278 冷たい校舎村8
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エンドロールのその先で、少女は夢を見られるのだろうか。
(202) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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――現在/→体育館―― [ペタペタと黒い足跡を床につけている。 掃除できるか否かという心配を、 今のところ辰美はしていない。
強いて言えば滑って転ばないようにだけ 少し気を付けていた。]
……体育館。 非常口、あるんじゃないかって。
[昇降口から帰れないなら、ほかの出口を探すしかない。 思い当たる場所は保健室のグラウンドに面した扉、 一階の窓、それから、体育館。
辰美はそのまま体育館へと歩いていく。]
(203) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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[重い扉を開いた先。 立ち並ぶ座席。緞帳の開いた舞台。 ――あの日の劇のセットだけが、そこにあった。*]
(204) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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恰好には正解がないから、 礼一郎にはちょっと立ち入りづらい。
(205) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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ほら、個人の気持ちの押し付けって、 どう考えたって良くないだろ。
(206) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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── 回想/恋愛談義 ─
[ ばれてーら。 って、内心でおどける余裕もなかった。
平凡な礼一郎には強靭なメンタルなんてない。 不誠実なことを言うのは礼一郎の信条に反してて、 とんでもなく心臓が大きく跳ねていた。
不自然な礼一郎を見る友人の目が、>>130 ちょっと動揺して、それから優しくなって、 礼一郎に合わせるみたいなこと言うのが、 きりきりと胃をしめつけるみたいだ。]
(207) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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……わかってくれる?
[ ──って口では言ったくせ、 礼一郎は形だけの笑顔を浮かべている。 もっと嬉しそうな顔をするべきだった。
氷が。>>133 そんな小さな音さえも、 礼一郎には大きく、大きく聞こえて、]
(208) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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……いや、 なんかあったとか、 全然そういうんじゃねーよ。
[ だからこの話はもう終わりだよ。 ってふうに、礼一郎はへらへら笑って、
「 そういえば、あの課題ってさあ 」とか、 他愛もない、害のない、後ろめたさのない、 そういう話題へと舵を切っていく。*]
(209) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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そういうことを言うべきではない。 ……って、指摘して、非難してほしかった。
(210) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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そのくせ礼一郎ってば、 本当の問題については言えないでいる。
(211) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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恥ずかしかった。
(212) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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それは紛れもなく、礼一郎の恥だった。
(213) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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正しく立て直そうともしたけど、 礼一郎は平凡な人間で、 小心者で、心配性で、 保身を考える人間だったから、 その恥を他人に知られる勇気はなかった。
(214) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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それに、どうしたってそれは気持ち悪い。*
(215) 2020/06/14(Sun) 11時半頃
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──回想/噂──
[ 熱心に数学の方程式を解いてる間に、 気付けば新たな噂が立ち上っていた。>>190
葉野にイケメンの彼氏がいるらしい。 それも超絶。芸能人級の。 町で見かけたら振り返るレベル。
礼一郎はそれを聞いて心底驚く。 辰美との嘘の期日は──あ、過ぎたのか。 しかしまあ、よくも次から次へと。 今度は実在性彼氏なんだろうか。
それにしたって超絶イケメンって、 やたらとそれを強調してやるなよ。 辰美だって……ほら背が高いだろ。]
(216) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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[ 内心でぐるぐると考えていた。
噂にそう疎くない礼一郎は、 自分の席の周りで展開される雑談の輪に、 半分くらいの意識で参加していた。
いい加減な相槌を打ちながら、 なかなか解けない大問3を前に、 途中式のどこが違えているのか、 くるくるとシャーペンを回していた。
ふと、前の席の女子が「写真見る?」って、 その輪にいた数人がそれに身を乗り出した。]
(217) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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[ 礼一郎もそのときばかりは顔を上げて、 あんな騒ぎ方をするからには、 よーっぽどいい男なんだろうな! って、 あまり良い感情はなく、それを覗き込んだ。]
(218) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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[ 遠巻きに撮られたうえ、ガラス越しの写真。 カフェの窓側の席。親しげな男女。
あまり鮮明ではなくて、 でもその女が葉野ってことはわかる。 みんな、葉野を知ってるからわかる。
……ってことは礼一郎には、 一緒にいるのが誰かってこともわかる。*]
(219) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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レイおまえ、何してんの?
(220) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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── 回想/ファミレス ──
[ あれが氷室だってことは、 どうやら学校では公になっていない。>>190 写真もあまり出回ってないかもしれない。
だから、バラさないほうがいいのかなって、 礼一郎はやっぱり、その場所で切り出した。]
……葉野とのアレ。 付き合ってねーだろ、どうせ。
[ 礼一郎にしては決めつけてかかった。 今度は裏なんて取ってなくて、 つまり「どうせ」そうなんだろって、 礼一郎が勝手にそう思っただけのこと。]
(221) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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[ とはいってもね、 辰美と葉野の話は、彼らの話だし、 氷室と葉野の話がその延長線にあるなら、 それにまつわる話は当事者同士でするべきだ。
求められてもいない他人が、 首を突っ込んで説教するようなことじゃない。
……礼一郎が言ってんのは、 つまり、その、あの写真の中でだな、 君は昔みたいに男の恰好をしていたよね?]
(222) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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……つか、 俺と遊ぶときは、 もうずっとそっちのカッコじゃん。
[ そっち。 ──って、もう見慣れてしまった、 女の恰好をしている友人の服を見やる。
これは、 これまた礼一郎の信条に反する発言だけど、 礼一郎はそのことにちょっとだけ拗ねている。*]
(223) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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他人の行動を自分の感情で、 コントロールしようとするべきではない。
(224) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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が、少しだけ言わせてもらえば、
(225) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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礼一郎は、 礼一郎の本当に勝手なお気持ちを述べるなら、 高校でも、男のカッコした君と、 ふざけたコンビを名乗りたかったよ。
(226) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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もうやり直せない3年間の話だから、 今さら述べたところでなんにもならないけどね。*
(227) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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-- 回想/黒 --
怖い、って言ってなかったっけ? 大丈夫? コンタクト付けられる……?
[ 教室の端と端。>>0:501>>0:599 飛び交う声が頭上を往ったのを千夏は覚えてる。 今日も元気にうるさいな、と思ったのを。
メイクの濃さが変わるだけだから、>>0:1479 眼鏡の有無はどっちでも大丈夫なんだよ、と言った。 ただ、 男子にしてみたら濃いのは嫌かもしれない。 ]
(228) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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[ 少し考えている様子の颯真をみて、 どうかな、どんな答えが返ってくるかな。 と、期待の視線を注ぐ。>>0:1480 ]
そう、なりたい自分に近づけてくれる。 [ ほらと眼鏡を押し付ければ、 赤いフレームが颯真に戻ってくる。>>0:1483 鮮やかな赤が、目を惹いてしまう。 足し算引き算は難しい。 ]
(229) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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すごいでしょ。 初めて化粧したときには、 鏡覗いてびっくりしたもの。
[ 顔色の悪い女が、少し顔色の悪い女に進化した、 最初はそれくらいの変化だった。 千夏にとっては、それでも大きなことだった。
まじまじと手鏡を見る颯真に、千夏は満足だ。 ]
(230) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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[それでいい、とは言ってみたものの、 やはり、実際にやってみると どうしていいかわからなくなるもので]
(231) 2020/06/14(Sun) 12時頃
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