212 冷たい校舎村(突)
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[しかし、俺はあの世界で救われて、こうして戻ってこれて、良かったと思えているが。
上須賀は、もっとあの世界に居たかった、と、自分の世界だったら良かった、と言う。
そう思うことを否定はしない。が、]
……きっと、あそこがお前の世界で、最後まで残っていたとしても。他の皆は、少しずつ帰っていくんだと思うぞ。
[ただの、偽物のマネキンだけ残して。
たとえ感覚があったとしても、そんな世界に一人で残ったら、寂しいんじゃないだろうか。]
……それに、最後にはどのみち連れ戻されてたんじゃないか?
それともお前、能久に「一緒に帰ろう」って泣きつかれたりしても、一人で残るって突き放せる自信、あるのか?
[冗談っぽく、苦笑しながら告げれば、上須賀はどんな反応を見せただろう。
いや、反応を見る前に、能久が泣きそうな顔でやってきただろうか。
内緒な、と合図されれば、少し笑って頷いて、それから、幼馴染達の再会を邪魔しないように見守ろうか*]
[橘くん、いいえ、あの世界の“あなた”へ。
“あなた”がもし、あの校舎に残ることを選んだなら、
わたしはそれを尊重しようと思う。
元より、その選択を否定する権利なんて持っているわけがないし、
結局のところ、“あなた”のこと、何も理解してあげられていないから。
悲しいけど、泣かない。
薄情なわたしは泣いたりしない。きっと。
泣かずにさよならをしようと思う。]
[そして、もし、
“あなた”がこちらに戻ってくるのなら。
やっぱり、わたしは泣かない。
泣かなくても、大丈夫。]
——おかえり。
[手術中のランプが消え、報せが耳に届けば、
わたしはそのまま普段通りに、代わり映えしない一言を紡ぐんだ。*]
[手術室のランプが消える。
その時を固唾を飲んで待っていた。
――大事なクラスメイトが、ちゃんと戻ってくるように。
祈り、そして、きっと、泣き笑いで*]
……行こう。
わたし達がここにいる間に手術が終わっちゃってるかもしれないし。
[それからわたしは改めてちよちゃんの手を引く。
病院に戻れば変わり映えのしない面子に囲まれ―――否、面子が増えていた。健士郎くんと昴くんだ。
ふたりにもおかえり、と言って手を振ってから、
ささらちゃんのところに行って注文の飴を受け取った。
そうして、待つ、ことにした。
今度はりーくんの帰りを*]
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