人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 公証人 セイルズ

 
 初めての夜にね。
 目覚めた君を起こそうとして
 君は、いつもどおり起きなかった。
 あと5分、って…………いつもどおりに。

 けれどその時の君は目を開けて、
 僕を夫のように呼んだんだ。
 『――呼んで、』って、……30年前みたいに。
 

(83) さねきち 2019/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[視線を落とす。
紅茶色の目を見た。

風にさらさらと流れる髪も、揺れる瞳も
なにもかもが似ていて見分けがつかなくなりそうになる。

吐息ばかりの笑いがこぼれた。
惑いながら、
きっと知らなくてもいいことを知ろうとしているのに
伸ばす手をやめられないのは職業柄か]

 僕が言っていることがわからないならいいんだ。
 いいんだが……
 

(84) さねきち 2019/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 公証人 セイルズ

 
 …………君は一体誰なんだ。
 ミルフィ? それとも、クラリッサ?
 

(85) さねきち 2019/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 公証人 セイルズ

[問いかけながら、セイルズはどこかで
「何をいっているの」と笑う娘の声を求めている。

その都合のよさを内心でせせら笑う間にも、
墓地には湿気た風が吹き込んだ。*]

(86) さねきち 2019/10/17(Thu) 21時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─ Dawn ─

 ……

[起き上がってバルコニーへ出ようと思ったけど頭痛がするから諦めた。
もういいや、今日だけ今日だけ]


 ふ 、

[汚れたシーツにくるまり、主人の髪を片手で梳いて。
チップを咥えると仄かにLEDが光って、電子烟草のメンソールフレーバーが腔内にひろがる。

外が明るいことだけはわかるけど今何時だろう。
起きたくなったら起きればいいか、と考えて、]

 はは

[1日で随分狂ったもの。笑える]

(87) tayu 2019/10/17(Thu) 22時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 ヴェルヌイユ

[ねえ、と呼びかけて、
裸の膝を擦り寄せる。
体がボロボロになるほどヤったって、疲労や貧血以外で然程困らないのとか、ほんとムカつく病気]


 これからモーニングして、掃除して
 済んだらちょっと出かけない?

[昨日、何処かにバイクを乗り捨てて来てしまったから]

 私と出かけたい?

[是が返るなら、それをエネルギーにして
熱いコーヒーをたっぷり淹れよう]


[これは、そういう未来**]

(88) tayu 2019/10/17(Thu) 22時頃

【人】 山師 グスタフ

 ― 医者の耽溺 ―

[彼と己の関係が、不安定だが正常だったものから、
 安定した異常なものへと変質しても、然程大事はなかった。

 長期休診を経た診療所を再び開けて、彼を助手にして。
 相変わらず、死にゆく人々を見送った。

 
 変わったのは水面下。
 
 
 彼が刃物を持ち出す前に、
 自主的に血を求めるようになった。

 仰々しく首筋に穴を空けるのではなくて、
 彼の指腹に自身の口腔を探らせ、一口分だけ鮮血を啜る。
 潤う熱い粘膜で包み、爪と指の間も舐め濡らし。]

(89) momoten 2019/10/17(Thu) 22時頃

【人】 山師 グスタフ

[そうして唯々諾々と血を得る己は、
 きっと彼の執着を満たした筈だ。

 なにせ、これまで拒み続けたお堅い男が陥落したのだ。
 人並みのプライドを持つなら愉悦も得るだろう。

 だが、血を得れば得るほどに病は進行する。
 
 一度目よりも二度目、二度目よりも三度目。
 朝に限らず夕に限らず、彼が指を差し出せば、
 パブロフの犬のように咥えても、依存には限界がない。

 ――― 眷属の依存が進行すると、
 当然、死の可能性も高まってくる。

 眷属の依存は吸血で進むが、
 依存を慰めるのもまた吸血であるから、
 己が煽られ、少し踏み外すだけで彼は容易く死に至る。]

(90) momoten 2019/10/17(Thu) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ

[故に―――、吸血行為以外に、彼の執着を慰め、
 安寧を齎す行為が、彼と己には必要であった。


 無論、医者である己は、
 どんな行為が眷属の安堵に繋がるか、知っていた。
 知っていて、この段階まで、彼を連れてきたのだ。]

(91) momoten 2019/10/17(Thu) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ


 どうだ、フェルゼ。
 この間よりもマシになったか?

[次の診察まで30分。
 卓上にはカルテが並び、本日の予定が開かれている。

 だが、来院の合間で勤しむのは事務処理ではない。
 此処最近―― 正しくは指が差しされる折 ――、
 繰り返してきた行為を、今日もまた彼に施していた。

 二人分の自重を支えるドクターチェア。
 膝に乗せるのは自身が生かす唯一の眷属。

 乱れを知らない己と、下衣を寛げられた彼。
 囁く声で問う医者は、触診めいて指を動かした。


 ぐる、り、と彼の濡らした隘路を攪拌しながら。]

(92) momoten 2019/10/17(Thu) 22時半頃

【人】 山師 グスタフ

[初めて彼を貫いて以来、彼を暴くのは指ばかり。
 最初の頃は一本だけ、今は二本。

 吸血の代替え行為というには不埒だが、
 彼の不安と思考を塗り潰す役には立つ。

 ――― 彼がこの刺激に馴致し、
 次のステージを望むまではまだ。]

 ………、

[そっと指を伸ばせば、覚えた前立腺を左右から挟み、
 己が大人にしてしまった眷属を労わろうか。

 乾く咽喉を堪え、沢山の言い訳を集めて。*]

(93) momoten 2019/10/17(Thu) 22時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

── 旅行前夜 ──

[眷属と主人。
 契約の形が変化しても日々は続いていた。

 変わったことといえば
 体を重ねる意味が変化したぐらい。 
 共に居られる時を少しでも増やすため
 距離を取ろうと足掻くことも。

 最近では体を交えていない時には
 専ら、彼の腕の中にいるようになった

 不確かな未来より、確実な今を選ぶ
 未来を捨てたようなこの選択もまた
 病が進行した証に他ならないのだろう。

 ────それでも構わない
      心からそう思っている]

(94) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[書類を提出した日のことは覚えている。

 自分が『メルヤ・スチュアート』となった日
 初めて彼の本当のファミリーネームを知ったのだったか
 教えられていた名との違いに随分と驚いた記憶がある。
 
 彼が名乗っていたファミリーネームと比べ
 覚えやすくて良かったと思ったのは内緒にしておこう]

(95) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[明日から向かう予定の旅行

 旅行などしたことがないのだから
 旅に出るのはこれが初めてのこと

 この場から離れることを思えば
 少しだけ名残惜しくもあるけれど]

(96) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[用意された純白のドレス
 選ぶ時には随分と迷ったけれど
 動きやすさを考えて、ミニ丈に。

 その分ベールはあの日、彼にねだった通り
 引きずるほどに長く全体に花の刺繍の入ったものを
 彼の顔が見えにくいのは嫌だとわがままを追加して
 折り返しをせず、髪にピンで留める形にした。

 一通り着替えを済ませれば
 コンコンと扉を叩き、完了の合図を彼に
 細く開けた戸の隙間から顔を覗かせて]

 
   あの、背中のリボンを……おねがいします


[そこだけは自力ではできなかった。と
 背中に付けられた水色の編み上げリボンを示す*]

(97) pearlkun 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



[ざわり、と葉擦れの音がする]

 

(98) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  あなたは、どちらだと思うのかしら。


[振り返った私は、きっと大人びた
 曖昧な笑みを浮かべていたはずだわ]
 

(99) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  こう言い換えましょうか。

  あなたは私に
  どちらでいてほしいのかしら。

  ねえ、セイルズ。


[墓地に湿気た風が吹き抜ける。
 十字架の前に手向けられた白薔薇が
 さやさやと揺れた]
 

(100) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  私は何なのかしら。
  ミルフィの罪悪感が生み出したもうひとつの人格?  
  あるいは天に召されなかったクラリッサの魂が、
  哀れな娘の身体に取りついたのかしら。

  ……どちらでもいいわよね。この際。


[私は愛するセイルズに近付いて、
 昔のようにその唇を奪ってみせた。
 舌を絡ませ、熱を混ぜる]
 

(101) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


[それは、初々しい娘の口付けではない。
 長き時間を連れ添った夫婦のような、
 こなれた接吻だった]


  セイルズ。愛してるわ。ずっと一緒よ。
  決してあなたを離さない。 


[うっとりと、私は伴侶を見つめて]
 

(102) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  きっと、私は病そのものよ。
  あなたにとっての依存症の具現化。


[一歩、セイルズから距離を取る]


  あなたがこの前、
  抱いたのはどちらなのかしらね。ふふふ。

 

(103) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  あなたがこの娘の生き血を啜って
  依存が進行するたびに、
  私はこの子の“表面”にあらわれる。

  今は少ししか出てこられないけれど。

  ねえ、きっとすぐに私たちは
  “昔のように”暮らせるわ。
  愛して、セイルズ。私だけを愛して。
   私
  “眷属”なしには、あなたは決して幸せになれないわ。


[きっと私が浮かべる笑みは、
 写真立てに飾られたあの写真のように
 慈悲深く、穏やかなものだ]
 

(104) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ


  
  ああ、残念よ。セイルズ。
  今日のところは、これでさよならね。

 

(105) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ




         [  暗  転  ]


 

(106) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 覆面嫉妬団 ミルフィ



  ……パパ?


[ざわり、と葉擦れの音がする。

 湿った風が墓地を吹き抜ければ、
 そこに佇むのは、不思議そうに小首を傾げる
 無垢な顔をした少女がひとり]**
 

(107) gurik0 2019/10/17(Thu) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── 純熟期 ──

[目覚めた先に待っていたのは、
夢のように現実味のない、幸せな時間だった。

抱擁を求めても溜息は返ってこない。
身を寄せても撥ねられるのでなく、むしろ抱えられ
咽頭から頤へ指が滑った後の一連を思い出しては
大人ふたりでも裕にあまるベッドの中で
細脚をばたつかせ、悶え、悦に浸る。]

(108) mumriken 2019/10/18(Fri) 00時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[もう、いちいちどこに刃先を宛がうか悩む必要もない。
呼ばれる侭に膝に乗り上げ、白指を差し出すだけでいい。
もっと太い血管から心ゆくまで喰らってほしかったが、
これまでの頑なさを思えばじゅうぶん満足すべきだろう。]

 ん、 ……うぅ、…

[指を食まれ、吸血から解放されるまでの時間も
少しずつ伸びていた。
軟体がねっとりと関節や爪の淵をなぞり、
頬や歯肉に指先が触れる度、唾液ごと吸われる度。



指よりずっと遠い器官が擽ったさを感じ初めて
丹念に舐めしゃぶる主を見詰める眼差しが陶酔に眩む。]

(109) mumriken 2019/10/18(Fri) 00時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[傍目にはさしたる変化もない日常が続いたが、
水面下での変化は顕著だ。
懼れていた主からの拒絶が消え、
誘う前に求められる至福は、どんどん己を蕩かしていく。

脳の一部を、心臓を。流れる血が濃度を増して
いつの間にか蝋燭作りには一切手をつけなくなり。
診療所の受付に顔を出す頻度も下がっていった。]

(110) mumriken 2019/10/18(Fri) 00時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[彼が患者と会うことを煩わしく思い
診察を始める度に、不機嫌と不満と
不安を顕わにするまで、そう長くはかからなかった。
他の患者が彼に心を奪われたらどうしよう
優しい彼はそれを受け止めるのでは? と。

進行する病が疑心暗鬼と自己嫌悪を重ねていく。
主の一途を信じていないわけじゃないのに。
信じるだけじゃとても足りず。

──そんな己に主が与えてくれたのは。]

(111) mumriken 2019/10/18(Fri) 00時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


 ぅん……ッ、 ん、前、より…
 へいき、だか…らぁ、あっ ……

[だらしなく肩が落ちるシャツ。
踝でわだかまる下着は軽い拘束具めいて
彼の腰の上でもどかしそうに身を捩る。
淫らに跳ねる腰の奥から、粘ついた水音を鳴らして。

始めの衝撃に比べたら、指の一本や二本と思えたが
痩躯を暴くそれは十分な圧迫と異物感と
──当時は感じえなかった快感を己に植え付けていく。]

(112) mumriken 2019/10/18(Fri) 00時頃

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