人狼議事


266 冷たい校舎村7

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[ 一本は、彼の指先へと収まっていく。
  意外、と思ったのは真面目そうな堅治が
  言わずとも受け取るとは思わなかったからだ。

  そして、可愛さの欠片もない光景に馴染む姿から
  マフラーに沈む顎を眺めてみていれば、
  首元を暴くように伸びる指先が見えた。 ]


  ふぅん、


[ 窓に反射する堅治の首元に薄ら残る痕。
  双眸も同じように薄まれば、そっと逸らす。 ]
 




  心理学の本。持ってんだろ?


[ あの本があったから。とでも言いたげに答えて。
  それでも、返答に深追いをするでもなく、
  また、ふぅんとだけ答えてから壁に寄りかかる。 ]


  まあ、な
  それなりに生きていけりゃ、今はいいか


[ 同意を示す。
  吹っ切れた、かどうかは分からないけど
  自分自身で固めた鎧を嘘にしたくなくて
  なんでもない、みたいに簡単に頷いた。 ]
 


メモを貼った。



[ 再出発をするといっても、人はそう変われない。
  頷くみたいに、簡単には変われないのだから
  何かを捨ててきたからと言っても、
  結局のところ、俺は俺のまんまだったけど。 ]


  誰しも、悩みはあるのかもしんねぇなあ
  ……でもな、今は堅治の話してんだけど?


[ 自分より目線のやや高い堅治の額に
  いっぱつデコピンでもおみまいしてやろうか。
  伸ばした指が果たして届くかは分からないけど。

  煙など立たない堅治の手元にある煙草を見れば、 ]
 




  火。ないと意味ねぇだろ
  いらないもんはちゃんと突き返せっての


[ 弄ばれるだけの煙草に肩を竦めれば、
  そんなに安くないんだからな、と付け足して。
  よいしょ、っと凭れた壁から離れる。 ]


  探しに行くぞ、火。*

 



[ たくさんのものを受け取って、
 全部が馴染みの深いものになった。
 てんとう虫を好きになったみたいに、
 煙草だって 大人になったら、
 持ち歩くようにもなるのだろう。

 理想を描くための時間ばかり覚えた指に、
 大人の嗜みを教えてやるのも悪くはない。

 それだけだ って、思いこむ。


 同級生の煙草を咎めるような真面目さもないし。 ]
 



  ああ、あれか。
  

[ 持ってただけだ、って風に。
 短い答えで区切りをつける。
 心理学の道に進むわけでもないのだから、
 悩みを抱えるが故と思われてもおかしくないか。

 同意が見えたら、
 ほんの少し、安堵した。
 固めて形を整えた鎧の内側は、
 覗かれてしまうことを怖れている。 ]
 



[ 世を渡る器が出来ればそれで良い。
 人生の半分以上をかけたって、
 中身は変わってくれなかったから。 ]


  ……ははっ 
  そこは誤魔化されてくれよ。


[ あでっ て
 わざとらしく声を上げた。
 デコピン一発で腫れやしないが。
 額をゆるく、さすって。おろして。 ]
 



  どうせ、大人になれば付き合うもんだろ。
  火のアテ、……ああ。


[ 問いを遮る。
 なるほどな、って、病院の方を見た。
 壁から離れて、扉に手をかける。
 安くない煙草のおかえしは、
 自販機のジュースでどうだ、って、わらって。

 外に出たらまた、
 冷えた風が頬を撫でる。
 頭の中が 雪がれたようだった。
 持ったまんまの煙草をくるりと回して。 ]
 



  ……友達とな、久しぶりに会ったんだ。
  会ったけど ひさしぶり、って、言えなかった。
  俺が、昔から変わりすぎて、
  どんな顔すれば良いのかわからなくて。
 
  ごめんね、って、気持ち。
  ずっと引きずってる、って。

  だた、俺が情けないってだけの悩みだ。


[ 軽く流してくれって、浅く笑う。
 友達本人に言うのはどうだって、
 そう、思いもしたけども。

 気づいてないから。
 気づいてないのを良いことに、
 ごめんね を、押し付けたかった。それだけ。 ]
 



[ 昔も今も 怖がりなままだ。
 ひさしぶり、って、いったら。
 嬉しい が、あふれてしまいそうで。

 おともだち で、いるには。
 たぶん 今の形が一番、
 綺麗に収まってくれるとおもう。

 それで、良い。
 自己満足にすぎないって わかってるけども。 *]
 


 
[ 奢って貰っている、という言葉を聞いて
  不意に思い出してしまいました。 ]


  あ、私もういの君に奢って貰ってる


[ 買った方が良いのかな。
  でも、あれは賭けの分だし。

  やっぱり、ういの君のお財布も、
  お汁粉の分は、減っていないんでしょう。

  それで奢り返すのは、ちょっと不満です。
  だから私は保留にしちゃいましょう。 ]
 


 
[ ココアを飲むと、甘さが舌に残ります。

  やっぱり、どんどん眠くなっちゃう。
  ココアを選んだのは、間違いだったかも。

  うつらうつらとしていたら、
  いろはちゃんが話しかけてきて、 ]


  どうだろうね、……えへへ


[ 可愛いいい子が、こっちで泣けるようにも
  きっと連れて帰ってくるでしょうから、

  賭けるのならば、そっちかしら。 ]
 


 
[ きっとね、どんなに夢の中で戸惑って、
  怖がって、苦しんで、泣いて、笑って、
  希望の光を見たとしても、

  ここには、現実が残るだけよ。

  死ぬくらい自分を悩ませた真実がある世界に、
  戻って、痛みに目を覚ます、だけ。 ]


  でも、大丈夫よ、きっと


[ よう君はきっと、痛い、って言えるから。 ]*
 


【人】 俺に気がある ヨーコ

 
[ 頬を書いて言い直す養くんを見て私は
  それでよろしい!とばかりに
  満足そうに微笑んだ>>359 ]


  え、何?


[ 近付く口元に耳を寄せて ]
 

(387) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

[ゴミ箱の中で、カラン、といい音がした。
よく聞こえる耳は、彼女の呟きも拾った。
紫苑は目を細めて微笑む。]

 じゃあ、付き合ってみようか。

[買い物にでも誘うような告白に
彼女が答えるより先に先客が来たので、
紫苑は何事も無かったように
歩み寄ってきた灰谷に手を振った。

迷子にでもなってたのだろうか、と紫苑は思い、
無事に着けてよかったね、とも思う。
終わり良ければ全て良しだ。]


【人】 俺に気がある ヨーコ

 

  ………… うん、分かってる

 

(388) 2019/06/17(Mon) 22時半頃

[それにしても。
紫苑は目線を灰谷の手元に移す。

ホットココアとホットティー。
そう言えば宮古もさっきココアを買っていた。

女子はホットココア好きなんだろうか。
わざわざ聞こうとは思ってないけれど。]

 人気だね、ホットココア。
 俺も飲もうかなぁ。

[お金を入れて、ボタンを押そうとして
紫苑はあっと声を上げた。

灰谷の運が良いのか、紫苑の運が悪いのか。
ホットココアのボタンは無情にも赤く光っていた。
『売切』の二文字に紫苑は眉を下げつつも
口角を上げて微笑んだ。]



 ラッキーだね、灰谷ちゃん。
 きっと良いことあるよ。

[だから、きっと。
待ち人も帰って来ることでしょう。なんてね。

代わりに紫苑はホットティーのボタンを押す。
またガコンと大きい音がして、
毎度の事ながら紫苑は身を縮こませた。

大きな音は好きじゃない。**]


【人】 俺に気がある ヨーコ

 

[ それから私も導かれるままに校舎を歩く

  冷たい校舎の床は歩くたびその場所から
  積もった雪を溶かすように何かが広がっていく。


  辿り着いた昇降口 差し込む光の向こう
  1匹の犬がわんと鳴いて消えていく。
  私にはそれが、W早くこっちにおいでWって
  引っ張ってくれているみたいに聞こえた ]
 

(389) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ


 
[ ビクともしなかったシャッターの向こう
  夏のような陽射しと、広がる青色 ]

 

(390) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

      [ 帰りたいわけじゃなかった ]

 

(391) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

  [ 未来なんて 真っ暗だった ]

 

(392) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

  [ 逃げ出して 消えてしまいたかった ]

 

(393) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ



  [ だけど 約束したから ]

 

(394) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

  みんな、待ちくたびれてるかな。

  

(395) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

[ 彼の明るい声に笑顔で応えて頷く。

  蛭野くんと、高本くんにも目配せをして
  大きく息を吸い込んで、光に手を伸ばす ]
 

(396) 2019/06/17(Mon) 23時頃

【人】 俺に気がある ヨーコ

 

         [ 雪解けは もう目の前 ]**

 

(397) 2019/06/17(Mon) 23時頃

俺に気がある ヨーコは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 23時頃


メモを貼った。


俺に気がある ヨーコは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 23時半頃



[ 偶然持っていた、にしちゃできすぎてもいるが
  堅治がそう言い切るのであれば、そのまま。
  心理学の道に進むかどうか、なんて会話も
  したことはなかったように思うので、
  どちらかなんて判別もつくはずがなかった。

  勢いよく弾いた爪の先っちょでは、
  堅治の血色の良い色をした額を何にも変えられず
  ただ、さすられるのを眺めるだけになった。 ]


  ま、火があるかどうか知んねえけど……


[ 火のアテ、と聞けば眉間の皺が深くなった。 ]
 




  他人に無理して合わせる必要なんてない、だろ
  ……嫌なもんは、はっきり嫌って言えねえと
  苦しくなんのはお前自身なんだから

  煙草、害しかねえんだぞ?


[ そんな害まみれの煙草で満たすしかなかったのは。
  俺の方、なんだけど。 

  扉が堅治の手によって開かれれば、
  追うように喫煙所から外に出るだろう。
  吸い込んだ空気は綺麗だ。薄汚れてない。

  そうして、煙草のおかえしについては、
  自販機のジュースにつられるような男じゃないが
  今回は仕方ないので、その笑顔と提案を
  甘んじて受け入れようじゃないかって、顔をして。 ]


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