171 獣[せんせい]と少女
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………膝掛けもあるだろうに、寒いのか?
[尋ねなくとも好きなようにすればいいのに。 何となくいつぞやの光景>>3:216を思い出したから。]
……………、おいで。
[左腕を伸ばす。 そのまま彼女の肩を引き寄せるように曲げた。 横顔を見た。まだ丸さを残した少女らしい輪郭だ。
だけれど、気のせいだろうか。 なんだかその色は、]
月の色に染まってるな。
[そんな風に思えたのは。 月明かりの下だからこそ、なのか。]**
(174) 24kisouth 2015/10/19(Mon) 17時頃
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−ある旅の空−
[あの夜……。 ヒナコが、初めて雷を見た、夜から…。
雷雲や虹、光の精霊…を。 創造することに…夢中になった。>>139
街で黄金の四脚獣と、その背にまたがる、少女の噂を聞いたから。 特に…だろう…。 気のせいか…。 ヒナコの創る、光の精霊…は。 コリンにとても、よく、似ていた…。
まなびやのあった、裾野の町から…離れる、ほど。 人の中から、私達獣の存在が、感じられなく…なる。
彼らにとって、獣とは…。 物語や、伝説の中の…存在となりつつ、ある…のだろう…。]
(175) souya 2015/10/19(Mon) 20時頃
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[だから…だろうか。 立ち寄った、村の子供に。 ヒナコが見せた、七色の光や、幻想の花畑を…。
どうして消えるのかと、尋ねたのだ。>>140
それは…。 私からすれば、当たり前の…こと…。 持って生まれた、そういう力…なのだと…。 生まれたばかりの動物が、自然と立つ、ように。 無力な赤子が、産声とともに、呼吸を始める…ように。 はじめから、そうあるものと。 そういう、ものであると…。
それと、同時に…。 なぜ創造したものを、留めておけないのかと言ったヒナコの問い。 それを。 今まで、何人の少女たちが…尋ねただろう…。]
(176) souya 2015/10/19(Mon) 20時頃
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[ヴェラのように、岩や土を、操り…。 大地に眠る、輝石を呼び起こす、ことも…。
風化の力を、持つ。オズワルドのように…。 生まれたばかりの原石を、磨くことも…。
パティシアのように、植物を育む…ことも…。 エフのように…、誰かの傷を、癒すことも…。
どれも、私にはできない…ことだ…。
誰も、見たことのない、ような…。 大粒の赤色金剛石に、金の装飾を施した首飾りを。 創造する…、ことは、できる。
石畳の街を、緑の若木で覆い、尽くし。 花の雨を降らせる…ことも、できる。
餓えた者に、パンを。病に苦しむ人に、癒しを。 与えることも…できる。]
(177) souya 2015/10/19(Mon) 20時頃
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[ただしそれは、全てまやかし…。]
(178) souya 2015/10/19(Mon) 20時頃
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[ひと時の幻想。 虚構の現実。 辿り着くことの、適わない、蜃気楼…。
私の力は…、何も、なにも、残さない…。 目を、背けただけで消えて…しまう…。]
………ヒナコは…。
[私は今、どのような顔を…、しているの、だろうか…? なんの、表情も浮かべていない、のなら…。 主である少女を、悲しませるような顔を、しているのなら…。
いっそ。 感情のない、白い頭骨のままで…。
居たほうが、よかった…。]
(179) souya 2015/10/19(Mon) 20時頃
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ヒナコは…、私の力が…。
いとわしい………か………?
[自らの、影で。 ヒナコの小さな、身体を飲み、込みながら…。
見下ろす、瞳。 神木から生まれた、穢れない、少女の瞳…は。 この世のどんな鏡よりも、嘘や、偽りなく…。
私という。 獣の異常さを、映し出すから…。]
(私は…。君たちの、無垢さが…)
(この世で一番、恐ろしい…)
[人々に、伝説の世界へ追いやられる、事よりも。 死を迎え、千々に砕け、散る…よりも…。*]
(180) souya 2015/10/19(Mon) 20時頃
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[>>106見られるのが恥ずかしいなんて ……今更、だと思っていた。 お互いに「大好き」なら、構わないじゃないかと 物事の本質がまだ理解できない獣は、 そんな疑問に頭を悩ませ、首を捻る。
(大好きだから、触れられるうちに触れておきたいのは おかしいのかねえ…?)
旅が進むにつれて、不意にコリンを撫でたり 抱きしめたりする頻度が多くなっていった理由は、 自分の心の中では、はっきりとしていて。]
(181) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時頃
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[コリンに触れて思うこと。それは、 このぬくもりも、いつか消えてしまうということ。 この笑顔も、声も、近いうちに、 見られなくなってしまうということ。
今まで食べた少女のことは、 全部昨日の事のように覚えている。
船が好きだと言った少女のことも 最後まで雷が怖いままだった少女のことも
少女達の顔から、声まで 全部覚えているけれど 覚えている、だけで・・・
新しい表情が見られることは、もうないのだ。]
(182) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時頃
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[いつも、そうなのだけど。 今回はいつにも増して、その時、がくるのが怖い。 いつにも増して…の理由はわからないが。 コリンの痣の浸食を見る度、胸が苦しくなる。
>>3:-29あの時、すれ違いざまに聞こえた言葉は、 風を通して耳に伝わっていた。 言い返す時間はなかったけど、それでよかった。 言えたとしても、獣らしくない考えだって そう思って、言わない儘だっただろうから
―――船の仕事もできないぐらい落ち込む?? 当たり前じゃないか。 せめて、もう少しだけでも… 俺の命を少しでもわけてやれればって いまでも、そう思うぐらいなのに―――
]
(183) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時頃
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[>>155やっぱり、少し照れるように逸らされる視線。 オトシゴロ、というやつなのだろうか。 それを少し寂しく思いつつも、撫でるのはやめず]
もーつかれたー!って言っても、 途中に休める場所なんてないからな
[なんて茶化して。]
よし、じゃあ指切りだ。 ゆーびきーりげーんまーん。 嘘ついたらー……どうしよう。
そうだ。……お弁当のおにぎり、俺が全部たーべるー。
[小さい小指に絡めて、そう約束すれば、 臆病な自分の、喰う者らしくない不安を隠そうと 悪戯っぽく、微笑んだ。]
(184) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時頃
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[いくらコリンが走り回るのが好きでも >>184これからの道、休む場所もないわけで。 >>156頷くコリンに、自分も頷き。
鞄を首にかけるようにしてから、 獣になろうと両手を地面につけて四足のポーズ。]
それじゃあ、空から行こう。 でも、その前に……ちょっとだけ、いいか?
[少し考えがあって。
にっと笑った次の瞬間。 木々に落ちる雷鳴に負けないぐらい 明るい青い光が辺りを包み、大きな麒麟に姿を変えた。
変身したあと、コリンにゆっくり近寄ると いつものように風で背中に乗せる前に 心配するような視線を向けて、鼻先を喉元に擦り付ける。]
(185) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時頃
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『コリンは―――何が欲しい? 俺は、最後にはコリンを全部、貰えるけれど
その前に、笑顔とか、声とか。欲しいし。 あげられるものは全部あげたい。 何より……俺に向けてくれる全てが好きだからさ。』
[前のように、声を、と。べろりと喉を舐めて。 コリンを見る金の麒麟は、ぐるぐると喉を鳴らす。
それが、なんでなのかはわからないけれど 最近、口数が減ったのが気になって、 それに…なんだか、無理をしているようにもみえて。]
(186) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時頃
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『だから、目を逸らさないで。 俺を見てくれると…嬉しい。
それとも……何かあった?』
[心配そうに、ぐるると喉を鳴らす獣は それが、恋や、もしかして寿命によるものかもしれないなんて……まだ、気づくこともなく。]*
(187) kaomozi 2015/10/19(Mon) 21時半頃
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………えっ
[ヒナコが訊いているはずなのに、逆にモスキュートに質問されてしまいました。>>180 それも、ヒナコにしてみれば、 ごくごく当たり前にちがうと思っていることを]
い、いとわしい……なんて、思ってないもん。 わたし、まだ、このちからでやりたいことがあるし。
[街の人と仲良くなりたい、とか。 旅の中、同じ日に旅立ったみんなに会えたら、 ヒナコが旅の中で見たものをこのちからでみんなの前におひろめしてあげたい、とか。 それをやめようだなんて思っていません。
なのにどうしてモスキュートはそんなことを言いだしたのでしょう]
(188) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 22時半頃
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[時は流れ、羽根を広げたような形のアザが、 ひっそりと色を薄くしていっても、根本的にはまだ無邪気なまま。
だから、その無邪気さがモスキュートに影を落としているとは気付かず、ヒナコは考えます。
少なくとも、じょうだんで言いだしたようには見えなくて。
それどころか、ヒナコを見下ろす瞳がなんだか寂しそうに見えて、 とっても、どうしようと思いました。
それでも確かなのは――、 モスキュートのそんな顔は見たくないということです]
(189) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 22時半頃
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あの、ね、 そんなむずかしいはなしをしようなんて思ってないんだよー。
お外の人、やっぱり本物のお花の方がいい! って、 思う人ばっかりだっていうなら、しょうじきにそう言っていいの。
[なんとか笑ってそこまで伝えて、 でもちょっとだけいたたまれなくなって、モスキュートから目を離して俯いてしまいます。 大柄なモスキュートの影の中、暗がりのせいだけでなく、 表情は余計に見えにくくなります]
それで、………もしモスせんせいがさびしいお顔なのがわたしのせいなら、 わたし、もう……、
[ヒナコが、モスキュートをちょっとでも、 かなしませるちからの使い方をしたというなら]
(190) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 22時半頃
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モスせんせいのいうとおりにしかこのちからを使わないもん!
(191) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 22時半頃
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[きっぱりと言い切るとその場から駆け出してしまいました。 ちょっと、いやかなり、ヒナコの心境は複雑でした。
もしかして、もしかして。 モスキュートはヒナコにちからを貸したことを、 ひいては外に出てきたことを後悔してるんじゃないかって、 そう考えてしまうと今度はとたんに悲しくもなってきました。
こうなるんだったら最初から、 ヒナコの好きなようにちからを使うんじゃなくて、 モスキュートのいいなりになっていれば、よかった、のではないかとすら思いました。
どうがんばったところで、 創造の力を得なければ、という考えには至らないヒナコです。 はじまりの日に、モスキュートの手を取ったあの時から、ずっと*]
(192) Akatsuki-sm 2015/10/19(Mon) 22時半頃
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[茶化すユージンには愉快に笑ってみせて、 昔から変わらぬ指切りも、素直に交わそう。>>184 …それでも、少し複雑な表情で]
もう。いつまでも子ども扱いしないでよ…
[などと、相変わらず子どもなあたしは呟いてしまう。 けれどすぐ気を取り直して、冗談を返した。]
いいわ、約束ね。
あ、でも…、お弁当のおにぎりは、 空を飛びながら、あたしが全部食べちゃうかも!
(193) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[お腹、空いてるのかな。…空いてるよね。
知ってるよ。 ユージンがもう何年も、空腹だということ。 普通の食事を口にしても、満たされないこと。>>0:93
あなたのお腹の虫を黙らせるには、>>0:310 あたしの身体が必要だってことくらい。]
(194) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[…だからこそ、言うことができずにいる。
好きだと伝えて、それに応えて欲しいけれど、 優しい彼を、その言葉で縛るのは本意でないから。
もし、彼があたしのことを愛するあまりに、 死後もその肉を口にできなくなったら――
…なんて。自惚れも甚だしいかな。 彼はこれまでにも大勢の少女に出会っているし、 その全てをきちんと喰らってきたのだろうから。
ふと、弱っていくヴェスパタインが脳裏に過るけれど、 ―――…今回だって、きっと大丈夫。]
(195) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[そうは思うけれど、 それでもあたしが死んだなら、 やっぱり彼は悲しむのだろう。
太陽のように笑む金の双眸、 優しく頭を撫でる温かな手。
嘘偽りなく、心から愛してくれる彼の、 …この笑顔を、あたしが奪ってはいけないんだ。
だから。余計なことは、言っちゃダメ。…だよね?]
(196) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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ちょっとだけ?なぁに?
[悪戯っぽい笑み、その意図が掴めずに>>185 小さく首を傾げて、麒麟へと姿を変えるのを見守る。
甘えるように鼻先を向けてくるのはいつものこと。 思わず手を伸ばし、くしゃりと鬣を撫でれば 心配そうに見つめる金色と出会ってしまった。>>186]
…あたしの、欲しいもの?
[困ったように一度、聞き返す。 彼は“最後”の前に、笑顔とか声が欲しいって。
…じゃあ、あたしは? あたしは、――…]
(197) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[自問自答の間にも、ねだるようにぺろりと舐められ]
ふ、ふふっ、ユージン、擽ったい! あはは!待って、ねぇ待ってったら!
[急に、悩んでいたことが馬鹿らしく思えてきて、 照れも何もかも忘れ、くすくすと笑う。 …心なしか喉の調子も良いみたい。
心は晴れたように思うのに、 ぽろぽろと、涙が零れるのはなんでだろう。]
(198) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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あのね、ユージン。
何でもないの。 何があったでもないんだけど、 …でも、そんな毎日が、一番だなって。
あたし、ユージンが好き。大好き。 だから、ユージンが欲しいな。 ユージンと一緒にいられたら…それで、十分だよ。
[久々に、視線を合わせて会話した気がする。>>187 涙を拭えば、以前と変わらない笑顔を向け。
―――好きだよ、って。…さりげなく言えたかな?]
(199) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[甘えるように、ぎゅっと首に抱きつき、]
……だかr、最期まで傍にいt、ね?
[調子が良いと思っていたのに、声が掠れる。
…でも、大丈夫。ありがとう、ユージン。 あなたがあたしの笑顔を、声を求めてくれるのなら、 あたしはそれをもって、全力で応えてみせる。
言いたいことも、こっそり伝えられたし、 これであたし、また前と同じように、 あなたと笑顔で毎日を過ごせるはず、だから。]*
(200) 螢 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[ 早く、言わなきゃ。 そうしないと彼を困らせてしまう。
思っていたのに許してくれるまで口が開けなかったのは、>>158 やっぱりわたしは悪い子なんだろうか。 微笑みながらも、眉が下がってしまい。>>159 ]
ドレスやブーケがなくたって、 ”およめさん”はいつまでも”およめさん”じゃないの?
[ すり、と髭を一撫でしてからゆっくり手を離した。 旅の途中、空から見た白い”およめさん”は綺麗だったけど、
( わたしが真っ白な服を着てしまったら、 どこまでがわたしか分からなくなるんじゃない? )
そんな風に冗談っぽく言ってみようとして、 また苦く笑わせてしまうな、って口を噤んで。 ]
(201) 鯖 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[ ふわふわ、ゆらゆら。 白が段々と薄くなっていって、向こうの景色が透けて見える。
灰色の世界に浮かぶ、真っ白な薔薇の花。>>160 もっと寒いところでみた、雪の華みたいで、 それよりももっと、もっと、こっちの方が素敵。
見惚れてしまって、上を向いていたのだけど、 頭に落っこちてくると、名残惜しそうに彼に視線を戻して。 ]
……綺麗だね。 こういうのをポンって作れちゃうオズウェルって、 やっぱり、すごいなあ。
[ ヴェールよりも柔らかな空気を纏いながら、 薄布越しの愛しい人に、思ったままにくちびるを動かした。 ]
(202) 鯖 2015/10/19(Mon) 23時頃
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[ 彼がわたしの願いを拒まないように、 わたしだって、彼の願いを拒まない。拒みたく、ない。>>161
お守りの石を撫でる指に、こくりと頷いて。 ]
あなたがそれを望むなら。
[ まるぅい石がどんどんと形を変えていって、 ふたつの輪っかが姿を現した時、目をぱちくりと瞬かせる。
ちょっとおおきな輪っかと、ちいさな輪っか。 ふたつの青が両目の中で、きらきら、幸せの円を描く。 ]
(203) 鯖 2015/10/19(Mon) 23時頃
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