82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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かぜをはらみ はぐくまれ─── あれ?
[その時、どこからか、もうひとつ声が聞こえてきた気がした。 好奇心のままに、薪を抱えたままでそちらへ走れば、大柄な男がひとり、銀色の斧を振るっていた。]
きれーな声……。
[聞こえる声は、女性のもののようだった。 風を切り、涼やかに。 陽の光を浴び、華やかに。
少年は、暫しその歌声に耳を傾けていた。]
(234) nordwolf 2013/05/21(Tue) 20時頃
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「なんだ、ボウズ」
……あっ。
[少年の姿に気付いた男が、手を止め、声をかけてきた。]
ごめんなさい、その……とってもきれいな歌声が聞こえたから……
「歌声?」
[その言葉を聞いた男は、銀色の斧を、ゆっくりと少年へ向け、問いかけた。]
「オマエには、妻の───コリーンの声が聞こえたのか?」
(235) nordwolf 2013/05/21(Tue) 20時頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
kasuga 2013/05/21(Tue) 20時半頃
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―師匠の家・庭先― [どれ程の間、師匠の胸で泣いていただろう。 この大きな腕や背が、今までずっと、守り導いてくれていた。
師匠から教わったことは、きちんと覚えている。 生まれ変わっても、せめてなんとなくでも、 覚えていられたらいいのに、
望み過ぎだろうかと胸の内で、苦笑する。]
……師匠、俺、すぐに生まれ変わって、 今度こそ……夢を叶えたいと、思います
[名残惜しそうに離れれば、そっと夢を語る。]
(236) kasuga 2013/05/21(Tue) 20時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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―自宅:弟子と―
[チアキを抱きしめながら、攻芸の姿も見る。 彼は、自分との約束をここに着いてきてまで、果たしたのだな、と思う。真実はわからないけれど。
弟子より先に、涙を止めたのは師匠の意地。 ぽむ、と背中を叩いて、体を離す。]
……チアキ。 俺は、お前が弟子で、本当に…… ……楽しかった。
ま、出来の悪い所も、ご愛嬌、ってヤツだ。
[からかうような口調からは、涙の気配はもう消えた。目が赤くなってしまっているのは隠しようがないけれど。]
(237) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 21時頃
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……ああ、行っておいで。
俺は、いつでもお前の…お前たちの、 幸せを願っているから。
[別れの時を感じて、それでも、微笑んだ。]
生まれ変わったなら、どこかで会うかもしれないだろう。俺はお前が誰か、気づかないかもしれないが…
出会う者すべてを可愛がればいいだけの話だ。
[大雑把にして名案。]
(238) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 21時頃
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[>>237からかう声に、 少しだけわざとらしく、拗ねたような顔をして]
む、……
[だけど、すぐに綻ぶような笑みを浮かべた。]
俺も、師匠の弟子で幸せでした。 俺の一生の誇りです!
[背を叩かれて、胸を張る。]
(239) kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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ははっ、師匠らしいですね
[>>238らしい言葉に、笑みを零す。 全員を可愛がるなんて、大変だろうに
だけど、師匠ならできてしまう気がするから、不思議だ。]
また、会えると俺も信じてます 師匠……
[緩く小首傾げて、呼びかければ、一歩後ずさり]
(240) kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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ありがとうございました!
[死別した時と同じように、 稽古の最後にするような挨拶を、
確りと頭を下げて、長年の礼を込めた。]
(241) kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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[ふたりの会話は聞き取れる距離。 けれど、邪魔をしない距離。 チアキの修行には、自分もちょくちょく手を貸していて、そのたびに、吃驚するようなドジっぷりに苦笑したり、成長を一緒に喜んだりしていたけれど。 けれど、だからこそ、自ずと置くべき距離も分かる。]
………。
[傍に攻芸の姿が見えたなら、そちらへも、穏やかに笑みを向けて。]
(242) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時頃
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[やがて、一段落した頃合いを見計らい、歩み寄り]
……大丈夫。
チアキほどのおっちょこちょいはそうそういないだろうから、きっとすぐに分かるよ。
[そんな余計な一言を付け加えた。]
(243) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時頃
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もーホレーショーさんまで!
[>>243顔をあげれば、いつもの明るい笑みを]
師匠、ホレーショーさんお世話になりました 俺、お二人のおかげ、ライマーになれて、 攻芸とこんな風に一緒に居られるようになって、
本当に、―――…幸せ、でした
[恩人であり、兄であり、父である二人。 ライマーとしての自分を導き、育ててくれた人たち。
この目に、二人を刻む様に、じぃと二人を見つめて もう一度、頭を下げた。]
(244) kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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なるほど。わかりやすい。
[兄の言葉に大いに笑って。>>243]
ああ、元気でな。 ……こちらこそ、ありがとう。
[風邪引くなよとか、パン食えよとか、 色々言いたいことはあったが、きりがない。>>241]
お前の行く道に、アメノマの加護があるように。
[これは再び出会う日の為の、別れだ。 だからいつものように、手をあげて。]
――また、いつか。
(245) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 21時頃
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[>>245またと聞けば、 傍らの攻芸を見上げると、行こうと視線で訴えて]
それでは、また……いつか!
[笑顔を振りまいて、駆けていく。 途中で振り返れば、両手を口元に近づけて]
俺は、一生……ううん、ずっとずっと、
(246) kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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お二人の弟子ですからっ!!!
[叫べは、もう一度、 手を振って駆けて行った。
ほんの少しだけ、また泣きそうだったから]
(247) kasuga 2013/05/21(Tue) 21時頃
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あったりまえだろ!
[怒鳴り返して、笑った。 そうして、駆けていく弟子の後ろ姿を眺めていた。
いつまでも。いつまでも。**]
(248) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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[向けられた明るい笑みと大きな笑い声に、クスクスと肩を揺らし]
……でしょ? うん、チアキはやっぱり、そうやって笑っている方が、らしくていいよ。
…………。 私も、とても楽しかったよ。
[ライマーではなく、ラーマとして再会した日のことを思い出し、目を細めた。 あの頃に比べれば、格段の進歩を遂げてはいるけれど、まだまだ危うい点は多すぎる。 一人前になるまで見届けてやれなかったのは、無念に思うけれど、その気持ちは、きっと、弟のが強いだろう。 そして、チアキだって……]
行ってらっしゃい。 私は多分、もう少し、ゆっくりしてからになると思うから。
(249) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
kasuga 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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[駈け去る背中を見つめていたら、急に、こちらへと元気な声が届いた。]
……!
[細めていた目を丸くして、数度、ぱちぱちと瞬いた後]
……ッ! ほんとうに……。
[口元へ拳をあて、小さく噴き出した。
言いたいことは、弟が大声で叫び返してくれたから、自分は、傍らで笑って手を振った。]
(250) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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[駈けてゆくチアキの背中が小さくなり、やがて見えなくなるまで、じっと、無言でそれを見つめていた。]
………。
本当に、真っ直ぐでいい子だよ。 チアキは。
[そして姿が完全に見えなくなったあと、ぽつりと零す。]
けど、少し………
[くすっと自嘲を浮かべながら、手は、ケヴィンの背に触れた。]
(251) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。
motimoti 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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ああ…そうだな。 いい子だ。
……けど、少し?
[兄の言葉の続きが気になって、繰り返した。>>251]
(252) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 21時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
kasuga 2013/05/21(Tue) 22時頃
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けど、少し………
[決まり悪そうに俯く顔は、多分、少しだけ赤い。]
少しだけ………妬けた。
[背中に触れていた指に、僅かな力がこもる。]
まったく、ね…………
[大人げない。 師弟の絆と、兄弟、恋人の絆は、まったく違うものと分かっているのに。 俯いたまま、みっともなくて、ちょっと顔があげられない。]
(253) nordwolf 2013/05/21(Tue) 22時頃
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―それから―
[ラーマとして返ってきたケヴィンをまた見送ったり、 弟子が増えたり独り立ちしたり日常の中に多くの変化を見てきた。
ある日目を覚ますと、隣に居た筈のトルドヴィンの姿が無く 一人で身を起こした。 呼吸が異常に浅く、かつて無いほど苦しい。 トルドヴィンの姿を求めて名前を呼ぼうにも声は出ず、 何処かへ向けて手を伸ばした時肉体は既に昏睡状態だった。 原因は副作用で弱っていた肺が気づかぬ内に疲弊していたこと。]
(254) meiji 2013/05/21(Tue) 22時頃
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[次に気づいたときはもう常世ではなく良くわからない世界。 もう会わないと思っていた懐かしい姿を見た時に 自分が死んだことを自覚した。 村を見に行けると言われたが、自分の死がどういう影響を 及ぼしているのか考えるのが恐ろしくて、結局動けなかった。
こちらでは時間の流れが早いらしい、 死んでから気づけば何年か時は流れていった。]
(255) meiji 2013/05/21(Tue) 22時頃
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[誰かに名を呼ばれた、と思った瞬間引っ張られる。 気づいたら慣れ親しんだ村の中に居た。 どうやらこれがラーマとして戻るということらしい。 あれだけ苦しかった肺はもうすっかり軽くなっていた。 自分の見た目に変化は何かあるのだろうか、 よくわからないが軽い身体がとても嬉しく感じる。]
(256) meiji 2013/05/21(Tue) 22時頃
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[やっと、トルドヴィンと交わした約束が叶えられる。 それだけは忘れることはできずに、 勿論ライマーとしての記憶も全て残っているようだ。 あの時ケヴィンが言ったように向こうでの記憶は…… 長く居たからだろうか、忘れていなかったが。]
ただいま、トルドヴィン。
[他にも見知った顔はあったかもしれないが、 真っ先に名を呼んで両手を広げた。]
(257) meiji 2013/05/21(Tue) 22時頃
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……弟子に妬いたのか……
[何とも言えない顔で兄を見る。 若干呆れているようだ。>>253 子供に妬く父親を見る母親のような目。]
……全く。 しょうがない、な。
[弟子も行ってしまったことだし、 ぐっと肩を抱いた。]
(258) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 22時頃
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[――――そこに存在した意識は、断絶される。]
.
(259) motimoti 2013/05/21(Tue) 22時半頃
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…………。
[「弟子に……」と言われ、俯いたままで、ほんの僅かだけ頷いた。 大人げなくて格好悪いとは思いながらも、震える指は、ケヴィンの背中を掴んだまま。]
あ。
[不意に肩を抱かれると、蹌踉めくようにして凭れかかった。 驚いたように顔を上げ、見つめ、なんだか情けなくて眉を下げた。]
(260) nordwolf 2013/05/21(Tue) 22時半頃
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[――――……]
[確かに手の中にあったもの、]
[それを一瞬で失う虚無感]
[強い喪失感]
[―――ああ、そうか。]
[二度も彼を失うこの恐怖こそが]
[己に与えられた罰なのだ、と。]
(261) motimoti 2013/05/21(Tue) 22時半頃
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……言わなきゃ不安か。 言った方がいいか。
[肩を捕まえたまま、問いかける。>>260]
……俺の身も心も、ホレーショーのものだ。 ずっと昔から。これからもな。
[目を真っ直ぐ見て、宣言する。
……まあ、身はないのだが。]
(262) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 22時半頃
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− 流れる日常の中で −
[極一部のライマーとラーマに犠牲が出ただけなら 主の余生はもっと穏やかなものだったろう。
だが病や薬の副作用、魔物の襲来と、 かなり疲弊していた。 肉体が一部でも残っている者は アメノマの加護を祈り丁重に埋められる。 ラーマはまだ何とかなるが、 使い手のライマーの育成が急務だった。
少し落ち着いた後、弟子を取るようになり 弟子の育成や家畜の世話、村長の相談役など 年長者として忙しく充実した日々が過ぎる]
(263) pannda 2013/05/21(Tue) 22時半頃
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