人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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 ああ、これなら大丈夫だろう……か?


[脱いだそれを、そのまま彼女に羽織って貰って──というかいそいそと着せて、ボタンを合わせて確かめる。大きく皺が入って判り辛いが、胸囲が足りないということはなさそうだ]


[……セイルズに、先刻彼女の身体が跳ねた理由の正確な所を推測するというのは、大分荷が重い。心地の良い口付けは、抱きしめて撫でていた事の延長線にあった。
 ので、服のことを確かめている間、彼女の胸元を掠めた指も快かったのだけれども──その接触が彼女にとっても特別である可能性は、やはりすこんと思考から抜け落ちている]*


メモを貼った。



  意見が合わないな。


[魂がもしあるとするなら、
 それが磨り減っていく感覚の中で。
 
 脳死が死んだと同じだというなら、
 今まで抱いた想いも、その存在さえも、
 興味を失くしていく現状をどう思うのだろうか。

 過去では大事な幼馴染だった。
 今はどうでもいい存在になっていく。

 針が腕を貫き、傷ついて、
 何か言葉を連ねて、刃が肉を切って。
 赤が滴る光景を乾いて見る瞳は、
 焦点を、イルマを見ずにどこか遠くへ置いている]



  ふぅん

[好き。そうか。そういうものか。
 腕に刺し込まれる針にヒクリと震えた喉が、
 掠れた音を綴って、吐息混じりの反応。

 失せていく興味と、
 攫われ、端から崩れる、感情が、
 自分のことながら他人ごとのようだと首を傾げて。

 腹の奥からふつふつと湧く情に蓋をした。

 腕から入る赤に欠片も興味を抱かない。
 流れ落ちる赤にも何も感じない。
 そうしようと律したわけではなく、
 ただ自然と、抱いていたものが失せていっている。

 なら、捨てていく想いに反し湧いた情が、
 どんな名を冠しているかといえば]


【人】 姉妹 ロイエ

[このままで良いと思ったのに。
このままでは居られなくなった。

『召集』


おめでとうと、言えないもどかしさ。]

(43) 2018/12/12(Wed) 00時頃

[避けられなかった口づけは、弧を描いた唇へと落とされた。
 触れ合うは僅か、感触を、存在を確かめるための口づけだった。

 自分はきっと知ろうとしなかった。
 猪のように前しか見ないで生きてきた。
 だから本質に触れようとしてボロが出たのだ]


 ん……怖がらせて、すまなかった
 約束しよう、優しく、愛すると――

[その笑みは、きっと自分が見たかったものなのだろう。
 心の臓が高鳴るのだ、温かさを感じるのだ。
 ――きっとこれが、守りたかった笑顔]


[言葉にして、約束を契る。
 そうしてもう一度と、唇を重ね合わせた。

 唇の触れ合いとは不思議なもので、
 ノッカの唇の柔らかさや温もりを感じるとずっと触れていたくなる。

 呼吸に配慮しながら口づけを続けていき、
 頬を撫でていた手はゆるりと首筋を撫でていく]


 怖く、ないかい?

[問いかけるのは自分が怖いからだった。
 それは怯えであり、同時に躊躇いでもあるのだけれど――。

 きっと、求めていれば自制が効かなくなることもあるのだから、
 男とはそういうものなのだから――。
 だから、時折そうして問いかけて、
 問いかけては――]


[首筋を撫でる指先は、一度ふわもこのパジャマの外側からノッカの肩をなぞりいきて、
 肩から指先へと手を伸ばしてその手を絡め取る。

 そうして手を結びながら、
 するり――背へと回していた手が居りて、
 パジャマの裾をゆるりとたくし上げていった**]



[無関心の蓋をするのが惜しいと思う程に、
 滾るような高揚が、興奮を呼び覚まし満ちている。

 こんな自分は知らなかったな、と内心笑い、
 密やかな欲の発露を態度や顔は無関心で覆ったが、
 目に見える程かどうかは兎も角、身体だけは素直に。

 だが、それでも彼女の願望に寄り添い、
 彼女の血肉を取り入れ、食う気などなかった。

 その想いは理解できない。従う気もない。
 そして前言を翻す気も一片たりともなく]



  すげー血。

[血を流す彼女を眺める目は子供のように、
 玻璃の如く煌めくのだけは抑えきれなかったが。

 その腕を傷つけたナイフへ手を伸ばし、
 届く範囲にあったなら”刃”を手で握った。

 刃が指を切るだろう。掌も。
 それから血の流し込まれた腕の動脈を探し、
 そこを躊躇いなく切り裂いて──

 仮にナイフに手が届かないなら、
 手の届く場所に置かれた鍵の先で突き刺すだけのこと]



[血という異物は巡って、もう遅いだろうとは思えど、
 混じった血が流れ落ちすぎればいつかは循環も尽きる。

 イルマが今、朦朧としてきているように、
 次第に己も、意識を失うだろう。

 彼女が混じらせた赤を拒絶して流しながら、
 彼女が表現した死を迎える。
 共に死ぬというふうな意はなく、
 もう、イルマに視線を向けたりはしない]



  ──俺は家族に捨てられたから。
  家族は捨てられないんだよな、これでも。


[母を奪われ嘆いた父が自死した時、
 幾日かその死体と共に過ごし捨てられたと理解して。

 だから自分は家族を見捨てない。
 歪で、真っ直ぐとは言えない、トラウマが元だ。
 呆れられるほどに孤児院に拘っていたのも、
 子供たちが家族だと思っていたから。

 他人なのに。

 そうして今更、彼女が逃げようといった時に、
 踊った心を正しく理解して歪な笑いをより歪めて]


[私の話を素直に聞いてくれるセイルズさん。
 教えて欲しいって言われてちょっと得意げに笑うの]


 うふふ、分かりました。
 あ、そうだわ。
 毛糸でセーターを作るのもいいかも。
 その時はセイルズさんにも作ってあげますわ。


[ぽんと手を打ち合わせてうきうきと。
 監禁されているのに呑気かしら。

 でも、不思議と怖くはなかったの。
 セイルズさんは私を守ってくれるもの。
 仕方ないけど、放っておけない人]


[セイルズさんは真面目だけど、どこか抜けていて。
 お話しててとても楽しいの。
 教えてあげる事がいっぱいあって。
 それを素直に聞いてくれて]


 もう、仕方のない人。


[困った顔で笑う姿にくすりと笑い返すの。
 そうしてお互いに笑顔を見せて。
 気付けば昔みたいな穏やかな空気になるの。

 昔、むかし――、
 思い出そうとして、首を振る。
 まだ、向き合うには怖かったから]


[シャツのサイズを計る事になって。
 セイルズさんがベストのボタンを外すから思わずどきりとして]


 は、はい……、


[思わずぱたぱた慌てて、小さく頷いてみせて。
 ベストを羽織ってみるの。

 ちょっと上着を脱いだだけで動揺するなんて。
 セイルズさんは真面目な人。
 下心なんかないって、分かってる。
 ――はず、なのに]


[胸元に触れる手にびくりと反応してしまう。
 やっぱり男の人に触られるのは、恥ずかしい]


 あ、あの……、


[絞り出すようにして声を出して、
 胸元に触れていた手を握って。
 なんて教えてあげればいいのか――、
 ただ、顔を赤くして俯いて]


 む、胸を……、そんなに触らないで、ください。
 恥ずかしい、です……、


[絞り出すようにして、そう言うの。**]


メモを貼った。


メモを貼った。



[幼馴染の気安さを失うのを恐れて見ないふりはせず、
 彼女とも、家族になろうとしていたなら?

 そんな中途半端な感情に気がついても、
 それを内心に押し込めていなかったなら?
 
 後悔はいつだって先には立たない。
 彼女への想いの形を失ってから漸く、
 独りよがりの感情を両手で掴んで溜息を吐く]

  バカだよな

[その対象が誰へ向けたものかまで意識は持たずに。

 睡眠薬で落ちる眠りのほうが余程苦しいのか、と、
 落ちていく最後に思うのは、そんなことだった]*
  


[優しい声。
 作られた優しさじゃない、本当の。

 だからあたしは、拒まない。
 二度目の口づけも
 嫌だって、思わなかったから]


  ――  だいじょうぶ。


[問いかけられては、微笑んで。
 その度に、あたしはそーさんの髪を撫でる。

 そーさんの顔が、
 あまりにも不安そうなものだから、
 あたしは何度も、安心させるように微笑んだ]


姉妹 ロイエは、メモを貼った。

2018/12/12(Wed) 00時半頃



  あたしも。
   …… そーさんを、愛したい。

[愛してるとは、まだ言えなかった。
 そーさんの心をまだ、
 きちんと知れていないから。

 ―― でも、多分。すぐに言える。

 あたしに触れる手は、
 とても、やさしいものだったから

 絡め取られた手を握り返して。
 良いよ、って言うように小さく頷いて、
 そーさんを見上げた*]


メモを貼った。


メモを貼った。


[快い感触が時折入り交じりはするけれど、セイルズの思考も本筋を見失うまでは至らない。このベストが入るのだから、大体あの辺りの服ならば──と思い浮かべて、そして]

[皺を伸ばしていた指先を、彼女にそっと掴まれる


 ……?


[彼女の顔がほんのりと火照っていて、絞り出された声は最後の懇願にも似ている。セーターを編むときには胴回りを測らなければいけないように、彼女の場合は胸囲を見ておかなければいけないし、“作業上の接触”の域は越えていなかった──筈、なのだけれど]




 ……恥ずかしいのは、駄目だろうか。

 先程抱きしめた時にも触れたものだから、
 この程度の接触は問題ないのかと……


[彼女は服を着たままで、手洗いや着替えといった個室で為される事柄に踏み込んでもいない。首を傾げる。分からないこと、先程は聞き損ねたけれど、今度は教えてくれるだろうか]

[──それに今はもうひとつ、尋ねたいこともあるのだ]




 ……それと、その

 貴女に触れていると──心地が良くて、
 離れがたい、のだけれど


[駄目だろうか、と呟いた。
 下心というには少し、触れる事自体に重きを置いていたのだけれど──禁止されたらどうしようかとも、少し思う]**


メモを貼った。


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