191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ きみは、ずうっと昔、
並んで絵本を覗いたときや、
一緒にビデオを見たときや、
三人のおもちゃの兵隊を見たときみたいに、笑った。
頷こうとしたおれの顔には、赤い血が飛んだ。]
[ ……なんにもない、この世界で、
どうせ、十年ほども、死んでいたようなものだった。
唯一、おれは、きみの世界で、息をして、
おれを生かしてくれたのは、きみだったのだ。
きみの本は、生きる理由、世界の意味、そのもの。
── だから、今度は、おれがきみを取り戻そう、って。]
.
[ ── きみが、崩れ落ちるのを見た。
そのとき、おれが、どんな顔をしていたのか、
なんて、おれにわかるはずもないけれど、
きみの背後から現れた化物と、
静かに崩れ落ちていくきみと、
おれは、どうすればよかったんだろう。
きみに手を伸ばそうとして、脳裏を過ぎったのは、
どうしてだか、真っ赤な傘と、短い言葉。
── 触れてもいい?
なんて、聞けるはずもなく、
ひどく、指先が強張っている実感だけがあった。]
[ ── そして、それを最後に、世界は暗転する。*]
.
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[お気にいり、なんだけどなぁ。 剣相手じゃ、そもそもリーチの長さも違う。 倒されるのは、想定内>>63
そして、 こっちに飛んでくる刃物だって、やっぱり、それだけ。>>65 脚は止めずに、片刃の剣を、傘で思いっきり弾いて向こうに返してあげるの。 丁度、男の子に、斜め上から降って来るんじゃないかな。
不良の喧嘩以外は、長いことやってなかったけども、 あの子から教わったこと、ちゃんと覚えてたみたい。]
(@20) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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|
あはっ そういうの、大好き。
[逃げられてばかりもつまらないから、 ちゃんと遊んでくれる子と会えたら、それはテンション上がっちゃうもので。>>71 でも、「飛べる」「ノイズを生む」だけって思われてるみたいだから、 少しだけ、サービスしちゃおうか。
傘の先、 石突を、2(1.男の子 2.女の子)に向ける。 歩いて、ある程度距離を詰めている状態から、 柄を、ぐっと握って。]
(@21) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[石突が、女の子の右の太ももへと、突き出される。]
(@22) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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―Barメメント―
おう。ばっちりオッケーだ!
ハーゴンダッツまであったからエネルギーチャージは完璧。
……そうだな。
それじゃ、俺らと、この街の最終決戦。
行くとする…か……
[皆方に合わせてカッコつけな言葉を発した直後、叔父の姿が変わっていく様子に目を丸くする。]
え…?
すげー……
輝にい、そんな変化できたんだ……!!
[最初は腕。それから胴体。
毛皮に包まれ、骨格が変わり…]
大きい、狼……
[変化を最後まで確認してから、改めてふかふかの毛皮に手をやった。
もふもふ。もふもふもふ。]
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[私が動いたわけじゃない。 本当は、傘を伸ばしただけ。 しっかりを柄を握って、傘全体が大きくなるイメージ。 そうしたら、傘の先は、のところに向かう。それだけ。
でも、一気に大きくした分、石突の進むスピードも速いから、 モロにくらっちゃったら、とっても痛いかもね。 今はまだ、普通の傘を硬く頑丈にしただけだから、刺さったりはしないけど。]
[あとは、当たっても当たらなくても、 男の子の脇腹に向けて、傘を振りぬくつもりだけど。 出来そうにないなら、そうせずに、駆け出そうかな。 傘は、元通りにしてね。]
(@23) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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ヤニクは、>>@23 「のところ」→「女の子のところ」
2016/06/18(Sat) 00時頃
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― カフェぱせり前路地 ―
[ヴァニタスコロシアムからスカイタワーへは恐らくこのルートが一番手っ取り早いと考えて、初日、彼女と“契約”をしてから一番最初に向かった「カフェぱせり」までの道を歩く。]
…。
[そう簡単には進めないだろうな、と考えてはいたけど。 案の定というべきか、店の前の道には壁が張られていた>>@9 さらに遠目から伺えば、先日見かけた小柄な死神の子と、サメとクラゲのノイズが漂っているのも確認できる。]
(72) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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…。
[さて、どうしようか。 少し悩んだものの、このままここで時間を潰していても埒があかない。]
『行こう』
[彼女に声をかけて、死神の子のほうへ歩を進める。 途中、ノイズたちが襲ってくるようなら此方もそれに応じるだろう。*]
(73) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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(よし、背中のれ。)
[狼の声は圭一には聞こえるだろう。
あとコンポーザーもきっと万能なんだし]
(お前には、上手に当ててもらわないとな。
あと、トリも探すぞ)
[協力は必須、それは自覚あるがゆえ
そのほかにも怒鳴組やルイネル組がこちらにきたことは、まだ、しらない。]
── 7th day?:スクランブル交差点 ──
[ そうして、おれは目を覚ました。
勢い良く身体を起こして、きみを探して。
自分の置かれた状況と、
”脱落者へのミッション”に気がつくのは、
あと、ほんの少し、あとの話。*]
うるせえ。
死んでから体面気にしてどうするんだ阿呆。
[馬鹿者、と小津に罵られれば。
にやりと笑って、横柄な口調でそう返す。
やられっぱなしは性に合わないのだ]
世界で一番美しい、もの……。
[小津の言葉に、頭上に渦巻く煙を見遣った。
美しいものを美しいと感じる心。
それを失ったと、確かに小津はあの時そう言った。
小津も、このコンポーザーに対して怒っているのだ。
その言葉の意味を、怒鳴は噛みしめた]
[店内を煙の金魚が悠然と泳ぐ姿を、
怒鳴は呆然と見遣る。
それは美しい、白銀の舞い。
まるで、御伽噺の一幕のような。幻想的な光景]
……すげえ。
[素直に、そう声を漏らして。
思わず目の前で泳ぐ金魚に手を伸ばせば。
ばちんと金魚は宙で跳ねて、怒鳴の掌をすり抜けていった。
小津の合図と共に、金魚たちの動きが変わる。
早く、不規則で、先の読めない軌道を描くそれに。
目が回りそうな感覚すら覚えて。
凄まじいまでの、金魚たちの猛攻]
[思わず膝を叩いて叫ぶが。
次の瞬間には、怒鳴は驚愕に顔を歪ませる。
傷だらけの“クマ”が、“龍”へと姿を変えて。
カフェの天井を突き破って、舞い上がっていく光景を。
ただ怒鳴は、呆然と見送るほかなかった]
……は、は。嘘だろ。
ドラゴンになりやがった、ぞ。
[掠れた声を出して。
まるで神話に出てくる神様のような理不尽さ]
小津。俺らは、もしかしなくても。
とんでもねえモンを敵に回しちまったみてえだな。
[穴の開いた天井を、見上げた**]
ひゃっ!輝にいの声で喋った…っ
って、輝にいだから当たり前か。
乗る?背中に?
[恐る恐る背中に跨り、首にぎゅっと捕まってみる。]
あ…意外と乗りやすい。
えぇと、やる事は二つ。
協力してくれそうな俺らみたいなのを探す。
コンポーザーを探す。
見つけたら、皆で倒す。そういう事だな。
[体勢を整え、狼に騎乗した状態で、現状を確認。
耳元で話しながら、了解と頷く代わりに頭をこつんと狼の頭に合わせた。]
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[ なんにもできないってことは、 パートナーを巻き込むことも無いって、 そのはず だったのに。 ]
(74) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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[ 弾かれた剣は、 "どうすることも出来ずに"、 パートナーの斜め上から振ってしまって。 咄嗟に きりはらくん って、 叫ぼうとした、
――― その時だった>>@21>>@22。 ]
(75) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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えっ
[ まさかそんなことが って。 その まさか が起こるのが このせかいなのに。 石突きが飛んで来るだなんて、 これっぽっちも想像できなかったから。 反応は 遅れた。
咄嗟に出した剣の盾。 種類まで考えきれなかったから、 石突きの威力に負けて、薄い刀身が砕け。 粒子となって消えて。 ―― 痛みが 文字通り 走る。 ]
(76) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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――― っぐ 、
[ 取っていた手が 離れて。 石突きのスピードのままに、後退。 抉られた とか。 刺さった とか。 そういうものは無かったにしろ、 今まであまり――それこそ 熊相手しか、 大きい攻撃を喰らってなかった己には、 相当な 痛みで。
赤く痕の残った太股を押さえ 蹲る* ]
(77) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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[喧嘩のときにも、よくやるの。 本当は、付け根の辺りを裂いてあげるのが一番なんだけどね。 足に、一発入れてあげたら、 そしたら、痛みで動かしにくくなるでしょう。 まぁ、痛みに慣れてるとか、根性論とかで、どうにかする子もたまにいるけども。
ちゃんと、太ももをとらえて>>76 次の一手を、女の子が阻むことはない。そう察すれば、男の子の脇腹に叩き込もうって、振るうの>>@23
狐は、いなされてもまた挑んだ結果、切り捨てられちゃったから>>69 また、新しいの出すべきかな。今は、しないけど。]
(@24) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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―7th days?:スクランブル交差点―
[最後に見たのは、今にも泣きそうな顔をした幼馴染で、
大丈夫だよ、なんて、幼い頃のように手を差し伸べることもできず、
僕の意識は急激に沈んで――。
それから――?
がばり、と身を起こして、周囲を見渡せば、
最初の日とは違って、
きっと、そんなに遠くない場所に、彼と――
それから、遠くの空の“何か”が、見えたかもしれません。**]
|
[弾かれた剣は、自らの方へ飛んでくる。 そちらを見つつ、相手の死神も見つつ。 どう動くべきか思案していた。
そうしていると、石突きが、彼女に突き刺さる。>>76]
剣を、砕くか。
[動揺はさほどない。 どちらかと言えば、里佳が怪我した。 ……そちらが重大なのだ。]
(78) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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[弾かれ、飛来してくるサーベル。 それをつかめば、素早く握り直して、振りぬかれる傘を弾く。>>@23]
元参加者なんだろ? サイキックが使えるってこと自体は考えたさ。
切り札は最後までとっておくものだぜ。
[そう言うと、もうサーベルをもう一本作っての二刀流。 その出で立ちで後退した彼女の前に出る。>>77]
(79) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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剣を砕けるってのなら相当な威力だが。 それでも、不意を打って砕いたんだ。 なら、強度ではこっちに利がある可能性はあると思わないか?
[二刀流は本来、短い刀と長い刀、二種類の刀を使って戦うのが元来の流儀だと聞く。 創作物で二対が同じ剣なこともあるのは、統一感というか。 ただ見栄えの問題で、実用性は考えられてないが。]
俺は、これでいいんだ。
[本来偏りが出るからこそ、二種類の刀を使うのだ。 つまり、偏りの出ない無欠であれば。 ……さほど、問題とならない。]
(80) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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[問題があるとすれば唯一。]
まぁ、大好きという割には。
良くも俺を狙わなかったもんだ。
[少しばかり、好戦的になりたくて。 時間のことを忘れてしまいそうだな、ってことだけだ。*]
(81) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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