246 とある結社の手記:9
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…勇気って、なんだ?
しにたくないみんなから、一人選んで、ぶっころしてやることが、勇気だっけ?
あれ?ころすって、しなせることって…。
[いつのまにか、ぶるぶるふるえてた。かつて血を流した頭から、思い出したような流血が、額から顎まで染めあげる。]
だって、ワンダおばさんちのお魚は、遠い海からのやつも珍しくって。
火にかけるとぱちぱち、おいしい香りが漂って。
こんな事件がおわってかえったら、かえってまたお店をあけるはずだったよ。
あれ?
けど…それはできないんだ。だって。
[手近の大人に手を伸ばして、突き抜けた先でぐー、ちょき、ぱーを出す。
その手を戻して、手のひらを眺めるのにも、なんの抵抗もひっかかりもなくて。
]
結社につれてかれて、どこかで…こんなふうなんだろ?
[ 呆然と立っていると、心情の――心の籠った言葉が、降ってくる。]
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[息を整え、ひとつふたつ小さく喉を鳴らす。怒り狂って叫んだのなんて久しぶりで喉の調子が変だ。 調子が治れば、話し合いに参加することにした。]
"人殺しのバケモノ"ってそんな…(>>127) あ、あたし達だってそんなの同じだよ。
[そう言いかけていたけれど、先にスージーが言っていた。(>>133)]
…今まで一緒に、同じ村で暮らしてきた人たちだよ? そんな風には言いたくないし、 パティだってモンドのことそんな風に思ってないと…思う。
[多分。と付け足しながらそう告げる。]
(137) 2018/08/04(Sat) 00時半頃
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>>136
ん。大丈夫、ていうとわかんないけど。 …溜めてたことは言ったから。
[そうしてピスティオの方へ顔を向けると、彼の表情が曇るのを見てはっとする。]
…ごめん、不安にさせたね。 大丈夫だよ、気にしないで。
[この子は母親代わりと言える人を亡くしたばかりだった。忘れていたわけじゃないけれど、優しくされてつい油断した。]
……大丈夫?
[今度はこちらから問い返す。]
(140) 2018/08/04(Sat) 01時頃
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[右を見上げて、左を見上げた。
大人の表情はみんな、同じに見えた。このなかに人狼がまぎれていて、処刑しなくちゃいけない殺人犯なのに。何度見返しても、同じ気持ちをしている顔に、みえる。
]
みんな、気持ちはおんなじだよ。なのに、結社の知恵で、処刑をやらなくちゃいけないって決めて。
おれはワンダおばさんのことを処刑するって決めつけた。
そんなの、今みえるどの大人より、殺したがりじゃないか。
やっぱりだめだ…。だめだよ。
おれ、ばかだ…
なにが知恵と勇気だ。
こんなのちっとも勇敢じゃないし、これっぽっちも賢くないよ!
けど…もう、おそいんだ。
だってさ。
ねえみんな、きいて!
もう、こんなことやめようよ。みんなで一斉に、扉を破って逃げちゃおう。
人狼だっておれたちところしあっているくらいなら、協力してくれるさ。
……っていっても、もう、だれにも聞こえやしないんだ。
[それに、その思い付きはずいぶんまえに、大人の誰かが気が付いて、けれど無理だと考えたものでした。]
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パティ…。
[「もうだめ」と漏らす彼女を、きっと誰も責めることは出来ない。(>>145)]
あたしなんて最初からずっとだめだ。 怯えて、怯えて、疲れちゃってさ。 死ぬのは怖いし、殺されたくないし、誰かが死ぬのも、殺すのだって。
[自嘲混じりにそう話す。 ロイエに指摘された通り、あたしは何もしなかった役立たずだ。
だけど。]
(156) 2018/08/04(Sat) 01時半頃
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…だからってパパを殺す相談を わざわざ私に知らせなくてもいいとは思わない?
[それが彼女の意思であろうとなかろうと、あたしが知ることになるというのはわかっていたはず。なのに。説得も何もなく、ただその結論だけを。
(158) 2018/08/04(Sat) 01時半頃
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>>150
うん、大丈夫。
[そう言って出来るだけ、いつもやっている笑い方を思い出しながら顔を歪める。きっと不安なんだろう。あたしだってそう。 こんなにみんなの気持ちがばらばらで、明日には誰が居なくなるとも知れない。 ―…もしかすると、自分かも。]
ほんとに? あんた頼んない顔してるよ。
[そう言ってまた、顔を歪めた。]
…なんてね、うそ。
(163) 2018/08/04(Sat) 02時頃
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ベッキーは、ピスティオの耳打ちには、聞きこぼしのないよう耳を寄せる。
2018/08/04(Sat) 02時頃
アネキ、だいじょうぶかな…
もう一度、ぎゅって抱きしめられたらなぁ…。
おれ、ひとごろしになっちゃったしなぁ…。
ごめんね…
ごめんなさい… **
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……うん。
[パティの謝罪には、小さくそう答えた。(>>162) 必死だったから仕方ない、といってあげるつもりはないけれど。 彼女のこういう素直さが、あたしは好きで、羨ましい。
それ以上は何も言えず、ロビーを離れる彼女を見送った。]
(167) 2018/08/04(Sat) 02時頃
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ルパートさん。
おれ、おかたづけ手伝いたいな…。
なにもできないけど、となりにいてもいいかい?
[お返事がなくとも、ただ、ルパートさんのそばに佇んで、仕事ぶりを眺めるのであった。**]
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[ピスティオとの内緒話を終えて。少しは表情がほぐれただろうか。 彼の表情を見れば、きっとベッキーも釣られて笑ったただろう。*]
(174) 2018/08/04(Sat) 03時半頃
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パパ。 あたしもやる。
[宿の仕事を始めたルパートに手伝いを申し出る。(>>170) 手伝いも何も、ベッキーの仕事でもあるのだし。**]
(175) 2018/08/04(Sat) 03時半頃
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[宿では、人の気配と、子どもの鳴き声と、
今日も誰かを殺すための相談がなされている。]
[15人。結社の男も含めて集められて、7人減った。]
[食われて殺された人間と、
人間の手によって殺された人間と。]
[生きたい、と声がする。]
[( 生きたかった、と誰かは思った。 )]
[(人殺しの生き物を、許してしまうなら。
それは──それは、やっぱり。
マトモじゃなかったんだと、誰かは思った。)]
[人狼は人を殺す。人間は人を殺す。
人狼も、人間も、生きたくて生きていて。
そうして、生きるために人狼は人を殺す。
なんのために生きるのかは、──知らない。
知らないまま、男は死んだ。]
[そうして人間も、生きたいと願って生きる。
たとえ、人間の死体を踏みつけにしても。
人間が生きたいと思う気持ちの方は、少し知っている。
人間が、誰かを殺すことを苦しく思うのも、知っている。
男は人間だったし、
──弟妹の多い相方の声を聴いていたから。
だから。
人間のことは、知っている。]
[知っているから。
だから。
人間に──彼女に、味方をした。]
[彼女が、自分なんかよりマトモだと思ったからだった。
自分と違うと思ったからだった。
前を見ていると思ったからだった。
苦しそうだったからだった。
辛そうだったからだった。
男は──誰かに助けてほしかったから。
あるいは、あの時見た濁った眼の友人に、
──許されたかったから。
"マトモな"彼女を助けて、身勝手に、救われたがった。]
[だって、これまで見捨ててきた知らない誰かの気持ちを、
まざまざと、最期に、知ってしまった。]
[彼女が、いっとうまともで、正しかったと。
男は思う。]
[見捨てられていい誰かなんて、
── 食べられてもいい誰かなんて。
きっと本当は、どこにもいない。]
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