人狼議事


34 【ロクヨン!!!】

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[一番すごそうな団子をズリエルに渡したいと
 そう思うのは裏切りにあたるのだろうか。
 回復量はランダムだし…
 と、誰ともなく言い訳をして。

1,ケロみちゃんドリンク[[1d 5]]
2,ケロみちゃんドリンクミラクル[[1d20 ]]
3,ロクヨン・アイリスリアルフィギュア
4,ロクヨン・ヤンファアイドルバージョンリアルフィギュア]


ナユタには3を。4は持ってるみたいだし。


[神社にきたらしい、ズリエルを見れば
 肩をたたこうとして、空ぶる。

 団子の包み紙で触れようとすれば、渡せるのだろうか。]

ヤンファ。これ、ズリエルに渡せるか?
あと、ナユタにこれ。

[アイリスリアルフィギュア。
 適当に手にとったらそれだった。
 喜ぶかどうかは知らない。あえてかんがえない。]


アイリスには1を。3が出たら1


マーゴには2 1なら2を、2なら4を。


[ということで、渡したいものは決まった。
 決め方がなげやりすぎるとか受け付けません。]

…うん。きにしねえ。

[思い切りはいいほうです。
 アイリスにケロみちゃんドリンク
 マーゴにはヤンファフィギュア
 トルニトスにはケロみちゃんドリンクミラクル。]


メモを貼った。


[アイテムは無事届けられたらしい。
 マーゴとナユタに心のなかで手を合わせつつ
 謎の達成感を感じていた。**]


メモを貼った。


 ―回想・夢の中の八丁堀―

[意識を移したゲームの中でも人は夢を見るのだろうか。
夢の中でも夢を見るんだから、それはきっと出来ることなんだと思う。

私は八丁堀で、ガストンさんと戦っている。
上、右、右斜め上、P 繰り出すのはアリヴァーレ。
遠距離でも届く狙撃用コマンド。
彼も距離を詰めてきて、そのかわりに銃撃の攻撃判定は高くなる。

近くにその身体が来たなら右から左まで下半周をぐるりと描きそしてもう一度右、Pでフィンターレの発動。]

 …かかりましたねッ!

[フェイント技。
引き抜いたトリガーは巨体に幾らかの攻撃を与えられたはず。
けれど此方も相当の痛手を負っている。]


[苦痛に顔を歪ませても声は上げない。
それは此処へ来た固い意志が唇を固く結ばせているだけのこと。

こんなに攻撃を食らう事が痛いだなんて。
切り裂かれる事が怖いだなんて。
それなら私が64まで育てる間に死んでいったゲイルたちはどれほど痛くて怖かったんだろう。
“囮技”なんてプログラムされているゲイルの気持ちは、どんなものなんだろう。

経験した事のない痛みと目の前の、敵。
対峙しながらその技の発動を試みた。
使うのなら、ここしかない。]


[誰を庇う為の“囮技”だったんだろう。
それは誰でもなくて、誰でもあったんだと思う。
私が技を上手く使えていたなら、バグが思うとおりに働いてくれていたなら
ガストンさんが黒なのか白なのかがわかる。
黒ならそれを誰かに知らせたらいい。
白なら彼を仲間だと云う確証にすればいい。
そしてなんとか生き残るみんなが、一人でも多く無事に外に出られたなら。
私一人死んだところで、きっと何も変わらないから。
命と引き換えに役に立てるのなら、それで、構わなかった。]

 フェルマ… きゃ、っ!!!

[技の発動を試みたけれど、結局ドジな私はそれさえも上手くいかなくて。]


 ―回想・八丁堀―

 ……ぁ。

[飛び散る赤のエフェクト。
嗅覚にまで及ぶ操作は鉄の錆びた匂いを撒き散らしながら。
あまりの痛みにがばりと起き上がったそこは、みんなが埋葬してくれたその場所だった。

ぼんやりとする脳に流れてくるのはその後の情報。
それは滝のように流れ込んできて。
翠の瞳からはたはたと雨が降る。
八丁堀もまだきっと、小雨が降っている頃のこと。]


[ベネットさんが危険だと察知してくれていたことも
マーゴちゃんが制止をかけてくれたことも
トルニトスさんがゲイルの遺体を大事にしてくれたことも
ミケくんがNPCの布をかけてくれていたことも
ヴェラさんが弔うのを手伝ってくれたことも
アイリスちゃんがカップを掲げてくれていたことも
ヤンファちゃんが助けにくれていたことも]

 辰次、くん…。

[彼がとってくれた行動も、そして今どうなってしまっているのかも。

八丁堀のステージの隅。
埋められたそこにはカリュクスちゃんの雪がまだ少し残っている。]


 ―現在・八丁堀―

[欄干から覗き込む自分の姿が水に映る。
それはゲイルの恰好をした自分自身になっていた。
似たような黒の、だけどふたつのミツアミになった長い髪。
白衣は引きずるくらいに長くなってしまっている。
いつもと変わらない視界、低くてゲイルのものとは程遠い。
体もゲイルみたいにお色気担当が出来るほどのものじゃないから、白衣の前を止めて少し隠した。
眼鏡はどうしてか見当たらない。
なくても歩けるのは、これがまだゲームの世界だからなんだろう。]

 役立たずは、私だよ、ヤンファちゃん。

[結局技を発動させられなかった。
散々泣いて赤くなった瞼をまた擦る。
イベントを伝える電子音にぼんやりと空を眺めた。]


 ―現在・神社隅―

[そして見上げていたはずの空が繋がっていたのか
気がつけば神社のステージの隅に立っていた。
辰次くんがやられてしまったせいで飛ばされてしまったのか…。]

 ………お祭り?

[電子音が伝えてきたイベントだろう。
辺りは夏祭り一色のようになっていて。
きょろきょろと、誰かを探すように私は歩き始めた。]


メモを貼った。


[きっと探してくれているであろう辰次くん。
出逢えるか、出逢えないか。
運命の輪はどちらを選ぶのか…。

奇数なら人波に擦れ違う、偶数なら出逢える。
49(0..100)x1 ]


[運命はかくも悪戯に。
もしくはこれも白いひとつ目の起こすバグなのか。
それとも白衣を引きずっていてもゲイルと違う私では気付いてもらえないのが当たり前だったのか。
低い視界では辰次くんを捕らえる事が出来なくて、たどり着いたのは福引きやさん。
近くにはまだガストンさんが見えと思う。]

 ガストンさんも、やられてしまったんですね。

[そう後ろからかけた声は、白衣を引きずる小さな私の声。
幾らか細身になっていたガストンさんは、どんな表情をしただろう。]


 さ、三回、させてもらって、いい…ですか?

[ゲイルを殺した相手。
けれど別に怨んでいるとか、そんな感情は一切なくて。
寧ろ殺させてしまったことへの罪悪感だとか、お人好しにも近い私はそんなことを考えていて。
大きな男の人へ話しかけるのも恥ずかしかったせいもあって
いつの間にか白衣には謂っていた福引きの券を三枚おばちゃんへ差し出して誤魔化していた。]

 け、景品が、とても豪華なん、ですね?

[ガラガラとまわす。
14,14,27]


 ズリエルさんがお二人と、ケロみちゃんドリンク…。

[ズリエルさんというPCそのものは、どこかホラー(グロ)めいた要素もあるし
ゲームのレーティングをぐんと上げた要因でもある為に気にいってはいたけれど。
少し離れた場所に置かれたぬいぐるみをちらりと見て。
おばちゃんへ視線を戻してみる。
勿論おばちゃんはにこにことしているだけで、取り替えてなどくれなかった。]

 ……心配かけて、いる、ん…ですよね。

[きっと探してくれているであろう姿を想像して零した言葉はガストンさんにも聞こえただろう。
まさか今し方までここに居たとは知らなかったから。
ふと、くまフードを下ろしてしまっている彼の方へと向き直って。]


 あ、あ、の  すみません、でした…っ!

[ガストンさんへと向かって、ぺこりと頭を下げる。
おさげはふわりと揺れた。]

 無事…、じゃ、ない、けど その、無事でよかった…です。
 あの時は…と、突然…戦いを挑んでしまって、その…ごめん、なさい。

[状況証拠しか、いや状況証拠にさえならない推測でしかなかった。
それでも白側が勝てるのならと、挑んだ戦い。
お互い傷つけて傷ついた。
ナユタくんに痛みを緩和させてもらっていたなんて知りもしないから
きっと痛くて苦しい想いは同じく味わったと思っていて。]

 みんなで生き残る、生きて此処を出る方法を…探さなきゃ…いけなかったのに…。

[現状からの推測ただ一つで、彼を悪者に仕立ててしまった。]


くっ、やっぱ人多い…。

[人混みに呑まれそうになりながら、キョロキョロと辺りを探す。
アメリカンドッグに砂糖まぶしたのとか、大阪焼きと東京ケーキとか、いつのまにか受けとってた。]

…げぃ………

[人混みの中、チラリと見えた白衣の背中は、人の流れに流されて遠くなる。
呼ぶ事も出来ず、所在なげに差し出したままの手をゆっくり下ろす。

黒縁メガネは、大事そうに懐に収めてあった。]


 辰次、くんにも…謝らなきゃ…。

[どこにいるのか、すれ違った彼。
その言葉をきいたガストンから、今さっきまでここに居た事を聞けるだろう。
そして私を探してくれていることも。]

 わ、たし、探して、きます、ねっ!

[もう一度ごめんなさいと頭を下げて。
それから。]

 ガストンさん、あり、がとう。

[頭を上げて向けた顔は柔らかく笑った。
まさか彼が小さな自分を見つけてくれていたなんて知らなくて。
ズリエルさんぬいぐるみ二人を抱えて、走り出した。]


[走り出す。
頭に聞こえてくるのは、活動を休止してしまったバンドの音楽。
容姿に似合わず大好きなロックに駆り立てられて。]

 …、くん

[音量を上げろ と、彼らが歌う。]

 …つ、 くん っ

[小さな声しか出せない私を駆り立てる。]


 …――辰次、くんっ!!!

[大きく吸って、吐き出した声は届いただろうか。
もしかしたら死んでしまった私達の声を聞けるヤンファちゃんへも届いたかもしれない。

NPCの人込みの中、恥ずかしさで蹲るようにして座ってしまったけれど。]


[呼ばれた声に振り向く。
 恥ずかしそうに顔を真赤にして蹲ろうとする姿。
 少し違ったけど、分かったのは、やっぱり仕草が一緒だからだと思う。

 なんかほっとしたのとかいろいろで、張り詰めてたものがふっつり切れるような。]

 よかった。
 …無事、っぽいじゃん。


あぁこれ、落としもん。

…やっぱ、掛けてたほうが似合うと思うぜ。

[大事そうに拾ってあった眼鏡をそっと差し出した。**]


 たつ、じ…くん…?

[声は届いたみたい、だった。
そこにいたのは私みたいに辰次くんとは少しだけ違う辰次くんだったけれど。
わかったのは、変わらない優しさのせいだったのかな。]

 あ、あっ…ありがとう…!

[死んではいるけど無事だったことも。
眼鏡を大事に持っていてくれたことも。
受け取ってかければやっぱり多くて少しずれてしまう。
指でなおしながら、辰次くんを見上げて赤いままに笑った*]


メモを貼った。


[アイテムは渡せたようだが
 言葉が通じないのは、此方を見てももらえないのは
 少し辛いな、と思いながら
 会話する面々を眺めていると]

  …、 ゲイル……?

[白衣を引きずって現れたのは
 ゲイルではなかったが、ゲイルだと思った。
 おかしな表現になってしまったが、そうとしか。

 幼くなったような姿を見下ろすかたちになるか。
 いやでも思い出す、武器を叩きつけたときの
 苦悶の表情、声、そして染まった赤。

 顔が青くなり、後悔でいっぱいになった。
 なんと声をかけていいのか、迷って、迷って…]


 っごめん!!!

[叫んだタイミングは、少女と重なったか。
 謝られたことに驚いて、口をつぐむ。
 彼女の表情に、告げられる言葉に
 胸を刺される思いがした。]

……っ、ちがう、そうじゃない。
突然挑むだとか、みんなのこと
まるで考えてなかったのは、俺の方だ …!
アンタは、悪くない…!!

[矢継ぎ早に叫べば
 彼女を萎縮させてしまうだろうか。
 けれどゲイルが、自分が悪かったと
 思い続けることは、耐え切れなくて。]


辰次… あいつなら、アンタを探しに行ったぞ。
さっきまで此処にいたから
まだそう、遠くへは行ってないはず…

[否定はちゃんと届いたのだろうか。
 ともあれ、辰次を気にする様子が見えたら
 わかっている事を伝えた。]

 っえ、 ―― おかしい…よ、アンタ…

[謝罪どころか、礼の言葉?
 柔らかな笑顔に、戸惑いしかうかばなかった。

 辰次を探しにいくという彼女を
 引き止めるつもりもなく、また見送ったが]




 ……なん、で…?

[ひどいことをしたのは此方なのに。
 責められると。
 なじられ、攻撃を受けても当たり前なのに。]

わかんね…

[NPCの邪魔にもならない隅へ座り込み
 頭を抱え、弱々しい声をあげた。**]


メモを貼った。


[ありがとうと笑っていれば、ほんの少しだけ前のガストンさんを思い出した。
同じタイミングで謝ってから彼が息つく間もなく告げる言葉。
声の威圧に言い返せず、ただただしゅんとするしかなかったけど。]

 きっと、何か、あったんだと思う。

[バグの介入か、それとも戦うという強い意志か。
同じ黒側を守るためか、わからないけれど。
でもただの悪い人には思えなかった。
私を見たときのあの青い顔は、悪いだけの人には出来ないし
ロクヨンのプレイヤーに、そんな悪い人がいるだなんて思いたくはない。]

 次話す時に、ちゃんと…伝えなくちゃ。

[私のごめんなさいの意味は伝えた。
ありがとうの意味は、きっとわかってくれていないから。
それに伝えたい言葉もまだある。
云ったなら彼はどんな顔をするんだろう。
想像して、また少し笑った**]


メモを貼った。


…お、おぅ…ま、よかったさ。

[ゲイルに眼鏡を渡して、ちょっと照れたように目をそらした。
 やっぱリアクションかわえぇなー、とか…そんな。]


…あぶね、っ!!

[ナユタの乱射する銃声。
 もうHPなんて無いはずだったけど、それでも脊椎反射的にゲイルの手を引いて物陰へ避難する。]

…あいつ……
[何処か不安定な様子。やっぱりマスターインテリジェンス、とやらに命令されて動いてるんだろうか?]


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