279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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情報を消去して く だ さ い。
[その水の換水が落ち着いた後、やや要望を強調された表示が出された。どう思ってそう表示しているのかさだかではないが、恥ずかしい、とでも思ったのかもしれない。]
(144) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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[ そこにいたのはヘリンとアーサー。 あるのはman-juとヘリンの淹れたコーヒーらしい。 拙い発音も彼>>137の気に障ることはなかったようで、身を倒す挑戦はそう長くは続かなかった。 アーサーに大丈夫だった? と心配する声をかけつつ、ヘリンの手元のカップを見つめる。]
きょ うは、 へりん が いれた、 の? このまえ 、は、 こー た、だ った。
[ その彼も探していたモナリザもここにはいないようだった。 両者とも白い箱の君と行動を共にしていることは知らないまま、個室で休んでいるのだろうか、などとその姿を思う。 そんな思考もすぐに手元へと戻ってくる。]
ぶ っさ、 ちゃん ……?
[ ヘリン>>139は最初に己の名を呼び、次いでもうひとつ名のような音を紡いだ。 しかしそれは己の知るアーサーとは異なる響きで、彼女の母国語だろうかなんて考えの下、ぶっさちゃん。と繰り返してみた。]
(145) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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[>>122 換水のついでに、水から、ぺぺぺっっと取り出しやすいように吐き出された4、5個の穴の開いた青い小石が、ひとまず、コータの手に渡った。4、5個集まっても、成人男性の掌に容易に収まる程度の大きさしかない。]
分離したスプスプイは まとめて ひとつにお持ちください。
[使用上の注意、的な表示が出された。
水の外に出されたそれらは、自分から動く気配はない。軽く目視する限りでは、まったくただの石だった。 穴があいているからなのか、思った以上に重量は軽い。]
(146) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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[ 己もまた、猫という種族には詳しくない。 ヘリン>>140の声に何の疑問も持たないまま頷いて、アーサーにお先にどうぞ。なんて純粋に声をかける。]
のむ ときは、 さめて る かも だけど、 おいし く、 いただく ね。
[ 己はフェイスカバーを外せない以上、今回も持ち帰りとなるものだから。 申し訳なさそうな、あるいは寂しそうな声は、ガスに覆われてその感情さえ朧にした。]
(147) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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─ 廊下 → 談話室 ─
ああ、甘いのは、とても良いことだ 大抵の争いはそれで収まるぞ
[ 疲れた時の栄養補給にうってつけ! それに気持ちが波立つ時にも鎮めてくれていた …"man-ju"について考えていたら食べたくなってきたな
ことわざのいりょくすごい。 ネコの手では数は数えられないから 折り曲げた指>>129に合わせるように 尻尾をゆらぁりゆらり ]
(148) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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コーヒー!吾輩も好きな飲み物だぞ 眠気覚ましによく飲んでいたなぁ。
モナリザが詳しいのか …ああ、確かに知ってそうだなぁ
[ さて、モナリザが今何をしているのかは知らないままに、確かに、と頷いた。
そうだ、一人で分からないこと、二人で分からないことは 三人目に頼れば良いだけのこと。
それに、まだ宇宙クラゲが乗り合わせた「可能性がある」だけだしこの船の船員も動いてくれているだろう
…そう思えばかなり気は楽になった フェイルカバーに身体を寄せて安心したように景色を楽しむことにした
普段と違う視線から見る景色は何だか可笑しかった ]
(149) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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─ 談話室 ─
[ 扉を潜る際には上部には余裕があったが思わず身を縮めた
その後談話室の中を見渡したが 今は少し高い位置にいるので偉そうな表情も3割増しだ ]
うむ、三人寄れば"man-ju"の知恵なら四人寄れば…
[ 何かすごい"man-ju"の知恵が手に入るんだろう、うん …と思った辺りで肩が揺れた>>136
"おっと危ない" 全然危なくなさそうな口調で ひょーいとテーブルの上に飛び降りた ] ありがとな なかなかに新鮮な体験だったよ
[ 上空のシルクへ向かって ]
(150) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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おぉ、コーヒーがあるか。貰おうか
[ と言いつつもあんなに好きだった筈のコーヒーの香りが 今は胸の悪くなるようなものに感じられて
飲んではいけない …そう身体が警告する意味を自身はよく理解していなかった ]
…とそれから"man-ju"女も居たか ぶっさちゃん?誰の事を言っておるのだ?
[ シルクと一緒に入ってきた吾輩しか選択肢が無いのだけども!? じーっとジト目で見つめた
もちろん居るのは入った時から気付いていた ヘリンという名前もばっちり憶えている
まぁ単なる意趣返しというやつだ*]
(151) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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>>146 そっか、わりぃな。もらっとくよ。 …こいつ、どうやって泳いでたんだろうな。
[ しげしげと穴を覗き込む。どことなく剽軽な目と口にみえなくもない穴は、視力があったりするんだろうか…?などと眼窩と見つめあいながら思索をひろげる。 ]
さて、もうしばらくで給水も済むだろ。俺はちょっと給コーヒーしてくる。
(152) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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ちーっす。コーヒーメーカー空いてる?仕事の後の一杯〜
[ がちゃ、がちゃ、と作業服を鳴らして、給湯室の扉からぬうっと入り込んできた。 ]
(153) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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一日一回。 撫でくりまわしていいのよねぇ(>>151)
[ぎゅ。 っとそのまんまるい顔をおにぎり固めした後、文字通り撫でくりまわしながら、""man-ju"女"も、猫ながら良いネーミングだと思っている。]
"man-ju"まだあるわよ。シルクも食べてね。*
(154) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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― 談話室 ―
[ 眠気覚ましにコーヒーを飲んでいたというアーサーに、一瞬研究者の皆のこと>>0:226が重なった。 道中、己に様々な文化や知識を教えてくれた皆のことを話すこともあっただろうか。 ひとりで不安だった道のりも、ふたりで進めば少しだけ怖くなくなるような気がした。]
どっ 、うい たしま し、 て。
[ 身軽なアーサーの身体>>150が肩を蹴ると、そのしなやかな脚力に身体が一方に傾いた。 先程は自ら傾けていた為取れたバランスも、咄嗟のことにやや揺らぐ。 トルドウィン>>137の腕を借りられたなら、ほっとガスを零した。]
ぼく も、 たのし か、った。 おなじ めの たかさ、 たぶん はじめ 、て。
[ 華麗に着地を果たした小さな影は、顎が首に食い込まなければならない程下にある。 その差がほんの少しの間零になった。 だからありがとう、と。距離の空いた手を振る。]
(155) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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承知した。
[蜜はお願いしていい?>>138と言われれば、ひとつ頷く。 いつ空腹を覚えてもいいように、蜜チューブは腰から提げたポーチに常備されている。]
そのようだ。 わたしは飲んでいないが……man-juと一緒に飲んだ方がいいかもしれない。
[ヘリンが淹れたのか>>145、という疑問符には自信なさげにそう答えた。実際飲んでいないので、その威力がいかほどのものなのかは知らないのだ。]
(156) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[ 先程の話を聞いていたのもあり、アーサーの反応にはやや疑問を覚えたか。 しかし言葉では喜んでいるようだから、疑問は言葉として表出するには至らない。]
まん じゅー 、おん な。
[ また新しい響き>>151が現れた。 ふたりとも多くの言葉を知っているんだなと感心しつつ、聞き覚えのある”man-ju”を頼りに想像を膨らませてみる。 man-juの知恵。あまいのはいいこと。
……。]
…… へりん は、 あたまが い、い?
[ 賢人という結論が出たようだ。 すごいね。などとのほほんと告げて、ヘリンのman-juを有り難く頂戴しながら、的が逃げ出す外れっぷりを晒す。]
よにん 、 いて、 まんじゅ うも、 ある。 これ で まん じゅー の、ち え?
[ 分からないことも分かるようになるのだろうかと、不安と期待が燻んだ瞳にこぽりと滲んだ。]
(157) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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…ふぅー。こんどはman-juが怖くなってきたな。 Hey!ねえさん、おかわりあるかい?
[ アツアツのコーヒーを、ちびちびすすって一息。ラジオで聞いたことのあるショートショートをなぞって冗談をとばしてみる。 ]
…と、冗談はさておき、こんな小さな乗客もいたんだな。 コーヒーいけるくちかい?
[ そういうことなら、と淹れてやる。]
(158) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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むむむ、確かに言ったけどもーー
[ 遠慮なく撫でくり回されながら>>154 此方も遠慮なく仏頂面を浮かべていた
約束は約束だから逃げることはしない 尻尾が抗議するようにヘリンの手を叩いていた
ぴしぴし ]
(159) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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─ 少し前 ─
我々も敵対を否定します。 要望の合致は安定を招きます。 歓迎します。
[>>142 モナリザには、友好的姿勢が続いている現状を肯定しているらしき表示が提示された。
>>143 また一方で家電ですか? と聞いた洗濯機への、ヒューマノイドの回答に、ドラムの中で回る渦が深くなる。]
人間の隣人。 … 考えを回転させる言葉です。 人は、隣人に なにを求めますか? なるに必要はなにですか。
[疑問が挟まれる。或いは、『隣人』に、興味があるのかもしれなかった。]
(160) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[>>143 洗浄についての協力の要請には、ぽ。と泡の音があった。のち、]
洗浄の能力の貸与を承知しました。
同志より要請をいただければ、 最優先で介助、協力をします。
同志との約束を登録します。
[と、表示が出された。]
─少し前、ここまで─
(161) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[ 咄嗟に掴んだせいかやや棘に触れた気もしたが、厚手の生地には僅かな痕が残った程度だろう。影響はないはずだ。 むしろ痛くなかったかとトルドウィンを労りつつ、アドバイス>>156には素直に頷く。
手を離して、自浮して。 ヘリン>>154にも勧められたman-juは、既にコーヒーの隣にあった。]
おみや げ 、って いうん でしょ 。 あと での、 たのしみ に、 する。
[ 苦味に対する拘りも影響も薄い故に、警戒も抵抗もない様子でふたつの形を眺めた。]
(162) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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やだ。(>>157) ブッサちゃんになに吹き込まれたのシルク。
[あたまがいいと言われれば悪口ではないのだろうが、あからさまに不機嫌そうなブサネコの顔を覗き込んでみる。やはり不機嫌そうだった。やがて名残惜しそうに撫でくりから解放する。]
あるわよ。たくさん飲んでいいわよ(>>158)
[と積極的に勧めつつ反応を伺ったけれど、コータには普通のコーヒーだったようだ。彼の味覚についてある烙印が押されたのを、彼は知らないだろう。**]
(163) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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man-juの知恵かぁ。 そんな立派なものがあったら、水道管しらみつぶしなんてしなかったかもな。
…ねえさんは、あたまよさそうだよな。 クラゲ退治して次の星についたら、なにをすんだい?
[ シルク>>157 の何気ない一言に頷き、ついでに聞いてみた。知的な雰囲気はキャプテンに似ている。どこか、自分や那由多パイセンとは違う教育を受けている気がした。]
(164) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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[飲料水地区に辿り着き、給水を行うスプスプイを見守る。 換水でどういった反応、影響があるかは未知数だ。観察を要する。 現に、翻訳機に異常が出ている>>141。]
振動、水流、気泡による発語のため、強制的に発生した水流による不具合と推測。 換水の際に本不具合が発生する件、注意事項として記録します。
不具合の検知です。記録を要します。 通常時は参照される情報ではありません。ご安心ください。
[>>144情報の消去を求められたが、ヒューマノイドは照れや恥じらいを読み取れず、メモリーに記憶した。 こういうことが起こりうる、というメモのようなもので、発語した内容の記録はされていない。]
(165) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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…あ、放送の人
[ がちゃがちゃと何かがぶつかるような音>>153と共に 放送の声と同じ声が聞こえ振り返った
放送の内容について訊こうと思ったけれども 話しかけてくれる気さくな声に半ば流され ]
ああ、コーヒーは好きだ 特に甘いものとブラックコーヒーの組み合わせは最高だね
[ ふんふんと頷きながら答えた それは以前までよく好んでいた組み合わせだった ]
(166) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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[見た目より重量があるのか筋力故か、男の体はシルクが掴まってもびくともしない。多少力を込めて掴まれた程度では別に痛くもないので、問題ないと答えた。痛みには鈍い方だ。>>155>>162]
man-juの、知恵。
[先程から飛び交っている言葉だ。元となった諺も知らぬので、知恵があるのか……?と不思議そうにman-juを眺めた。]
(167) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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言われなくても
[ ヘリン>>139に返すのは偉そうな減らず口 早速マグカップに用意してみた ]
……?
[ あれ?普段なら躊躇なく飲んでいたのになぁ 不思議な胸騒ぎを感じて真っ黒な液体を見つめたけれど その正体は分からなかった
きっと気のせいだろう 首を傾げつつもピチャピチャとコップの半分ほどを飲んだ
…うん美味しい。 ほら胸騒ぎなんて気のせいだったんだ ]
(168) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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トルドヴィンは、コータがコーヒーを普通に飲むのを真顔で見ている。
2020/08/27(Thu) 00時頃
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>>163 おっと、すまねえ。
[ man-juをおねだりしたら、もう一杯のコーヒーがでてきたでござる。 濃い! …のだが、これはこれで、波形を眺めるのにうんざりしていた目がしゃっきりしてきた気もする。居眠りせずに済みそうで悪くない。]
ありがたくいただくぜ。…ふむ。
[ わしゃわしゃされている猫のそばに少なめのコーヒーを置いて、自分も頭をひとなですると、がしゃがしゃと水道管を見に行った。 これだけ目が覚めれば、あの退屈な波形も観察できようというもの。]
じゃ、またな!
(169) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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…………。
[ 緊急警報。緊急警報。
M(マジで)H(吐く)5(秒前)
近隣の皆さまは速やかに避難してください*]
(170) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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[コータ技師に群体の一部が受け渡されるのを見る。 泳ぎの仕組みを問われれば、AIが思考した。]
遊泳と称するよりは、水流に任せての浮遊と思われます。 保管の際は塩水につけ、撹拌すべきと判断します。
……
[給コーヒー、の言い回しには理解の間を要したが、給水からの判断をする。]
かしこまりました。 スプスプイ様がたの給水が完了次第、水栓の停止、次目的地への介助を承ります。
ご休憩、行ってらっしゃいませ。
(171) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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アーサーは、ゲッゲッ、と特徴的な呻きが響いている
2020/08/27(Thu) 00時頃
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[ 金属音を立てて新しい姿が入り口を潜ったのはちょうどその頃だったか。 音の方へ視線を向ければ、放送で聞こえた声の主>>153が姿を現した。
仕事。 たぶん、ひとつ前にここを訪れた時なら、きっと何も引っかかることはなかっただろう。 ノイズ混じりのラジオの音声が、未だ不安の端を引っ掻き続けている。]
おつかれ、 さ ま。
[ その不安を拭う為の仕事なのだからと、努めて自然を意識して声をかけた。 ヘリンのコーヒーをねだりながらman-juに怯える姿に、ヘリン>>163とはまた違った印象を受けた。
――甘いの苦手なのかな、と。 トルドウィンと逆さまなのだろうか。両者を見比べてみるも、見た目だけでは当然判断がつかない。]
(172) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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―廊下・水道管A調査ポイント しばらく後―
ぐがぁ。
すぴょー。くぴー。…ぐがぁ。
[ 単調な正弦波が映る表示板のまえに座り込んで、高いびきをかいている技師の姿があった。近くにキャプテンや先輩の姿が見えないのは、幸いだったか。]
(173) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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