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……――っ
[聞かれて、酷く困ったような顔で。
視線が合うと眸を揺らして]
ゃ、……
[首を横に振る。やめて欲しいわけがない、のに。
悔しそうに唇を噛んだ。]
ひ、ゃ――ッ
[奥に舌の感触を感じてあがるのは悲鳴じみた声。
反射的に足を閉じようとすると頭を挟んでしまう形になるか]
ミナ、 ぁ、ゃ、だ だめぇ…っ
[きゅ、とすぼまり声より言葉より快楽に忠実だ。]
[首は横に振られる、
この意味は恐らく行為をやめろではなく、
恥ずかしいから聞くな、だろう]
本気で嫌がってないからやめない。
[唾液でヌルヌルする雄を指で扱きながら、
その奥を舌先は進行する。
ここに道具を挿入されて尾を振っていた姿が
今も焼き付いてはなれない]
指とかで慣らすのか?
[足に挟まれても下の方からそんな声]
ああ…入ったよ…、触ってごらん…。
[きちんとおねだり出来た愛らしい声に答え、彼の手を結合部まで導く。根本まで飲み込んだ部分に辛うじて触れたかどうか。]
イ…く…、あ…っ!
[
まるで離さないと言わんばかりに締め付け、搾り取られる快感に堪えていた射精が導かれそうになり、低い呻きが漏れた。]
メモを貼った。
[もう、読まれるようになってしまって。
濡れた目は恥じらいと期待に揺れた]
ぃ、ゃだって
……っミナー、ぁ、あ ……
[ぬるりと滑る指に、追い詰められていく。
舌の感触と合わさって、声が止められない。
尾が揺れて、体の前。]
ん、……ぅ、……そ、……そう 、だけど
その、……ぃ、れて、
[そろ、と指先で指し示そうと、して。
直視できず、足でミナーの頭は、挟んだままで]
[
それでも向かい合えない寂しさに眉を寄せて腰だけ高くあげたまま後ろを伺い見た]
ぇ、....ぁあっ!
[中でどくりと大きくなるそれにびっくりして羽根がぴんと伸びる。
レイはイったか、もしそうなら中に熱いものを受け止めてぶるぶると体が震えた]
[かといって、確認もせずにあれこれするほど
行為に対する知識は多くなく]
入れるのは、指だけ?
[我ながらおっさんくさいセリフだと思う。
指先を舐めて唾液をつけてから、
関節一つだけ押しこむ。
そういえばローションを買ってあったが
届かない場所に置いてしまったような]
中も、あついな……
[粘膜に直接触れて伝わるのは、
鼓動と収縮と温度]
……ッ
[堪えきれなかった欲望が少しだけ、イアンの中に迸る。
悟られないよう冷静を装ってきつく唇を結ぶが、快楽に敏感なイアンには、ばれていたかも知れない。]
……動くよ。
[甘い快楽と例えようのない愛おしさと、初めての幸福感にうっとりと目を細めた。
漏れた吐息に震える羽根に軽く齧り付き甘く噛んで、身体をしっかりと逃がさぬように掴み抽挿を開始する。]
[一度亀頭を入り口ぎりぎりまで引き抜いて、力強く根本まで突き入れる。]
――っ、…
[見てたくせに!と、思うが
――いま、もっと欲しいのは、]
……ち、ちがう、……
その、……、もっと……―― っ
[指が入る。息が詰まる。
ミナーの指だ、と思うだけで、今までと全然違う]
や、……ば、か
[奥に誘い込むように収縮する。]
ん、――
[もっと、 奥、と]
[ぎりぎりまで抜いて――。
また埋め込む――。
そしてまた、引き抜いて――。
ゆっくりと、ひと突きひと突きを力強く。
初めて男を受け入れ、絡みつく肉襞を味わう。]
[吐息まじりの声を聞きながら押しこむ指、
繋がったそこを潤そうと、舌を伸ばして舐める]
もっと?
[指を増やしても良いものか、
つん、と触れる指も添えて]
ああ、動いてる。
突っ込みたいな、ここに。
[自分の熱も、一緒に]
[動くよ、との言葉に頷いて、ゆっくりと動き出すそれを身構えぎゅうとシーツを握る。羽根への刺激には彼の顔を包むようにそれが動いた]
あぁ....ん.....ひぅっ
[段々と馴染み、彼自身に絡み付くように順応していく。彼と繋がっていることが嬉しく、誰かと“共に”行為をするという初めての感覚に酔いしれた]
レイさ....やぁ、やだ ぼ、ぼく、んぁっ...
[だからこそもう耐えきれなくて嫌と唇から漏れた。涙が溢れてシーツに染み込む。そのままうしろを見上げれば彼の姿]
向かい、あいたいです....レイさんの顔が見たい。ぎゅうってしたい。
[我が儘だとわかってても言わざるを得なかった。くしゃりと顔を歪めて笑う。いったそばから言わなければよかったと後悔をしていた]
ぁ、あ ……ん、ミナ、…っ
[頭を挟んでいた足の力は抜けて、
もう、自ら少し、開きかけて]
……ぁ、
[物足りなくて、もっと欲しくて、
ミナーの頭に、手を伸ばして、髪に触れて]
――も、っと、……、ほし、……
[囁きはあつく、甘い。
ひくつく中が、心が求めている]
ミナ、の もっと、……
[もどかしさに耐えられないか。
体の前に持ってきた尾を、咥えて、
甘噛みするように歯を立てる]
…っ、……は…ッ…、イアン……。
[四つんばいのイアンにバックで突き入れる。
上がる甘い甘いさえずりに心が踊り、快楽が更に高ぶって行く。
嬉しいよ、イアン…。
君が…、こんなにも…私を望んでくれるなんて…。
[愛おしい恋人が、初めて自分の意志で口に出したお願いに大きな喜びを感じる。
嬉しそうに目を細め。彼の願いを叶えるために、一度身体を離し彼の身体を反転させた。]
[二本目の指もそっと押しこむ、
少し強引に開かせてゆくとまた足に力は入るだろうか]
もっと、少しまて。
流石にいきなりはだめだろ。
[裂けてしまいそうで、さすがに怖い。
それでも求めてくる胎内の動きは
誘うようで、こちらの我慢も危うくなる]
テッドの中、入りたい。
もちろん、いいよ。さあ…おいで――。
[仰向けにしたイアンの肌を手の平で愛撫して。
アルコールのせいか、快楽のせいか――しっとりと汗ばんだ肌を再びあわせていく。]
イアン…君はもっと、我が侭になっていい。
[熱を求めてまた深く、彼の後孔に男根を突き入れ、沈めていく。]
また尻尾。
[自らの尾で自慰するようにはじめる行為
見ているだけでもいいのだけど]
やっぱ、尻尾すごい好きだろ。
[あれこれと構いたいのだけど手が足りない、
余裕が無いのだと悟られるのには悔しくて]
メモを貼った。
メモを貼った。
……っ!!
[奥は、愛玩動物だから。
いつでも強い締まりと、快楽を飼い主に与えるためのもの。誘って、甘く溶けて、水音に耳もひくりと動く]
……だ、って
[つい、急く。
欲しい、と赤い舌が薄く開いた口から覗く。
尻尾、は。口元の辺りをゆらりとして]
……っ、ぅ
[慌てて下げる。手遅れだ。
膝と膝を合わせて隠そうとしても
もううまく力が入らない]
[ぐるんと回転させられ熱でとけた瞳が見上げる。安心したように微笑めばその体に手を伸ばして腕を絡めた]
んっぁ、ぁぁあ、ほんと?
[もう一度体内を埋めるそれをきゅうきゅうと締め付ける。
ああ、今目の前の人と繋がっているんだ、主人と繋がっているんだ、と喜びやら何やらで涙が止まらない]
我が儘で、怒らない?嫌いにならない?
レイさん、のこと、気持ちよくできてる?ちゃんと、ちゃんと、僕のお仕事、できてる?
[ぎゅうとすがり付く。いつだって主人の望む愛玩動物であろうと必死な小鳥はまだ恋人やつがいという意味をよく理解できていない。
ただ目の前の存在が好きで、好きで、心臓が破裂しそうなことは確かなのだけれども]
……ん、
[こくり、と小さく頷いて]
おれ、も、――ほし、い……
メモを貼った。
[余裕ぶってみるものの、
お預けされているのはこちらも同じこと。
一度指を抜いて、顔も上げ]
じゃあ、ちょっとだけ我慢。
[薄く開いた唇にキスを落としてからベッドの上を移動。
こういう時広いベッドはやや不便だ。
次回隠し場所を考える必要がある。
サイドテーブルに仕舞ってあったローションを手に
テッドの元へ戻る間は我慢はしていられるだろうか]
こういうの、使ってたよなって。
買ってみた。
[他の道具類はまだ。
封を切って中身を手のひらに、
ひんやりして熱を抑えそうな感じもするが
とろりとした液体は繋がるのに必要な準備]
こんなに愛おしい君を、嫌いになどなるもんか…。
[瞳を見つめ、微笑んで――唇を重ねる。
形を獣から人の営みのそれへと変えて――。]
もっと我が儘で良いよ…。
君が望むなら…、なんだって叶えてみせる…。
[熱に浮かされたように繰り返し、雄を引き抜く。
先ほどイアンの中で堪えきれなかったものが絡みつき、引き抜いた雄は白く濁ったモノでぬらぬらと光っていた。]
ああ…イアン……、ッ…気持ち、い…いよ――
[途中で引き抜かれ、行為を中断された雄は貪欲に解放を求めて動き出す。]
こんなにもやらしくて、可愛らしく涙を流して――、
[本来は人間の夫婦や動物のつがいが行う、子孫を残すための行為。
ただひたすらに快楽を追い求めて胎内を突き進み、容赦なく蹂躙する――。]
――ん
[口づけを受け、
少し落ち着かない風情でミナーを眼で追う。
我慢、ということで。
熱をもてあましたまま、
顔を横向けるとシーツを噛んだ。
尻尾がベッドをぱたんと叩く]
ん、ぁ
[とろりとした、液体の瓶。
その粘性は、覚えがある。]
う、ん。つかって、る
君は…っ、とても…素敵だ……――。
[込み上げるのは幸福感と得も言われぬ程の快楽。
そして、それを成しているのは。
胸が張り裂けそうなほどの、彼への愛おしさ――。]
待たせた、良い子だ。
[勝手に遊んでいてもそれはそれで褒めるけれど
訴えるようにシーツを叩く尻尾がまた愛しくて]
使うと、しやすい?
[問いつつそれを自分の熱と、
指に絡めてテッドの奥へ塗りつけて。
ぬるりと最期の支度を施す]
メモを貼った。
[唇が合わさる。これが本当の行為なのだと教えられるように。]
んっ あぁっ、レイさ、レイさん!
[動き出した雄がナカを抉り、快楽で痺れた足が彼の体を挟む。ぎゅっと彼に抱きつけば少し小さな羽根が彼を包むようにその背に伸びた。]
すき やぁぁぅ、ぁ、んっ、ふぁぁ
[初めて、快楽だけじゃない、胸まで満たされる行為を知った小鳥は艶やかに鳴き、ぎゅうと締め付ける。そしてついに限界を迎え]
やぁ!ぃ、イく....もぉ、ひぁっ
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