人狼議事


266 冷たい校舎村7

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[ 世を渡る器が出来ればそれで良い。
 人生の半分以上をかけたって、
 中身は変わってくれなかったから。 ]


  ……ははっ 
  そこは誤魔化されてくれよ。


[ あでっ て
 わざとらしく声を上げた。
 デコピン一発で腫れやしないが。
 額をゆるく、さすって。おろして。 ]
 



  どうせ、大人になれば付き合うもんだろ。
  火のアテ、……ああ。


[ 問いを遮る。
 なるほどな、って、病院の方を見た。
 壁から離れて、扉に手をかける。
 安くない煙草のおかえしは、
 自販機のジュースでどうだ、って、わらって。

 外に出たらまた、
 冷えた風が頬を撫でる。
 頭の中が 雪がれたようだった。
 持ったまんまの煙草をくるりと回して。 ]
 



  ……友達とな、久しぶりに会ったんだ。
  会ったけど ひさしぶり、って、言えなかった。
  俺が、昔から変わりすぎて、
  どんな顔すれば良いのかわからなくて。
 
  ごめんね、って、気持ち。
  ずっと引きずってる、って。

  だた、俺が情けないってだけの悩みだ。


[ 軽く流してくれって、浅く笑う。
 友達本人に言うのはどうだって、
 そう、思いもしたけども。

 気づいてないから。
 気づいてないのを良いことに、
 ごめんね を、押し付けたかった。それだけ。 ]
 



[ 昔も今も 怖がりなままだ。
 ひさしぶり、って、いったら。
 嬉しい が、あふれてしまいそうで。

 おともだち で、いるには。
 たぶん 今の形が一番、
 綺麗に収まってくれるとおもう。

 それで、良い。
 自己満足にすぎないって わかってるけども。 *]
 


 
[ 奢って貰っている、という言葉を聞いて
  不意に思い出してしまいました。 ]


  あ、私もういの君に奢って貰ってる


[ 買った方が良いのかな。
  でも、あれは賭けの分だし。

  やっぱり、ういの君のお財布も、
  お汁粉の分は、減っていないんでしょう。

  それで奢り返すのは、ちょっと不満です。
  だから私は保留にしちゃいましょう。 ]
 


 
[ ココアを飲むと、甘さが舌に残ります。

  やっぱり、どんどん眠くなっちゃう。
  ココアを選んだのは、間違いだったかも。

  うつらうつらとしていたら、
  いろはちゃんが話しかけてきて、 ]


  どうだろうね、……えへへ


[ 可愛いいい子が、こっちで泣けるようにも
  きっと連れて帰ってくるでしょうから、

  賭けるのならば、そっちかしら。 ]
 


 
[ きっとね、どんなに夢の中で戸惑って、
  怖がって、苦しんで、泣いて、笑って、
  希望の光を見たとしても、

  ここには、現実が残るだけよ。

  死ぬくらい自分を悩ませた真実がある世界に、
  戻って、痛みに目を覚ます、だけ。 ]


  でも、大丈夫よ、きっと


[ よう君はきっと、痛い、って言えるから。 ]*
 


[ゴミ箱の中で、カラン、といい音がした。
よく聞こえる耳は、彼女の呟きも拾った。
紫苑は目を細めて微笑む。]

 じゃあ、付き合ってみようか。

[買い物にでも誘うような告白に
彼女が答えるより先に先客が来たので、
紫苑は何事も無かったように
歩み寄ってきた灰谷に手を振った。

迷子にでもなってたのだろうか、と紫苑は思い、
無事に着けてよかったね、とも思う。
終わり良ければ全て良しだ。]


[それにしても。
紫苑は目線を灰谷の手元に移す。

ホットココアとホットティー。
そう言えば宮古もさっきココアを買っていた。

女子はホットココア好きなんだろうか。
わざわざ聞こうとは思ってないけれど。]

 人気だね、ホットココア。
 俺も飲もうかなぁ。

[お金を入れて、ボタンを押そうとして
紫苑はあっと声を上げた。

灰谷の運が良いのか、紫苑の運が悪いのか。
ホットココアのボタンは無情にも赤く光っていた。
『売切』の二文字に紫苑は眉を下げつつも
口角を上げて微笑んだ。]



 ラッキーだね、灰谷ちゃん。
 きっと良いことあるよ。

[だから、きっと。
待ち人も帰って来ることでしょう。なんてね。

代わりに紫苑はホットティーのボタンを押す。
またガコンと大きい音がして、
毎度の事ながら紫苑は身を縮こませた。

大きな音は好きじゃない。**]


諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 23時頃


メモを貼った。


【人】 諸葛八卦村 ヤン

[ざんねん。ランドセルにバッタを入れるより
きっと悪質ないたずらです。
覚悟しとけよ、悟。

……なんてな。
ヨーコねーさんと笑みを交わしながら
俺はただ「わかってる」に頷いた。>>388*]

(398) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
[出口へと皆がやってくる。
だから俺も、行かなくちゃいけない。]

(399) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[出て行く直前に振り向けば
冷たい校舎がまだそこにあった。

再び戻るまい、と思うことはあれど
俺も人間だ、あそこに戻って
再び閉じこもることもあるのかもしれない。

けれども、その日が来るまで――
俺が時計の針をもう一度止めていいと思える、その日までは
かの校舎に「さようなら」を言っておこう。]

(400) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[昇降口から外へ出てから、
光の中で捕まえてくる手を握り返した。強く。>>386
君たちが俺と真っ暗な校舎から出て行けば
子供の頃幸せに遊んだ>>382青空が光に変わる。

逃げ場はもうどこにもない。>>393
潜む暗がりもなければ、
深く積もっていた雪>>397も、今はなくって

どこに辿り着くかもわからない光の中で
俺は最後にひとりずつ抱きしめた。

……ちゃんと抱きしめられたかは、
まぶしくって見えてないから、わかんないんだけど

犬の体温くらい? 
……それくらいのちょっとばかしの暖かさは
感じてくれると嬉しい。

ありがとう、って心ばかりの礼だ。]

(401) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[……大丈夫。
最後に少しまぶしいけど、
怖くないよ。>>373]

(402) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[真っ白い光の中で、
この言葉が聞こえているかどうかはわからない。
だけれども、三人に向けて言うだろう。]


 またな、ともだち。
 さようならじゃなくって
 「また会う」ことをいつまでも願ってる。

 だからさ。
 今ここで君たちを止めたりはしない。
 時計の針を止めることはしないでおくよ。

 
[君たちと見る明日は、どんな景色だろう。
俺は、ずっとそれが見ていたくって
君たちをここに閉じ込めた。]

(403) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン



 あのな…………
 きっと滅多に言わないから、
 今言っとく


   …………君たちの事が、大好きだ。

(404) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

 
[だから、どうか]

[願うことはひとつ。]

[おはようのその先で、君たちの笑顔が見られますように。]
 

(405) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン


[冷たい校舎の時は――――――。]*
 

(406) 2019/06/17(Mon) 23時半頃

諸葛八卦村 ヤンは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 23時半頃



[ 偶然持っていた、にしちゃできすぎてもいるが
  堅治がそう言い切るのであれば、そのまま。
  心理学の道に進むかどうか、なんて会話も
  したことはなかったように思うので、
  どちらかなんて判別もつくはずがなかった。

  勢いよく弾いた爪の先っちょでは、
  堅治の血色の良い色をした額を何にも変えられず
  ただ、さすられるのを眺めるだけになった。 ]


  ま、火があるかどうか知んねえけど……


[ 火のアテ、と聞けば眉間の皺が深くなった。 ]
 




  他人に無理して合わせる必要なんてない、だろ
  ……嫌なもんは、はっきり嫌って言えねえと
  苦しくなんのはお前自身なんだから

  煙草、害しかねえんだぞ?


[ そんな害まみれの煙草で満たすしかなかったのは。
  俺の方、なんだけど。 

  扉が堅治の手によって開かれれば、
  追うように喫煙所から外に出るだろう。
  吸い込んだ空気は綺麗だ。薄汚れてない。

  そうして、煙草のおかえしについては、
  自販機のジュースにつられるような男じゃないが
  今回は仕方ないので、その笑顔と提案を
  甘んじて受け入れようじゃないかって、顔をして。 ]




  ……まったく変わんねえ人間なんていなくね?
  むしろ、気づかない相手こそ問題あるだろ。

  もしも、本当にともだち、ならさ。
  堅治が昔から変わっちまってたとしても、
  ひさしぶりなら、嬉しいもんじゃねーの?

  ま、一般論としてだけど。


[ 明かしてくれた悩みの話を聞いて、
  同じ奇妙な体験をしたクラスメイトの枠から
  一歩だけ、おともだちに近づけた気がして
  俺はすこしだけ、嬉しいって気持ちが湧く。

  ごめんね、が押し付けられたなんて
  一ミリたりとも思っちゃいない。 ]
 




  つうか、情けねえとこ見れて俺は親近感湧いた
  完璧超人な宇井野堅治が、思ってたよりも
  人間らしかったっていうのが。な?

  ……ほら、怖え校舎に閉じ込められた夢。
  あん中でも、お前怯えてたろ
  窓の外眺めて、とか。マネキン見て、とか。


[ 少しふざけたように笑いながら、
  両手で幽霊を示すようなジェスチャーをする。 ]
 




  怖がりの堅治くん。俺が守ってやろーか?


[ なんてな、と。からかうように言いながら
  病院の入口の方へと歩き出していた。 ]
 



[ 綺麗な空気をすこしだけ肺の中へと吸いながら ]*
 




  迷子してるよ。
  たぶん、これからも。

 


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