人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 蝋燭職人 フェルゼ

 
 ……ドクター?

[何か言いかけたような気配に口元を窺うが
気のせいか。
ここで、ドクターも牙って生えてるの、と聞けばまた
都市伝説だなんだと言われそうだから黙っておいた。]

(193) 2019/10/06(Sun) 02時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ


 ……アレ?
 もしかして……潰れた?

 おーい、アオくーん、
 ここで寝ちゃ駄目だよー   ……って判断で来てたらこんなんなってないッスよねー。

[その内かくりと吸血鬼の頭が傾いだと思ったら彼は既に目を閉じていて。
 声を掛けてみるものの、自力で寝室には行けそうにない。

 うーん、と思案は数秒。

 突っ伏しているテーブルから腕を引き抜いて自分に引っ掛け、身体の下に自らの手を差し込んで持ち上げる。
 びっくりするぐらい軽くて、おかげで戸締りを先に出来たくらいだ。

 覗いたことのない部屋の扉を開けて寝台の上に吸血鬼の身体をそうっと横たえる。
 もしもの場合に備えて頭の角度はあった方が良いだろうと自分の腕を枕にして、もう片方の手でずり落ちそうな眼鏡を外し。]

(194) 2019/10/06(Sun) 02時頃

【人】 朝茶会 ソウスケ

[酔いに任せた呟きは、吸血鬼の耳元を掠める。

欲望を持て余した男もいつしか眠りに落ちていた。**]

(195) 2019/10/06(Sun) 02時頃

朝茶会 ソウスケは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 02時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[────思い返せばひどい初診であったが、
翌週、少年は予約した通りの時間に医院へ現れた。
やはりひとりで、今度はバスを使って。

次も。その次の週も。

医師が吸血鬼だと主治医が明かさなかったのは
知れば両親が反対すると予想したのだろう。
実際、少年が通院すると決めた理由も、
彼の態度が他の大人と違ったことが一番だが
グスタフ・アルブレヒトが吸血鬼だった部分も大きい。

両親への、ひと匙ほどの反抗心と。
これまで何の変化もなく。
息をしながら死んでいるような生活に、
何かしらの変化を齎してくれそうな予感と、期待]

(196) 2019/10/06(Sun) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[変化は訪れたか? ──わからない。
ただ、少年の通院歴は何度か体調を崩し欠けはせど
その後も定期的に続き、次第に回数も増え。

その頃には、吸血鬼に対する正しい知識も備わり、
交友と信頼を重ねたことによる態度の軟化と
相変わらずの無神経な好奇心は、
彼の耳に痛い問いを拭き込むことも幾度か。

何故、血を吸わないのか。眷属を持たないのか。
行為が招く弊害も多少知りはしても、
それが生きていくための糧で術ならば、仕方ないのでは。

意見の対立は、暫し口論も招いたか。
最終的にはいつもはぐらかされるか諭されて終わり、
何となく歯がゆい心地だけが、胸の底に残る。]

(197) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

―― 冷たい雨降る日の後 ――

[それからの日々は、
 めまぐるしくってあまりよく覚えていない。

 体にたくさんのチューブを繋がれて、
 段々とそれが外れていって。

 お医者さんは「すばらしい回復力です」を
 連呼するばかり。

 病院食はあたしにとってはすごいご馳走で、
 毎日こんな食事がとれる病院は
 天国みたいな場所だって神さまに感謝をした。

 隣のベッドの子が、
 いつもまずそうに病院食を食べていたのが
 とても不思議で印象的だったけれども]
 

(198) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ……きゅうけつき?


[あたしはセイルズの言葉>>165に、
 こてりと首を傾げた。
 まだ読み書きもできなかった6歳のあたしにとって、
 そんなものは御伽噺の世界の話。

 けれど、続くセイルズの台詞に
 あたしはひとつ、ふたつと大きく瞬きをして]


  あたしたち、家族に、なるの。


[ぽつりと呟いた囁きは、存外に大きく病室に響いた]
 

(199) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  あたし、もう、ひとりでいなくていいの?


[瞳から、涙があふれた。
 入院着で拭っても拭っても、涙が止まらなくて。
 あたしは困った顔でセイルズを見上げた]

  
  もう、さむいところで、寝なくていいの?


[肩に置かれたセイルズの手は、あたたかくて。

 そのときあたしは、
 サンタさんが夢を叶えてくれたことを知ったんだ]
 

(200) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ……パパ。


[ぎこちなくセイルズをそう呼ぶと、
 くしゃくしゃになった顔で彼に抱きついた]
 

(201) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


  
[その日から、あたしは
 ミルフィ・ウォルフォードになった]*

 

(202) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ

―― それから ――


  たくさん、お勉強がしたいの。
  パパ、あたしに文字の読み書きを教えてくれる?


[セイルズは偉くてすごい大学の先生なんだって
 病院で看護婦さんが言ってた。
 だからあたしは退院すると、まずそんなお願いをした]
 

(203) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[家族っていうものが
 どういうものなのかあたしは知らなかったから。
 セイルズに捨てられるのが、怖かったから。

 ――だって、親は簡単に子を捨てるものだって
            あたしはようく知ってる。

 あたしは勉強をして、
 すこしでもセイルズの役に立とうと思ったんだ。

 またあの冷たい路地裏に戻るのが、ただ恐ろしかった]
 

(204) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[香ばしいトーストの匂い。
 湯気を立てるティーポット。

 テーブルマナーのなっていないあたしは
 慣れないナイフとフォークを見様見真似で使いながら、
 セイルズと共に朝食をとる。

 ふと、疑問に思っていたことを彼に聞いた]


  ねえ、ママはどんな人だったの?


[会ったことのないあたしのお母さん。
 あたしによく似た、髪と瞳を持った人]
 

(205) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[しばらくセイルズと過ごせば
 どうして彼があたしを助けたのか、
 幼いあたしにも朧げながら事情が察せられてくる。

 だから、聞きたかった。

 あたしに似た、クラリッサという人のことを]**
 

(206) 2019/10/06(Sun) 02時半頃

覆面嫉妬団 ミルフィは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 02時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[季節は巡り、気づけば3年の月日が流れ。
風の冷たさを肌で感じる季節に、嵐は突然、訪れた。

季節の変わり目の影響もあり、急降下する体調。
揺らぐ情緒は、理性をすり抜け、本音と違う感情を
一番向けたくない相手にぶつけてしまう。]

 先生……吸血鬼って、すごい長生きで
 滅多なことじゃ死なないのに、さ

 なんですぐ死ぬ奴の相手ばっかしてんの
 それってむなしくなんない?

[すっかり座り慣れたソファで膝を抱え、
こんな調子の日は来るべきじゃなかったと悔いても襲い。
共に過ごした時間の中で、彼の抱える孤独の一端や
どんな思いで医師として患者と接しているか
すべてには足りずとも、まったく知らないわけでも
なかった筈、なのに。]**

(207) 2019/10/06(Sun) 03時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 03時頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

[烟草の煙が溶けていく、リンディンの空は小さく、燻んでいた。
大都会には燦めく摩天楼もあれば、ネズミの這い回る下水道もある。

夢のように甘いお菓子の並ぶ店。
異界めいた霧の街角。
そういうもののごった煮]



 ん

[小さく瞬いた。
かけられた声>>130に空から目線を下ろして、
そうしたら走った痛みに。

胸が絞られるような痛み、弾む動悸]

(208) 2019/10/06(Sun) 09時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[随分と。目立つ外見のひとだった。
仮面も、それに一部隠された容姿も、障害を示す白い杖も含めて]

 ……いい香り?


[浮世離れした、幻想のような遭遇。
海霧の底を歩くようなふわふわとした足取りで近づいて来るそれに眉を寄せる]

 別に、そっちも用があって停めてるんだろう
 早い者勝ちだよ

[車が邪魔だったのは事実にせよ]

(209) 2019/10/06(Sun) 09時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[そうして顔へと伸びてきた手に、一歩後ろへ下がった。
烟草を指の先で摘んで唇から離す。火が見えていないのだと思って]


 それ、ナンパ?

(210) 2019/10/06(Sun) 09時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 永遠を見たいなんて
 思ったことないけど

[女の顔を眺める。
ほとんど、街で看板の文字をつい読んでしまうのと同じ感覚で]


 永遠の夜──なにそれ美味しい?美しい?

[皮肉げだと言われる声。
愛想笑いは省略しがち。
女の紅い唇に浮かぶ表情の色を眺めながら**]

(211) 2019/10/06(Sun) 09時頃

独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 09時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[カメラを構えている人は、若い男の人のようだった>>171
 フラッシュの光がちらつき、顔まではよくわからない
 ただ目の前の靴は仲間の履くものとは明らかに違う
 綺麗に磨かれて光沢のある、高い靴]

 
  きゅうけつ、き?
  ──ん、と。ごめんね
  頭の中、ぼんやりしちゃってるから
  でも、……うん。写真はやだ


[この人は仲間ではないのだろうか
 素直に止んだシャッター音に微かに思う。

 頬を突かれれば相手の顔が間近に見え
 金の髪や、宝石のような瞳の赤が一瞬目に映り
 綺麗なものを避けるよう、視線をそっと逸らし]

(212) 2019/10/06(Sun) 10時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  冷たいのも苦しいのも、これから
  夜が明けたら海に落とすんでしょ?
  そうしたら、死ぬ


[締め付けもたしかにきつい
 コンクリの床もたしかに冷たい
 けれど、先にある冷たさや苦しさの方が上。

 冷たいのも、苦しいのもこれからの事
 ここにいるのなら、知ってるでしょ?と
 倉庫の隅を見つめたまま独り言のように呟けば
 また質問を投げかけられ>>172]


  ……ぇ、しめじ?
  

[訊ねられたことより、まずその単語に意識が奪われる。 
 どういう意味かと口を開きかければ、顎に指先がかかり]

(213) 2019/10/06(Sun) 10時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  
  撮るなら生きてるところがいい
  ……死ぬのは、いや

  あのね、本を読んでもらったの
  それに沢山、楽しいお話も
 

[思い出すのは半日前、一緒にいたあの子のこと。

 皺のない服も、梳られた髪も
 ささくれのない指先も、全てが羨ましくて]


  死にたくない
  まだ生きていたい、な


[叶うならあの子のようにと
 朦朧と口にして、また夢見るように瞼を閉じた*]

(214) 2019/10/06(Sun) 10時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2019/10/06(Sun) 10時頃


読書家 ケイトが参加しました。


【人】 読書家 ケイト

― 今から数年前のお話 ―

[シャンシャンとすずの鳴る音はいろんな場所で。
街中でかざられたキラキラの飾りはとてもきれい。
それもそのはず。
だってもうすぐ、クリスマスなんだもんね。]


  おみせやさん、こんにちはー!
  あのね、ありす、くださいな。


[手の中ににぎったおかねは、アリスの微笑み>>125ふたつぶん。]

(215) 2019/10/06(Sun) 10時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ほんとはチョコのほうが好きだけど
わけっこで食べるお小遣い、ちょっと足りなかった。
しょんぼり。
でも、アリスのほほえみもとっても美味しいから
わたしはとってもうれしい。

おみせやさんにありがとうございます、ってご挨拶して
かったばっかりのおおきなめがねがズレちゃったら
よいしょってなおして。

太陽に透けたらピンクに見える、あんずのいろのおさげをゆらして
今日は会えるかなって。


わたしは、そのすがたをきょろきょろ探す。]

(216) 2019/10/06(Sun) 10時半頃

【人】 読書家 ケイト



  おにいちゃん、今日はあえるかな?



[わたしのお兄ちゃんとおなじくらいの男の子。
でもわたしのお兄ちゃんと違ってやさしい。
いじわるだってしない。

みっかまえ公園でであって、いっしょにありすわけっこした。
おなまえも、すんでるところもわかんないけど
またいっしょに食べたいな。

おにいちゃんの分と、わたしの分を手の中に
きょうは数を46(0..100)x1数えれたら会えるかな?

公園でぶらぶら、あしをゆらして
いーち、にーい こえにだす。]

(217) 2019/10/06(Sun) 10時半頃

【人】 読書家 ケイト


  おにいちゃんにあえたら
  おたんじょうかい おさそいしなきゃ


[かばんのなかからスケッチブック取り出して

おにいちゃんへ。
お手紙と、おとうさんおかあさん、お兄ちゃんが笑ってる顔と
こいぬのアリスのえを描いて

さいごにわたしとおにいちゃんが仲良く手を繋いでる絵を描いて
「きてください」
って書いて。

あえるかな、あえるかな


きょうは、あえるかな、あえるかな―――]

(218) 2019/10/06(Sun) 10時半頃

【人】 読書家 ケイト



  ―――
 

(219) 2019/10/06(Sun) 11時頃

【人】 公証人 セイルズ

[真っ白な病室で
清潔に整えられたミルフィの体は瞬く間に回復した。
その様子にセイルズは安堵の息を漏らす。

吸血鬼のことは、やはり六歳児には分からないようだった。
――否、わからなくて良い。>>199

いっそ眷属であるという自覚もなく、
妻を蝕んだ「  」の病さえ、現れてくれなければ良い。

セイルズはただ彼女を生かしたいだけなのだから。]

(220) 2019/10/06(Sun) 11時頃

【人】 公証人 セイルズ


 そう、家族だ。
 ……これからは僕がいる。

 ひとりじゃないよ。
 暖かい部屋で眠っていていいんだ。
 ……ミルフィ。

[ミルフィの瞳から涙が溢れ出すのを、
セイルズは落ち着かない心地で見ていた。
この子はどれほどの孤独にどれだけ耐えてきたのだろう。
そう思えば胸が苦しくなってくる。

血が繋がっていない、とはいえ、
すでにその血を汚した後だ。

赤の他人とももう思えずに、
セイルズは優しくミルフィの頭を撫でる。]

(221) 2019/10/06(Sun) 11時頃

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