204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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[ ピザを手にして、サークル室へ。 背後で戸惑う様子を感じながら、>>44 わたしは先に一歩、ふみこんだ。]
めりーくりすまーす!
[ お髭をゆらして、腰のきゅうちゃんをゆらして、 ピザの入った袋をゆらすのは、真っ赤なサンタ。
そして、背後に御坐すのは、 みんなへの贈り物、かなこちゃん !]*
(176) ゆら 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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─ 律くん ─
[ ……視線を、感じる。>>47 耳に届いた音が、響く。
くるりと振り向いたら、 お髭ときゅうちゃんが、揺れる。]
…… あ、桜のひと。 もちろん、きゅうちゃんはあげませんからね!
[ 不恰好なサンタ帽のきゅうちゃんを、 腰から取り外して前に掲げましょう。 まじまじと見詰められれば、 あご髭をゆるりと撫でながら、視線を落として。]
(177) ゆら 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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そんなに、変かな……?
[ かなこちゃんの言う通り、 おしゃれでもしてくれば良かったのでしょーか。 戸惑いがちに綴られる物語に耳を傾ければ、 何処か覚えのあるおはなしで。>>49 向けられるその双つの眸に映るのは、 赤い服を着た、ただのわたし。]
… わたしじゃない素敵なサンタさんが、 あの子の大事なおともだちを、 手当てしてくれてたみたいだから。
[ 目の前の彼が、よもや直した本人とは思わない。 きゅうちゃんを攫おうとしたそのゆびさきが、 あの子を直した、本当のサンタだなんて、知らない。]
(178) ゆら 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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わたしは、小椋里咲。 いちおう、このサークルにいるよ。 …… 律くん、でしょ? はいる?
[ 君のことは知ってるよ。栄介くんのおともだち。 きゅうちゃんを掴んで、彼の頬をつんつん突く。 この横顔が、何処かひろくんに似ている気がして、 思わずちょっかいをかけたくなってしまったなんて、 律くんには内緒にしておこう。]
(179) ゆら 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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…… このこも、栄介くんも。いるよ。 律くんに、きゅうちゃんはあげないけれど、 … 会いにきてくれるのは、大歓迎だから。
[ って、いつかの可愛くない言葉を、 上塗りするように言葉を向ける。
それでも、あなたとわたしの好きな人は、 もういなくなってしまうかもしれない。 ……… ただ、お星さまが好きならば、 聖夜の下で、このサークルへの贈り物に、 なってくれるといいな、なんて。
互いの胸の内、僅かな燻りはおなじもの。 惹かれ合うような気がしたのは、 …… ── 恋の幕引きを終えたからなのだろう。]*
(180) ゆら 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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[どれだけ時間がかかっても、待ってくれると言う。>>169 やっぱりとても優しいなと思うし、そんなに優しい人がなぜ自分を、とも思っていた。 だって彼の周りには沢山人がいて、恋人も居たことがあって、自分のような子供にそこまで時間をかけて居られないような気がするのだ。 それでも掛けられる言葉に偽りは感じられなくて、ただそう信じたかっただけかもしれないが、嬉しかったのも事実。 時間をくれると言う言葉にはこくりと頷いて。 頭ぐちゃぐちゃにしてごめんと謝られれば首を小さく横に振った。むしろ。]
泣いて、スッキリしたかも……。
[きっと、あのままだったらウジウジといつまでも溜め込んで悲しんで居ただろう。 けれど、センパイの目の前で涙を流して、哀しかった気持ちが昇華されていくようだった。 その後の驚きも、悲しみを和らげるのに良かったのかもしれない。 今ばかりは頭を撫でる手も髪の毛をかき混ぜるようなそれではなくて、優しく優しく撫で付けるようなもの。]
(181) 雪音 2016/12/23(Fri) 01時頃
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えっ、……あ、その、お願いします。 いつも有難うございますね、センパイ。 ……センパイは危ない人なんかじゃ! だっていつでも優しいでしょ?
[くす、と小さく笑いがこぼれるのも。 センパイがこうして戯けてくれるからだ。 いつも通り接してくれるその強さに感謝する。 今は、人混みも殆どない時間。 彼とはぐれないようにコートの裾を掴む必要は無いのだけれど、つい、袖をきゅっと握り締めた指先を振り解かれなければ、嬉しい。]
(182) 雪音 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[ざぶん] [水の中に入って泳ぎ続けていると、火照った頬も茹だった頭も少し冷やされて落ち着いてくる。 無心に泳ぎ続けていれば、疲れて夜だって眠ってしまえる。 だけど、ふとした瞬間にあの夜が蘇ってくる。 センパイは、どんな想いであの言葉を伝えてくれたのか。 それが、どんなに勇気の要ることなのか、知っているからこそ。
おたまの取っ手を焦がしてしまった。 お醤油の量を間違えた。 お気に入りのカップを割って。 少しだけ家族に心配された。
……それだけ、あの日の事を考えてた。 思い出すたび、頬が熱くなる。 好きだと言ってくれてとても嬉しい。 そして彼と話しているととても楽しい。
とくりとくり、鼓動が早くなって行く。 首元にはあの日からいつも、月と星が覗いている。 そしていつの間にか、彼のことばかりを考えている自分に気づいたのだ。]*
(183) 雪音 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[年の瀬。 チラホラ、銀の花が路に咲くように雪が降る。 次第に灰色と白色で包まれる世界。 その中で、きっと今年最後に彼と逢えた日のこと。 どうしても直接言いたくて、ラインで呼び出した。 大晦日では無いかもしれないが、今年最後に互いの都合が合った日に。]
松本センパイ!
[いつもの装備に深緑色の毛糸の帽子を追加した。 頭の横が角張って、少しだけ猫耳に見えるデザイン。 頭を下げてもらって、お揃いの帽子を被ってもらうことは出来ただろうか?]
あの、今年は本当に有難う御座いました! えっと、…………来年も、その。 よろしくお願いします。
(184) 雪音 2016/12/23(Fri) 01時頃
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……………その。
[真っ赤な顔で俯いてしまう。 どうしても、伝えなくちゃと思うけれど。]
良い、お年を!
[まだ、その時には言えなくて。 真っ赤な顔で背を向けるだろう。 そのまま走り去って、1人実家でこたつむりになる予定だ。あまりの不甲斐なさに。]*
(185) 雪音 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[その後、もう少ししてから。 きっとこんな、勇気のない自分のような女子のためにあるのだろう愛の日に。 こっそりとチョコを渡す姿があった。 いつもは家族や友人にもチョコを渡すが、今回ばかりは特別なもの。 それを渡せるその日まで、彼は待っていてくれただろうか?
次のクリスマスもその先のクリスマスも、もっと先にあるクリスマスも。 銀の花咲く路を、灰白の世界を、二人で歩くことは出来たのか。 もし、二人で歩くことができたならと、*願わずにはいられない。]*
(186) 雪音 2016/12/23(Fri) 01時頃
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─帰宅─
[ 藍色の包装紙に、金のリボン。 綺麗な形に整えられた蝶々結びは、解かれる。 中身は、ホームプラネタリウムだった。 赤に白、サンタクロースの格好をした小椋センパイからの、藍に隠されたプレゼント。 3度美味しかった。 渡されたときは、何故か幼い頃を思い出す。 中身は何かと考察し、楽しかった。 説明書も開かずに、かちりかちりと思うがままに操作すれば、居間に星が瞬く。]
あ、アンタレス。
[ 大好きな人に見つけられたかったセンパイ。 泣きそうな笑顔は、どうやら忘れられそうにない。
ちらり、赤の目が向いた先である藤センパイに関しての報告は聞けるんだろうか。 それを聞くことがあれば、おめでとうって心から言うと思う。]
(187) 宵 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[ センパイも、オレも、律も、みんな。 大好きな人に見つけられる時が、 もしくは、見つけて離さない時が、来るといい。]**
(188) 宵 2016/12/23(Fri) 01時頃
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─ プレゼント ─
[ 受け取るのは、銀のリボンで飾られた、 とても綺麗なお星さまだった。>>2:235 小さな万華鏡もついている。
わたしは、中から一枚取り出すと、 照明に翳して、光を受けた。]
きれい、 …… 食べるの勿体無いね。 ありがと、海ちゃん。
[ 作り主の彼女がひとりグラスを揺らす隙に、 こそっと近付いて声をかける。 この頃には、お髭もくすぐったくなっていて、 外されていたように思うので。 もじゃもじゃサンタクロースではなかったのかな。]
(189) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[ 覗き口から、万華鏡の中を見上げると、 雪の結晶もまじる、きらきらした素敵な世界が見える。 それは、夜空に見上げるお星さまのように、 幻想的で、儚くて、……
わたしは、雪の日を、想うのだ。]
だいじに、するね。
[ ひとり、寂しく在った雪の日は、 いまではもうほとんど無い。 それは、空のお星さまだけじゃなくって、 わたしには大切なひとたちが、 傍にいてくれたからだと、思う。
海ちゃん、あなたの恋をわたしは知らない。 けれど、新たに芽生える感情を、 陰ながらにサンタは、応援したいと思うのでした。]*
(190) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時頃
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[ “ ふたり ”の姿は、 見ていられなかったのがほんとの気持ち。
気丈にふるまおうとすれば、するほど。 わたしは、胸のこのあたりが、 きゅうと締め付けられるように、傷むから。
わたしは、いいこじゃない。 いいこじゃないわたしの元には、 もう二度と、サンタさんは、…… ── 来ない。]
( かわいいかわいいかなこちゃん。 ふじせんぱいだけの、かなこちゃん。 )
[ 頬を染める様子に、彼女の求める王子さまが、]
(191) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 一応、の話ではありますが。 このキャンパスは、全面禁煙です。 廊下でなど吸ってしまえば、注意されるに決まっているでしょう。 ですから、しんと静まり返った外へ行こうとすることは、極々自然な事なのです。
藤はサークル室から幾らか寒い廊下を通って、廊下からもっと寒い外へと歩いていきます。 先までの賑わいは遠く離れ、──……彼女からも。
玄関を開ければ、冷えた風が肌に触れていきます。 コートを着ることもせず外に出たものですから、吐く息は一段と白く見えるものでした。 手袋を持ってくればよかった。 と、藤は、置いてきた黒い毛糸の感触を思い出しました。 ]
(192) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ ─── …… ふじせんぱい
だと分からぬほど、間抜けではありません。 かなこちゃんが、幸せに笑ってくれればいい。 王子さまの隣で、笑顔でいてくれれば。 と、思おうとするのに、 あの笑顔を向けて貰えるのは、 彼だけで、わたしでは彼女の求めるものを、 与えられないという事実にも、 嫉妬めいた感情を抱かざるを得ないのです。]
(193) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 恋の方程式では、求められぬ感情。 ……いつかの日には、消え去るように、 なにもなかったことにできますように。
うると、目蓋が滲むのが分かってしまう。 服の袖で軽く目許を押さえ、 サンタ帽を深く被った頃だったかもしれない。]
めりーくりすます、 うーちゃん。 …… クリスマス、たのしんでる?
[ 赤い瞳がこちらを覗きます。>>103 咄嗟に、へにゃりとした笑みを浮かべて、 彼女の方へと向きなおり。]
(194) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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あ、煙草……。
[ ポケットに手を伸ばそうとして、そもそもポケットすらないことに気が付きます。 煙草はいつも、コートにいれているのですからね。 それを着ていなければ、煙草もライターも、何もありません。 冷えていく指先をほんの少しでも温める場所すら、ありません。
藤は何だか可笑しくなってしまい、ふふふと息を吐きました。 上手くいかないな。 と、心中でぼやきます。
ずうっと、ずうと、上手に知らないふりが出来ていたのに。 ひょいと顔を出した恋心というヤツは、藤の体をいとも簡単に操ってしまうのです。 ]
(195) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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えっ、 …… サンタさんになりたいなって、 だから、着てみたんだけど、 なにかへんだった ……… ?
[ 眉尻を下げては、不安げに彼女を見詰め。 けれども、見抜かれてしまうのは、 さすが、うーちゃんとでも言うのだろう。]
(196) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 指摘されてしまえば、 わたしはうーちゃんを外へと連れ出した。 はくと、口許の息は白く変わる。
うーちゃんの指の先を辿るように、 顔を上へと向ければ、澄んだ空気を通して、 綺麗な星々が瞬いているのが見える。]
きれー、だね。うー、ちゃ、
[ ん。…… ──── ふわりと降ってくるのは、 あたたかな、真白な恋の結晶。]
(197) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 空を瞬く星を捉えていたわたしの眸は、 目の前にある何よりも輝く星へと移り、 睫毛はちいさくふるえて、俯いた。]
…… わたし、も。
[ つめたく在るゆびさきは、 卯月のゆびさきに重なるように伸びて、 内緒話をしたときのように、距離を縮める。 おでことおでこを、ごっつんこ。 くちびるを、そおっと動かした。]
(198) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ ぎゅうと、ゆびさきを絡めるように、 手のひらを握り締める。 わたしの鼻は、卯月の眸とおなじいろ。 降り始める雪の結晶は、 万華鏡の硝子を通して見上げるものと おなじくらいに、美しい。
たとえば、この感情に名前を付けるなら。 其れは、“ 恋 ”とは言わぬのでしょう。
けれども、“ 愛 ”の形は、 星の数ほどあるのだと思います。]
(199) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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ねえ、うーちゃん。 …… 来年もいっしょに、星を見ようね?
[ 恋を喪ったわたしたちの間に繋がれるのは、 『 友情 』という名の、異なる愛の形。 ]**
(200) ゆら 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ ──…… 藤は、
さらりと服の上を撫でて地に落ちるような、 ふわりと肌に触れて水へ死んでいくような、
ただ、自由気ままに空に漂う、 そんな、雪の様な男でした。
ですが、芽生えた想いこそが 冬の夜に吹かれる風の様に 藤のすべてを攫って行ってしまうのです。 ]
(201) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 睫毛が、網膜が、凍り付いていく心地がします。 藤は星空へ、静かに目を瞬かせました。
新本がどんな顔をしていたのか、思い出します。 酷く驚いたような、呆然としたような。 そんな顔をしていた気がしますが、果たしてその記憶が正しいのかもわかりません。 平静さを失っていたことを改めて認識させられ、歯痒い気持ちになるのでした。
これだから困るんだよね。 と、藤は星へと目で声を投げかけました。 彼等は真摯にこちらを見つめ返してきます。 ]
(202) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ やがて、静かに瞬いたかと思えば。
──── 流れ星のように煌く声>>158が、藤の鼓膜を揺らすのです。
彼女はこちらへ駆け寄ってきて、藤の手を包み込みます。 何もかも溶かしてしまう体温が、じわりと滲んでくるのでした。 ]
……ニモ、
[ 心配するような声と、構ってくれる動作。 自然と藤の顔は、彼女へと向いていくものです。
その瞳は、うさぎではなく、藤を見ています。 凍り付いた睫毛も網膜も、雫になって消えていくのです。 ]
(203) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ ──…… そうして、落とされていく言葉たち。
ひとつひとつが、きらきらと輝いては、目の前を照らしていきます。 吐く息が、夜の冷えた暗い空気を、すこしずつ温めていきます。
藤は、目を瞬きました。 ほんのつい一瞬前まで感じていた、体の芯まで凍える寒さは消え去り、指の先までぽかぽかと温まっていくのです。
とても、とっても、不思議ですね。 実は、彼女が魔法使いなのかもしれません。 ]
(204) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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……本当? すごい、こんなことってあるんだ。
[ きらきらと目を輝かせた藤が、そっと手を握り返します。 この指が、上がってしまった体温を、すこしでも分けられるように。 ]
夢みたいだ。 ……夢じゃないよね?
俺、いつかみたいに、 まさか眠ってしまっていた。 ──なんて落ちは嫌だからね。
(205) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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