88 めざせリア充村3
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[ライジの言葉に、眉をしかめる。
ライジとの身長差は夢の中と
変わっていないきがするのだが…。
ここで怒ると、自分で小さいと認めているようで癪だ。黙っておく。
リッキィと、ヤニクと言葉を交わすライジに
以前のような冗談めいた発言が混ざるのも
彼なりのやり方で日常を取り戻そうとしているように見えた。
志乃の子守唄に、祈りの唄に耳を澄ましながら、
モニターを見守る。
チアキと、ソフィアは…いつ目覚めるのだろうか。
戦ってほしくない。死んでほしくない。
だけど、彼らが戦場から目を覚ますには…。
どうすれば…。]
―― 実験室→制御室 ――
[モニターを眺めながら、溜息をついた。
もう十分だろう。
もう良いだろう。
目の前で繰り広げられる子供たちの、
痛々しいやりとりももうたくさんだ。
何も言わずにそこから立ち去る。
誰かが声をかけてこれば、手ぐらいは振るだろうか。]
おい、起きろ。茶番は終了だ。
[制御室につけば、
寝ているように見えるポプラを動かす。
反応はないかもしれないが
少なくともそこにあるモニターには反応があった。
「何をしている」
聞こえるのは音声だけ。
聞き慣れているその声に告げる。]
実験は終了だ。
十分データーは取れただろう。
[その言葉には冷たい返答が返る。
彼らにとっては当然のことなのだろうけど。]
「死ぬ」というのは心に負荷がかかるのを
お前らも知っているだろうが。
……おい、聞こえるか。終わらせてやってくれ。
[モニターから何か言われても気にせず
そのまま電源を無理やり落とした。
何か沙汰があるかもしれないが、
最後の手段は打ってこないだろうから。]
――聞こえてるなら……頼む。
[擬体の頭を撫でる。
普段しているように。**]
[そのまま、隣でモニターを見始めたライジに視線を送る。ポツリと彼に聴こえるだろ声で呟いた。]
なんだ、その
ライジが俺の亡骸、運んでくれてたの、みてた。
[多分また、次同じようなことがあったら、また彼はそうして弔ってくれるのだろうという予感がする。
3年前に感じていた、ライジに対する以前のような劣等感や、対抗心などはいつしか失せていたことに気づいた。
この実験はとても冷静に受け入れられるものではなかったが、そういう部分で得られるものもあったのだ、と。]
なんというか、嬉しかった。
[変な話で、言葉の選び方に迷ったが、素直にそういった。
[志乃の方へと近づいて、膝を折ればそこには幼子が居ただろうか。
何をするわけでもなく、その子をみつめて。
心地よい歌声に耳を傾ける。
どこか、願いか織り込まれたような、そんな歌を聴きながら。
幼子が眠るようならば、小さく笑って。
声を潜めて彼の名は?と志乃へ訊ねただろうか。]
[モニタからは視線を外さないまま、
ナユタの声に、肯いた。
思い出すのは冷たくなった彼の亡骸。
拠点の部屋に一人置いてきてしまった。
撤退し捨てられた建物、棺の中で……
――いや、違う…ナユタは此処に居る、
緩く頭を振り、息を落として。]
俺も。
お前が…ずっと隣に居てくれて、
嬉しかった。……ありがとな。
[無かったはずの空白の時間の事だが、
変わらず傍に居てくれた彼が与えてくれていた
安心感と安定は、本物だったと思う。
素直な感謝を返す。]
……――。
[画面の中。お茶会をする二人。
見上げて、何かを言うことはできない、口を開けばきっと謝罪と後悔の言葉しか出てこないから。
悲しいことからは守ってやりたかった。
辛い時は隣にいて、悲しい時は背中を撫でて。
そんな当たり前のことを、したかったのに。
それだけは出来るようになろうと、思っていたのに。]
……役立たずだったな。
[自分にはそんな辛辣な感想を。
きっと誰も言ってくれやしないだろうから。]
うん…うん。俺もだ。
[ゆるく頭を振るライジが見え、
やっぱり変な話だったかなと思ったが、
言いたかったので言っておく。
運んだはずの死体がここに生きているのは
さぞかし妙な気分だろう…と。]
ま、俺、生きてるから、心配するな。
あの亡骸は…、
…………俺の抜け殻とでも思っといて。
[今度はひどく間抜けな言葉を選んでしまったと思ったが、言ってしまったものはどうしようもなかった。蝉になった気分になった。]
やめろよ。 ……チアキ。
[あの世界から
はやく二人が解放されれば良いと思う。
その反面…チアキとソフィアの中に、
自らの命を諦めたという記憶が残るのは嫌だった。
どうしようもなく嫌だった。
そんな悲しい事ってないだろう。]
…………殺して、やりたかった、
[酷い本音だ。
ソフィアが俺にそうしてくれたように、
この手で終わらせてやりたかった。
その方がずっと良かった。
こうして、傍観している事しか出来ないなら。
―― 何もしてやれなかった。]
―廊下―
あれは一つの未来、なんだと思うよ。
[あの世界でクアトロは確かに存在していたのだ。
変かもしれないけれど、現実に――在ったんだと思いたかった]
どうしたの?
[いつものように尋ね、モニカの言葉を聞いて手を握り返した――]
[悲しいお茶会。
二人を見つめながら、祈る様に歌って。
しかし、それは途中で途切れた。]
……、……
[二人に近づく青い影。
胸の内で、『触れるな』と黒く音を響かせたが。
音にすることはしなかった。]
んー……あのね、モニカ――。
大切なものを護るために力を賭すのは良いことだよ。
[握った手は離さぬままに、にこりと微笑みを浮かべ――]
でもね、僕の前でだけで良いから……普通の女の子で居てほしい。
[今度は僕が、護り通すから――]
[ その後しばらくして――]
うん、それじゃあもどろっか?
[身体を離し、それでも手は握ったまま。
モニカが頷けば一緒に実験室へと戻っていった]
[ライジが零した本音に少しだけ眉を寄せる。
先に死んでしまった身。
しかも、自分から死に行った自分に言えることではないが。]
……一緒に、生きてあげるのが一番だったわ
[殺されないで、殺さないで。
静かに落ちる声色は、ただ澄んだ色を響かせる。
なんの感情も滲ませない。
気を抜くと、後悔や、懺悔や、
悲しい音が混ざってしまいそうだったから。]
やり直せれば……いいのだけど、
[今を変えて。
未来を少しでも変えることができればと]
記憶に留めておく。
次の機会があれば、
…お前が俺の抜け殻を運べよ?
[次の機会なんてまったく要らないが、
それでも、万が一の時にはよろしく。
そんな気持ちで、
ナユタの言葉に頼み事をひとつ返す。
頼まなくても、
この先何があっても、
ナユタはそうしてくれると信じているが。]
……一緒に生きる、か…
[結局それは最初に諦めた希望。
志乃のただただ透明な声の響きを聞き、
ぽつりと零した言葉を追って
目頭に涙が込み上げた。
右の掌で目元を押さえて深く呼吸を。一度。]
[ 普通の女の子…はどうしてたのだろう。
かけ離れすぎて。]
うん…。
少しずつ、やってみるよ
[今はそう出来なくても、一緒に居るのは嬉しいから。
そうして、少し話をしたりして。]
ん、うん。戻ろう。
[頷くと実験室へと一緒に戻っていった。]
[一緒に生きる事。
彼と同じ、最初に諦めた。
一緒に生きるには、再会するのが遅すぎた。
逃げようと、戦おうと、何かしらの柵があった。
だけど、それを知った今なら、少しでも……]
[画面の中でカップが割れて、灰と骨になる。
"それ"がなんであるのか理解して、複雑な気分になりながら。
部屋にモニカがオスカーと戻ってくると、彼女が目覚めたときは声をかけれなかったので。
振りかえって、片手をあげた。]
……久しぶり?
[彼女にとってはどうなのだろう。
分からなくて語尾がわずかに上がった。]
おう。
抜け殻…運んでやる。
[お前も脱皮するのか…という言葉は飲み込み、
でもそうやって刷新できれば、とも思う。
ライジは…またこのような機会があれば
もう一度戦うのだろうか。
次は、何か分かるのだろうか。
そして、俺も…。
――一緒に生きる、と呟いた彼の心境は
今はまだ分からないが、何かが変われば良いと願う。]
−実験室−
[一緒に戻っただろうか。
気付く人がいれば、声かけたかもしれない。
モニターには青の兵士に掴まれたチアキとソフィアの画面
長い机やカップが骨やら死体に戻る画面]
…。……悪夢ね。
[そうぽつりと零す。この実験は本当に悪夢だ。
チアキの悪夢のほうがまだ可愛いと言えるくらい…と心の中で言う。
片手を上げて挨拶したヤニクに、身をかたくしてきょどった。
おずおずと片手を上げて挨拶しかえして]
…あ、うん…久しぶり?
[しばしして]
…ごめん。
[小さく謝罪]
[膝を折ったまま、頬へと手を添えて思い出すのはあの悪夢の中での過去。
研究所を出れば売られた先では見世物として買われた。
自分には似合わないような服をむりやり着させられて、風を操るのがそんなに珍しいのか、見に来た人たちの髪を浮かせばこんな物かと通りすぎていく。
次は、軍。最初は諜報部所属で、そこでハンドガンの扱い方を叩き込まれた。
能力は、接近戦に向かないから。何かればと教えられた。
幸い何処に居ても、乱暴な事はされなかったけれど嫌な思いばかりしてきた。
かつての仲間達に会うまでは。あいつが上司なのは心底驚いたけれど。]
―実験室―
[モニカと一緒に実験室に戻り、 ヤニクがモニカに話しかけてくればモニカの手をしっかりと握った。
モニターを見ればそこは地獄絵図。
王国軍にしてみれば目先にあった勝利が危うくなってしまったのだ。
まさか強襲を受けた――とは考えられない、か――。
キィを探して軽く視線を巡らせれば志乃に寝かしつけられた姿が見えただろうか]
[意識を浮かび上がらせたのは、丁度モニカ達が戻ってきた頃だっただろうか。
少し離れた場所でモニカとヤニクがやり取りをしている。
何処か、ぎこちない空気を漂わせながら。]
………ふぅん。
[何となく、察してしまって。
何かあれば、彼らの方へ寄るつもりではある。]
[謝ったモニカに近づいて、逃げられなければ目の前で。]
……謝るのは俺だ。
ごめんな。助けてやれなくて。
[身近にいた人だけで手いっぱいで、敵に回っていた彼らのことを思いやることができなかった。
焼かれながら、背中から聞こえた彼女の泣き声に、手をまわしてやることも慰めの言葉をかけることも。
もちろん助けてやることなど、出来なくて。]
殺されて、ごめんな。
殺されていいとか思って、ごめん。
だから――モニカのせいじゃねぇ。
[それでもモニカは表情に困るだろうから、せめてヤニクは笑っていよう。]
[モニターの向こう。
悪夢の中を見つめていれば、モニカたちが戻ってきたか。
ヤニクとモニカのやり取りは、なにやら
先程のナユタとリッキィの事が過って複雑な心境に
なっていた。]
[モニタに映る朝焼けの空()が滲む。
彼らが目覚める頃には笑うから、
今は、今だけは、泣きたい。
悪夢が終わる瞬間を、
涙の溢れる目で、静かに見届ける。*]
[近づいてきて、目の前にくるヤニク。
謝られて、ふるふると首を振って。
言葉に困って、そのまま顔に出てただろう。
自分のせいじゃねぇとの言葉に]
……焼くのは、自分じゃ、止めれないから…。
…ごめん。
[やはり、どうこうでも謝る。]
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