16 漂流旅行
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……見つからないって事は…
[もう一つの予測、それはあまり伝えたくない予測。]
…もう少し探してみるか。もしかしたら合流しているかもしれない。 遺体なんかみつかってないんだからな。
[自分に言い聞かせるようにそう言って、マーゴの名を呼ぶ。 ついでに、と言うと悪いのだが、誰かいないか、声をかけながら探し回る。]
(176) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[セシエルが同行する旨と、オスカーが残る旨を聞き。]
……だな。血は止まっても、匂いが野生の獣を呼んだら俺ら一網打尽だろうし。 ……独りで平気か?
[脚の様子を見ながら問いかける。風穴迄の道中男手が必要な場面もあるかもしれないが、手傷を負ったオスカーを独り残すのもためらわれ。頭を掻いた。]
(177) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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……
[錯覚だろうか。 誰かが自分の名を呼んだ気がした。]
あ……
[それは酷く暖かいもののように感じた。 けれどもう、其れが誰だか判断も出来ない。]
あああああ…
[それでも縋るように、精一杯に掠れた声を振り絞る。]
(178) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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ん……ありがと。 でも、怪我したの俺のせいだしなぁ。
[俯きつつ、やはり小さく一口貰う]
せんせーも、おなかすいてるでしょ?
[セシエルに椰子を差し出した]
俺はま、大丈夫だよ。 ここは火もあるし、きっとすぐ動けるし。
[心配そうな顔をするヘクターににっこり笑いかけた]
(179) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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仕方ない、一度戻って…
[サイモン先生のことも伝えなければならない。 踵を返したところで、なにか掠れた声が聞こえた。]
獣…?それとも人か…?
[ごくりと喉を鳴らす。声のしたほうへとゆっくり近づきながら]
…マーゴ…か…?
[槍を握る手は緩めない。そっと声をかけた。]
(180) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[ヘクターの言葉>>177に対し、うーんと人差し指を顎に当てる]
なら、僕もここに残るよ。
怪我人のオスカー君が動きにくい状態なら、 火の扱いできる人間が、他にも居た方がいいだろうし。
(181) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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……?
[まるで耳の中に幾層もの綿を詰め込まれた様だった。 人の声、と判断は出来る物の、其れが誰で 何を言っているのか、詳細な判断が出来ない。]
だれ…? だれか ……いるの?
[丸まったまま、音の方へ首だけを動かして ひゅうひゅうと浅く、早い呼吸の合間、問いかける。 目を凝らしても、其れが誰か、よく見えない。]
……ぁ
[人だ、と言う事と。 『保険医』では無いというおぼろげな感覚で ぎこちなく、微笑んだ。]
(182) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[オスカーの申し出に申し訳なくなる。]
…ごめ、ん、なさい…?
[おろおろしながら、出たのは謝罪。]
え、あ…。
[オスカーから差し出された椰子の実に、小さくお腹がなった。]
えと…、ありがとう、いただき、ます。
[食料は少ない。 けして足りる量ではないけど、一口分、もらった。]
(183) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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よかった…。
[彼女の姿を見て、出たのは、一先ず無事であることの確認。 だが、その後の彼女の姿は、船の中の彼女とはどこか違う。 なにかが…ぎこちない。]
…迎えに来たよ。君の友達も君を探している。 一緒に行こう。大丈夫、何も心配ないから。
[ひとまず、槍を放って、手を差し伸べた。 何かを聞くべきか、それを考えたが、まずは何も聞かずに受け入れることに専念した。]
(184) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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なんで、謝るんですか?
[首を傾げ、セシエルに尋ねる]
火の傍で、ぬくぬくごろごろする簡単なお仕事です。 メアリーがいるなら退屈はしなそーだし。
[言いながら、メアリーにはあっかんべをしてみせる]
(185) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[にっこり笑うオスカーに不安の色は隠せない、が。メアリーが洞穴に残ると聞き。]
ん、よし。じゃあ、後頼んだ。……ああ、いざって時の為にナイフはここ置いといた方がいいか?
[もしまだ椰子の実が余っていればそれを受け取りつつ、先ほど使ったナイフを手の内で弄びつつ問いかける。]
(186) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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?
[ぎこちない微笑のまま首を傾ぐ。 何か此方に言っているのと手を差し伸べられたので 手を伸ばそうとするが、ぶるぶると震えてしまい]
……ごめんなさい
[辿り着くまでも、時間が掛かってしまう。 漸く、手に触れれば]
貴方は、だぁれ? ……同じ学校の、ひと?
[囁くように、問い掛ける]
(187) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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私は多分、もう…… だめ だから
[ひゅ、ひゅ、と浅い呼吸の間隔が 段々と、大きくなっていく。]
私の事は放って、あなただけでも… ―――ッ!
だけで、も。 精一杯、生きて……
[尚も搾り出すように、言葉は続く。]
(188) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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だって、置いていってしまう、からです…。
[1人は、本当は怖かった。 でも、メアリーがいるなら、大丈夫、と思い直す。]
メアリーさん、無茶しちゃ、メ、です。 何かあったら、あの罠、鳴らす事と、 オスカー君を引きずってでもいいから、逃げること。
約束、です。
[にこ、と笑う。]
(189) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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マーゴは、『聞こえ辛い』『見え辛い』という言葉は決して口にはしなかった。
2010/08/08(Sun) 02時頃
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[触れた手をそっと引きながら]
大丈夫、ゆっくりでいいよ。 って、俺のことわかんねーか。他の連中は覚えてるのかな?
[少しだけ苦笑しながら、でも、改めて笑って視線を合わせるように膝を曲げた。]
大丈夫、生徒を守るのが俺の、教師の仕事だ。もう、怖いことはないからな。 分かるか?イアン先生だぞ?
[笑いながらも、心配そうに顔を覗く。]
(190) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[そのまま、ダメだという言葉にも、軽く首を振りながら]
大丈夫、俺がちゃんと守るから。 先生に任せなさい。怖いことはもうねーよ。 大丈夫、落ち着いて、ゆっくりでいいから。
[慰めるように、ゆっくり言葉を続ける。]
獣が来る前に、皆のところに戻らないと…。
[彼女に背を向けて、先ほど放った槍を拾い上げる。 それから、辺りに注意を向けながら、きょろきょろと見回した。]
(191) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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[ヘクターの問いかけには]
…んー、 ナイフはそちらが持って行って下さい。
こっちは、火もあるから大丈夫でしょう。
[それに 僕やオスカー君がナイフ使ったら自分が怪我しそうだしね、 とぼそと付け加えもして。]
(192) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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…
[相手の動き続ける口を凝視する。 それでも理解する事は叶わなかった。 悔しくて、自然とぽろぽろ涙が零れてしまう。]
貴方、優しいのね……
[それでも相手の気配、 此方へ一切危害を加えようとはせず、 むしろ、助けようとしてくれているのを肌で感じ、 零れた言葉は素直な、思い。]
ねぇ。 ……私のお願い、聞いてくれる……?
(193) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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うん、俺もナイフは先輩の方が使えると思う。 俺はほら、一応拾った棒もあるし。
[セシエルがメアリーと約束する間、俯き頭をかいていた]
いってらっしゃい。
[話が終わると緩く笑い、皆を送りだす]
ねぇメアリー。 昔、外でこうやってキャンプするの楽しそうだ、なんて。 話したっけ、ね……
[言いながら段々語尾がおぼろげになり、すぐにくぅくぅと寝息をたてはじめた**]
(194) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 02時半頃
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ん、解った。
[メアリーやオスカーの言葉に頷き、アイリスとセシエルを見やり、そのまま刃を納め手元へ。ロープを手首に巻き、落とさぬようにして。]
んじゃ、行くか?
[もし食べ終わっているようなら、と、二人に声を掛けた。]
(195) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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ん?どうしたんだ?
[不思議そうに笑いながら、視線を戻す。 こんな場所で不安な上に、何かがあったのだろう。 ましてや、相手は女の子だ。できるだけ、警戒されないように笑顔を見せて]
俺に出来ることか?なんだ?いってごらん?
(196) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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先輩、先生。 そろそろ行きませんか?
[そわそわした様子で聞く。]
(197) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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……わかりました。 約束、します。
[セシエルに、しっかりと頷きを返す。]
(198) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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うん、行きましょうー。
[島に来てから一番長い付き合いになる棒を掴み] [立ち上がったら、服についた汚れをはたき落とし]
オスカー君、メアリー先輩。 おるすばんよろしくおねがいしますっ
(199) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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あ、はい。
[ヘクターの言葉に頷くと、洞穴の外へと向かう。]
(200) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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だな、行くか。
[アイリスやセシエルの準備が整っているのを確認し、風穴へと向かった。]
→風穴
(201) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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マーゴ君のこと……お願い、ね。
[出立する面々を送りだす際には、この一言のみをかけたのだった。**]
(202) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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……
[相手の返答は解らなかった。 けれど、傍から離れないで居てくれる、事。 肌に感じる優しい雰囲気だけを頼りに、唇が動く。]
イリスに、お洋服汚しちゃって ごめんねって、伝えて、欲しいの…… オスカーには、ゲーム、借りたかった、って…
それと、メアリーさんに……
[少し逡巡して]
イリスを宜しく、って あと、 先輩…… ヘクター先輩に………ありがとう、って
(203) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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アイリスは、へクターとセシエルとともに風穴へ。
2010/08/08(Sun) 02時半頃
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ねぇ、お願い…… 貴方は、優しい人だと思うから…
だから……みんなを みんなと、仲良く、………生きて
[涙ばかりがぽろぽろと零れて 笑うことも、忘れてしまう]
……それと
[そして、最後の、願い。]
(204) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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ん、いい子。
[メアリーの言葉にうなずいて風穴へと向かった。 まわりをキョロキョロと見渡すのは、まともに探索するのは初めてだから。]
(205) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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