241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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全
[──数多のブタを取り逃し、
時には踏み台にされ、時には避けられた
男たちのたどり着く先とは……────
──────────────エーックス]
─ 巡り巡って→スタジオエデン ─
[段々と物理的な手段になってきたパートナーは
ついには走り出して…また逃げられた。
次第に下がっていく周囲の気温と
生き生きとしたパートナーの姿にギャップを感じて
なんだか妙に嬉しくなって、頬が緩む。]
[先ほど逃がした個体とは違い、
今度発見した個体はすやすやと眠っていた。
これなら大丈夫だろ?と手を伸ばし──【28(0..100)x1】]
あ っ…… 。
[寸前、ぱかっとブタが目覚め
寝起きとは思えない早さで飛ぶように逃げた。
すかっと空をきった手のひらを呆然として見つめて。
すんでのところで逃げたブタは、1へ。
1明海珈琲店
2蕗之原モール
3フキノハラ駅]*
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[向けられた殺意>>191に、一瞬怯む。 飛んで来た巨木は勢いが殺され、避ける事が出来たけれど……]
…………は?
[”アイツのための世界”?]
”アイツ”って、……誰?
[黒牧の耳が聞こえない事を、俺はまだ知らない。]
(197) 2018/05/26(Sat) 23時頃
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[身体が牛に変化した黒牧が放った衝撃波>>196で、思いっきり吹き飛ばされて転がるけれど……
むしろ、相手が人間の姿から変質した事によって、余計な迷いが抑えられる。
慌てて立ち上がって、それでも…… それでも気になった。 ”アイツ”って、誰だ?*]
(198) 2018/05/26(Sat) 23時頃
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── 巡り巡って、スタジオエデン ──
[ おとこは、脳内で色々な豚料理を考えていた。
いったいどうしてくれようか。豚しゃぶも有りか。
そもそも彼奴は一度凍らせて、
冷凍豚にしないと気が済まない。
パートナーの健闘もむなしく、
( ── 焼き豚も有りだな、 )
明海珈琲店へ逃げた子豚を自分が追い、 ]
── 明海珈琲店 ──
[ へ、たどり着き
手を伸ばして、恐らく69(0..100)x1秒後、
─── 地響き、 ]
── 、っ なん、だ
[ バランスを崩した。
子豚も追ってきた人間と、
遠く、建物から響き渡る音と変化に驚いたのか、
ぴゃっ、と逃げて そのまま消えてしまった。
振り向いた先は職場である蕗之原モール、
── だけれど、 ]
………、
[ 庭園のある場所だと、直ぐ分かった。
彼処が崩れて、── 彼処だけじゃあ無い。
近隣全てが崩れている。何故?
二度死んで、どんな状態になっているかも知らないが、
此方にも伝わってくる光景に、
碧は焦りの色を宿して、
只、モールの方を 見ている* ]
|
[先程感じた殺意>>191そのままに、黒い牛は此方に突進してくる。>>206]
転べ!!!
[叫んで、迷う事無く逃げ出した。 ワレンチナには笑われたけど、”縛りプレイ”の良い所は、選択肢が少ない事だ。 少ないから、迷わずに済む。 敵がこっちに向かって来たなら、迷わずに背を向けて必死で走って…… 衝撃波>>206で前のめりに転がされながら、パートナーの声>>207が聞こえた気がした。*]
(211) 2018/05/26(Sat) 23時半頃
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──東エリアへ──
やったじゃないか!
私もまた見て回ってみる
[ ジリヤからのテレパシーに、
そう返事をして、ニーナはまた歩く。
アテがあるわけでもないが、
それは今さらのことであるし、
キョロキョロと周囲を探るように、
地道に歩みを進めて行く。
相変わらず、他の参加者の姿はなく
なんだか、一度目の死のあととは違って、
あまりにがらんとしているのが奇妙だ。]
……あのさ、
ピグノイズだけじゃあなくって、
もし他に脱落者を見たら教えてくれる?
特に、もしマユミさんに会ったら
行き先を聞いておいてほしいんだけど……
[ そんなメッセージを、
追加でジリヤに送った頃合い。
RG──本当の世界、と呼ばれる場所では
家族連れや恋人たちが
楽しそうに吸い込まれて行く場所に、
ふと、丸い影を見た気がして、
ニーナはばっと顔を上げた。]
──東エリア/マナマリンパーク──
……もしかして?
[ ととと、と後をつけるように小走り。
やはり、案の定! 見つけたピグノイズに、
ニーナはその勢いのまま、
がばっと両手を伸ばして──、
42(0..100)x1 *]
ー 南エリア・御沙霊園 ー
[早すぎるせいであっという間に見失って行方が分からなくなり、再びしらみ潰しで探していた。
中央エリアと西エリアを行き来してばかりだったから、次は南から回ってみようか…なんて具合で。
橘も無事にピグを捕獲出来たようだし、自分ももう少し頑張らないといけない。
しかしこう、上手く見つけられないというか……]
あー……あれか?
[自分の意思でここに来たけれど、なにせ霊園なんて場所だから。
いない……と思ってたところに、いたのだ。
丸っこい子ブタくん……ちゃん?が。
しかも、まだ気付かれていない。]
(今度はもっと慎重に……)
[今度は自分は動かず、影だけをピグの元へと伸ばしていき……49(0..100)x1。]
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[前のめりに転がって、何度か回転して、壁に激突して身体が止まった。 軋む身体を無視して立ち上がる。 突き当り。逃げる方角は、エスカレーターを下って下しかない。
相手を見ずに転ばせられるとは思わなかったから、黒牧に向き直って、背中で壁沿いにエスカレーターを目指す。
圧し潰されそうになって間一髪逃れるワレンチナ>>219と…… 黒牧に駆け寄る、翔也の姿>>220が見えた。*]
(224) 2018/05/27(Sun) 00時半頃
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うっ…………
やっぱりだめかあ
[ 勢いだけではダメらしい。
ぎゅっと奇妙な声をあげて
パタパタと1の方へ逃げてった。
1.JUN-SHOCK 2.バナナストア 3.キリエ駅
ううん、とニーナは項垂れて、
追いかけるように、北のほうへと。*]
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[黒い牛が呟く>>229]
あおい……あおいちゃん!!!
[少し考えれば分かりそうな話しだった。 自分だって、今日のミッションメールの文面を見て、あおいちゃんに会いに行ったのに。 彼は……黒牧は、あおいちゃんのために、この世界を壊して新しい世界をプレゼントしようとしている?]
…………
[脳裏に過るのは、人を殺せなかったと悔し涙を流す彼女。死んでしまえと何度も何度も叫んでいた彼女。]
(231) 2018/05/27(Sun) 00時半頃
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バカ野郎!!!!!
[気が付くと、声の限りに怒鳴っていた。 目の前の”人間”の、あまりのバカさ加減に、頭が真っ白になるくらいの怒りを覚えて。 未だ声が聞こえないと知らない自分は、ただただ大声で、怒鳴りつけていた。
言ってやりたい事は山ほどあるけれど、黒牧は動きを止めて>>230、自分は気が付くと、彼に向かって駆け出していたけれど。 転倒して痛んだ身体では、ワレンチナを止めるのには、間に合わなかっただろう。*]
(233) 2018/05/27(Sun) 00時半頃
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[……不意にこちらへ振り返ったピグに影が見つかり、自分の存在もバレた。]
あ……な、何もしな…
[『ぴぎぃー!?』と、こちらが言い切る前に2の方向へ猛ダッシュで逃げられてしまった。
1.オシリスカメラ
2.木徳図書館
……自分は気配を消すのが苦手なんだろうか。]
……いや、そうじゃないか。
[この影だって、自分だ。
それを使って目標に接近なんて、自分で歩いて近付いているのと変わらないような。]
["笑顔"で平静を装おっても
心の中では変わらず傷付いたりしていた。
自分がいくら無愛想な顔でいようと
影は嫌な事象に反応し攻撃的になった。
心の傷を隠す"笑顔"
負の感情を如実に反映する"影"
生前の自分と、今の自分は何も変わらない。
隠せているかいないかの違いだけで、変わらないんだ。
……何かに向き合うという事が、苦手なままなんだ。]
……探しに行くか
[どの方向に向かったのかは分かるが、向かった場所は予測までしか出来ない。
ゲーム終了が近いなんて知らずに
またピグを探しに向かうのだった。]*
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[二人分>>239、ワレンチナの、その言葉を、聞いた。*]
(247) 2018/05/27(Sun) 01時頃
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