266 冷たい校舎村7
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[それきり、俺は黙り込んだ。
恋人だった時はもっと スマートな言い方ができただろうに。 俺の傍にいて欲しい、くらい言ってのけただろうに。
素の高本悟はどうしようもならない男なので そんな不器用な言い方しか、できなかったのだ]
(270) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[傲慢で高飛車で自分勝手な高本悟は、 養拓海を失うことも、七月葉子を失うことにも 耐えることができない。
弱くて、愚かで、矮小で、馬鹿ないきもの。 ――――それが俺だった]
(271) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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―― 3年7組 ――
[お化け屋敷の中を進む。 段ボールとベニヤ板で作った 廃病院を模した狭い通路を葉子と進む。
そうして出口にある霊安室で、 嗚咽を漏らし、ぐったりとする拓海の姿を 見つけたのだった。>>236
京輔が「生きて」>>263>>265と 繰り返し、拓海の手首を握るのが見えた]
(272) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[俺は葉子の手を離し、その背をトンと押す。
お前も何か拓海に 言わなきゃいけないことがあるだろ、と。
葉子に一瞥をくれると、拓海に向き直った]
(273) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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生きろ。
[俺は京輔の言葉に、重ねる。 制服のポケットに入れたガラス片を 拓海に見えるようそっと床に置く。
夕暮れの公園。約束の場所。
でも俺は過去の思い出よりも、 お前と過ごす未来が欲しい]
(274) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[京輔が拓海の右の手首を掴むなら、 俺は左の手首を掴もう。
そうして、壁によりかかろうとする拓海を 強引にこちら側へ引っ張ろうとする。
まるで三途の川を渡ろうとする彼を、 現世へ引っ張り上げるように]
(275) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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生きろ、拓海。
[俺は京輔みたいにやさしい人間ではないから 祈るような目なんてしてやらない。>>266
溢れる涙を制服で拭って、 俺と一緒に生きるのが当然だろ、という顔を 平然としてやるんだ。
……いいや、できてたかな。 何分、必死だったもので]
(276) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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[逃げていいときと、悪いときの 区別もつかないのかって。>>3:288
そう言ったのはお前じゃないか。
なあ拓海。今は逃げるときじゃない。 踏ん張りどころだぜ。
俺もいる。みんなもいる。なにが不足だい?]**
(277) 2019/06/17(Mon) 04時頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 04時頃
R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 04時頃
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拓海。 俺もそんなお前の顔、初めて見たよ。
[嗚咽を零す拓海に、そう返してやるんだ。>>298
いつも暢気で、陽気で、馬鹿してて、 野良犬みたいに人懐っこくて。
そんなお前しか知らなかった俺は、 たくさんたくさん、 この校舎でお前の知らない顔を見たよ。
長い付き合いだったのに、 いいや、長い付き合いだったことに甘えて 見ようともしていなかった]
(321) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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[真面目な話して、言い争って、説教されて、 いま強引にお前を説得してる。
この校舎に来てから、 チョモランマのような俺のプライドは すっかりへし折られてしまって 泣いたり、凹んだり、怒鳴ったり、叫んだり もう散々の有様だ]
(322) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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[みんなを馬鹿って見下して マウントを取ることで精神を保っていた とても性格の悪い俺は、 きっとこの校舎で死んでしまった。
どう責任取ってくれるんだよ、って思う。
だから拓海の腕を、強く強く引く]
(323) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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道連れにしてやるって、最初から言ってるだろ。 ……ばか。
(324) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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[くしゃりとみっともなく顔を崩して、 やっぱり俺は、泣いていたんだと思う。
それから葉子が被せたブランケットに包まれて>>288 京輔に縋って泣く拓海を>>317 俺は呆けたような、気の抜けたような表情で 穏やかに見つめていたんだ。
――大切な友達を、失うところだった。
その事実がようやく俺の背にどかっと のしかかってきて、安堵に、少し胸が軽くなった]
(325) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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どういたしまして。
[きっとふらりと立ち上がった拓海が 礼を言う頃>>311には、 俺は毛布お化けを軽く小突くくらいには 元気を取り戻していたと思う]
(326) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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……行こう。
[もういないとは分かっていても、 級友たちを模したマネキンをそのままにしておくのは やっぱりしのびなくて。
俺らは、彼女と彼を運んで弔う旅に出る]**
(327) 2019/06/17(Mon) 12時半頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 13時頃
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[冷たい校舎を、マネキンを抱えて歩く。
明滅して、消えていく蛍光灯。 文化祭の飾りに彩られたそのリノリウムの廊下を 足音を響かせながら進んでいく。
まるで葬列のようだ、と俺は思う。
校舎を見回しながら すっかり懐かしい思い出となった 文化祭のことを思い返す。
この景色を忘れないように。 心の中でシャッターを切った]
(335) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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[うどん屋の冴えないおっさんになっても きっときっと、忘れない。
委員長と副委員長で、 肩を並べて音頭を取って準備したお化け屋敷を。
お化け屋敷の受付で、 京輔と語り合ったあの時間を。
文化祭の打ち上げのあと、 ふざけながら拓海と片付けをした帰り道を。
マネキンを運ぶ間、きっと俺は 拓海と京輔と葉子の顔を交互に見つめて そして小さく微笑んでいた]
(336) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(なあ、拓海。
無事に帰れたら、 きっと思いの丈をぶつけよう。
そのときは、うどんの1杯でも奢ってやるよ。
俺のくだらない身の上話を聞いてくれ)
(337) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(まだ話していないことが。 今まで言えなかったことが。
たくさんたくさん、あったんだ)
(338) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(俺も少しは素直になるよう努力するから。 だから――……)
(339) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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(お前の悩みも、少しは吐き出して 共有してくれると嬉しい)
(340) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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[体育館にマネキンを並べて、祈りをささげる拓海に どの口が言ってんだよ>>334って突っ込みを 入れようとして、やめた。
なんだか、 ふざけるような雰囲気でもなかったからな]
(341) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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[まだまだ俺にはやりたいことがあって、 戻って伝えなければならない言葉もあった。
まだその言葉はまとまっていないのだけれど。 きっと傍にいたであろう葉子に、一瞥をくれて。
それから――……]
帰ろうぜ。
[拓海と京輔に、笑顔を向けただろう]**
(342) 2019/06/17(Mon) 17時頃
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R団 タカモトは、メモを貼った。
2019/06/17(Mon) 17時頃
──喫煙所──
[ 吐息によって口許がただ湿るだけの筒をそのままに、
ぼんやりと喫煙所の窓の外の景色を眺めていれば
塊になって動かないマネキンではない、
ひとりのクラスメイトの姿が視界に入る。 ]
ん、まあな
……要るか?
[ 彼自身にこの場が似合わない訳ではないだろう、
しかし制服というものはこの空間に異質だが、
敢えてか。オイル切れのライターでは灯せない、
火のない煙草を一本差し出して。 ]
[ どんな感情をしているのだろか。その顔は。
読み取り切れない、きちんとした表情を見ても
轟木楓太の表情は相も変わらず不愛想なまま。
差し出した煙草の行方がどうなろうとも、
ポケットの中へと手を忍ばせて別のものを探り。
やはり、2つ目のライターは見つけられない。
諦めたように溜息を吐けば、咥えていた一本を
箱の中へ押しやるように戻してしまおう。 ]
堅治、首平気か?
[ なんて、あのマネキンの姿を思い浮かべて
マフラーに覆われた首元を、ちらと横目で見る。 ]
お前、何か悩みでもあんの?
[ 何気なく吐き出された、帰ってた
それは、どこかであの冷たい校舎での出来事を
本物のものとして表しているようだった。
教室で、彼の机の上に残されていた一冊。
心理学の本を思い浮かべながら、何気なく問うた。
あれは、もしかしたら
ただの夢じゃなかったのかもしれない。
もしもあの死が再出発を示すんなら─── ]*
[ 本来ならば、
20を超えてから立ち入るべき場所。
制服という異質さは、
背丈一つで誤魔化せる。
歩み寄り、壁に背を預けた。
差し出された一本を見下ろして。 ]
……ん。
[ 持ち上げた指に、挟んで、受け取った。
吸いもしないそれは、
手慰み以上のものにはならないけども。 ]
[ 火がないのだろうか。
不愛想な形をした顔の、
むすりとした唇から離れた煙草が、
箱の中へ戻されるまでを見て。 ]
首か。
何てことねぇよ。
[ 自分のマネキンを見てはいないが、
大方、どうなっていたかは想像がつく。
さして痛くもない首。
なんとなしに、窓を見て。
マフラーをすこしだけ、ずりおろしてみる。 ]
[ 窓にうすく映る虚像。
首に、薄い絞め痕が残っていたけども、
大したことはない。
すぐに、マフラーを元に戻して。視線も戻して。 ]
……なんだ、藪から棒に。
[ 苦笑い。
悩みがあるようにでも見えたか。
よもや、あの本がそう思わせているなんて、
宇井野は考えもしないのだ。 ]
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