013/12/16(Mon) 23時半頃
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[フーの指示を受けて、着替えを持ってミナーの元へ。 濡れた洋服を見て、不思議な要求の理由を理解する。
ドンくさ。
口に出来ない本音は、 永遠にティーの胸に仕舞われた。]
(@153) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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ん。
[通信を切ればまた、別からの通信。 今度はシマリスの声が耳に届く。]
どいつもこいつも着替えって。 く、っくく、ほんと。
[珍しくツボにでも入ったか、笑いが収まるまでは少し返事の間を空けて。]
(@154) 2013/12/16(Mon) 23時半頃
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……別に、したいなら止めないけど、 レストルームはそこだよ……?
[さすがのティーも、怪訝そうに一瞬笑みを引っ込める。]
(@155) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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それと、煙草。 一本だけね。
[と、もう一つの指示通り、 通した席はティー(苦手なやつ)から 一番遠い、奥のテーブルだった。
やっと静かになった店の空気清浄機が壊れる日も、 そう遠くないかもしれない。]
(@156) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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―寮・シマリスの部屋―
[誰にも届かぬ威勢のいい声は、切れた通信の波間を彷徨う。 男はその声を聞くことも叶わぬまま、シマリスの通信に耳を傾けた。 煙草の充填はまあよしとしよう。 リスと蛇の着替えを手にし、部屋の前に到着する。]
来たぞ、両方目隠しつけてるか?
[軽くノックをし、狼の時と変わらず声が返るまでは扉を開けない。 そして煙草もやはりここでは吸わず、胸ポケットの中だ。 裾は拭った狼の精液で汚れたままだが。]
(@157) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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まだまだー。 最低二週間はかけないと お持ち帰り出来ないの。
可愛いペットを不幸にしたくないでしょ?
[柔和な笑みのティーと、 ミナーとの間には、 結構な距離がある。
不自然な距離感は ミナーがくゆらす煙草の煙の産物だった。]
(@158) 2013/12/17(Tue) 00時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/17(Tue) 00時半頃
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[今日、はじめてのペットからの通信。 ぶっきらぼうな喋り方が愛らしい。
目許は自然と綻ぶけれど──]
(@159) 2013/12/17(Tue) 00時半頃
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[準備は整ったらしい、返る声はシマリスのものだ。 ドアを開ければ正座をしたリスと。 その近くには蛇の姿もあっただろう。 汚した服と充満する臭いに、男はそうかとただ数度頷いた。]
初日だが、仲良くなったみたいだな。 まあ、いいことだ。
[これが人間同士であれば、若しくは人間と動物であれば。 男の口からそんな言葉を聞くことは出来ないだろう。]
寄るぞ。 つか、楽に座れ楽に。
[声に出すのは不安を煽らぬよう、そしてリスに関しては緊張させぬよう。 狼の時とはまた違う注意点を思い返しながら。 染み付いた煙草と、別の獣の臭いが蛇やリスの方へと近付いた。]
(@160) 2013/12/17(Tue) 00時半頃
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[薄暗い店内では、薄い硝子で隔てられた眼差しの 微細な変化は誰にも読み取れまい。
伏せたブルーが上がった時には 変わらぬ営業スマイルに戻っていて]
むしろ最初はみんなだめでしょ。 ここに運ばれる子は、百パーセント健康体だから 飼い主が吸ってたら、そのうち慣れるよ。
[と、答えた。]
(@161) 2013/12/17(Tue) 00時半頃
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[煙草を吸う頻度も高ければ、成分も重い。 その臭いは、動物にとって好ましくない場合もあるだろう。 リスの顔が動く様を見やり、それでも禁煙はこのフロアのみだと聊か思考が斜め上を飛んだ。]
服を汚すのは、あまり感心はしねぇが。 そういうのが趣味って奴も、いなくはねぇからな。 着替えさせるから、触るぞ。
[そう言って服を近場に置く。 体温的な問題を重視して、手を伸ばすのは先ず蛇の方からだ。 脱がせるついでに持参したタオルで体をふき取っていく。]
熱はねぇ、冷たくもねぇな。
[体温の確認に蛇の額や首に手を置いたが。 さて、蛇の反応はどうであったか。]
(@162) 2013/12/17(Tue) 00時半頃
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フーだ。 でも覚える必要はない、すぐ忘れる名前だ。
[リスが男の偽名を呼べば、男は淡々とそう返した。 たとえリスや蛇に買い手がつき、生涯を捧げるようになったとしても なにも男の事を忘れてしまうわけではない。 それでも男は頑なに、必要がないものだと教え込むのだ。]
うし、お前も着替えるぞ。
[蛇の着替えを終わらせると、触る予告を落としておいてからリスへ手を伸ばす。 体温を測るように先ずは額を、そして首筋を。 掛けられたネクタイを外し、服の釦に指を掛ける。]
(@163) 2013/12/17(Tue) 01時頃
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[ふっと── ミナーからは遠い笑みが、すこしだけ深くなる。]
(@164) 2013/12/17(Tue) 01時頃
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謝らんでいい、別に怒っちゃいねぇ。
[へたった耳を見た男は、ぽすと頭を撫でた。 反省するなら構わない、それは学習している証だ。 狼に植えつけたようなことを言わないのは、男が動物たち個別に どう向き合うべきかを考えての結果である。]
煙草吸う飼い主も少なくない、少しは慣れとけ。
[噎せる姿にはそう告げて。 指先に反応を返す様は、さすが愛玩動物と言えるだろう。 揺れる耳にそっと触れ、小さく囁きを落とす。 その間も服を脱がす手を止めることはない。]
(@165) 2013/12/17(Tue) 01時半頃
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[縋るようなミナーの視線を爽やかにシカトして ティーは、すべての客が引けるまで、 鉄壁の営業スマイルを維持しつづけた。**]
(@166) 2013/12/17(Tue) 01時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/17(Tue) 01時半頃
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頑張るともまあ違う気もするが。 まあ、お前が頑張りたいならいいんじゃないか?
[文字を書く勉強も人一倍するような個体だ。 それこそ絵筆を持たせればきっと素晴らしい絵を掛けるようになるだろうし。 失った目の代わりにだって成り得るだろう。]
悪いな、おあずけだ。
[囁いた言葉と同じく告げるが、モニターを介し聞こえるように言葉を増やす。]
お前の元は小動物だ。 死ぬことはないが、其々体力ってモンがある。 一回に何度も繰り返すより、毎日じっくり“愛された”方がいい。
[わかるな、と言い聞かせるように首筋を擽って。]
また明日な。
[客どもに見せられないのは残念ではあるが。]
(@167) 2013/12/17(Tue) 01時半頃
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