人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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視点:


[自分も仰向けに戻って、再び夜空を見上げる。
マーケット初日よりも流星は増えたが、いざ探すと案外降ってこないものだ。物欲センサーというやつかもしれない。

でも構わなかった。
流れる星を待つ時間の分、二人きりでいられるから。]

 こんな風にペルセウス・マーケットを過ごしたの
 初めてかもしンねェ。

[ぽつり呟いて。]


[二人きりの天体観測の時間は。
…鼓動が次第に制御を失って、時間とともに早くなる。

嗚呼。

星は、星は、星は…────]


[あっ、と呟いたのはどちらだったか。
一筋の白い線を天上に描いて、星の光が流れ落ちる。]

 ……

 流れ星 見えたな。

[待っていたものが得られた時の、ふっと肩の力が抜けた心地で、表情を弛緩させる。
詰めていた息を吐いて、ゆっくりと。横たわったまま身体を隣に向けた。
彼の顔が、すぐ近く。]

 なァ なンかお願いでもした?

[そのくせ視線を合わせづらくて。
一瞬ちらとヒイラギの顔を伺ったあと、眼差しを絡ませ続ける代わりに彼の柔らかそうな薄い唇を眺めながら訊いた。**]


メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス

   − 四週目の丘 −

[マーケットや街中にいるなら夜でもライトは不要だ。
しかし丘の上に行くのなら、ライトは必要で、
前回はスマホのライトが活躍したが
風情が無いな、と考えてライトはライトでも
LEDライトのランタンを片手に丘を登る。

手荷物は酒とプリンと、ランタンと、
A4サイズのキャンパスのみ。

時々立ち止まり、後ろを確認する。
遠ざかる街の灯りとその中に彼のシルエットが
見えないか食い入るように見てしまう]

(153) 2019/08/04(Sun) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス


[運命の日が今日ならば良いのにと
逸る思いを抑えるようにランタンを握る手に
力を込めた。

今日が運命の日なら>>96描いてもらえるはずの
絵を持参しなかったのは、持ち運ぶのが不便だとか
ここで描くのは難しいとか、描いた後の取り扱いが
大変だとか色々あるけれど。

彼が描いてくれるなら、彼の家で仕上げたいと
願ったからだ。

僕を見送ってくれた彼の家の方向を確認するために
昼間に何度か丘を登り、探したけれど
彼の家を探すことはしなかった]

(154) 2019/08/04(Sun) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そこまで踏み込んでいいのかどうか、
怖かったと言うのもあった。
だから小さなサイズのキャンパスに
描かれた絵はこの丘から見た昼の空と海。
端に僅かにオリュースの街並みを描き込んで。

あなたの家から見た風景に似てますか?と
問うてみたい。

彼とこのオリュースを繋ぐ錨だと言うなら
それがより強固なものへとなって欲しいと言う願いを
言葉にして渡せたら*]

(155) 2019/08/04(Sun) 19時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2019/08/04(Sun) 19時頃


メモを貼った。


蝋燭のせいでは誤魔化せないほどに、顔が紅潮してしまっている。
 けれど、サガラさんの顔も赤いような……気の所為、ではないと思う。
 困った、視線が外せない。
 鼓動が早くて、息が苦しい。]

 えっと、あの……。

 どうしてか、って……いうと。

 ずっと、まえから、なんですけど。
 ぼく、郵便、配達、の、バイト、してて。
 それで、サガラ、さん、の、店、にも……配達……

 はい、たつ……、ッ……!

ここまで言って、深呼吸。
 むしろ過呼吸。]


 ……ッは、ァ

 はぁ、ッつ、は……!
  …………は、ァ…………

 あー…… ハー……

[落ち着くまで、結構かかった。
 今度こそ、きちんと深呼吸。]

 …………配達、行ったとき。

 たぶんその時、初めて、サガラさん、見て。
 ……素敵な人だな、って……思ったん、です。

 その、素敵な人が……素敵な木彫品とか、人形とかを、作っていて……あの、それで……

[きちんと話せているだろうか。
 声が、細くなってしまっている自覚はあるが、これが精一杯。]


 だから、その…………

キャンドルが揺らめいて。
 ほんの少し、明るくなったと思ったら、今度はふっと暗くなった。
 静かな夜、彼の声だけが、鮮明に耳に届く。]

 …………、

[会ってくれるかと、聞かれた。
 息が詰まって声が出なかったので、ぶんぶんと首を縦に何度も振った。]


 …………!

[そしたら。
 まだ残っていたアルコールと、緊張やら呼吸困難やら色んなものが相まって。
 かなりひどい目眩がした。

 ふわっと、頭が真っ白になる感覚とともに。
 前のめりに、身体が揺らぐ。*]


メモを貼った。


え……?

[受けいれてもらえる理由がわからなくて聞いたはいいが、自分の中で納得づけたお情けとは違うものが語られ出す
 しかも、この場の申し出を受けてくれる理由、にしては随分と過去から語られていた。
 うん、郵便配達のバイトをしてる、知ってる。
 絵の具やナイフやヤスリやら、細々としたものがよく届く工房だ。
 彼を意識するようになってからは小さな配達すら気にしてしまうようになったものだ。]


[目を伏せる直前に見えたのは、眉の下がった彼の表情。
戸惑うような相槌には、苦笑を少し。
どちらにせよ、そんな顔をさせてしまうんだと。申し訳ないと思っても、彼が知りたがってくれるならもう隠したくはなかったから。

会話が途切れれば、その分室内には古時計の秒針の音だけが響く。
覆い隠すことに慣れた右手を、いつまでも晒しているのはなんとなく落ち着かなくて。
再び手袋に指先を通しかけたところで、右手を掴まれ。
ビクッと肩が揺れた。]

 ……セイルズさん?

[どういうつもりだろうと。
掴むその手を見つめたまま問えば、慌てた声。

 いや大丈夫、もう傷は塞がってるし
 これくらいじゃ痛まないよ。

[言外に話すよう促したつもりだけど、逆に掴まれる力が力が強くなって。
手袋をはめるのを諦め、テーブルに置いた。]


って、ちょっと……!!

[途切れがちな語り口が、昔語りの気恥ずかしさや記憶を辿る曖昧さからくるものかと思っていたら、急に引き攣るように息をしはじめて、ぎょっとした。
 隣にいる背中を抱きしめるようにこちらに寄せて、慌てて何度も背を擦った。
 過呼吸? ってやつか? たしか袋かなんかで自分の吐いた息を吸うようにするといいとか聞いたことがあるような――
 目についたのは、チョリソー&ポテト炒めのパックが入っていたビニール袋。]


[甲を撫でられる感触に、くすぐったそうに首を竦めながら。
同情でも、哀れみでもなく。彼らしい飾らない簡潔な感想に、俯いたまま目を丸くして。
頬が火照るのを感じながら、ふ、と小さく息を吹き出した。]


 ……これ以上照れさせて、どうするんだい。


[こんな時こそ、帽子があれば顔を隠せるのに。

別の意味で顔が上げられなくなって、小さく首を振るけれど。促すようにまた甲を撫でられて息をつき、ゆっくりと顔を上げた。
眼鏡の奥、まっすぐこちらを見るその視線の強さに、胸がざわめき。

頑なな表情の分だけ真剣さが増す顔に、目を細める。]




 いいんじゃないか、って。
 そんな簡単に言ってしまって、いいのかい。


[問い返す言葉とは裏腹に。
掴まれた掌を返して、撫でる彼の手をゆるく握り返したなら。頬を染めた彼に、するりと逃げられてしまった。
でもそれは、嫌がられての行動じゃないことは、今更のように恥ずかしさを零す声でわかり。
くつくつと喉を震わせながら。

 でもそう言ってくれるのなら、
 遠慮なく一緒に居させてもらおうかな。

 ところで──……

[誤魔化すように眼鏡の位置を直す仕草に、手を伸ばしたくなるけれど。
それより早急に気になることが、ひとつ。]


……落ち、つい、た?

[荒い息を繰り返すのが、少しずつ穏やかさを取り戻していく。
 それまでの間、ずっと掌を背に当て、ゆっくりと上下させていた。
 呼吸が落ち着くのに合わせて、こちらの思考も落ち着いていく。
 緊急事態だったとはいえ、抱きしめて、触れて。
 密な接触に、どく、どく、と心臓が血を送る音が聞こえる。]

うん。
うん。

[理由を改めて話すのを、何度もうなずきを交えて聞いていた。
 思うことは多々あれど、話し終わるまで待つつもりで。]


― 屋根の上 ―

[空を見上げながら、彼が隣に居る事実を静かに噛み締める。
こんな風に、ペルセウス・マーケットを過ごしたのは初めて、という彼の言葉に小さく頷いた。]

僕もです。
というか、こんな風に過ごしたことがあってたまるかっていう話ですよね。
こんなところで、こんなふうに見る星空が、こんなに綺麗なんて、シーシャさんと一緒じゃなきゃ一生知らなかった。

[身体が、指先が熱い。
あっ、という声で我に返ったのはその時だった。

流れ星、見えたな、という彼の呟きが、他に人の気配のない静かな空間で、耳に吐息がかかりそうなほどすぐ近くで聞こえる。]

…すいません。
見逃したかも。

[なんかお願いでもした?という声に、素直に謝る。
まさか地上のすぐ隣に気を取られて、空を見ながらも上の空だったとはいえない。]


次。
次は絶対見逃さずに、お願いします。
それで、シーシャさんもお願いしてください。
一緒に発表しましょうよ。

でも、もう、お願いしちゃいましたか?
そうなら、同じことで良いから、もっと強く、祈ってください。

[顔をシーシャの方へと向けると、視線が合っているような合っていないような彼の顔を見ながら提案する。

そして、顔をまた夜空に向けると、今度は本気で流れ星を見逃すまいと、空を見つめた。
何を願おう。
何が自分の願いなんだろう。

星は中々落ちないが、考えも中々まとまらない。
そして、暫くのあと、空を横切るように、長く白い線が走った。
とても長い、流れ星だった。]


…シーシャさん。
お願い、できましたか。

[星が消え去った後、静かに声を掛ける。]

僕は、できました。
ずっと迷ってたんですけど、星が堕ちかけたのを見たら、咄嗟に祈っちゃいました。

[彼の方へと顔を向けて笑ってその願いを伝えた。]


[細くなる声が途切れて、先に紡げなさそうに止まったのを見て、最終確認をした。
 ぶんぶんと勢いのいい首肯が返り]

あ、ああ、頭振るから……

大丈夫?
じゃ、ない、よね。

[酩酊からの目眩はとても覚えがあるものだ。
 声が細って出しにくそうだったから、それ以上の返事は求めない。
 前にのめる身体を支え起こして、自分の肩に凭れさせるように抱き寄せた。
 一度超えた線は、再び超えるのも容易い。]


メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス

[今夜は丘の上で寝転がることなく、
彼が何処から来るだろうかと、
星空よりも多くの時間を地上へ向けていた。

家があると言っていた方向だろうか。
それともマーケットで酒か食べ物を買って来るだろうか。

全く持って落ち着かない子供の様で、
サンタを待っていた時分を思い出す。
結局子供の時はサンタを待てずに
寝てしまったが、年齢だけは重ねた今は
いつまででも起きていられるだろう]

(174) 2019/08/04(Sun) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス


[彼が約束を、僕と会う為にこの丘に登って来ている
光景を見る為なら]

 グスタフさん、こんばんは。

 僕も良かった。
 またここで会えて。

[勿論僕もあなたを見つけたさ>>169
もしかして、運命の日を逃してしまったのではと
不安が無かったとは言わない。
でも動く影を、僕を呼ぶ彼の声を聴いた瞬間、
彼を疑ったことを恥じるしかなかった]

(175) 2019/08/04(Sun) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 今日は随分荷物が多いんですね。
 この前とは逆だ。

[彼の荷物>>168に目を丸くして、
コンパクトな僕の手荷物を掲げて笑う]

 強い酒ですか?

 お値段の関係であんまり飲んだ事はないですけど、
 グスタフさんが勧めてくれるなら
 大人の階段を上る感じで是非いただきます。

[海で飲む酒と言うなら断る理由は無いし、
むしろこちらからお願いする程だ。

彼が普段口にする、海の味を僕も飲んでみたい。
あなたの横で、と今叶う願いを口にするのは野暮だから
これ合いませんよね、きっと、と笑いながら
プレミアムプリンを差し出した]

(176) 2019/08/04(Sun) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス


 入院している友達の見舞いに行ったら
 これが食べたいって言われましてね。

 女の子が好きなもん、あいつ好きなんですね。

 あ、でも食べたら案外美味しかったんですよ。
 だからグスタフさんもどうかな、と思って。

[今週仕入れたばかりの食べ物ネタと共に
差し出されたプリンの行方はどうなったか]

(177) 2019/08/04(Sun) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

 強いお酒、飲んだら忘れちゃうかもしれないので
 これも今のうちに渡しておきますね。

 昼間に此処から見た海と空とオリュースです。

 グスタフさんの家から見た風景に近いと良いんですけど。

[小さなサイズのキャンパスはグスタフさんの
荷物から見て邪魔にはならないだろう。
よく見るにはランタンやスマホのライト程度では
難しいだろうから、きっと朝だ]

 なんだか、強そうなお酒ですね。
 これ飲む時注意事項あります?

[酔って醜態を晒さないとも限らない。
素面のうちに渡せるもの全て渡して
注意事項を聞いている最中にも、ちょっと
ぐいと飲んでみて、噎せた*]

(178) 2019/08/04(Sun) 23時半頃

えっと……その。
いろいろ、ありがと、う?

[ありがとうと受け止めるのが正しいのかどうかわからず、疑問符がついた。 
 素敵な人だとか、素敵な作品だとか。
 作品はともかく面映ゆくなるような言葉を多くもらって、くすぐったい。]

……あの、さ。



 さっきから漂う香ばしい匂いが
 俺は、とても気になってるんだけどね。

 パンの焼け具合は、大丈夫かい?

[トースターをちらりと見て。
中断してしまった食事を再開しようと、促そうか。
そろそろ腹の虫がまた騒ぎ出しそうなことであるし。

彼がパンとシチューを用意してくれている間、互いのグラスへ追加のワインを注ぎ。]

 そういえば、手がすきだって初めて聞いたね。
 こんな手でよければ、いくらでもどうぞ。

[嬉しげに笑う間も、白手袋は脇に置いたまま。
湯気の立つシチューに舌鼓を打ちながら、顔を緩ませた。*]


別に僕は、その。
素敵、なんて言ってもらえるような人では、なくって。

仕事に夢中になって寝るの忘れたりするし、
アイスコーヒー用意したのに飲まずに机濡らすし、
かと思えばそのグラス落として割って大惨事にするし、

[自分以上に緊張している人がいると、逆に落ち着くのだから人間というのは不思議だ。
 つらつら出てくるのは、自分を下げる言葉だからかもしれない。]


メモを貼った。


挙句の果てにこの間は酔っ払いすぎてマーケットで迷って、君の公演に間に合わなかったりするようなやつなんだけど――

[言ってて本当に情けなくなってきた。
 自慢じゃあないが粗忽者だし、生活力というものは欠けている。
 気の良いオリュースの住人たちの協力あって、なんとかやって行けているようなもの。]

そんな僕ですけど、幻滅したり、しません?

[若者の憧れなら、今潰えてくれればまだ傷が浅い*]


メモを貼った。


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