105 CLUB【_Ground】
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[イアンを見つめて、彼の温もりに2人でいる事の幸せを噛みしめている時、扉をノックする音が聞こえて来る。
用件は分かっていた。彼を迎えに行く前に依頼したものが、今日やっと届いたのだろう。]
やっと来たか――ちょっと待ってて。
[イアンを膝から下ろし、メイドから箱を受け取る。
薄く細長い箱は、緋色で光沢を控えめな放っていた。]
すっかり、遅くなってしまったな…。
[イアンの前に箱を置き、開けてみるように促す。]
[不思議そうな顔をして彼の膝から降りて待つ。]
......?
[開けてみろと促され素直にその箱の縁に手をかける。
そっと、箱の蓋を持ち上げた]
……
[じろりとされて、ちょっと耳を下げる]
――ん、
ぁ、 ――あ ぁっ…
[くち、と互いのものが擦れる音、
内側から、響く水音、――声、]
ぁ、……う、ふぁ
[ぎゅ、と両手をミナーの首に回して、
更に境目をなくそうとするほどに、溶け合いたいと願うほどに]
ミナ……ッい、ぃ、……
あ! っ ひぁ……ん、ぁ、あ 、
[体が跳ね、無意識に好い所を押し付けるように、締め付けて]
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