191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ 伸ばした手に、あれは、なんだったのだろう。
硬いウロコ? なにともつかぬ異形のモノ?
とにかく、ただ、手を伸ばして、掴もうとして、
やっと、なにかに触れたんだ、と思った。
── そして、落下。
必死に掴もうとした、その化物に、
巻き込まれる、みたいに。]
── っ !!
[ 翅、を、広げて。
たぶん、最後の悪あがき、ってやつ。
少しでも、衝撃をやわらげようと、試みつつも、
蛾 のようななにかもまた、地面に落ちた。
結局、翅以外は、人間だから、
硬い地面に打ち付けた身体のどっかしら、
うまく動かせないのも、仕方なかろう。
それでも、這うようにしてでも、
あきらめの悪いおれが、再度、
べたん と、その、異形に、手を伸ばしたのと、
見上げた先、きみが、きみの司る剣が、
光 みたいに、見えたのは、ほぼ同時だったと、思う。*]
[ すこしでも、きみの役に立てたんだろうか。* ]
.
[さらに触れられて、身動きひとつできない僕に、
降参が突きつけられました。
その顔を見上げることもできませんでしたが。]
そう、です、ね。
殺そうとしても、きっと貴方がたには殺せない。
それだけの自負は、あります。
[ただし、今は。
力を使い果たしてしまって――こんな感覚、初めてで、どうしたらいいのか。]
もう、十分です。
この短い間で、十分に見せてもらいました。
僕が知らなかった、可能性を。
[僕が感じたものが、全て間違いでなければ。
こうして戦うことができて良かったと、結果的には思うのです。
実際に向き合わなければ、知ることのなかった“せかい”。]
……降参しましょう。
ミッションは、達成されました。
モリ区の未来を、もう少しだけ、見てみたくなりましたから。
[地に伏したまま、つい笑いが零れました。]
そして、――ありがとう、ございました。
[傷付きながらも、恐怖を前にしても、
消滅の運命を突きつけられても、それでもなお、
立ち向かうことを諦めなかった、皆様に。
心からの感謝を告げて、僕の姿は“夜羽 仙寿”へと戻ります。
間もなく、ゲームの終わりが、訪れるでしょう。*]
……こちらこそ、ありがとうございました。
[降参を認めた彼は、上品そうな人の姿に変わったので、
僕も頭を下げて、兵隊の剣を収めました。
そして、幼馴染の元へと駆け寄って、その怪我の度合いを確かめたでしょうか。
あちこち打ち付けてはいるようでしたが、
それでも、酷い怪我ではありませんでしたので、]
ルイ、……良かった……!
[ようやっとその時、僕は安堵したように、表情を緩めたと思います。
そうして、ぺたり、彼の傍に座り込んで、
彼に向かって、笑いかけたでしょうか。**]
[ 地面から、空を背負った、きみの顔を見ていた。
光を背負って、表情は、よく見えなくて、
ただ、なんとなく、
きみが、泣いてないといいなあ、って、思った。
「ミッション」「達成」の、たったふたつの言葉が、
行く先を、示している、んだろうなって、
こみ上げるのは、安堵、だろうか。
”今度こそ”、きみの力に、なれたのかな。
きみを、守れたのかな。おれのせいで死んだきみ。]
[ おれは、今更ながら、
火傷や落下のダメージに、地面に転がったまま、
肩で息をして、日頃の運動不足なんかを呪った。
なぜか吐き出された礼の言葉の、
意味するところは、いまいち分からなかったけれど、
きみが褒められているようで、おれは誇らしくなる。
その姿が、ヒトらしいソレに戻ったことも、
気づくことは、なく。]
……ネル、
[ 正直なところ、
きみが傍に来てくれて尚、
立ち上がらなかったんじゃなくて、
立ち上がれそうにもなかったのだ。
疲れ、か、怪我のせいか、なんだか、分からない。
でも、きみが来てくれたって、そのこととか、
熱に焼かれた頬が引きつって、
うまく表情をつくれる気は、しなかったけれど。]
── おれの、パートナーになってくれて、ありがとう。
[ たぶん、こどもみたいに、笑った。*]
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