253 緋桜奇譚・滅
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ところでそちらのべっぴんは新顔じゃな
[本題らしく異変についてを尋ねたが 天狗爺の興味は提灯娘の連れにある。 さりーげなくを装いはしたけれど。
『そちらの』と称した謎の美女。 妖の気は感じるが、その本性までは解らない>>151 ただ、鳥の類の匂いは感じていない。]*
(176) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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ども、おはようさん。
[丁度、言葉と入れ違いだっただろうか>>167 呑気に挨拶をすると何時もの席へと腰掛け。 指を一本ぴっと立てて。]
こぃひぃ一つ、それとなんか飯食わせて。
[ここの品書きに食べ物はあっただろうか。 なくとも何か出してくれると嬉しいな、と視線で訴えた*]
(177) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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あっ、爺もやっほーなんだぞ!
[わざとらしい咳払いも、とくに気にすることはない。 風邪かな。歳だもんな。とは思うけど。]
(178) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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[軒下へと近づくと、いえが着こなしは洒落た派手な少女を撫でている姿>>151が目に飛び込んできた。
身体が強張る。
見知らぬ少女に気安く声をかける揺籃も、それに答える派手な少女も、嫉妬に拍車をかけて、 話しかける様を少し後ろから、袖で表情を隠すように見つめていた。]
(179) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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はぅん?
[丁度、扉の隙間を潜り抜けようとした時>>177だった。 扉が目の前で勝手に開いた。]
おはよーさぁん。 あー、この前のー ……、 …………。
ええと、誰誰だぁ?
[そういえば名前を聞いていなかった気がする、と。 飛び出す勢いをいったん止めて、注文する姿に煙童は首を傾ける。]
(180) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/11/09(Fri) 21時頃
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おんしは相変わらず目上への挨拶が雑すぎるのう。 どんな教育を受けておるんじゃまったく……。
[提灯娘とつい昨日も似た問答をした気もするが>>178 それは仕方のないこと。 年寄りは同じ話を何度もしてしまう生き物だから――]
両親は無事か? 此処に来るまでは見かけておらなんだが。 [へいも屋で油…ではなく羊羹を食っている時に 母親(提灯)に袖を振られて面識はあるが>>156 この提灯娘ら家族が何処で暮らしているかは知らない]*
(181) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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[なんだか見られている気がする。 というか声を掛けられている気もする>>180 そちらへと視線を向ければもふもふがいた。 感触がもふもふだからもふもふである。]
言葉だっけ? 僕は蓮っていうんやで。 よろしゅうな。
[誰と問われれば取り敢えず名乗る。 存在自体は忘れられてないらしいから、きっとこれで正解のはずだ*]
(182) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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[>>171伽耶の疑問に]
ん?ああ、言い方が悪かったか。 お前、その色を人間には黒に見えるようにまやかしているだろう。
そんなに良いものを隠すのは勿体ないと言ったのだ。
彼の目は赤加賀智の如くして、身一つに八頭八尾有り。 高志之八俣遠呂智、人間は八岐大蛇と呼ぶな。
[山神のなかでも最高峰と言えよう名を謡うように諳んじた。]
(183) 2018/11/09(Fri) 21時頃
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ええ、行ってらっしゃい。 深追いはせず。
気がついたらすぐに逃げてくるのよ?
[相手の戦闘能力を信用していない訳では無いが。 どうしても心配になってしまうのは悪癖か。
さて、自分もそろそろ行くかとばかりに。]
珈琲ご馳走様。 お菓子は私なり、別の妖なりが持ってくるわ。
その時はよろしくね。
(184) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[店を出ようとした辺りで、ちょうど蓮とは入れ違いになったので。 片手を上げて挨拶を交わしていた。]
や、こんにちは。 物騒になってきたけれど。
その様子だと無事みたいで何よりね。
[笑みを浮かべるとさらに言葉を続け。]
私達は、この烏の元締めでも探そうかと思ってるの。 何か分かったら、私にでも良いし。
へいも屋に教えてくれてもいいわ。
その時はお礼はするから。
[そのまま、特に呼び止められたりしないならば。 彼女は店を出ていったのだった。]
(185) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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見ない顔もいるぞ! オマエは誰だ? 琴はな、琴っていうんだぞ!暖琴だぞ!
[見慣れぬ白髪の少女に、満面の笑みと手のひらを向ける。 握手、と言いたげな手のひらを彼女が取ってくれると疑わない無邪気さで。]
(186) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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父ちゃんと母ちゃん?
琴の家は、京のはぐれだぞ。 だから、家にはきっと来てないぞ。
[両親は、と問われ、にこりと笑う。 外れにある家屋にまで、烏は飛んでこないだろうと。]
(187) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[暖かな少女の頭を撫でる手が止まる。
わ たし の こども じゃ ない
己を母と呼んだ少女はそれを間違いだと言う。 両手で頬を包み、目を見開き顔を見る。 燃える瞳、透き通る肌、少し堀の深い顔立ち、煌めく髪。そして愛嬌のある笑顔。>>155
こんなにかわいいこどもなのに]
そう、 わたし はあなたの はは、ではなかったの ね
[本当に私の子供ではないのか。 本当は迎えが遅くて怒っているのではないか。 色々と尋ねたいが、違うと言うのなら信じなければ。 ちゃんとわかった後から大切に戻せばいいのだから。]
(188) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[後ろでひっそりしていると、天狗爺に声をかけられた>>174 それをきっかけに表情を取り戻すと、にこやかに挨拶を。]
あら爺さま、ごきげんよう。 いつも悪いわね。
[薬を受け取ると、代わりに手持ちの徳利を押し付けた。]
今お代は持ち合わせがないんだけど、 いいものをあげるわ。仁右衛門より先に会ったから、これは爺さまのものよ。
(189) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[先程の騒動の事を聞かれると、心当たりがないという仕草で。]
余所者の仕業なのかしら。 変な噂は流れるし、ここの気配は変だし、火烏は飛ぶしで、 何から手をつければいいのかしらね。
そもそも犯人がいる、と考えればだけど…
[それから先は口を濁す。手を打とうにも、誰が協力的で、誰が非協力的かすらわからない。*]
(190) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[扉が開いて、勢いを止めたのは。]
任せろー。 見つけたら誰を殴り飛ばせばいいか教えに行くよぅ。
言葉は逃げるのも得意だから、なあ。
[凛の心配>>184に。 自慢の隙間抜けを見せようとした時だった。 開いた扉に面食らって、霧散しかけた形は、童の形のまま。]
(191) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[じぃっと新たなお客を見つめていたので。 逃げ足を披露する前に、凛たちは行ってしまったかもしれないけれど。]
ほむんほむん。 蓮のーだな、言葉は覚えたぞぅ。
よろしゅーぅなぁ。
[挨拶は大事だと、誰だれも言っていた。 人の童の姿だから少し変かも知れないが。 煙なりの挨拶として錬に向かって、珈琲香るもふもふの頭突きをするような動作をして。]
(192) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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………… んぅ ?
[一瞬、不思議そうな声を上げた。]
(193) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[ずいずいと近寄っていく提灯娘に対し>>186 まるで避けているかのように 距離を近づけたがらない伽耶>>179は対照的であった 女三人揃えば姦しくなり四人も集えば花のよう… と呼ぶには、妙な温度差があるなと朧な実感。]
廃寺から此処まで渡り翔んで いくらか見た限りでは―――
人間が集う場所をとくに あの火鳥は狙っていたとみえる。 外れの方なら心配もなさそうじゃの
なんじゃ、おんしら初顔合わせか。 まあ甘いもんが置かれておらんところに 出入りせんとみえるがのう。
[心配の種はひとつ消える。>>187 意外なのは二人が名も存ぜぬ間柄という事だが>>187 酒屋に提灯娘の所望する用事は無いだろうと納得。]
(194) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[血を啜ったのはひとまず六、七人といった程度。女子供がほとんど、半分は舞妓。月が出る頃には殭屍となり、己の眷属として人を襲うだろう。
身体は硬直したまま、手を前に伸ばして飛び跳ねるようにしなければ動けない最下級の吸血鬼だが、それでも人を襲う分には問題ない。人を油断させて襲いやすいように、女子供ばかり狙ったのだ。]
さて……久しぶりに随分血を吸った。 やはり人間の血は良い…猫や犬の血ばかり吸っていると栄養が偏る。特に舞妓の血は良い。 初めは醤油臭い民族の血などと思っていたが、いや、なかなかどうして。
[満悦げに笑みを漏らしながら、祇園を出て表通りに戻ってくる。]
(195) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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とはいえ、あまりやり過ぎて、金烏より目立ってしまってはいかんな。 続きはまた明日だ。
……血は十分だ。何か飲みたくなった。
[何が良いか、そんな事を考えながら、ふと店の前で立ち止まる。筮竹を一本店の前で引いてみると「吉」と出た。]
茶ではないな。王に加えると書いて………なんだ。これは。
[店の戸をくぐり、中に入る。知った顔はいただろうか]
―― 三峯茶房 ――
(196) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[合流するちょっと前。 ほっぺたを包まれ、顔を覗きこまれる。 その表情に、あんまりに落胆が見えたものだから。]
……ごめんなさいなんだぞ。 がっかりさせるつもりは、なかったんだぞ。
[よくないいたずらをしてしまったのなら、謝らなければ、と。]
(197) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[すれ違いざまに出ていく凜から声を掛けられた>>185]
元締め探してどないするん? あんま危険な事に首突っ込むんはどうやろうねぇ。 僕は美味しい団子が食えへんようになるんは勘弁してほしいから。
凜には大人しゅうしてほしいんやけど。
[その言葉は軽い口調であったから冗談のように聞こえたかもしれず。 しかしそれは男の常の言動と変わらず。 普段通りといえばその通りだった。]
(198) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[もふもふの頭を突き出されれば>>192 遠慮せずその頭を撫でようとして。 しかしその手は止まった。]
どしたん?
[不思議そうな声にこちらも不思議そうな顔になった*]
(199) 2018/11/09(Fri) 21時半頃
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[見開いた目を薄め微笑みかける。 そんな折り、水を弾く音が聞こえた。 灰色の髪をなびかせこちらへ向かってくる人が。>>161 目の前の少女と知り合いのようだった。 母親ではない雰囲気を感じ取り胸をなでおろす。]
こんにち、は そうよ 今知り合ったの… 私は ……あら、ごめんなさいね
[恥ずかしいものを見せてしまったと鬼化したままの右腕を袖に隠す。]
(200) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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いや、儂も薬の売上を貰っておるしのう。 置いてくれて助かっておるよ。
親切だけでは茶も飲めん世の中とは…やれやれ
[顔を曇らせていたような気もするが 和らいだ様子で差し出された手に巾着を乗せる。 ――かと思えば、陶器のとっくりを預けられた。] ほほう、これは良いわい この時期じゃから温めていただくのもいい。 芯まであたたまりそうじゃ。
[住職への土産で持参した…とあらば 遠慮をすべきかもしれないが その様な気遣いなど口には出すまい。 歳を取るとがめつくなる。]
(201) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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―― 三峯茶房 ――
[煙の怪>>192はまだいただろうか。いたならば、どこかで見た覚えのある顔だとぐらいは感じただろう。中に入ると、嗅ぎ慣れない炒った豆のような香りが店の中に漂う]
店主。何か飲むものをくれまいか。…金は足りるか。
[簡潔にそう言って、路銀の入った袋をテーブルに置いた*]
(202) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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ふふ、知ってた? 私は強いのよ。
[店を出る前にすれ違いながらした会話。 冗談のように聞こえたから。
此方も冗談のようにして返す。 そして、今度こそ。 店の外へと向かうのだった。]
さーて。 どうしようかしらねえ。
[実際問題。 怪しいのは誰かって話で。
まあ、ヒントも何も無いような状態のだった。]
(203) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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んぅぅぅ?
なんだろうなあ、なんだろうなあ? 香った事ある気がするよう、なぁ? わからないなぁ。
嗅いでもいいかぁ?香ってもいいかぁ?
[頭突きを受け止めようとか。 出されかけて止まる手>>199に。 匂いを確かめるように煙の体を寄せかけて、首傾げ。]
(204) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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[酒をあたためる時の湯気で煙々羅のやつが 釣られてくるかもしれない―― 酔うのか?あやつは。]
住職には結界を張らせておるからのう。 見たところ、桜も井戸も無事のようじゃ。
寺一帯まで退魔の呪を広げられれば それがいちばん良いに越したことはないが ……被害も落ち着いたし 此処は引き上げても良さそうじゃな
[――陽も傾いてきた。 そろそろ夜がやってくる。
何から手をつければと思案する娘の言葉を聞き>>190 今日が終わらぬうちに廃寺に篭もり 火傷薬の処方をしようかと思う。]
(205) 2018/11/09(Fri) 22時頃
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