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[指で涙を拭われた
それは昔、泣き虫だった弟に、自分がよくしていた仕草とどこか似ていて、懐かしいような照れくさいような気持ちになって、小さく笑った。]
ん……。
これからも、常に、傍に。
[晴れた日は朗らかに。
雨の日はひそやかに。
愛しいものへ、唄を届け続けよう。]
あぁ……。
[
ジェームスは3年、ドリベルなどたしか7年くらいかかっていなかったろうか。
……いやドリベルの場合、これほど時間がかかったのは、肉体的損傷からでないのは分かってはいるけれど。]
それまでに、しっかりと笑っておまえを送り出せるようになる。
それまでは………
[誓いの囁きに、目を細め……閉じる。
涙はまだ乾きそうにはないけれど、それでも、きっといつか……**]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[道のない場所は、生身であったなら
歩くのも大変だったろう。
形ない存在であれば足場について気にせず、
足元の草木を心配する必要はない。
周りの光景を楽しみながら
やがて目的の場所へと辿り着けば、
そこに広がる有りのままの自然の形に息を呑んだ。]
……よく…見つけましたね。
[浮き立つ声で、なるほどとっておき、と。
村に長くいるからといって、村のすべてを
知り尽くしてるわけではないようで。
長い時間の中での楽しみを見つけた気分。]
[生前よりも軽やかに進む、森の中。
途中に見かけた動物たちは
第六感が優れているのか、堂々と傍へ行くと、
不思議そうな目を向けて駆け去って行った。
辿り着いた滝壺に近い川原は、
いつ訪れても変わらず静かでどこか厳粛だ。]
本当はさ、ちょっと、
ここで死にたいなって思ってた。
昨日の話じゃなくて …
いつか、死ぬなら って。
[川原の岩の上に屈み、
水流に手を差し入れてみる。
触れられない水には温度も感触も無い。]
[冷ややかな水を湛えた場所は雪ぎ場のようで。
水辺に膝を落としたサミュエルの背を見つめ、
聞こえた声に目を伏せる。]
…………。
[それは、自分がラーマになってからもだろうか。
その時は、自分を置いていくつもりだったのだろうか。
聞きたいことはあって。
けれど言葉にはならなくて。
答えを聞くのが怖かったわけではない。
この神聖な場所に不似合いな思いを抱いてしまったから。
だからただ無言で、その背に額を預けた。]
メモを貼った。
[背中に受ける感触と僅かな重みに振り返り、
片腕でドリベルを抱き寄せた。
こめかみと目元に唇を寄せる。]
特別な場所 … ってこと。
他にも、たくさんあるよ。
[夜になると光る花の咲く渓谷だとか、
陽の光が雨のように降り注いで見える洞窟、
泉にはいつも綺麗な蝶が集まっている。
…そんな話を、続けて。
村の周りの森や山だけでも、
熱心に探索しないと見つけられない場所は
きっとまだまだたくさんある。]
全部、一緒に見に行こう。
[サミュエルが病で死んでよかったと、
そんな最低なことを考えた。
それはラーマになるか問うた時にも抱いた想い。
抱き寄せる腕はきっとそんなことは知らないだろう。
落とされる口付けを赦しと錯覚してしまいそうで、
けれど目を瞑って享受する。]
……ちょっとずつの…楽しみにします。
…一度に見たら……感動が薄れそうですから。
[挙げられるのは、想像し描くだけで煌く、
きっと本物はそれを越えるだろう場所。]
…新しい場所も…たくさん見つけましょう。
[小さく笑んで、付け足した。]
[自分は戦で死ぬのだと思っていた頃、
強大な魔物に殺される予感を抱いていた頃、
ドリベルは死に際に手放そうと思っていた。
それはこの沢で何度か考えていた事。
自分にとって彼が唯一のラーマだと確信はあった。
しかし、彼にとって自分が唯一のライマーだと、
自らを過信する事は無かったから。
死に至る病の脅威を聞いて、
実際的な死を間近に感じるまでは。
それは、抱きしめてこんなに傍に居ても
ドリベル自身には告げていない数日前までの秘密。
それは今も色濃く残る、
死に伴ってしまったという罪の意識に繋がる思考。]
うん。一緒に見つけていこう。
ボクらの特別な場所を … たくさん。
時間は無限にありそうだしね。
[笑ってくれるドリベルの目元へ
もう一度、口付けを。
楽しい想像に、胸を踊らせて。]
メモを貼った。
……うん。
[これからも、という言葉に頷いた。
涙のあとが残る兄の顔を、僅か眉毛を下げた笑みで見つめる。
しっかりと笑うと言ってくれたのだ、兄に恥じぬよう、
自分も笑えるようにならなければ。
晴れた日も、雨の日も。
胸を張って歩いて行けるように。]
[永い未来のことを少し話して。
穏やかな時間の中、
跳ねる飛沫や流れてくる木花を眺めたり、
風と森が奏でる囁きを楽しんだ。]
……また…季節が変わったらきましょうね。
[その時はまた、きっと別の顔を見せてくれるだろう。
太陽が傾く前には、村へと戻ろうか。]
秋に染まる森も美しいよ。
雪も。
この身体なら
冬でも、きっと寒くないだろうしね。
[帰路の間も軽く会話を交わして。
例えば行ってみたい場所や、
見てみたいもの、してみたい事について。
永遠の時間をふたりで過ごす計画。
森を抜けて再び村の道を歩く途中で、
弁当箱を抱えたチアキを見かけた。
包帯に面積が心なしか増えているような。]
メモを貼った。
……長居してしまったな。
[自宅の中から外に出てみれば、既に二人はいなかった。
待たせすぎてしまったから、仕方がない。]
……どこか、行こうか?
[兄へと話しかける。
残された時間をどう過ごそうか。]
メモを貼った。
言っておくけど、私が恋しくなったからといって、わざと早く帰ってくるような真似だけはしてくれるな?
[からかうように笑いながら、弟と手を取り合って外に出てみれば、ドリベルとサミュエルの姿はもうなかった。]
……ん。
あとから謝りに行かないと。
[申し訳なさそうに肩を竦め]
どこへ……。
なら、どこか風の気持ちよさそうなところ?
[見つけたチアキの行く先は、当然自分達と同じ方向で。
けれど自宅ではなく入っていくのはこちらの家。]
…………。
[机の上に置かれたお弁当箱に、目を細める。
聞こえた言葉
分からないという呟きと首まで広がった包帯の白に、
暗い予感が胸を占めた。
ただ、現実にならないことを祈る。
チアキには攻芸と一緒に元気に頑張っていってほしいから。]
……ありがとう…チアキ。いただきます。
[実際に口にすることはできないけれど。
大切に作られた、料理に込められた想いは必ず。]
……そんな事するくらいなら、
最初から戻るなんて言い出さない。
[からかわれて、苦笑する。
実際寂しくなりそうだから、良い返しが思いつかなかった。]
…ああ、いいな。行こう。
[先程の会話のせいか、外だというのに手は、離せなかった。]
― 自宅 ―
あ。ひよこ豆。
[チアキが食卓に置いた弁当箱には
美味そうな料理が詰まっていた。
目ざとく豆料理を見つけて目を瞬かせた。
よく見れば、やはり増えている包帯。
包帯で覆われた下に何があるのか、
悪い想像が膨らみかけたが
首をゆるく振ってそれを払って。
頑張っている様子のチアキを見つめる。]
美味そう。
チィ。ありがとう。
[珍しく素直な礼の言葉をかけて、
去りゆくチアキを、見送っただろう。]
[繋がれたままの手に、嬉しそうにくすりと笑う。
一部の村民にはもう勘付かれているだろうし、折角の時間を、あまり無駄にしたくもない。]
どこがいいかな……。
[見上げた空は青い。]
草原か、河原あたりなんてどうかな。
メモを貼った。
[二つ提示されて、少し考えて。
ん……じゃあ、河原、行ってみるか?
[河原の方が、草原より少し遠く。
村の中をゆっくり歩くために。]
― 自宅→ ―
[チアキが去っていった家で。
食卓に乗った料理が
否が応でも日常を思い出させて少し切ない。
昨夜、深く深く眠ったせいか、
まだ眠気も遠く。珍しく。
再び、村を歩いてみようかと。
ドリベルに声をかけてから、外へと。
宛てもなく、ゆったりと散歩を。]
ん、行こうか。
今日は天気がいいから、きっと川の水も気持ち良いだろうね。
[そう言ってから、ふと考えて]
……あぁ。
私達は触れなかったか。
けれど川のせせらぎを聞けるのは、嬉しいね。
[冗談めかし、少し笑う。
歩くペースはゆっくりと、周囲の景色を楽しむように。]
[チアキの残していってくれたお弁当。
相変わらず手はすり抜けてしまうけれど、
心はいっぱいになったつもり。
誘われて三度外へと。
二人でゆったりと歩く散歩道は穏やかで。
風が少し悲しい気がするのは、
夜を迎えるからかもしれない。]
…風邪を引いたりすることもないですし。
……星を見ながら眠るのも…いいかもしれませんね。
[果てのない星空を眺めながら。
思いついた言葉をそのまま口にする。]
―――――。
[その、散策の途中で。
楽しそうに食事をする一帯を見つけて。
チアキの包帯の範囲が、広がっているのを見る。
…隠しているようだ、と。
胸がざわついた。]
いいね。
でも、外じゃ いろいろ …
… そういう事は、出来ないね。
[してもいいんだけど。と付け加え。
夕暮れ時から夜にかけての時間、
村のあちこちを歩いて回る。
眠るならどこが良いかと思案しながら。]
なに?
[足を止めた弟と同じ方向へ視線を向ければ、空き地での、楽しげな食事の風景があった。]
あぁ、チアキ達───
[楽しそう、と言おうとして、止まる。]
…………。
[どこか、違和感がある。
胸騒ぎがして、握った手の力が強くなる。]
[死者が生者に出来ることはなく。
そして仮に、生きていたとしても。
病が発症してしまえば、止めるすべはない。]
……楽しそうだな。
[元気そうに笑うチアキ。
発症していたとしても、していなかったとしても。
彼が、明るく過ごすと決めたなら…。
声は、思っていたより寂しげに響いたけれど。]
パン……食べてくれてる、な。
[泣きたくなる気持ちを耐えて、
強く握る手を、握り返した。
……… 。
[ぱちり、と二度ほど目を瞬かせて。
しばらく。かなり。沈黙してから。]
……誰も見えないなら…いいんじゃないですか。
[俯きがちに呟いて。
慌てて打ち消すように、別の話題を振る。]
……ところ、で。
…前髪切るとしたら…どうやったら切れると思います?
[鋏に触れないからどうしたものか。]
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