246 とある結社の手記:9
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…勇気って、なんだ?
しにたくないみんなから、一人選んで、ぶっころしてやることが、勇気だっけ?
あれ?ころすって、しなせることって…。
[いつのまにか、ぶるぶるふるえてた。かつて血を流した頭から、思い出したような流血が、額から顎まで染めあげる。]
だって、ワンダおばさんちのお魚は、遠い海からのやつも珍しくって。
火にかけるとぱちぱち、おいしい香りが漂って。
こんな事件がおわってかえったら、かえってまたお店をあけるはずだったよ。
あれ?
けど…それはできないんだ。だって。
[手近の大人に手を伸ばして、突き抜けた先でぐー、ちょき、ぱーを出す。
その手を戻して、手のひらを眺めるのにも、なんの抵抗もひっかかりもなくて。
]
結社につれてかれて、どこかで…こんなふうなんだろ?
[ 呆然と立っていると、心情の――心の籠った言葉が、降ってくる。]
ラルフは、投票用紙を見て、長い息をついた。*
2018/08/04(Sat) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 00時半頃
[右を見上げて、左を見上げた。
大人の表情はみんな、同じに見えた。このなかに人狼がまぎれていて、処刑しなくちゃいけない殺人犯なのに。何度見返しても、同じ気持ちをしている顔に、みえる。
]
みんな、気持ちはおんなじだよ。なのに、結社の知恵で、処刑をやらなくちゃいけないって決めて。
おれはワンダおばさんのことを処刑するって決めつけた。
そんなの、今みえるどの大人より、殺したがりじゃないか。
やっぱりだめだ…。だめだよ。
おれ、ばかだ…
なにが知恵と勇気だ。
こんなのちっとも勇敢じゃないし、これっぽっちも賢くないよ!
けど…もう、おそいんだ。
だってさ。
ねえみんな、きいて!
もう、こんなことやめようよ。みんなで一斉に、扉を破って逃げちゃおう。
人狼だっておれたちところしあっているくらいなら、協力してくれるさ。
……っていっても、もう、だれにも聞こえやしないんだ。
[それに、その思い付きはずいぶんまえに、大人の誰かが気が付いて、けれど無理だと考えたものでした。]
アネキ、だいじょうぶかな…
もう一度、ぎゅって抱きしめられたらなぁ…。
おれ、ひとごろしになっちゃったしなぁ…。
ごめんね…
ごめんなさい… **
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 02時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 02時半頃
ルパートさん。
おれ、おかたづけ手伝いたいな…。
なにもできないけど、となりにいてもいいかい?
[お返事がなくとも、ただ、ルパートさんのそばに佇んで、仕事ぶりを眺めるのであった。**]
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[様々な言い合いの後、パティが自分の傍に投票用紙を置いて行く。>>154]
……、
[驚いた様に瞬きをして、一先ず預かった。それから…]
(171) 2018/08/04(Sat) 03時半頃
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|
[>>143それからスージーと、どれだけの枚数のやり取りを交わしただろう。…自分はもう、変わってしまったのだとはっきりと自覚した。 彼女の言葉(>>4:149)は、ずっと耳に残っている。後悔はなかった。]
? っ、……!!
[名前を呼ばれ目線を送れば、頬に温かい感触。(>>169)みるみる内に赤くなった。暫く立ち尽くして、部屋へ戻る彼女の背を見送る。
その後。パティと自分の投票用紙を箱に入れてから、部屋に戻る。その横顔は、この宿に来てから一番幸せそうな*笑顔だった。*]
(172) 2018/08/04(Sat) 03時半頃
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[宿では、人の気配と、子どもの鳴き声と、
今日も誰かを殺すための相談がなされている。]
[15人。結社の男も含めて集められて、7人減った。]
[食われて殺された人間と、
人間の手によって殺された人間と。]
[生きたい、と声がする。]
[( 生きたかった、と誰かは思った。 )]
[(人殺しの生き物を、許してしまうなら。
それは──それは、やっぱり。
マトモじゃなかったんだと、誰かは思った。)]
[人狼は人を殺す。人間は人を殺す。
人狼も、人間も、生きたくて生きていて。
そうして、生きるために人狼は人を殺す。
なんのために生きるのかは、──知らない。
知らないまま、男は死んだ。]
[そうして人間も、生きたいと願って生きる。
たとえ、人間の死体を踏みつけにしても。
人間が生きたいと思う気持ちの方は、少し知っている。
人間が、誰かを殺すことを苦しく思うのも、知っている。
男は人間だったし、
──弟妹の多い相方の声を聴いていたから。
だから。
人間のことは、知っている。]
[知っているから。
だから。
人間に──彼女に、味方をした。]
[彼女が、自分なんかよりマトモだと思ったからだった。
自分と違うと思ったからだった。
前を見ていると思ったからだった。
苦しそうだったからだった。
辛そうだったからだった。
男は──誰かに助けてほしかったから。
あるいは、あの時見た濁った眼の友人に、
──許されたかったから。
"マトモな"彼女を助けて、身勝手に、救われたがった。]
[だって、これまで見捨ててきた知らない誰かの気持ちを、
まざまざと、最期に、知ってしまった。]
[彼女が、いっとうまともで、正しかったと。
男は思う。]
[見捨てられていい誰かなんて、
── 食べられてもいい誰かなんて。
きっと本当は、どこにもいない。]
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