29 Sixth Heaven
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―最下層・廊下― [重い扉が、音もなく開く]
……これは、また
[眉を寄せて、男は途中で言葉を無くした。 ため息がひとつ。 首を振る]
イメージとは、随分違いましたね。 そも 主の元へ向かうのなら 天上かと ……其処からして、違っていたのですが
[静かな廊下に低い音が落ちる。 声質の所為か、然程響きはしなかった]
(91) 2011/04/14(Thu) 00時半頃
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チャールズは、靴音を鳴らしながら、一本道を待機室へ向けて歩き出した。
2011/04/14(Thu) 00時半頃
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[眼鏡の男性から発された問いに答える前に、 真っ直ぐにこちら目掛けて飛んでくるリベラに 少女は無意識に両手を差し出していた。 その勢いに、驚いて思わず両目を瞑ったが、 リベラはその腕の中へとしっかりと飛び込んできた]
リベ……、リベ、ラ……?
[少年の発した単語がすぐにその鳥の名前と何故か解った。 自分はこの鳥の事を知っているような気がする。 その解を求めるようにリベラの飛んできた元、 1人の少年の姿を目に映した]
(92) 2011/04/14(Thu) 00時半頃
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―待機室―
フィリップに、リベラ。 よろしく――ということになるのだろうな。
[>>84少年の名乗りに頷きながら 慌しく鞠のように跳ねていくフィリップの後姿と、 鮮やかな鳥の色、その先に居る少女。 それだけ見ればまるで御伽噺。
己の問いかけに答えたのは、 痩せぎすの少年―スティーブンは彼の本当の年齢を知らない―であった。>>86]
テクノロジー。そう。 この「世界」の、だ。 君は何も聞いていないのだろうか。
(93) 2011/04/14(Thu) 00時半頃
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[もう1人の少年がスティ−ブンのお堅い質問に答える。 けれど、フィリップはその声よりも 鳥が飛んでくるのに 慣れているかのように、 腿に降りるリベラへ、両手を差し出す少女に 大人しくその腕に納まるリベラにも翠を瞬かせて。]
……え、あぁ、うん、こいつ、リベラって言うんだけど ごめ…………
[自分の声から単語を拾い 戸惑うようにも聞こえる声の零れ方に フィリップは謝りながらも改めて少女に視線を向ける そう、その灰青に目を向けて。 ……翠を1つ、2つ………瞬かせ]
(94) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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………………マーゴ……?
[1人の、少女の名を呟く。 8年の経過からすれば、目の前の少女は いささか幼い気がしたけれど。 けれど、あの子、と同じ灰青、濃色の髪……それに面影に その名を呟かずにいられなかった]
(95) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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[間近で羽ばたく>>90のに思わず手を引っ込める。 最終的にスカートの上にリベラが着地しようとすると、 何度も目を瞬かせ、けれど追い払う事なくそっと そのその背を撫でようとそろりと手を伸ばした]
あなた達が、新しい人達……? でも、……でも、いつだったか会ったような。
[霞がかった記憶を探ろうと、視線が宙を泳いだ。 何かとても大事なもののような気がして。 僅かに眉を寄せる]
(96) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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… ? とり。
[少女の腕へと収まった鮮やかな色に、緩やかに首が傾ぐ。
勿論、先程のネズミも含め。人以外の生き物を見る機会が無い訳ではない。が。 酷く珍しい物には、違いはない。 況してや、鮮やかな色は――この最下層では 酷く馴染みが無い。]
――人に なれてる ね?
[少女と、そのトリの…恐らく飼い主だろう少年へ視線を向けて。 次いだ男性の言葉に――かくりと、首が再び傾ぐ。]
(97) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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テクノロジーは、…。… 今は、止めて貰って て。 ……?
[一言、二言。紡いだ言葉は 沈黙に変わる。
――さて、聞いていない訳ではない。 むしろ、自分が如何様にテクノロジーに関与している事は 流石に覚えている――が。 其れを雄弁に語る言葉も、努力も 青年は持ち合わせていない。
それを絞りだそうとすれば、する程 思考は緩やかに停止していく。]
(98) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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なにやら、賑やかですね……
[廊下の先に扉が見えた。 其処からこぼれてくるいくつかの声 幾らか先の部屋に先ず見えたのが 少年少女と色鮮やかな鳥だったものだから 思わず立ち止まった]
……
[あたりを見渡す。 降りてきたエレベーターから繋がる廊下は 待機室にしか通じていなかった。 自然、眉が下がる]
(99) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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[その名を呼ばれて、どきりと心臓が跳ねた。 差し出した腕に収まる動物の感触、温かみ。 背筋を這い上がる焦燥感に、リベラを抱き上げたまま 少女は不意にソファから立ち上がった]
駄目、だめ、……此処はだめ、っ。
[何かから守るようにリベラを抱き締めて、 誰かを探すように周囲を見渡した。 自分でも誰を探しているのか解らないまま。 廊下から聞こえてきた靴音にびくりと肩を震わせると、 逃げるように一歩、二歩、後退って]
きゃ……っ……――。
[後退った先にも椅子があった事に気付かず、 足を引っ掛けてもつれるように床に尻餅をついた]
(100) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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マーゴは、足音が一瞬止まった>>99事に身を竦ませてきゅっと目を瞑った。
2011/04/14(Thu) 01時頃
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……? ……――君。どうした。
[スティーブンは、呼びかける。>>98 静かに、緩やかに停止していくさまは 通常のひとのそれではないように見えたのだ。
マーゴと呼ばれた少女が立ち上がり、 尻餅をつく。何事かと顔を向ければ、 新たな顔が、見えた。>>99
――自分と同年代、といったところだろうか
僧衣――スータンに身を包んだ男へ、 スティーブンは折り目正しく頭を下げた。]
(101) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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―修道院―
……一体何だろう。
[郵便屋に問うように投げた視線に、答えが返る事は無かった。 暫しの会話の後、一人になれば>>#4封を開ける。 中を読んでも任の内容は書いて無くて。 わかるのは、呼ばれていると言う事だけ。]
――……。
[行かない、と言う選択肢なんて頭には浮かぶ事すらない。 請われるのであれば、それは応えるべき事項となる。 修道院に居るのすら、敬虔な信仰心からでは無かった。]
(102) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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―数年前―
[それは、幾度かあった犯罪の増える頃合いだった。 まだ幼かった青年の耳に、怒号が響く。
声の主は実の母親。
家は、貧しかった。 家計を支えるべき父は、他に女を作り碌に家にも帰ってこない。 母も働いていたものの、その日食べるにも困るような有様で。 ただ泣くばかりだった母の苛立ちは次第に募り。 父の面影に似た子へぶつけられた。]
――……んなさい、ごめんなさい…っ!
[責める声は、暴力を伴って降り注ぐ。 身体をきつく丸めて、ただそれを耐えた。
……それが。その苛立ちを受け止める事が、 自分に求められた事だったから。]
(103) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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[その母も、父ももういない。 何故居なくなったのか、若しくはただ捨てられたのか。 その頃の記憶は定かでは無く。
保護された際、少年は餓死する寸前だったと言う。 幼少期の栄養不足は現在まで響き、 身長も殆ど伸びず手足も痩せ細ったまま。
そうして、物心ついた時には、孤児院に拾われていた。 その頃には既に、右足は本来の機能を果たさぬ様で。]
(104) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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―現在:修道院→最深部―
…マムに、挨拶できなかったな。
[日取りは割と急ぎ足で、稀に手伝いに行っていた>>36孤児院には 手紙で暫くの不在を知らせる事となる。 当時、マムと呼び慕っていた女性。 その呼び方は、今も当時のまま。]
[足の事もあってなのか、修道院の門の前まで迎えの車が手配されていた。ひょこり、と。身体を傾がせ車に乗り込む。
その先に何が待っているのか知らないまま。 けれど、浮かぶのは不安ではなく。 車中、感覚の無い足を、無意識のうちにさすっていた。]
(105) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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僕が行っても…居ても。良い場所なのかな。
[ただ、「世界」が自分に何の用があるのだろうかと。 先に得た知識など何もなければ、そんな疑問は口をつく。 出立する前。修道院の誰に尋ねても、時折重く口を閉ざす人が居る事には、またゆるく首を傾げたのだった。]
→最深部:待機施設へ
(106) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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ん?あぁ、リベラは生まれてからずっと オレと一緒、だからね。
[少年の声に、こくりと頷くけれど] [リベラは少女の腕の中で、手の感触に目を瞑り 先程までフィリップを無視した様子も嘘のように大人しく。 ただ、当のフィリップは、 もう、そのことは気にしていない。]
そうだよ、マーゴ!!8年ぶりだから忘れちゃった? オレ、フィリッ………って、え??
[立ち上がる姿。虚を着かれた。 立ち上がっても低い位置にある灰青に翠が瞬く]
(107) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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……マ、マーゴ……?? ………落ちつけよ、大丈夫、大丈夫だから!!
[後ずさり転がる様子に、 ともかく急いで駈け寄り、両の腕で抱え起こそうと。 抵抗がなければ軽業で鍛えた腕は 軽々とリベラごと彼女を持ち上げる ……ただ、フィリップの頭の中にも 普段振り払う映像が、思い返される。重なる。]
(108) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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フィリップは、あらたなおっさん2号にはまだ気づいていない。
2011/04/14(Thu) 01時頃
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[少女が転んだのと、足を止めたのはほぼ同時。 身を竦ませた少女に駆け寄るべきかとも思えど 傍にいた少年が駆け寄るのが早かったから 此方は動かずに――其の行動自体普段の男からすれば おかしな事だったが――己と同じ位の年齢の男へ 少し困った顔をしたまま頭を下げ返す]
……場所を間違えた、かと 思ったのですが。
[長身に黒衣纏う男は、待機室へと歩みを向ける カツン、と足音が冷たい廊下に響いた]
(109) 2011/04/14(Thu) 01時頃
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貴方も「世界」より召集を受け、 此処へ来たのならば間違いは無いようですよ。
[声が届けばそう答えただろう。>>109 スティーブン自身も、 少々調子が狂うといった様子である。 少女と少年、そのやり取りに 手を出すことはしないまま。
落ち着くならば尋ねようとする。]
――君は彼女を知っているのか。
[システムの《中》から来たであろう、 この少女を知っている、 何故少女は、少年は、此処に居るのだろう、と。 疑問ばかりが頭を擡(もた)げる。]
(110) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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―地下・最深部に向かうエレベーターの前―
……おっきい。
[地下に向かうエレベーターの前。 孤児院と、修道院と。 その二つ以外にはほとんど外出する事の無い身には、エレベーターに乗る機会すら稀で。 常よりも深く潜るそれは、今まで見た数少ない中でも一番大きく、頑丈そうなつくりをしていた。
扉を見上げ、あんぐりと口を開けて眺める。 まるでおのぼりさんの体である。 先に誰かを送って行ったその箱が、再び地上に辿りつくには どうやらまだもう少しかかりそうだ。*]
(111) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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― エレベーター ―
[自分が住んでいた辺境の地では、【管理者】など都市伝説と思われていた。 大人は誰も信じていなかったが、ずっと、いつか自分がなるのだと心に決めていた。
『いつか、そこでまた逢おう。』誰の言葉だったか、約束の言葉と頭を撫でてくれた大きな手だけ覚えている。]
ねえ、あたし、ここへ来たよ。
[養成所を出され送り込まれた先でエレベーターに乗り込む。 ここで逢う約束をした誰かが、既に居ない可能性など、少しも考えずに。
外界と切り離された自分を認識することもなく。 エレベーターの浮遊感に、地下にたどり着いた時には気分が悪くなっていた。
真っ白な白衣のポケットの中の手紙>>#4を皺が出来るくらい握り締め、開いた扉からふらりと廊下に出た。 青白い顔で廊下の壁に凭れ、優れない気分を回復しようと試みる。
誰かの足音が聞こえたなら、そちらへと視線を向けて、言葉を紡ごうと唇を小さく開け、ぱくぱくと口を動かす。 紡ぐ言葉を生み出せなかった唇は、酸素を求めて喘いでいるように見えたかもしれない。]
(112) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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――…、? なに が?
[思考が、完全に停止する。 男の呼び掛ける声>>101に、あおが緩やかに瞬いた。 何が不思議なのか、おかしいのか。 全く、意識していないとでも言う様に。
――ふつと、新たに部屋へ増えた人影に気付いたのは その男が頭を下げて後、漸く。 ゆっくりとした動作で、視線が動く。
かくん。緩やかに擡げた首は、会釈の代わり。 何処か男の真似のようにも見えたか。]
(113) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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[駆け寄る気配に身を捩って逃げようとしたが、 碌な運動もする事のないこの施設の中で育った体は 容易にフィリップと名乗った少年によって抱え上げられた]
フィリ、……フィ、ル……?
[何かが像を結んだのか、少女もまた少年の 愛称らしき名前を微かに口にした]
だめ、逃げないと。 痛いのはいや、いゃ……。 …………が、来る……。
[右手がきゅ、と少年の襟元を縋るように握った。 冷たい足音>>109に怯えた様子でぎこちなく顔を向ける。 視界に移った姿は……]
……ち、がう。
[見知らぬ姿、背格好の男を視界に捉えると、 ふっと憑き物が落ちたように少女の体から強張りが解けた]
(114) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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―待機室入り口― [操り人形のようだ かくんと会釈のような仕草をした少年を見て 男は内心そう思う。 少年の腕の中、少女が此方を見て呟いた声音は聞き取れず]
……
[眉を下げたまま、視線を落とした。 奇妙な居心地の悪さを味わうのは 人生の中で初めてのこと]
[妻と子供の名を小さく呟いた。 胸に渦巻く痛みが、此処へ来る前よりも広がっている]
(115) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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[抱え上げた少女の口から8年前、 フィリップを呼んだのと 同じ音が聞こえれば、記憶が翳らせかけた感情は それよりも、強い思いで持ち直し、淡く縁で頷く。 [抱き上げた少女の身体は いやに柔らかくて、少し戸惑いも覚えた、が。]
こねーよ……それに、大丈夫……昔、とは違う
[惑いを振り払い、縋るようなしぐさに 抱えたままそっと頭を撫でながら フィリップも彼女の視線の先に目を向ける]
………だから、いったろ……こねーって…… あたらしい、おっさんも、脅かすなよ……
(116) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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[腕の中の彼女の緊張が解けるのがわかった。 リベラは緩む腕の力に、少し身じろぎして。 フィリップは八つ当たりだとわかっても マーゴと共通して持つ記憶から、 彼女の混乱は理解できて、 新しい姿に嘆息一つそう零す]
………ちょっと、ね。
[腕の中のマーゴを気遣いながら>>110に アーモンド型の瞳を細め笑う。]
(117) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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…――、へいき?
[眉を下げたままの男>>115の様子を 感情なく見つめていたあおが、ぽつりと問う。]
オレら、今 接続。…切れてるし。 ――ここは、吸い上げられない。 から。
[妙に、要点の抜けた言葉。 それが、テクノロジーの仕組みを指すのだと 目前の男が気付くかどうかは――判らない。
尤も…喩え、不思議そうに問われた所で、 それを理解する努力は青年の中からは零れ落ちているが]
(118) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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[>>110同年代らしい男の声には 「主の導きにより此処へきた」のだと 修道院でも、教会でも 「世界」だの「テクノロジー」だの そう言った言葉とは無縁であったが故の返答をし]
驚かした心算は無いんですが 申し訳ありません。
[>>116少年からのいわれのない言葉には 男は眉を下げたまま、謝罪を口にする]
大丈夫ですか ええと……お嬢さんは。
[少女の様子を、彼女の連れ合いだろうと思われる少年に問うた]
(119) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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――…そうか。 久方ぶりに、会えた、 といったところだろうか。
[フィリップ>>117の答えにスティーブンは頷く。 だが何故だろう、「よかったな」とは謂えない。 引き合わされたらしき少年、少女。 偶然か。必然か。
痩せぎすの少年へと スティーブンは再び視線を向ける。>>113]
…何が、と問うのか、君は。 今、君の様子は私には「普通でない」ように見える。
[齧った医学、心理学の知識から思う。 思考を放棄したような、これは。]
(120) 2011/04/14(Thu) 01時半頃
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