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― 生前 ラディと ―
……そうなの? 眼の色、 うん…。
[彼女の声なき声
どうしたって「見る」ことのできない「いろ」を思い出す。
あかしろきいろ、「識って」いる色
けれど、どんどんとモノクロになっていく わたしの世界。
彼女が嫌うその色も、もしわたしが見ることができたなら
きっと綺麗だとおもうに ちがいないのに。
顔の周囲から手を離して、長かった前髪の理由を察する。
ひと撫で その駱駝色をととのえて ]
さわらせてくれて、ありがと。
[離れようとしたけれど、引き止められた手。
それにわたしはすこし、安堵して
促されるまま掌を差し出したのでした。]
………似合ってる? そうかな……。。
ねぇ、ラディはこのネックレスのこと 知っている?
ジョスは「きっとドナルドのだろう、確かめに行く」って
言っていたの。
[
持ち主のことは、どうでしょうか。
贈り手のことが知れたなら、暗い闇に焔が揺れて
持ち主のことも聞けたなら、どくんと大きく鳴った心臓に
苦しげな顔をすることでしょう。
小さな銀色の花唇に指を添え、ざわめくこころへ
刺のように押し当てて
胸を焦がす何かを押し込めたことでしょう。]
[ひとりで帰るというラディ
…投票、処刑。 わたしの"過去"ではそんな統率はされずに、怯えたものが隣人を殺し、疑心に餐まれたものが友を殺し
世界に絶望したものは自ら死を選ぶ そんな地獄でした。
わたしは昨日からずっと姿を現さないレオ先生が
きっと 自分のしたことに耐えられなくなったのだろうと
そんな言い訳を自分にして。
メアリーに「明日」と言われた
名前を書いたちいさな紙切れを、入れたのでした。]
おとうさまは、選ばないまま……ころされてしまったから。
[だから、わたしは。 「決める」こと「選ぶ」こと。
逃げずにいられますように、と ――祈る。
震える手を、サイラスはきっと優しく包んでくれるはず。]
― 生前:自宅前 サイラスと ―
ね、サイラス………
[送り届けてくれた手を、いつもは振って
それから 抱きしめて ぽん ぽん。
わたしはもう "いつも" ができなくなっていた。
あたまの上から離れる腕を 見失わんと袖を掴んで
ふるりと唇を揺らし、 言ってしまおうか どうしようか
お前幾つだ、と 笑われてしまうかもしれないけれど ]
きょう、わたしと一緒に寝て?
[驚かれたか、笑われたか、両方かも。
"おくびょうもの"の彼だとは 露ほども知らぬままに
わたしは添い寝をねだったのでした。]
………!
[そのかわり、でしょうか。 おでこに感じた暖かさ
わたしは自分の言った事を恥じ、頬を真っ赤に染めて]
や、やっぱり大丈夫……。 なんでも、ない。
[ 「俺がいる。」 いつもいちばん近くに居てくれるひと。
「なんにもしてない。」 いつも泣き声を聞いてくれるひと。
「ここに届く。」 エル。……なまえを教えてくれた子。
みんな、みんな、 わたしのそばに居てくれる。 ]
うん、サイラスがすぐちかくにいるから へいき。
[わたしはつよがりを総動員して]
おやすみなさい。 ……またあした。
[ぽん ぽん をすること無く、家の中に消えたのでした。]
[ 夜の闇に誘われて? だれかのこえに誘われて? ]
[ バチリ! 焼き切れる考えるための回路は
それまでに何があったのかを吹き飛ばして
いまわかるのは、いつも視ている暗闇に
もっと昏い闇が
ほしのうえから降ってきているということ。 ]
…………エル…………
[ 何も無くても呼べと。そして届くと言ってくれた あの子 ]
…………せんせ…………
[ 聲を聞いて貰うには
この昏いカーテンを開けないと いけないのに ]
……………・。
[ その名前を呼んだら きっと来てくれてしまうから ]
[ 大切にね、って言われたのに
奪われてしまった 首の銀。
ごめんね、ラディ。 ごめんなさい。
そんな詫びすら 届かずに 掌にある銀色を
それだと判る事はできたかどうか。
――― 聞えるのは 四肢のあしおと。]
[ あぁ やっぱり。
さいごに だきしめれば
よか ……
( …………サイラス………… )
闇の中、たいせつなひとの名前を 飲み込んだ **]
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─ 昨日 ─
[結局、日の暮れる頃まで男は墓場で時を過ごした。
この日だけは、朝に出て行った男が暫く帰らぬのは、
娘も甥も知っていること
男は帰宅しても口を噤みがちだった。
結局、教会には足を向けていない。
オーレリアが、ずっと働いてくれていた娘が死んだというのに。
薄情だとか、不審に思われても仕方ないのかも知れなかった。
けれど、どうしても足が向かなかったのだ。
一方で同胞の死を認めるくせに、
一方で人の死すら拒絶をしたい。
それは矛盾した現実逃避でもあったのだろう]
──── 馬鹿な、
馬鹿げたことを。
[投票を行おう…正すべきは、同族の手で。
その声
教会で、族長が同族の手でと口にした時と同じく。
抑えた怒りは、知らず黒髪の少女の怒りに似るか。
もっともそれは、似て非なるものではあったけれども]
投票だと?馬鹿な。
同族の手で同族を殺す──…?
ふざけたことを。
それでまどろみが、再び得られると思っているのか。
それで全てが、元の通りになると思うか。
[手渡された投票用紙を、白くなる拳の中に握りこむ。
ぐしゃりと握り込まれた紙は、すぐ皺だらけになった]
怪しいものを…、…殺したと思しきものを、
我らが、殺す。
[ああ。それは”同族殺し”と何が違うのだろう]
[男は、それ自体に怒っているかのように、
険しい顔で、しわくちゃの紙を見つめた。
暫く、ペンは動かなかった]
…、………
[けれどやがて深い息をつき、そこにひとつの名を記しゆく。
抱えた、矛盾そのままの名を]
…──────、
[彼女が死んでも構わない。と言ったそのままに。
その名を記して、再び彼女を殺す。
家族のように、娘のように。
共に暮らそうかと笑ったことすらあったというのに。
それは人との共存共栄の為の、尊い犠牲などではなく──…
… 彼らが、生き延びる為に。
彼らが、この犠牲とならぬ為に。
…──ただ、利己的な己の望みだけの為に。]
[音なき声に名を挙げられ、
無残に死ぬべきことが決まっているだろう名を記したのだ。
──── マーゴット ローランド、と** ]
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― ??? ―
[ しろいせかい。まっしろのなかに、いる。 ]
「明日聞くね
あんなに昏い目をしたあの子は、きっと悪い夢。
起きたらすぐに行かないといけないの。
だってほら。はやくしないと、あの子が先に
わたしのおうちに着いちゃうでしょう?
どっちが先に着けるのか
競争しましょう。 ね、 そうしましょう?
[ 掴んだ手は、誰のものか。
父か、 母か、 それとも――――。
伸ばした手先に絹糸が絡み、輪になり手首を彩るよう。
細くて微かな糸の束が捻れて、そこへ差したのは
微かな ――赫
[ ねぇほら、声が聞こえる。
わたしを呼んでくれる
聲が聴こえる。>>=0
だから、起きないと。]
……どうして今朝は、こんなに鴉が煩いのかしら。
[ 扉のある方向を一瞥した わたしの耳に
突然降り注いだ おと は。
嗚咽 と 嗚咽。
喉が潰れるような サイラスの声。
………サイラス!? どうしたの……。
[ わたしの問に返事はなく
こんなこと、一度だってなかったのに。 ]
ねえ、サイラス。どうしたの? どうしたの?
どうして、泣いているの?
[ 声の場所へと手を伸ばしたが、扉の開く音
は、と振り返り、 ふたつの足音 4つの爪音。
そしてわたしの名前が呼ばれたことに
小さな胸を撫で下ろした。]
ジョス! エルも!
ねえ、サイラスの様子がへんなんです!
どうしたんですか? 何があったんですか?
[何が起きているのかわからない。触れるのすら恐ろしい。
”生きているのか”
喉の奥がきゅうっと締まり 両足がただの棒になったよう。]
[ 「俺は、 俺だけは 生きてるさ」
[ ジョスも、エルも、返事をくれない。 ]
[ ねぇ。 ]
…ねぇ。
わたしを、視て……
[ ――おねがい よ。 ]
[ 糸の切れた人形のように、床を打ったふたつの膝も
物音ひとつ たてることなく。
わたしは わたしのかたちすら わからなくなって。
その場に座り込んだまま
目の前で繰り広げられる声たち
川に流れる無数の笹舟を 見送るような
そんな諦念で 聞き続け ]
サイラス………。
[ 何度目かわからぬ名を 自分の手の中に落とし
わたしはようやく
抱けなかった背中
せんせ………。
[ 此方の聲なら届くかと、そんな微かな期待も闇に溶け*]
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[サイラスとジョスが「今日のため」にわたしの家を発つ。
その会話を、足音を、すっかり力の入らない足が折れたまま
唯ひとつ 生白い腕を伸ばして]
…………。
[行かないで、と 叫ぶこころを黙らせるだけで精一杯。
バタン
扉が締まる音と共に、わたしの腕も膝に落ちた。 ]
[ それからどれだけの時間、2人が消えた扉を
「みて」いただろうか。
ベッドの支軸を頼りに立ち上がって
恐る恐る 手を伸ばす。
たぶん きっと ここに わたしが。
わたしを覆う上掛けの 端を探して指が滑る。
そうして辿り着いた 肉のない場所。
周囲を埋め尽くす死臭も、乾き切らない血のぬめりも
わたしを穢すことはないのに、そこに在る死体。
怖くはない。
「伝わらない」「届かない」恐怖にくらべたら
死んでいるなど 何て些細なことなのでしょう。]
……あぁ。 ……。
[ わたしのコエは
[ ”だから” エルも せんせも 返事がなかった。
でも、 そのおかげで
あのひとたちはまだ 生きているんだと
喚んでしまったら。来てくれてしまったら。
わたしのせいで死んでいたかもしれないと
―――そう思った。 ]
[ 覚束ぬ足を友に わたしはふらりと家を出る。
だって、やくそく
[なんども競争した、互いの家と家とを繋ぐ小路の向こう。
ぱた、ぱた、ぱた
いつも行く先から響いていた春風のような彼女の足音は、
今日はなにものかに抑圧されているような
さみしい音。
メアリー!
[そう言って、わたしは ”いつも” 通りに両手を拡げ、
返事もない 足音の速度もかわらないその影を
――― 抱きしめ ――― ]
[ わかってた。 わかっていたのに。
背中から聞こえる足音は よどみなく。
彼女はまっすぐに”わたしのいえ”を目指す。
(やったー!今日はわたしの勝ち!)
そう聞こえるはずなのに
(メアリー!昨日はどうしたの?元気になった?)
そう応えるはずなのに
ざあざあ ざあざあああ。
流れ続ける噴水の音だけが わたしの両腕の中にある **]
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─ 回想 ─
ああ、そうだな。
じゃあ、今夜は秘蔵の蜂蜜酒をあけてみよう。
味見をしてみようと思っていたんだ。
…付き合っておくれ。
[傍らを歩むグレッグを見返して微笑んだ。
確かに、甥はもう随分と成長をした。
幾ら当時の少年の姿を思い出してみたとしても、
今では充分立派な、一人の男だ。
時折、若い頃の兄に似ているなと思うことがある。
けれど兄より自分より、もっと快活で良い男になったと見えてしまうのは”親の欲目”か]
(そうだろう?兄さん)
[もう一人の息子、もう一人の子ども。
もう長いこと、そんな風に過ごしている甥の姿に目を細める
「処刑先は──」
[琥珀の双眸が、レンズ越しに向けられる
凍りつく空気、息を呑む音。
その中で、男は”ついにこの時が来た”と思っていた。
冷ややかな瞳が向けられる。
それを見返す胸のうちに、満足のようなものがある。
心密やかな願いの叶う時。
琥珀にちらつく、微かな迷いと恐れ。
それを、今は色を隠すことをしない鳶色が見つめ返した。
男の頬が上がりかける。
どうしたというのだろう。笑い返そうとでもいうのか]
……っ
[乱暴な力で押さえられ、手を戒められる。
自由を奪われれば抵抗のしようもない。
今更抵抗しようとも思ってはいなかったが。
ただ、気掛かりは確かにあった。
ざわめく面々、それらには目も遣らずに振り返る。
蒼白な顔をしたグレッグと、信じられないといった顔をしたメアリーを]
「どうしてお父さん“まで”殺すの!?」
[娘が叫んで、スティーブンにしがみつく
その姿に、心が痛んだ。
”願い”に、彼女のことは考慮されていない。
ひどく我侭で、自分勝手な望みなのだから。
…けれど。娘を愛しく思う心は、それとはまた別のものだ。
少しずつ狂っていた男に残されてた、確かな…──ひかり。]
メアリー、
[呼びかけようにも、身体は強引に前へ運ばれていく。
それでも首を捻って後ろを見れば、目を見開いた甥が見えた。
叔父さん、と。
いつものように名ではなく、そう呼ぶ甥に呼び返したくても、もう声が届きそうにない]
メアリー!!やめろ!!!
[ただ。医師が娘を突き飛ばした、その時だけは。
身をよじって、必死に声をあげた。
抵抗すると見られれば、手は更に乱暴になるだろうか。
知ったことではなかった。
愛しい娘。かわいいかわいい、キャサリンの忘れ形見。
彼女が、彼女とグレッグが生き延びることだけが、
幸せになることだけが───…
( ”あの子たち”が )
… 最後の、望みであるのだから]
[暗い森を、よろめきつつ歩きゆく。
空気は湿って、村のざわめきもすぐに遠くなった。
かの青年に、いつか聞かせて貰うはずだった御伽噺も。
必死に追いかけてくる愛しい娘も。
呆然と此方を見ていた甥っ子も。
次第に、遠く、向こうになり]
…スティーヴ、
[名を呼んでも、返事はない。
だから二人とも黙々と少し歩いた。
( ああ、この木は、)
『 ルパート 』
( 君と木登りした木だったね。)
名を呼ぶ声
昔とは随分変わってしまった]
…────、
[振り返らないかつての友の声を聞く。
その男の頬が、再び淡く引き上げられた。
そう、確かに自分は彼にそう言った。
彼だけには、そう言った。
生きなければならないはずだった。
自分も生きるようにと、言ってくれたのは誰だった?
そう、可愛い娘も甥もいる。
彼らを遺してはいけないはずだった。
その為に、今もこれからも生きていくはずだった。
けれど、いつまでだろう。
いつまでそうして、死んだように生きなければならないのか。
心捧げた愛は呆気なく逝ってしまった。
目の前のこの男が見殺しにしてしまった]
[死にたかった。
ずっと死にたかった、死ぬようにして生き続けてきた。
狂っている?そうかも知れない。
…───いや。
どうして”男だけが”正常ではないと言い切れるのか?
男にとっては、これこそが正常だというのに。
死にたかった、死にたかった…生きたかった。
引き裂かれるままに、目の前の男にだけ、
( これが過ちというのなら、)
ひとつ、仮面を装う顔で。
( …──正すといいさ。)
甘えるように、狂気の顔で自らの死を誘った]
[死ぬならば、と思ったのだ。
死ぬなら、出来れば彼がいい…彼に殺されるのがいい。
優しく懐かしく繊細な、この旧友(とも)がいい。
なんというエゴだろう、ひどい迷惑な我侭だ。
彼の心が過去にどれほど傷ついていて、
それを自分が更にどれだけ長く傷つけていて、
きっと、またひどく傷つくだろうことを知っているのに]
( … ごめん、)
[その願いを叶えてくれる男を目の前にして、謝罪は音になることはない。
恨み言をという、友の背をただ声もなく見つめている]
( ごめん、スティーヴ )
[獣の爪
目の前に散る赤に、男の口が開く。
声は出ない。
反射的に音なき叫びを”仲間”に響かせようとして──…]
っ!!!
[咄嗟に押さえた。
いけない、彼らに聞かせるわけにはいかない。
これ以上、あの子たちを嘆かせるわけにはいかない。
ぐらり、視界が傾いて行く。急速に目が見えなくなる]
[地面には倒れこまなかった。
受け止められたのだろう、そんなことを一瞬思って]
( ああ、)
[鮮血に染まったまま、淡く微笑む]
(やっぱり君は、)
( …─── ばか 、だなあ…。)
[そうして、何も*見えなくなった*]
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