158 Anotherday for "wolves"
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おとなは卑怯だ! 何でも知った風に言う! わたしのことなんて… 何にも知らないくせに! 何にも知らないくせに!!
[“おとな”に対する諦め。 助けてくれない“おとな” 守ってくれない“おとな” 信じてくれない“おとな”
聞かずには信じられないと言い 聞けばそんな話信じられないと言い。
全ての村の大人に対する負のイメージが そのまま目の前のドナルドへと注がれる。]
(163) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[勢いよく噛みついた腕は 幼い歯型を残しただろうか。
そのまま森の奥へ奥へと逃げ出す。
後から聞こえる声、枯れ木を折る音、葉の揺れる音。
追ってくる男は何を思っていたのだろうか。
息を切らせ、たどり着いたのは 行き止まりの崖の切っ先。]
(164) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[男の口が開く。
何かを言っているが、それがどんな意味か。 耳には入って来ず。
きっと、村に連れていって “正す”そんな内容だったろう。]
[死んでたまるか。 そう思ったのは何故だろう。
一度は死を覚悟した身。
それが今は必死に運命に 抗おうとしている。]
(165) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[じりじりと近づく相手と揉み合うも 力では押し負ける。
噛みつこうにもさっきの今で 警戒からかうまくいかない。]
[抱きかかえられて、俵担ぎされそうになって 刹那、その身を亜麻色の獣へと転じると
眼前にぬっと伸びている筋張った首筋に
勢いよく噛みついた。
場所が場所だけに、バランスを崩した男は そのまま少女ともども、崖下へと まっさかさま。
風は凪いで。 あたり一面静寂の中。*]
(166) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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─明朝─
[目を開けたら枯葉と土くれと 目を開けない男の姿。
男の身体を下敷きにするように 獣の身は男の上に横たわっていた。
上を仰げば元居たらしき崖は 頭上よりもずっとずっと高いところにあり。
自分とドナルドの身に起きたことが わかると身を翻すように人の形をとり 高らかに叫んだ。]
(167) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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ふ…ぁははっ! これでわたしのこと悪く言う奴はいなくなった! みんな…!みんなだ…!!
[無事だったことへの高揚感。 しかし後から湧くのは、サイラスを見たときと同じ感情。]
[冷めやらぬ興奮と背けたい虚無感。 ぐちゃぐちゃに掻き混じったままの頭で もの言わぬ隻眼の男を見つめる。
触れてみると 思った以上に冷たく、硬いその身体に 一瞬たじろぐも、そのままそっと 胸に触れてみる。
音のしない心臓。]
(168) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[食べてみたい。
急にそう思った。 そういえば隣の村にでた獣は人を食べたのだという。 そんな話もあったなあと随分昔の話のように 想起しながら、己もオーレリアの死に細工した時 わずかながらその肉を口にしたことを思い出す。]
どんな味だったか… 忘れちゃった。
[あの時は夢中だったもんね。 と、鳴りやまぬ動悸が今も鮮やかに残る 記憶を思い出し。]
(169) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[落ち着いた気持ちのまま、 またひとつ
食べてみたい。 と思った。]
(170) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[ ぐちゃ ぐちゃ ぼとっ ぐちゃ ぐちゃ びちゅ ぐちゃ ぐちょ ぐちゃ
あの時と同じように。 あの時より硬く、血も固まった身体に歯を立てる。 肉よりも臓器の方が幾分食べやすいか。 そんなことを考えながら、オーレリアの時の感覚を 記憶から引き出すかのように咀嚼し また一口。
気が付けば、ドナルドであった身体は、 いつかの首輪をもっていた少女と同じような状態に。]
(171) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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─川のほとり─
[キレイな川の流れに小さな手を沈めて 少し水を掬う。 口を漱いで“口直し”をすると 口を拭う。]
…よくわからなかった……。
[確かに美味しかったような気もする。 しかしオーレリアの時のような興奮と 湧き上がるナニカはなかったような気もする。]
(172) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[ここに来るまでの間どのくらい歩いたろう。 見たことのない川。村からは大分離れているのだろう。
…もう、村には戻れない。 わたしも居場所はどこにもない。 わたしの家族もどこにもいない。
わたしは独り…。
[昨日あたりから頭が痛い。 口を漱いでもひりつく喉は治らずに。
ただ、外敵がいなくなった。 その安堵から緊張の糸が 一気に緩み
そのまま記憶を手放した*]
(173) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[後からそこで倒れていたと聞いて 意識を失ったのだと知った。]
(174) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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─その後─
「可哀想に。」
[玄関先で花を届ける人が口々にそう告げる。 それは家でささやかなおそう式を執り行う 生まれてくるはずだったわが子のための。
小さな棺には人形が一体。 まるで赤子のような大きさで。
それを見つめるわたし。 乾ききった目からは ついぞ涙は出なかった。]
[その背丈は村にいた時よりも伸びて その頭髪は村にいた時よりも伸びて。 その身体は村にいた時より丸みを帯びて より女性の身体へと。]
(175) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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─同時刻・井戸端─
「キャサリンさんだろ?身重なんだから 診療所なんて先生に任せておけばいいのに」
「でもキャサリンさんの子って、相手がわからないんだろ? 何でも相手は先生だって噂もあるっていうじゃないか。」
「いやだよ、そんな話題ばっかり食いついて」
「それにしてもねえ。流れたのはもう何人だい?」
「たしか、三人目じゃないかねえ」
「つくづく子どもに恵まれない人だよねえ」
「よっぽど記憶をなくす前の行いが悪かったのかねえ。」
「奥さんを早くに亡くした先生とチビたちも面倒見てるし 良い人そうに見えるんだけどねえ」
(176) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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「わからないよ、腹の中でどんなバケモノを飼ってるか」
「それこそあの何年か前に話題になった 村を襲った人狼みたいなサ」
「やめとくれよ物騒な」
「そういやさ、あの村の話題とんと聞かないねえ」
「今はどうなっているのやら」
「ま、あたいら平和でよかったやね」
(177) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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―夜明けの崖の下― [従妹の足取りが消えて、それを探して。 男が次に辿りついた場所は村から離れた崖下だった。
枯葉と土に塗れて倒れた2人の人狼。 そのどちらもがよく知る顔で。
1人は、もう死んでいるように見えた。 1人は、まだよくわからなかった。
死した身では触れることも叶わず、 祈るのはこのまま眠り続けてしまうのではなく、 夜が明ければ起きて欲しいという事。
それは1人に。―――…本当は、2人に。]
(178) chiz 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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[やがて目を覚ます1人…メアリーの姿に安堵して。 もう1人…ドナルドが目覚める気配はない。 確認せずとも、気付いてはいたのだ。 彼はもう、隔たれた世界の此方側にいることを。
動かぬ骸となった兄貴分の姿を、 男は目を逸らさずに見つめ続けて。
死した彼に想う気持ちは、言葉で表すのは難しい。 決して死ぬことのないと思っていたドナルドが 死んでしまった、その事に対しての少しの失望と 彼も自分と同じようにただの人であったことへの安堵。 もう従妹に手を掛ける者はいないという安心と、
それから―――…、やはり、とても、哀しいと思った。]
(179) chiz 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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[視線は逸れて、生き残った従妹へと向く。
人間の命を吸い、 父の命を吸い、 友の命を吸い、
仇の命をその手で屠って。
血の繋がらぬ従兄の命を吸い、 庇う仲間の命を吸い、
また、ひとつ。
少女の前で、少女の為に、少女の所為で。 幾つも散っては消えた同胞の命。]
(180) chiz 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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[そして今また、もう、ひとつ。 少女の所為で、死んだ村の男の骸。
>>168高らかに叫ぶ少女の姿、 滲む虚しさに思わず手招きたくなる想いは裡に隠して。 男はドナルドだった肉を口に含み食べ始める 従妹の姿に足音も無く、歩み寄る。]
(181) chiz 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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[一晩置かれた死肉から鮮やかな血が滴ることはなく、 口の周りを凝固しかけた同胞の血でべたべたにして。 手を伸ばして拭おうにも男の手はもう従妹には届かない。 そっと頬をなぞるように血にまみれた口元を指で追えば 幼い唇から零れ落ちるドナルドの赤黒い血が、 従妹のワンピースへと1滴の染みを作った。
死肉を齧るメアリーの姿は他の者からはどう映るだろう。 男は、その姿に瞳を細め―――…]
(182) chiz 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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[やはり従妹には赤が一番似合う―――…と、 人狼の元在るべき姿が其れであるかように、 兄貴分であった幼馴染の死肉を租借し続ける 赤いワンピースを着た従妹の姿に、破顔して。]
…ここ数日ろくに食べれてなかったからな…。 次、またいつ食べれるかわかんないんだから、
もっと、ゆっくり食べて大丈夫だよ。 こんなとこまで、きっと誰も探しに来ない。 それに―――…
[それが生きることへと、繋がるのだから。
憧れていた男の血肉が少女の生きる糧となる様子を、 大事にしていた従妹がその血肉を食べ尽くすまでの間、 変わらない少女の姿を、変わり果てた少女の姿を。 飽かずに、兄の貌で。傍でずっと眺めていた。*]
(183) chiz 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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ドナルドは、放浪の白狼伝説メアリーのその後に期待()
natuka 2015/05/26(Tue) 21時半頃
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[そうして。 己の肉体が運ばれていく様に視線をやったことに気づいたらしい。 傍らのマーゴの仕種に苦笑し、彼女の目が本来の機能を取り戻していたのを、男はここでようやく確信した。 >>155腕の中にうずめ、こちらを見上げるマーゴに気づけば、ほんの少しだけ力のない笑みを]
……大丈夫だよ。 不思議な感じだが、まぁ。 お前さんのを見た時よりは、──よっぽどいい。
[笑みを作るよりも先に、頬に小さく口づけられ。 その感触に、ようやく微かに笑い返すことが出来た。 気を引こうとしたそれは、まさに成功というところで。
仕返しとばかりに、男もその白い頬にひとつ、キスを返した]
(184) hisetu 2015/05/26(Tue) 22時頃
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ん、どうした? マーゴ。
[返せば、ふと腕の中のマーゴが挙動不審になる>>156。 白かった頬に赤みが差して、視線がちたぱたと忙しなく彷徨う。
ふと、男は自分の死ぬ前の行動に思い至る。 腕の中からマーゴが逃げ出したのは、それとほぼ同時]
ああ、悪い、悪い。
せっかく見えてんのに、こんなの晒してさ。
[腕から離れ、肩を強張らせて向けられる背中に苦笑を向けた。 そんな謝罪をしながらも、あんなふうに赤くなってしまう反応の微笑ましさを味わえた喜びなんか持ってしまうもので。
馬鹿につける薬と、死者につける薬はないな。 なんて、薬屋だからこそ理解出来る呆れと一緒に衣服を抱えた。
それを纏う前。 もういいぞなんて言いながら赤い顔を覗き込みたかったのは、内緒の話。*]
(185) hisetu 2015/05/26(Tue) 22時頃
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[不安を零す声を聞いたなら、また一つ。 ふるりと首を揺らして]
何も。……何もなかったわ。
[不安を取り除くように、微笑う。
かつての同胞達が、居なくなってしまった今。 何かあるとしたならば、それは。 人狼族を怖れた人間の手によるものだろうかと。 そんな考えが頭を過ぎったけれど。 今は未だそのことは口には出さずに。
瞬く黒の瞳に、自身の瞳を重ねて、 彼の罪の告白に耳を傾ける。 彼が手を下した名を連ねれば、 震えそうになる手は彼の頬から肩へと下り、二の腕へと落ちて。 やがて、事のはじまりを知ったなら、 見つめていた瞳が、僅かに揺らぐ。]
(186) milkxxxx 2015/05/26(Tue) 22時半頃
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[言葉を紡ぐ彼の言葉に耳を傾ける中で、 二の腕へと落ちた手は、掌に重なって。 数多の同胞を手にかけた指先に触れ、その手を覆い、掬い上げる。
巻き込んだという彼を否定するように、首を振り]
違う。違うの、ベネット。 巻き込んだなんて、言わないで。
[再び重ねた瞳は、俄に滲んでいた。
平和を望む気持ちは確かにあった。 族長に渡した花は、教会と共にきっと形を無くしただろう。 先生に渡した花も、水が与えられないまま枯れてしまっただろう。
残った花は、貴方に託した物だけ。]
(187) milkxxxx 2015/05/26(Tue) 22時半頃
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[今はまだ傍にある、遠い場所にある、 近くに居る、これから遠い場所へ向かおうとする 従妹の血に塗れた姿に手を伸ばす。]
……メアリー、
[爪の切り揃えられた手は、もう届かない。]
此処にはもう…、戻らない方がいい。
[噂の槍玉に上がり続けた少女を、 無事だった村人達が快く迎え入れてくれるとも思えない。 その命が続くのであれば従妹は村にはもう戻らず 知る者のいない遠くへ逃げた方がいいだろう。]
(188) chiz 2015/05/26(Tue) 23時頃
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だから―――…
…………いってらっしゃい。
[数日前、花畑へ向かう従妹に告げた同じ言葉も。
もう何も届かない。
やがて川へと向かい歩いていくメアリーの背を 村から離れることのできない男は追う事はできず、
何もできない―――… 何もできなかった男が、 最後に従妹の為にしてあげられることは何かないか、 思い浮かんだのは、ひとつだけ。]
(189) chiz 2015/05/26(Tue) 23時頃
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…メアリー、生きるんだ。 ……ルパートの分も。
……俺の分も。…ずっと。
[口にするのは従妹を生へと縛り付ける言の葉。
それも届かぬままとなるか、 それとも呪詛となって彼女を蝕む言葉となるか。
遠く、独り、見えなくなっていく従妹の姿に つい望んでしまうのは、いつかの話。 ……いつか、また。 ゴミ箱に捨てられてしまった赤いルージュと 同じ色が似合う頃にその姿を見ることができれば。 成長した従妹といつかはまた再会することができればと。
叶うかもわからない願いは、裡へとしまいこんで。]
(190) chiz 2015/05/26(Tue) 23時頃
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……大丈夫だよ。
[この先、どれだけその手を赤に穢しても。 醜い姿に成り果てようと、心壊れてしまっても。 男とルパートが、 メアリーのことを大事に想う気持ちは変わらない。]
(191) chiz 2015/05/26(Tue) 23時頃
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…だって、俺たちは…、
[呼び方を変えれなくても、「家族なんだから。」 >>2:427メアリーに伝えるはずだった言葉は、
最後まで彼女には届かず、
男の姿と共に風の中へと消えた。**]
(192) chiz 2015/05/26(Tue) 23時半頃
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