229 観用少年
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── 或る始まり ──
[ 僕は、あのこには成れないけれど。 あのこの背を、追い続けているのだろう。
直円さんが作り出した、オースィニ。
"僕"のような少年。 だって君がそうなのだから、きっと、 僕もおんなじな筈だ。 原稿用紙の束を抱えて、 僕は、オースィニは、夢の世界を走り回る。 ]
(114) mayam 2017/10/20(Fri) 01時頃
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[ 僕は何時だって瞳を輝かせ、 無我夢中で冒険をしていた。 僕にそっくりな少年の描写。 其処に文句なんて無くて、むしろ、 僕がこの少年のように、生きているのだと。 そう、思えれば、嬉しかったのだ。素直に。 …敢えて言うならば。 "オースィニも秋は好きなの?"って、 共通点を見出そうと、問いかけたぐらい。 ]
(115) mayam 2017/10/20(Fri) 01時頃
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[ 物語の最初の読者は、何時だって僕だ。 其れはすなわち、 オースィニと最初に冒険できるのも、 僕だということ。 …オースィニの見たもの、感じたものは、 僕の知識や経験となって、繋がっていく。 今日も、明日も、きっとそう。── ずぅっとだ! ]
(116) mayam 2017/10/20(Fri) 01時頃
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[ 僕は、楽しみにしている。 オースィニが、あいを見つけられる日を。 そうしたらきっと、僕は、
── あのひとに、あいを教えてあげられる。 僕と直円さんを繋ぐ、不思議な縁。 それを探すために オースィニのよう、 終わりの見えない道を、 毎日、毎日、夢中で駆け抜けているから。 ]
(117) mayam 2017/10/20(Fri) 01時頃
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[ ── だから僕は、今日も頁を捲る** ]
(118) mayam 2017/10/20(Fri) 01時頃
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[記憶は薄靄のように、それでも確かな感覚として。
囁きと、揺り籠のように揺れる振動。 埋め込まれた楔を抜かれた刺激にぴくんと跳ねて、 身体はそれきり反応を示せず、白濁をとろりと零すだけ。 温かな湯が素肌を滑り清めるのも、 指先が汚れを落として色付く白磁を撫でるのも。 薄っすらと憶えている――憶えているからこそ、 感覚に縋って覚醒しようとはせずに全てを託して]
……ふ、…ぁ ……
[寝台に寝かされて初めて小さな欠伸を溢す。 眠ろうとする意識を留めるのをやめて、 疲れた身体に引きずられるようにその感覚を手放した]
(119) pisca 2017/10/20(Fri) 19時頃
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― 早朝 ―
[疲れ切った身体を休めたのが早かったおかげか、 目覚めは隣の青年よりもはやく、朝の僅か手前で瞼を開く。
何が起きたかを思い出せるまでは暫くかかった。 ゆっくりと身を起こし、主人の姿を瞳に映し、 そこで漸く震えながらも理解して、 そのまま放り出されていた桃色の玩具を手に取って。
これはいけないものだ。 苦痛に似るほどの快楽を齎すこれがまた使われれば、 次こそ嫌だと泣き出してしまうだろう――だからこそ]
(120) pisca 2017/10/20(Fri) 19時頃
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…………え、っと
[そっと寝台を滑り落ちて、 壁に手を着きながら部屋の扉へとたどり着き、開く。
こんな早朝でも護衛の従者は起きていて、 姿を見て近寄ってくるのを見て、差し指を唇に押し当てる。 静かに、と、内緒話の合図が伝わったのだろう、 小声で用件を尋ねる彼に、玩具を手渡して]
ケイイチに内緒で、隠して……くだ、さい
[泣きそうな声音がどう伝わったかなどは意識するはずもなく、 それを押し付け、部屋に戻ってまた寝台へ。
隣の彼に気付かれないよう戻って、 横になってから掌を伸ばして、ゆさゆさと揺らす]
(121) pisca 2017/10/20(Fri) 19時頃
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……おはよう、ケイイチ。
[彼の瞼が開いたなら、 そこに砂糖菓子のような笑顔で囁いて、 それから掌を頬に伸ばして、ぺちぺち叩き]
お腹空いたから、ごはん……
[誘いは幼く、無邪気な響きで。 何時ものように着替えて、部屋を出ようと促して。
その後、妙に冷たい従者の視線にケイイチが晒されるなど、 考えもしない観用少年はふわりと唇を頬に寄せ、微笑んだ**]
(122) pisca 2017/10/20(Fri) 19時頃
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いってぇ!……ケチー…。
[大袈裟に頭を押さえたが機嫌が良かった。 睡眠時間なんて多少削れても大丈夫だろうと勝手に決めつけた。 ここはどこだ――――? 南方が一番いる場所だ。
記憶に刻んで思い出せばいいとわざと南方のデスクの前で犯したのだ。 それがまだ幼気な”独占欲”とはオスカー自身気づいて無い。]
ふーん、暫くなんだ。
[にやりと、言質を取ったと悪い顔を浮かべる。 フローリングで押し倒したせいか。足腰が立たない南方を支えて
後始末はゴムとローションを使ってたので簡単なものだった。 やっぱりナマがいいよなーとか言ったらまたチョップされたかもしれない。
支えながらか、ふらつく足取りの南方を仮眠室に寝かせて 一緒に潜り込もうとして蹴られたので別の布団に渋々入った。]
(123) 古都 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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[その後はそれはそれは差し入れをしたり、食事を人数分作ったり。 猫被りスマイルで懐柔したら研究チームから南方が褒められていた。また来いよ、とも言われ手を振る]
[その後は時折、誰も見てない時にキスをねだる程度は許して貰えたか。
そんなこんなで高評価を得た後に ボロい車に乗って南方の家に帰ると少しほっとした。
まるで穢れを知らない無邪気な子どものように先に玄関にするりと入り込んで 靴を乱雑に脱いでくるりと振り返る。]
(124) 古都 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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オッサン、お帰り。
[いつもの挨拶の中で。 はあ、猫被るの疲れたっと背伸びをする。
今日の飯どうする? と普段と変わらぬ口調で尋ねただろう。 あと今度は資料室とかでやらねえ、などと誘い掛ける辺りは懲りていない]
[そうして夜に風呂に入った後で、もそもそっとベッドに入り込もうとして 何もしないからと、もそっと入り込んでぎゅっと服を掴んだ。]
(125) 古都 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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俺はさー……コースケ。 成長も出来んだぜ。コースケと同じ年ぐらいにもなれる。
そしたら少しは気にならねえなら、俺がそうしたい。 ……どうせ次なんか無いし。
永遠を謳ってる人形でも俺達にだって意志はある。 終わる場所は、眠る場所は選びたい。
[暗に含めて。南方が天寿をまっとうしたら次はもういらない。 どうせ忘れられないから、終わらせて欲しいと頼んだ。
それが南方に可能かどうかわからない。人形師にいくらか金が掛かるなら自分で何とか稼ぐ。 パーツをバラしてもいいけれど”オスカー”は南方と共に眠りに就きたいと希った*]
(126) 古都 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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[>>102 覚醒しきらないままの返事の直後、 むぎゅっとその腕に抱き込まれた。 といってもある程度想像はしていたから、 溜息一つと共にされるがまま。 そのうちどうにも恨みがましいような、 可愛らしい呟きが聞こえてくる。]
ん、ごめんね。
["僕"にはどうしようもなかった事だけれど、 約束を破ってしまった事は確かだから。 どうにも苦笑の混じった返事になった。
拗ねた様な仕草も思い出してしまえば懐かしいもの。 けれどもすぐに覆い隠されてしまったそれは、 ほんの少しだけの寂しさを齎して。]
(127) nitro 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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うん、もーお腹ぺこぺこー。 だからお菓子も多めがいいなぁ。
[たっぷり甘えを込めた視線を送ったのならば、 きっと願いは叶えてもらえるのだろう。 なんせ彼女は甘えると弱い。 分かった上で、座ったままじいっと見上げて。
そうして少し経つ頃には、 朝日の差し込滑らかなシーツの上で、 人肌温度のカップを両手で抱えていた。 幸せの朝には少し似合わぬ苦々しい呟きの元を にやにやと笑って眺めながら。]
(128) nitro 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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確かにあのお姉さん綺麗だったなー。 ふかふかだったし。また会いたいね。
[彼女にとっては少し意地の悪い物にみえたかもしれない。 それに、お人形の様に 綺麗な笑みとは言い難い物だけれども。 でも、答える声は幼子に話すかのように酷く優しい。]
焼きもち焼きさんの為に、ほどほどにしておくよ。
[揃いで作っった衣装をとうに脱ぎ捨ててしまっていても、 魔女と嘯くようになっていても。
―― 貴女は自分にとって、たった一人のお姫様なのだと。
そう、思うから。]
(129) nitro 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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―――子守唄は歌ってもらうんじゃなくて、 歌ってあげなきゃ寝れない子もいるみたいだからね。
[くすりと笑って呟けば、頭上の王冠へと思いを馳せる。 持ち主の愛情を受けて育つ花は、 いったいどんな色で咲くのだろうかと。
できれば青がいいなと思う。 晴れた日の空の様な、鮮やかな青い色は 彼女の瞳にそっくりだ。 シーツの上へと転がる二粒を見つめ、 輝く瞳の持ち主を眺め思うのはそんな事。
彼女の物だという証となって、 散っていくのは随分と幸せな事だと思うのだ。
だから、いずれ綻ぶ緑の花冠へと願いを込めたら 微笑む彼女の手をそっと握って答える事にしよう。 いつもの笑顔で、全ての思いは覆う事にして。]
(130) nitro 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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芙蓉が欲しいって言ってたけれど… グロリアがほしいなら、いいよ。
俺はこういう物しか、あげれないしね。
[これからの日々を祈ろう。 忘れたくなる程の悲しい思いを、 どうか貴女は思い出すことがありませんように。
そうして迎える二度目の別れは、 決して貴女を傷付けることなく 今度こそ美しい思い出として残りますように。]
……ね、そろそろ出かけない? 今日も、いい天気だよ。
[そして、最後の時まで ずっと一緒に笑っていられますように―― と。**]
(131) nitro 2017/10/20(Fri) 20時半頃
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暫くっつーのは。 俺がいいって言うまでだ、チビ。
永久に言わなきゃそのままってことだよ。
[ふん、と鼻を鳴らしてそっぽを向く。 にやりと笑う彼に少しはお灸をすえなければならない。 文句を言われても知らん顔。 それこそ暫くは大人しくしていろと、そんな思いであった。
ナマがいいという彼にチョップをかまして、その日は眠った。
そして、研究室での仕事はそれから数日続いた。 彼がたまにキスを強請る程度で終わったのは僥倖だろう。 職場では色々と助けてもらったせいか、 周りからの彼の評価はとても高く、また連れて来いと言われ 苦い顔をしてしまったのは、今回の思い出だろう]
(132) oikw 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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あー……ただいま、オスカー。
[数日ぶりに帰ってきた家。 先に入り込んでこちらへと告げた言葉に、頬が緩んだ。 いつも通りの日常に、戻る気がした。
今日の飯は、なんていつものセリフなのに。 それでも久しいと感じた。 何がいいかなーと考えて、なんか腹に溜まるもの。 ……なんて、適当な返事をして。
次はもうねぇよと、うんざりした顔で答えた。 あんな思いは、正直二度としたくなかった。
そして、夜。 布団に潜り込んできた彼に先にヤらねぇぞと言えば どうやら今回はそういうつもりではなかったらしい。 彼が口を開いて話し出した言葉に耳を傾けて、 話が終われば暫くの間彼をじっと見つめた]
(133) oikw 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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……俺は正直、どうしたらいいのかは知らん。 お前にこうしたらいいとか、そんなことは何も言えない。 結局俺はお前よりもダメ人間だしなー。
だから、好きにしろよ。 お前が嫌いなものを食ってまでデカくなって そんで――俺を最後に看取ってくれるっつーなら。 とんでもなく幸せだと思うぜ、俺は。
[少しだけ、考えた。 彼が自分の後に誰かの元へ行くことを。 それは人形としては当然の行為であることは分かっていた。 けれども……嫌だと、漠然と思った。
彼はもしかすると、人形に心を寄せすぎだというかもしれない。 けれどもそれが南方であり、変わらない事実だった。 だから最後まで彼にその決断を託して。
ゆるりと、微笑んだ]*
(134) oikw 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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[南方の返答はオスカーの想うよりずっといいものだった。 少しだけ考えておくとその時は答えて>>134
――――人形であるか人間であるか。
自立した思考を持ち、個性を持つ。 違えるのは食事と決定的に必要な”愛情”。
でも、もう他はいらない。
南方以外から愛情はいらないと思えば 欠陥か初期不良かは知らずとも
忘れられない想いは根付き、南方の意志とは関係無しに 南方が老衰をして売られたとしても目を覚まさないだろう。
人形師にその旨を伝えれば損害賠償の請求にもなりかねないので 話せば伝わるかもしれない。]
(135) 古都 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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[――――それから またいつも通りの日常へと回帰した。
少し体の関係が出来たとか、その程度で。暫くの解禁はおとなしく待っているおあずけワンコ状態だ。]
オッサン、こら! 起きやがれっ!研究に遅れんぞ!
[あれからまた月日を重ねて 時々南方の職場に赴くようになったり
テレビを見て待つだけのこともあった。
ただ、お帰りと言えばただいまと頭を撫でてくれる南方の手が好きだから。 成長して背追い越したらどうなるかな、とはふと思ったりもして。
どちらにしろオスカーは、南方と生涯をともにすることを決めた。]
(136) 古都 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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[捨てられて忘却出来ない愛玩人形は ろくに観用少年《プランツドール》を知らない男が
人形ではなく同居人として。家族のように接することで 人に焦がれた。終わりを迎える場所を見つけた。
案外と寂しがりの心配性の南方より先に眠る気はないけれど。]
そいえば、コースケ。知ってたか?
[出来たてのだし巻き卵焼きをテーブルに置きながら何気ない風を装って いつものどの顔とも違う笑顔を浮かべた。]
(137) 古都 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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……ま、オッサンって余り金ねえし。 俺もバイトぐらいするか?
[研究所内の賄い要員とかどうだろうか、と 南方の隣に甘えるように擦り寄って尋ねた
――――こうして長く2人は暮らすことになった。
ちぐはぐで噛み合ってなくても オスカーにとって南方は飼い主とかでなく
唯一無二のパートナー*だったから。*]
(138) 古都 2017/10/20(Fri) 21時半頃
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[ぷつん、と泡がはじけるように眠りから覚めた。 未だぼんやりした頭のまま、殆ど反射で目を開けば、 焦点の合わない視界の向こうでガーディが笑った気がした。 頬をぺちぺちと叩かれて、それでようやく思考が巡る。]
おはよ、ガーディ。 ……早いね?
[昨日あんなに消耗したのに、と、言外に潜ませて。 ともかく、ご飯と彼が誘うのならばそのように。
――違和に気付くのは、部屋を出てすぐ。 迎え入れる従者達の顔が硬い。 おはようございますの一言もない。]
(139) きんとん 2017/10/21(Sat) 00時頃
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……どうした。
[心当たりが無いとは言えない。 むしろありすぎた。 従者達は互いに顔を見合わせて、 やがて一番付き従えた年月の長いのが一歩前に出て――]
『ケイイチ様。……転職希望の者には紹介状を書く、以前仰ってたあれ、まだ有効でしょうか。』 は……? ……………!!!
[ケイイチははじめ怪訝な顔をしていたが、 従者がちらりと見せてきたピンクに、全てを悟った。
そして]
……よぅしわかったお前ら一列に並べ! 希望の転職先を聞いてやろうそして有利な紹介文を書いてやろう!!!
[寝起きとは思えない、全く良く通る声でそう叫んだ。]
(140) きんとん 2017/10/21(Sat) 00時頃
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[結局それらは従者達の冗談で―半分は、という注釈が入るがとにかく冗談で― ケイイチの日常は、そうしてかくも賑やかに、愉快に、穏やかに巡ってゆく。]**
(141) きんとん 2017/10/21(Sat) 00時頃
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