212 冷たい校舎村(突)
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
「 出ちゃ駄目。 」
(173) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[ 咄嗟に過ぎるのは、いつだって、 ]
(174) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
── あれ、電気、消えね
[ 我に返ったように呟いた俺に、 水野が、呆れたように「何してんの」と言った。]
わかんないけど 電気消えねえ 停電なら分かるけど なんか、 ほら
[ ぱち ぱち と、 何度かスイッチを押して切り替えてみても、 明るく白っぽい光に満ちた教室内の様子は変わらず、
変なの って、違和感を積み重ねていく。 危険性のなさそうな、異常。
少しずつ、なにかを満たしていくような感覚。 首を傾げたそのとき、風が吹いた。>>172]
(175) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[――非常に稀な症例ですが]
(176) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
── 回想:サボりのうちの ──
[最初の違和感は、風邪をひきやすくなったこと。 サボりのうちのいくつかが寝込んで休む日になった。
次の違和感は、転びやすくなったこと。 どこも何も痛くもおかしくもないのに 歩いているとバランスを崩しやすい。
最初はおかしいな、程度だったが そのうちに、回数が増えて 仕方なくサボりのついでに病院に行って。
『異常なし』『原因不明』 そんな結果ばかりが返ってきて。 サボりのうちのいくつもが、病院に消えた*]
(177) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
ああ、行ってみよう。 ……もし犯人が居たら、文句を言ってやって……それから、皆で一緒に、帰るか。
[入間の提案>>146に頷いてそう言い、三星からも同意を得られたのなら、教室を出て放送室に向かう。 そうだ、それで、このよく分からない事態もきっと収束するはずだと自分に言い聞かせて。 帰ったとしてもあのメールに関する不安は残るが、差出人が分からない以上どうしようもないし、きっと……あのメールも、何かの悪戯だろう。そうであったら、いい。 “でも、もし悪戯じゃなくて、手遅れになったとしたら……?” そんな不安は、無理やり頭の中から追い出した。]
(178) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
………まじかよ [ とおい とおい 地面すら見えない距離に。 声が、震えた。 何時以来だろう、こんなの。 二階って こんな光景じゃあ なかっただろ? なあ そうだよな? 職員室でそうしたみたいに、 同意を求める、みたいに。 冷たい風を受けながら 教室内を 見渡した。 視界の端で、長すぎる前髪が 踊る* ]
(179) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
――放送室――
……じゃあ、開けるぞ。
[天ケ瀬や三ツ星に一言言ってから、ゆっくりと重い扉を開ける。 誰か居てほしい、と思った。悪戯してごめん、と言って欲しかった。 だが、いくらか緊張しながら開けた先には――]
……もう、逃げた後……か。
[誰も、居なかった。ここも、明かりは点いているのに。 ということは、犯人は、放送を流しっぱなしにして何処かに行ってしまったということだろう。 放送してないのにスピーカーから声が聞こえるなんて、そんなこと、ある筈ないのだから。 でも、一応確かめた方がいい。そして、放送を止めておこう、と、思った、思った、のだが。]
……すまん、これ、どうやって操作するかとか、分かるか?
[生憎、スマホ時代に乗り遅れている、機械音痴なもので。 絡まった配線やら色々スイッチのついた放送の機械を指さして、困ったように二人に訪ねた*]
(180) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[ 白色 が、飛び込んできたんだ。
目を瞠る。風の冷たさを感じる前の、一瞬のこと。 ただ、窓辺に立っているだけ 地上を見下ろしているだけ のはずの、影が、
何かに、のみ込まれていくようにも、見えた。]
(181) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
— 回想:天ケ瀬ささらの恋愛事情 —
[わたしに彼氏がいた時期が、二度ありました。
初めてが、一昨年の夏頃。1年生の時のこと。 隣の席の男子と教科書を見せ合ったりして、仲良くなって、 紆余曲折を得て付き合うようになった、わたしにとって初めての恋愛。
初めてのデートは一生懸命お洒落をして、 気合い入れて選んだフリフリの私服が、似合うねって褒められたのをよく覚えている。
上手く行っていたと思えたのは最初だけ。 彼の好みに合わせて、わたしが背伸びをし続けた。 彼のために時間を空けて、他の予定は泣く泣く断って。 苦手なSFモノの映画を一緒に見て、なんとか感想を捻り出したり。 小物の趣味も、彼がイマイチな反応をしたものは捨てて、好きでもないものを買い集めたり。 自分じゃない自分を着飾って、笑顔を作った。
ある日、ぷつんと糸が切れて、それでおしまい。 友達の関係に戻りましょうねと、平和にお別れをした。]
(182) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[2度目が、去年の夏頃。2年生の時のこと。
今度は自分の背丈に合った相手と巡り会えた。 趣味の話が良く合う。食べ物の好みも映画の好みも良く合う。 作り笑いをしなくてもいい、幸せな関係。
そう思っていたんだけどね。 ある日、知らない女の子たち数名に突然呼び出されて、怒られてしまった。
「あんたのせいで、いつも迷惑してんのよ!」 ——って。非常に身に覚えのない話だったんだけど。
どうやら、彼がわたしのために部活を欠席したりして無理していたらしい。 わたしの都合に、わたしの好みに、彼が頑張って合わせてくれていた。
そんなの本意じゃなかったからさ、バイバイした。 来週あたり友達巻き込んで海水浴にでも行こうって約束した話も、綺麗さっぱり無くなった。
一度も着ることなく終わった水着は、押し入れのどこかに眠っている。]
(183) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[以上の話は、クラスメートの間で恋愛話で盛り上がることがあれば、 苦いエピソードとして包み隠さず話したし、 別に隠れて付き合っていたわけでもなかったから、知っている人もけっこういたと思う。
まあ、結局。 めんどくさいから、やめにしたんだ。 そういうのはさ。
自由気ままに生きてくのが性に合っているだろうし、 わたしも、それが一番気楽でいい。
息苦しいよ。誰かを好きになるのも。好きになってもらうのも。]
(184) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
なァにやってんだ?……っと。
[その問いは、二人に対しての。
ぱちん。ぱちん。 スイッチの軽い音が鳴って、 電気が消えねえって那由多が言う。
風が吹いたのはそんな時で。>>172 長い前髪を躍らせながら、通が呟くもんだから、]
(185) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[高校3年の、今年。 もう恋愛のネタは何も持っていないわたしだけど、 週に1回、放課後、美術準備室に向かうようになったから。
美術室のボスである、絵崎 兼(えさき かねる)先生は、 気さくで面倒見のいい、褒め上手>>0:234の、生徒に距離が近くてちょっと人気のあるお兄さん先生。 わたしが昔からお世話になってるお隣さん。
わたしとネル先生が人目を盗んで放課後に会っているという、 その事実を目撃しちゃった生徒がいたなら、変なウワサが立ってしまっているのかもしれないね。 何せここ、そういう話が好きな子供たちが集う“学校”って場所だし。
わたしとネル先生は、誰に何を聞かれても、 “実技の成績が悪かったので補習”としか答えないように、口裏を合わせている。
ひみつ、ひみつ。*]
(186) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
とーりー? なんか見えンのかァ?
[窓の外の白の手前で佇む後姿に寄って、 開け放たれた窓の外を、雪が舞い散る、外を見た]
(187) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[ 床を、蹴ろうとした。落ち る。]
──── 古辺 ?
[ まばたきの その隙間で、 古辺は当たり前のように、そこに立っていた。>>179
中途半端に、動きかけた身体を、 ぎこちなく元に戻しながら、尋ねる。]
今、なんか── なんだった?
[ きっと、また、間抜けな顔。 ぽかん と、半分口を開いて、俺は言う。
ここは、フツウじゃないね って、 薄々、気づきはじめている。ここは、どこだ。*]
(188) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[もう十分だからわたし達に日常を返して。 ついでにわたし達を家に帰して。
ああ、でも、わたしの帰る家には今はあお姉がいる。 そのことを思うと少しばかり頭が痛くなるのだけれど]
(189) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
……行こう。 わたし達みんなで文句を言ったらさすがにびっくりするかなあ。 そうだといいけど。
[もし犯人がいたらと仮定しての健士郎くんの言葉は、>>178 わたしの心境にもたいへんぴったりだ。
今度はわたし達が驚かせる番だよ。 できたらいいなあ。
かくいうわたしは健士郎くんの行動力にも驚いているのだけど。 いつもと違って率先して前に出ているよね、と]
(190) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[地面が、遠い、とおい!
あれ、ここ二階だったよなァ? それとも二階ってこんなに高かったっけか?]
ほォら、通。 危ねェから、閉めよう。
[>>179 声が震えてるよーに聞こえたから、 通の肩を掴んで、窓から遠ざけて、 ピシャッとそれを閉めちまおう]
(191) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
[ 足音、ふたりぶん。 気を緩めたら一瞬で落ちてしまいそう、で。 それをどうにか 引き戻す。
唇が冷たい。 ]
いや、逆 だって。 ………地面が無い、みたいな 遠すぎて、…無理。 [ ふたりには。 どう、言ったら良かったのだろう。 あんな光景、見たことが無かった。
真白に塗られた校舎の外。 その 下は、 奈落の底すら 見えやしない。 ]
(192) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
―― うわ、
[ ここで。 肩を掴まれて>>191、物理的に引き戻された。 脚が縺れて、一瞬だけバランスが狂う。
前髪の向こうで、窓が閉められた。 冷気だけ残った、教室の中。
心臓の音が、遅れて聞こえてきて、 ―― 本当に、こんなの 何時ぶりだよ。 ]
(193) 2017/03/11(Sat) 00時頃
|
|
―― なあ、おかしくねえ? 此処から 出られない みたいな、の
[ 聞いたところで、 ふたりは答えを知っているとでも言うのか。 そこまで 気はまわらない。
だって此処、フツウじゃないぜ。 何時もなら、 保田の顔>>188の感想を言えたのかも知れないけど。 生憎 古辺通も。 穏やかとは離れた顔をしていたし、 余裕も無かった から、 未だ震える声で ふたりに問いをただ、投げるだけだった。 ]
(194) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
[放送室に向かう道すがら、スマートフォンで時間を確かめた。 相変わらず圏外表示は消えないけど、 時計としての機能は健在だ。
とっくに授業受けている時間に教室の外を歩き回っている。 ちょっと変な気分。
もしみんなで帰れるようになったとして。 平日のこんな時間からファーストフード店とかに押し入ったらさすがに悪目立ちする予感。 外でかまくら作るのが一番無難だろうか、やっぱり。
こんなことしてるどこかの誰かさんも、 謝ってくれたら混ぜてあげよう――― そんな現実逃避の時間はあっさり終わり、 結局放送室にも誰もいなかった]
(195) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
なー、なんかおかしくねェ? それ、電気も、消えねえんだろ?
……おまけになんか、笑い声まで聞こえるし。
[『はははは。ふふふふ。あははは!』 何重にも聞こえる笑い声は、 まるで文化祭の時の騒めきみてェ。
何でそんなもんが聞こえるんだろ、って。 微かなノイズ交じりのそれは、なんだ?放送?]
(196) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
ナハハ。地面が無いわけねェって。 出られないわけも、ねェだろ。
階段下りて、帰っちまう?
[なっ?って、那由多と通と水野を見回して。 震えた声のままの通の背中をぽんと叩いて。 ヘラヘラ。いつもの調子で、笑う。笑う]*
(197) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
「 なんで、兄ちゃんは平気そうなの? 」
[ 弟の賢二が 涙でぐしゃぐしゃな顔で、 咎める声を思い出す。
―――――― それでも俺は、笑ってた ]*
(198) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
── でられない ?
[ 反復。
古辺の言葉は、やっぱり非現実じみている。]
だけど、みんな、 帰るっつって、出てったじゃん
あいつらは?
[ 多分、そう言ったあたりまで、 あまりに、畳み掛けるように起きる異変に、 俺の頭は、あちこちの動作を止めていたに違いない。
理一もまた、おかしい と言う。 電気が消えないのも、笑い声も。 声?]
(199) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
―2F廊下― [>>169入間の表情が、 揺れて、強張る、息がつまる。 相対する能久は一度、苦しげに眼をそらした。 吹き付ける雪は、窓すら白く染めていく。]
…――、……ちがう、みたい。 ちがうんだ、……1階、外に出ようとすると、壁みたいなのに、阻まれる、って
[陰る視線をいちど、幼馴染のほうに向けてから、改めて入間と大和を見た]
……あと、窓の下は見ない方がいい、よ。 おかしいんだ、今の、ここ。
(200) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
…………ごめんわたしにも分からない。
[お手上げのポーズ。>>180 そもそも放送室だってあんまり入ったことないし]
でもこれだけスイッチあるんだし、 順番に押していけばいずれは止まるんじゃない?
[ね? と健士郎くんとささらちゃん、 双方の様子をうかがって。 やがてスイッチのひとつに手を伸ばすして、押し込む。ぱちん。
―――何も起こらない]
(201) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
|
[ そのとき、ようやく。
なにか、ざわめき。ノイズ。 その程度にしか認識していなかった ソレ が、 幾重にも響く、ひとの笑い声だと気づく。
……どうしてだろう。
なんか、これだけ色々おかしなことがある中で、 それが、一番だめだった。悪寒。
強張った表情で、声の出処を追えば、 そこにあるのは、ただのスピーカーでしかなくて、 ただのスピーカーでしかないそれを、 凝視 する。 きもちわるい。]
(202) 2017/03/11(Sat) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る