278 冷たい校舎村8
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── / ──
[ 愛宮の名前を出しておけば、 女子はまあ来てくれるでしょ。 だって我らが副委員長だもの。
何か買っていくよくらいのつもりで、 お礼をするよって言った礼一郎は、 後日投げられたリクエストに、>>605 マジかあって顔をなんとか隠して、 わかったって笑って言ったはずだ。
さまざまな理由での「マジ?」が渦巻いて、 最終的に、葉野が退院したころ、 愛宮にもう一度「マジでやる?」と尋ねて、 礼一郎は少しだけよそよそしいメールを送った。]
(933) nabe 2020/06/28(Sun) 18時半頃
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[ 巨大パフェの魅力を理解するには、 礼一郎の甘党レベルはやや低かったし、 礼一郎からみんなへ呼びかけるのは、 例の夜以降、やっぱり少し後ろめたい。]
(934) nabe 2020/06/28(Sun) 18時半頃
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[ でも、約束は守りたかったし、 みんながパフェを食べるところ、 礼一郎はちょっと見てみたかったし、]
(935) nabe 2020/06/28(Sun) 18時半頃
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[ それに、やっぱり後ろめたいだけなんだよね。]
(936) nabe 2020/06/28(Sun) 18時半頃
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[ 礼一郎は結構平気だ。なんで平気なの?]
(937) nabe 2020/06/28(Sun) 18時半頃
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[ ……って、思わなくもないけど、当日。
礼一郎はそれを見てわあって言うだろう。 色とりどりのおにぎりを見たときと違って、 「 わあ……(笑)」ってくらいの温度で。
クリーム30倍を完食した友人がいると知れば、 そいつだけは名指しで絶対来いと言ったんだけど。
できればみんなが食べているところ、 のんびり眺めてジュースを飲んでいたいけど、 頭数によってはがんばろうね、礼一郎。
楽しいんだよなあ。って思いながら、 礼一郎は少し、みんなや他人の目が気になるけど、 愛宮が楽しそうならいいかな。ってことにします。*]
(938) nabe 2020/06/28(Sun) 18時半頃
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── /パフェの話──
……知らねえ。俺に聞くな。 なんであんな盛り上がれんの……
[ 水を差さないように小声で、 礼一郎は友だちの疑問に答える。>>939 というか、疑問に疑問で返す。
いいんだよ。 礼一郎はあまり得意じゃないけど、 みんながおいしそうに何か食べてるとこ、 ぼんやり見ているのは結構好きです。
……あ。七星が健闘している。>>940 礼一郎は楽しそうにそれを見てる。]
(942) nabe 2020/06/28(Sun) 19時半頃
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……は?
[ 口は開けた。疑問の形に。>>941
差し出されたスプーンには、 パフェのかけらがいくらかのっている。]
( おまえは、甘いの苦手なの知ってんだろ…… )
[ ──って、礼一郎は視線に念を込める。 今だけは届けテレパシー。……無理か。
とはいえ、場の空気に水を差したいんでもない。 言い出しっぺが食わないのもよくないね。
数秒視線を注いだすえに、 礼一郎は差し出されたスプーンの柄に手を伸ばす。 引き寄せるようにそれを口元に運んで──、]
(943) nabe 2020/06/28(Sun) 19時半頃
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[ ……ごくん。
好き嫌いしなかったね。えらいね。 ──って、褒めてくれてもいい。 できれば愛宮とか女子がいいです。冗談です。]
わかったって。そんくらい食うよ。
[ 逃れられなかった。という顔をして、 差し出された皿にちまちまと手を付ける。>>941
願わくば、これを時間をかけて食べることで、 残りはほかのやつらが食べてくれますように── *]
(944) nabe 2020/06/28(Sun) 19時半頃
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── /パフェの話──
ギミックもなんもねえじゃん、 パフェには……
[ これはオフレコでお願いします。 あっさり流すことにしたらしい辰美に、 礼一郎はそれは違うと思ったりもする。
子どもみたいに褒められて、>>949 礼一郎は複雑そうな顔をする。]
この展開は想定してねえんだよな……
[ おもしろがってる様子に、 礼一郎は小声でそう漏らして。
パフェ本体からは少し離れて、 わいわいとそれをつつくみんなを見てる。]
(957) nabe 2020/06/28(Sun) 20時頃
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[ わいわい、と……? ]
(958) nabe 2020/06/28(Sun) 20時頃
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[ きゃっきゃと形容するには手厳しい、 叱咤激励がどっからか飛んだ。>>945
時間との勝負だと言わんばかりに、 甘味の山が切り崩されていく。
すっごいおっきなパフェをみんなで──、
楽しそうに言ってた愛宮を思い、>>605 愛宮、おまえの考えてたのって、 こういう感じで合ってるかな……?
スポンジケーキがまた大きく削られる。>>950]
(959) nabe 2020/06/28(Sun) 20時頃
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[ いっぱい食べる君たちが好き。 好き。うん……好きだよ。って、 どっかの誰かみたいなことを思いながら、
純粋にうれしそうな目をして、>>952 礼一郎には考えられない量を食べる連城を、 救いを見たような目で眺めていた。*]
(960) nabe 2020/06/28(Sun) 20時頃
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[ 席を立っていてくれたらそのすきに、 何事もなかったみたいに笑ってみせたのに! ]
(1020) nabe 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ ……それはさすがに嘘かも。]
(1021) nabe 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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── /ファミレス──
[ 突き放してくれてもいいのにな。 ──とか、逃げ道を作る余裕は、
穏やかな相槌の降るころには、 もうとっくになくなっていて、>>970
礼一郎はぐずぐずと、 短い言葉ばかりを吐き出していた。
伸ばされた手が、>>972 礼一郎よりよっぽど上手に、 人の頭を撫でていくのが少し悔しい。 ……嘘ばっかりだな。少しうれしい。]
(1022) nabe 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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……うん。
[ 先ほどまでよりも力強く、 肯定する言葉が返ってきて、>>973 礼一郎はのろのろと起こした顔を、 懸命にゆがめているところだった。]
うるせえ。 ……ありがと、レイ。
[ ブサイクだからなんだっていうんだ。 男はやっぱり中身……なんだろ。>>0:299
……その中身をどうしてくれようかって、 そういう話なんだけど、それは今だけ、 ほんの少しの間だけ、傍らに置いとかせてね。]
(1023) nabe 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ はあ。と緊張を逃がすように、 礼一郎はまたゆっくりと息を吐いた。
あんまり甘やかさないでほしい。 ……って、思わなくもないけど、
礼一郎にとって都合のいい現実は、 やさしい友だちがいるという事実が、 少しだけ、礼一郎を肯定してくれる。 礼一郎がこれまで生きてきたこと。とか。]
(1024) nabe 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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……おまえ、ほんと、 良い奴だよな。悔しいくらい。
[ ありがと。ってもう一度だけ言って、 礼一郎は少し、照れたように笑った。*]
(1025) nabe 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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── /パフェの話──
[ ジョークだったなんて、>>1164 礼一郎はちっとも気づかなかった。
もし気が付いていたら? それでも、やりたいならいいよって、 変な見栄を張った気もするし、 なんだかんだで楽しそうでよかった。
──って、スマホを構える友人たちを、 礼一郎は数歩引いて見ていたわけで、]
(1181) nabe 2020/06/29(Mon) 19時半頃
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イクト、ここ店、店。 恥ずかしいから声……
[ バエのよくわからない礼一郎は、 パフェの角度より店員の目が気になる。
楽しそうでなにより。 その笑顔を見ているだけで、 礼一郎はおなかがいっぱいです。 ……で、何枚撮んの? そろそろ食べない?
みんながスプーンを手にしてしばらく、 礼一郎は平和においしいねって、 パフェを食べてる人たちを眺めていた。>>1167]
(1182) nabe 2020/06/29(Mon) 19時半頃
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[ 愛宮が満足したならなにより。 その傍らに置いてあるのが、 ホットココアだと気づくまで、>>1167 礼一郎は穏やかにその光景を眺めてられた。 ……気づいた今は少しだけ怖い。
ちまちまと皿の上のものを食べてたら、 あっけらかんと戦線を離脱したやつが一名。>>963]
ええ……甘党だろ、イクトおまえ、 こう、もうちょっとさあ……
[ 思わずそんなことをつぶやいたとき、 がんばれって言う前に声が飛んでくる。>>1168]
(1183) nabe 2020/06/29(Mon) 19時半頃
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[ ……甘いもの、苦手なんだけどな。 この状況でまあ言えるわけないよね(笑)
悪気のなさそうな顔で愛宮は笑ってて、 前線で戦ってる辰美のフォローは望めない。 ……というか、どんなフォローが入ったって、 絶対すげえダサくなるやつだから、やだわ。
わははーって礼一郎は笑って、笑いながら考えて、]
(1184) nabe 2020/06/29(Mon) 19時半頃
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──もうちょっと! な!
[ もっと、はハードルが高いです。 明るく元気にさりげなく言葉を挿げ替えて、
自棄を起こしたみたいに。というか、 実際わりとそうだったんだけど、 前線に乗り込んでえいやっと山を切り崩す。 手を付けたからには食べるよ、ちゃんと。
……それからしばらく、 礼一郎は写真でもキツイって呻いて、 ファミレスでもメニューを絶対に開かなかった。*]
(1185) nabe 2020/06/29(Mon) 19時半頃
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[ 別れの季節が訪れる。]
(1186) nabe 2020/06/29(Mon) 20時頃
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── /卒業──
[ 惜しんだってそのときはやってくる。
その制服に袖を通す最後の日も、 礼一郎はふつうに学校に行った。
配られたアルバムをぺらぺらと捲って、 過去の話をしきりにしている。
イベントや部活、クラスのページを辿り、 たとえば、文化祭の終わったあと、 フリフリをつけた二人とつけてない二人。 ──が、並んで収まっている写真を指さしては、 礼一郎は懐かしいなって笑っている。]
(1187) nabe 2020/06/29(Mon) 20時頃
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[ 相変わらず礼一郎は、 堂々としているのが後ろめたく、 前ほど企画したがりではなくなったけど、
卒業パーティーくらいはできたらいいよね。 もしも誰かが言い出してくれたら、 礼一郎はきっと自分にできることは懸命にした。 最後になって他力本願な委員長でごめんね。
元気でなってみんなに声をかけて、 卒業式の日の写真の中でも礼一郎は笑っている。
きっとみんな揃って、先生も一緒に、 ちょっと泣きそうになりながら撮ったそれを、 写真立てに入れて新居に持ってった。
……って言ったら、笑う? 軽蔑する? それでも、礼一郎はあの日々が本当に楽しかった。]
(1188) nabe 2020/06/29(Mon) 20時頃
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[ 生活はつつがなく進んでいく。]
(1189) nabe 2020/06/29(Mon) 20時頃
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── / ──
[ 春。礼一郎は大学生になった。
入学式で偶然隣になったやつが、 同じ学科で、さらに元サッカー部で、 フットサルサークルに入ろうと誘われた。 髪を明るく染めた陽気な男だった。
受講登録の説明会で前に座った男が、 どう見ても服の外側にタグをつけていて、 礼一郎は思わず声をかけてしまう。 逆じゃね。と言ったら、確かに。と言われて、 気の抜けるやつだなと礼一郎は心配になる。
一緒にアルバイトに採用された女は、 元気なのはいいがそそっかしくて、 礼一郎は昨晩も一緒になって、 散らばったグラスの破片を集めてやった。]
(1190) nabe 2020/06/29(Mon) 20時頃
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[ 一人目の男に連れられていった新歓で、 際限なく注がれる酒に途方に暮れていたら、 隣の女がさりげなくそれを飲み干してくれた。 こちらを見て鼻で笑った気の強そうな女に、 礼一郎は礼を言おうと……や、カチンときて……、 ……そのあとの記憶が礼一郎にはあまりない。
安くて近いという理由で選んだアパートの、 隣の部屋には同じ学部の男が住んでいる。 バイトで稼いで貧しい実家に金を送りたいと言う。 仕送りを受けて生活をしている礼一郎は、 やさしいな、と同時に、なるほどとも思った。
上級生に声を掛けられ流されるがままに、 礼一郎は学部の学生自治会の一員になっていた。 隣で活動内容についての説明を受けていた、 長身で痩せた眼鏡の女が、よろしく。と言う。]
(1191) nabe 2020/06/29(Mon) 20時頃
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