204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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─ 回想/二つ下と一つ下 ─
[ 藤は案外、出かけたがりの人間です。 来たる十二月二十一日のように登校がてら店へ吸い込まれることや、眠らぬ夜は街へ繰り出すこともしばしば。
ですから、サークルの後輩である三辻栄介のアルバイト先にも、足を運ぶことがあります。 その日も気の向くままに、本屋へと入ったのでした。 ]
や、ハチ。 今日も頑張ってるね。
[ ひらりと手を上げて、挨拶。 ハチ、とはすなわち三辻のことです。 わんわんと今にも吠え出しそうな懐きようを見せる後輩を、藤はそう呼ぶことにしていました。
「犬みたいだね、ハチって呼ぼうか」と。 もし困惑した様子を見せたのなら「ポチの方が良かった?」と。 言ったのは歓迎会>>0:86でのことでしたでしょうか。 ]
(118) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ その日も幾つか本を選んで──藤はこれでも文学部ですから、読書は嫌いではないのです──彼の打つレジにて買いました。 普段ならばそこでお別れですが、後輩の顔を見ては思い出したように一言。 ]
うづはね、悪い子じゃ無いんだよ。 見た目は真っ白だから、って 奇抜で驚いたかもしれないけれど。
[ 声に乗せるのは、一つ下の後輩の事。 変わった風貌の彼女の事を、彼はどこか避けているようであることを、藤は感じ取っていました。 お節介なのは承知の上、二つ下の後輩にそんな世話を掛けるのは、かわゆいものとかわゆいものが仲良くしていれば心の癒されるだろうから、という至極私的な理由からです。 ]
(119) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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良い子なんだ。
[ 思い浮かぶのは、白に染められた彼女の姿。 見目は変われど、中身の変わらないあの子。 どんな格好をしても藤が構わないのは事実ですが、世間の目が必ずしも同じであるとは言えません。
例えば、目前の後輩のように、見た目から距離を置こうとする人もいるでしょう。 ですが藤にとって、それは寂しい事ですから。 と、じいっと彼を見つめたのならば ]
──君みたいにね。
[ 悪戯っぽい笑みを浮かべ、わしゃわしゃと犬の様に撫でてやろうと、手を伸ばしたのでした。 ]*
(120) 2016/12/16(Fri) 23時半頃
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[ 考えることは、皆おなじ?>>114 時間を潰せるこの場は、休憩場所として最適だ。 古びたソファを置いた先輩たちには、 深々と感謝をするばかりだった。
背筋を正した彼から与えられる返答に、 わたしはペンの頭を顎に添えて、 ひとつひとつ纏めるように記していく。]
ふむ、 … 確かにそうね。 9にんくらいなのは、確定だから、 紙皿とかはあとで確認しよっか。
[ 19時頃から開始。 ピザをたべる、誰かが取りに行く。 駅前裏のケーキ屋さんが、おいしい。]
(121) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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[ こんなもの、だろうか。 手作りケーキがロマンなのはわたしもおなじ。 一度くらい、作ってみたい気もするけれど、 負担という言葉に、効率を優先した。]
あ … わたし、チキン食べたいかも。
[ ペンを置こうとして、ふと気付く。 クリスマスといえば、大きな七面鳥だ。 CMでよく見かけるアレに、心惹かれるばかり。 なんて、欲張りだったかもしれない。
わたしは、やっぱりペンを手放した。]
(122) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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ありがと、栄介くん。 お陰で、ちょっと纏まったかも。 …… あとは、プレゼントのことくらいかな
[ 時計をちらと見上げれば、 割と時間は経っているような気がする。 すくと立ち上がり、荷物を纏めよう。 次の講義に、遅れないように。]
栄介くん、そろそろ行こっか。
[ なんて、声を掛けて。 サークル室から出ようと足を伸ばした。]*
(123) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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あ、 ………おはよ テルくん
[ 目が覚めたようで、こちらをガン見する彼>>110。 ちょっといつもと違う表情にぱちりとまたたき、 ワンテンポ遅れて挨拶を返した。
瞬間、かなり驚いた様子で頭を打ち付けるのを見て こちらもびくりと肩を揺らし、 「 頭、大丈夫? 」と思わず声をかける。 馬鹿にしてるんじゃないよ、心配してるの。 ]
(124) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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[ 眠り王子…もとい、テルくんは 私がいることに動揺してるみたい。 しゃがみこんだまま、彼が起き上がるのを見あげて 口にされた言葉>>112に首を傾げた。 あ、スカートじゃないからパンツは見えないよ 安心してください。 ]
ズルい……? いや、用事はなんにもないけど あ、ううん それも全然違う
しいて言うなら、キミを起こそうとしてたね
[ 遊びのお誘いかと聞かれれば へらりと笑みを浮かべてばっさり切り捨てる。 彼の軽口にはだいぶ慣れた。 もう挨拶程度に捉えることにする。 ……でも、良かった。もういつもの彼だ。 ぶつけた頭も、この調子なら大丈夫そうかな。 ]
(125) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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またサボり? こんなとこで寝て、風邪引いちゃうよ クリスマス、来るんでしょ?
[ よいしょ、と立ち上がりながら 今度は彼を見下ろす形。 ちょっと屈むように、耳元に顔を寄せて 小さな声で、ヒソヒソ話。 ]
(126) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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[ ─── 顔を離し、あたしは得意顔。 はてさて、テルくんはどんな表情になったかな? **]
(127) 2016/12/17(Sat) 00時頃
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ーお昼時ー
[午前の講義が終わり、クリスマス前だからと浮かれるなとばかりに出された課題の山にウンザリしながら、お昼ご飯。 出された課題は保育学科のもの。 クリスマスだからこそ、それにちなんだ制作物や絵を、との事だ。 保育の実技が実のところ一番嫌かもしれない。 何より、嵩張るのだ。使ったものを持ってくるのが。
それでも期日は少し余裕があるから、頭を悩ませながらも食堂でお昼にする。 パンは持参したから、席を確保してお茶を貰って、がいつものパターン。 しかし今日は遠目に弟・陸の姿が見えて思わず顰め面。何故なら。]
(128) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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(………はい、アーン、だと………?)
[それを公衆の面前でやってしまうか、弟よ。 こんな学食の場で。 姉さんは取り敢えず爆発しやがれと思っています。 ……なんて、言葉には出せないけれど。 くるりと回れ右。 トレイを返して、お茶は勿体無いから水でうめてぬるくして飲んだ。 そうしてマフラーを巻き直して、適当なベンチでパンを齧る。]
寒………。 あー、うん、………。
[やなもの見た、と口に仕掛けてやめた。 心のどこかで羨ましいって思っている。 それに気付いてしまっているから、そんなことは絶対に口に出せなくて。
いつもは美味しいクルミパンが、今日は全然*味がしない。*]
(129) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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─ クリスマスの想い出 ─
「 … はい。二年、です。 」
[ 塾の前後で寄るのは、図書館。 家に帰っても、いつもひとりきり。 さみしい夜を過ごすくらいなら、 人の気配のある場所に居たいと思うから。
何時もと同じく勉強をしていた、そんなある日。 声を掛けてきたのは、ひとりの女の子。>>94]
(130) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ …… ── ひとつ上の、かなこちゃん。
いろいろなことを、教えてもらった。 だから、わたしもいろいろと話した。
わたしのお家のこと。 将来のことはまだ考えられてないこと。 お星さまやお月さまが好きなこと。 ── … いつもひとりで、さみしいこと。
かなこちゃんとわたしの共通点は、 夜空が好きなことと、 髪が長いことくらいだったかも。]
(131) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ クリスマスのあの日、 お家でパーティーがあると聞けば、 耳にかかっていた髪は、教科書の上に落ちる。 睫毛も下を向くけれど、しっかり者で、 大切な家族の元へ帰ることを、 引き留めることは、─── できない。]
うん、 …… また、ね 。 ……… へ、?え、うそ。
[ 視界に映るあかいいろは、サンタのブーツ。 クリスマスに贈り物をし合う習慣のなかったわたしは、 彼女に向けて何も、用意できてなかった。 いまでもまだ、この時のお返しができていない。]
(132) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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かなこちゃん、ありがとう。
ええと、 メリークリスマス …… ─── 素敵な、夜にしてね。
[ 大切に包み込んで、ふわりと笑い返した。 帰り道、見上げた空も、とても澄んでいて、 瞬く星も、何時もより綺麗に輝いて見えた。
くまさんのマスコットは、ニモって呼んでる。 いまでも自宅の机の上に飾ってあるんだよ? せんぱいは、 知らないでしょう?*]
(133) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ ふんふん。>>121 頷き、意味を成していく文字列に視線を落とす。 ケーキを作るのに、9人は多すぎる。 負担というのはそういう意味。持ち寄るのであれば、負担は誰かに偏ってしまうこともないだろうけれど。]
チキンもいっすね! 食べたいです。かぶりつくやつ。
[ でもかぶりつくと化粧が落ちるのかもしれないと、はたと気が付く。ペンが小椋センパイの手から離れれば、曖昧な笑みを浮かべた。]
(134) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ 礼を述べられれば、 助けになったようで、よかったです、と朗らかに告げる。 えあーな尻尾もぶんぶんである。]
プレゼント……。 サークルの、メーリスで意見を募集するのも、 いいかもしれないっすねー。
[ 三人寄れば文殊の知恵という。 少しずつ意見を出し合えば、いいパーティーというものが完成するのではないか。 そう思う。]
(135) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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毛布、片付けてからいくんで、 センパイ、行ってて大丈夫ですよー。 次コマもがんばってください!
[ サークル室からでていく背に手を振って見送った。
小椋センパイの白衣姿をよく見かけていた。 防寒着替わりなどとは知れぬから、2年になると実験が多くなるのではないかと、微妙に怯える日々だった。]
(136) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ 膝に掛かっていた毛布の端を合わせて、畳む。 仕舞われている場所は、知っている。 棚に近づき、手を伸ばし、仕事は完了。 綺麗に仕舞えたことに満足し、一人で頷く。]
なんだこれ。
[ 床に落ちていた、紙。>>71 拾い上げて、裏を見れば、そこには、センパイの姿。 今よりも少し若く見えるのは、気のせいだろうか。]
(137) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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和服、めっちゃ似合ってるなー。
[ 独り言ちて、見入る。 写真の持ち主は誰だろうか。本人? サークル室を出入りする人は限られてくるから、机の上に置いておく。 和装な藤センパイが、写真越しに時を超えて柔和に微笑んでいた。]**
(138) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ 机に写真を安置して、思い出したこと。 律にプレゼントのことを伝えてない。これはまずい。 二人して持ってくるの忘れた、とか、笑えない。
ソファに座り直す。毛布がない分、ちょっと寒かった。 無造作に置かれた鞄から携帯を取り出して、メールアプリを起動させる。]
(139) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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「りっちゃん、おはよ♡ 昨日は雪やんじゃって残念だったネ。 次降った時は帰り道いれてほしいな。 ここから本題。 クリスマスパーティーには、 どうやらプレゼントを持っていくらしい。 ……今日初めて聞いた!ごめんな!」
(140) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ フリックを繰り返し、メール文を完成させ、送信。 もうすでに別ルートから、情報を仕入れているとは、思っていなかった。]**
(141) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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― 昼頃:サークル部室付近 ―
………やっぱり、帰ろう。
[今日はもともと受講している講義が少なかった。 さらに教授の出張とかで午後の講義が一コマ潰れれば、 もはや大学に残っている必要はない。
つまり暇だった。 さっさと帰って手芸ショップに寄るか、ぬいぐるみ制作に着手してもよかったが。 むしろそのつもりだったのに。]
(手伝いとか…した方が、いいのか)
[ふとそんなことを思ってしまったものだから。]
(142) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[二日後に迫ったクリスマスパーティー。 サークル部員ではないと言っても。 同じ学生には変わりない。お客様気分というのも躊躇われる。
しかしサークル関係者と面識がない俺がのこのこ顔を出した所で、場違い感は否めない。]
(こんな時にあいつがいれば。)
[気付けば傍にいる栄介も、今日に限って見当たらない。 わざわざ携帯で呼びつけるのも気が引ける。 諦めたように、ため息一つついて。 くるりと、踵を返そうと。]
(143) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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[ メールを送り終えれば、ようやくサークル室を出る。 ダイヤル式の鍵をかけておえて、昼食を探しにいこうと歩く。]
今日は何にしよ。 食堂もいいし、購買でもいいし、 まだ時間あるし、駅前の方にいくのもいい。
[ 悩ましげに、爪先の向くままに。]
(144) 2016/12/17(Sat) 00時半頃
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………。
[等と思っていたら、メールを受信。>>139 元々交友関係は広くないから、送信者は想像通り。 その場で立ち止まって、返信を打つ。]
(145) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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「もっといい解決法を教えてやる。 次に雪が降った時は
傘 を 持 っ て こ い
プレゼントの件は、蒼井に聞いた。 知らなかったなら仕方ないな。
……何て言うと思うな、覚えてろよ。」
(146) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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[送信完了の文字を確認して、スマホをしまう。
最後に脅し文句を添えたけど。 このようなやり取りは割といつものことだから、栄介は気にしないかもしれない。]**
(147) 2016/12/17(Sat) 01時頃
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