人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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[けれどそのまま秋も終わり、
俺は、諦めることを覚えてしまった。]


―回想・とある冬の日―

[朝晩が冷えるようになった頃。
寒いと抗議して鳴いたら、暖房が付くようになった。

光熱費が嵩むとボヤかれたものの、
南国の鳥であるから、そこは仕方がない。
いっそ人の身であれば良かったのに。
そしたらアンタは、もっと――

…そんなこと、考えたところで無駄だったけれど。]


[やがて冬も終わってしまい、
想い出も何もないまま、また、春が来た。]*


―ロスタイム:とある結末、その後―

[つぅ、と頬に温かなものが流れる。
ゆっくりと瞼を持ち上げると、
ぼんやり滲んだ視界が飛び込んできた。]


 あ、っれ、……


[――最後の記憶。

鳥飼に礼を述べようとして、鮫に喰われた。
はず、だったのだけれども。]


[辺りを見渡せば、そこはスクランブル交差点。

翌日に移行したのかと疑問符を浮かべていたところ、
上空から、ぼやけた影のような人物に語り掛けられた。
…涙をごしごし拭っても、やはり上手く像が結べない。


“未だに諦めきれない方は、――


嗚、そんなものは。
答えなど、わかりきっているというのに。]



 俺はまだ、諦められない!
 諦めたくない!絶対に嫌だ!

 だッてあいつ、言ッたンだ。
 一緒にいる時間、増やしてくれるッて、
 だから、だから…!


[なぁ、ヒトシ。
このまま死んでサヨナラなんて、俺は嫌だ。

もしもまだ、やり直せるなら。
俺は、……なんだって、やってやるよ。]**


【人】 トレーサー キルロイ

[ ── 会話が、途切れたあたりだっただろうか。

 それまでは気づかなかった、金髪の死神>>@85に、
 おれはなるほど、と頷いて、
 その場を足早に立ち去っただろう。

 なんせ、血に濡れた包丁なんて、
 おれは処理したこともないし、
 使い物にならなくなると、困るのだ。

 近くの建物、って。
 水が使えそうなところ、って。
 おれは、目についたユニシロに走って──、]

(653) 2016/06/13(Mon) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ 最終的に、刃についた血を洗い流し、
 手と、顔を洗ったところで、
 意識を遠のくのを感じることになる。

 ── どれだけ洗っても、
 木製の柄に染みこんだ赤色が取れない、って、
 躍起になっている、そのときに。

 その、おれが、血だまりを立ち去ってから、
 ユニシロに飛び込み、意識を失うまでの間、

 誰かに会ったか、というのは、さておき。**]

(654) 2016/06/13(Mon) 03時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/06/13(Mon) 03時頃


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