106 【突発ゆるふわ雑談RP村】わかば荘の年越し
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あ、よかった……。
琴ちゃん大丈夫だよ、南さんだよ。
[堅田から言葉が返ってこれば胸を撫で下ろし、
東雲にゾンビの正体について声をかけた。
しかし、随分と調子が悪そうである。
這っている堅田にあわせてこちらも廊下にしゃがんだ。]
そういえば風邪全然引かないって言われてましたよねー…。
管理人室ならゆっくり寝れると思うし、
薬も持ってきてもらえると思いますよ……へくしっ。
引っ張って連れていきましょうか?
だぁぁあぁぁ生き霊!!!!
[驚いた拍子に、鼻栓が飛んだ。]
……じゃない、南ぢゃん!!
なに”やっでんのそんなどごろで!
え"、なに?
瀕死……あぁ……
[見たままだった。
あまりに見たまますぎて、唖然と見下ろすと、カッと眼を見開かれた。]
ヒッ!
[こわい。]
― 廊下:琴 ―
わ、わわわ、り、りんちゃん、お、おばけが…………え、南ちゃん…?
[近くに来た燐に、涙目で光の速さで抱きつけば、南の名が出てポカンとする。]
あ、あっ、あ、南ちゃん、ご、ごめんなさいなのにゃ…
[燐から離れ南慈郎の近くまで行くと、ゆっくりとしゃがみこみ頭を撫でる。近くで見ると少し面白くて、ふふっと小さく吹き出したのは隠せていただろうか。]
――管理人室→廊下・夕――
[と、突然聞こえた悲鳴にびくうっと肩を怯ませる。近くにいたマユミと顔を見合わせどちらともなく扉を開けただろうか。]
ことおねえちゃん!?
お、おばけ!?大丈夫ですか…?
[彼女に近づきおろおろしながら尋ねる。]
ー自室前/十文字ー
(あっちい…)
[米神を流れる汗に気付き、随分と体温が上がってしまっているのを自覚する。
借り物の羽織を汚したらいけない、と肩から下ろして軽く畳んでいると階下から立て続けに女性の悲鳴が聞こえ]
!おば…っ!?
[お前たちかと周りをふよふよしている何かに視線を遣るが、彼らは何もしていない。
耳をすまているとお化けだという男性の声が聞こえて、安心して溜息を吐いた]
違うわよ。あたしのバッティングスキルのおかげよ。そのうちメジャーから声かかるんだから。夢の10億円プレイヤーになるんだから。
[樹里の言葉に目を少しパチクリしたあと、でもあたしダイエット中だから、と断ろうとした瞬間。少しお腹がぐうっとなった。……ま、今日ぐらいは、いいか]
……ん、いいわよ。
どこで食べる?談話室?
わかってるわよ。アンタもいい年なんだから無茶しないで食べたらさっさと寝なさいよね
[何か気を使わせてしまったような気もする。癪だがこの女はよく気が回る。癪だが。そして聞こえる、悲鳴]
……アンタもなにげに冷血ってか、豪胆よねぇ
[しかし樹里のその淡々とした態度に、思わず笑ってしまった]
[ふと琴の悲鳴を聞きながら、まりは思った]
……そういえば、夕ちゃん怯えてないかしら?あの子、すっごく怖がりだから……心配ね
[それよりも琴の心配が先だろというツッコミが聞こえたような気がした]
――廊下→管理人室・夕――
[燐の話をよく聞けばどうやら琴が南慈郎をおばけと見間違えたらしい。
ほっと胸を撫で下ろすと管理人室へ戻った。]
失礼ねー。まあ紛らわしいことしてたアタシがいけないっか。
ごめんなさいね。
[燐も芳しくはなさそうだ。
自分が眠っている間にどれほどウィルスはわかば荘を侵食したのだろう。
心配はいらない、と緩慢ながら身を起こして]
女の子に助けられちゃったらいくらなんでもアタシダメダメすぎじゃなーい。
ってうっわ汚ぇな金定テメェ菌撒き散らしてんじゃねぇっつったろうがシメっぞゴルァ!!
[ついつい声を荒げて、そののちに咳き込んだ。
琴はまた怯えてしまっただろうか、ごめんね、の意で手を合わせてはみたが。]
そうね、じゃあ談話室…か、フランクさんに怒られたら管理人室でもいこっか。
あいにくあたしは今まで寝てたとこだし、推定まりぃちゃん程いい年じゃないですぅー。
[べー、と憎たらしい声付きで舌を突き出し]
だって、あれだけおっきい声が聞こえたら、誰かお化けから救助に向かってるでしょ。
二階に居る分、あたし達のが不利よ。
一階の面子がとんだ薄情者で孤立無援だったら、通りがけに助けましょ。
…あ。お手紙書いといたから。後で見といて?
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