212 冷たい校舎村(突)
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ おまえらを模したマネキンを見ても、
帰れた。 じゃなくて、 いなくなってしまう。 と、思ってしまったのだ。
この場所が怖いとか、気味が悪いとか、 おかしい場所だから脱出しなければ とか、
そんなことよりも、現実を思うと、 いき苦しい。
なあ、みんな、なんでいなくなんの。
帰りたい と、思わないな。 だけど、ひとり も、苦手なんだよ。
誰かさんの言うとおり。*]
(71) 2017/03/16(Thu) 19時半頃
|
|
―3F空き教室―
っ、う、く……っ
[涙でぐしゃぐしゃになった顔を ようやく上げられたのは 呼ぶ声、があったからだ]
――やまと、さん……?
ちが、なに、――っ、だって、たかし、 こんな、……っ
[――違う、違うって、なにが。 要領を得ない声の断片を零しながら 座り込んだまま大和を見上げた。 帽子を被るようになってから隠れてしまった顔が、きっとその角度からは覗いたろう、心配してくれている、と、わかっても]
(72) 2017/03/16(Thu) 20時半頃
|
|
かえ、っ、……でも、 窓あいてた、落ちてたら、……っ
また、怪我、し、――、っ、
[しゃくり上げ、己の口元を手で覆う。 肩で息をして、こんな有様であるから 大和が力を込めれば、引きずられてずるりとマネキンから少しだけ離れた。
がしゃん、とゆかとぶつかる、 人間にはあるまじき音。 蒼ざめて、切れ切れに小さく吐き出す言葉は弱い]
――っ、――、 おいてかない、で よ……
(73) 2017/03/16(Thu) 20時半頃
|
|
[――とうさんも、かあさんも あまり寄り付かなくなった家。
親権がどうとか、 ききたくなかった。 どちらを選んでも 心がおれをおいていく。
――でも、でも、たかしだけは、って、そう――]
(74) 2017/03/16(Thu) 21時頃
|
|
……、た、――くん、……
[ひどく弱く、ひとつ呼んで。 ――錯乱じみた様子は漸く、なりを潜めた]
(75) 2017/03/16(Thu) 21時頃
|
[ほっぺたふにっふにされるのは痛くはなかった。
最初は冷たい指先にびっくりしたけど、時間が経つにつれ慣れたというか、
いい具合にわたしの温度がうつってきたみたいで気にならなくなったというか]
気にしないで。
[指を離して謝るささらちゃんに、笑い返した後。
みんなを指して大丈夫、と言われれば俯いてしまう。
ただいまとおかえりを言い合って、笑い合う。
ささらちゃんとはそれができたけど―――、]
[薄情と思われるかもしれないけれど、
今この時真っ先に思い浮かぶのは、
ちよちゃんの言葉、だとか、繋いだ手にぎゅっと力がこもる感触だとか、
勝手にいなくなって慌てているかもしれない姿だとか。こっちはただの想像だけど。
泣いている姿は想像できなかった。
むしろわたしにしたみたいに誰かを励ます姿の方がしっくりくる。
そういう、しっかりしたところに、向こうでもずいぶん助けられてきた。
……ああ、元気でやってるかな。
そして無事に帰れるのかな]
………そう、だね、きっと大丈夫だよね。
[ようやっと顔をあげてほんのり笑う。
今わたしにできるのは、信じることだけ。
行こう、って言って手を差し伸べた時、
ポケットの中でスマートフォンが震えた。
ちょっとごめん、って言い置いて、ポケットから出したスマートフォンの画面をタップする。
つばさちゃんからメールが来ていた]
……つばさちゃん、夜用の出入り口のところで待ってるって。
はやく顔を見せてあげよう。
[告げて、改めてささらちゃんの手をとって、
病院に向かうことにする*]
|
「 屋上、行ってみたいんだよな 」
(76) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
― 回想:春先のある日 ―
[ 確か、高校二年生。
引っ越ししたばかりで、 転入したばかりで、 …俺の狭い世界から えとさんがいなくなったばかりで、 飛び込んでくるものが 全部 真新しく見えすぎた 頃だった。
そう 真新しいもの。 目の前にいる橘も そのひとつ。 ]
(77) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
[ 昼時だった。 職員室でばったり出会ったクラスメートと 流れで翌日の昼飯を共にする、という 憧れていた"ふつう"の光景。 俺の手には 引っ越し先の家主である 伯父伯母夫婦からの小遣いで買った弁当があって、 それをつまんで 窓の外を眺めて、 ぽつりと言った>>76…、そんな 記憶。
なんで橘相手かって、 なんか 乗ってくれそうじゃん。 ]
(78) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
[ 前通っていた高校だと 鍵がかかっていて、屋上はいけなかったし。 この高校でも同じである可能性は、あって。
それなら、 橘なら何か抜け道知ってそうなんじゃ無い? とか そういう予想も 無くは無かった。 …俺は橘をどう見てたんだろうな。 思い返すと なんだか面白かったけれど。 少なくとも、 こういうことをすっと言える程度には、 呼吸がしやすい相手だったんだと、思う。 ]
(79) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
[ なんで? って聞かれたら、 "引っ越してきたばかりで街の景色が分からない" とか、言っていた筈。 だってこれ、昨晩から考えていた理由。 嘘じゃあないけれど、さ。 ずうっと出たかった外の世界の、 その景色が見てみたい とか…言えないだろ。 恥ずかしさ とか、 …言っちゃあいけない、事情とか あるし。 ]
(80) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
[ 頼みの甲斐があったのか、 そもそも普通に解放されていたのか、 今となっては 置いておくことで。
あの記憶に残っていたのは よく晴れた空と、 遠く 小さく見える建物と、 髪を撫でる柔らかい春先の風と。
隣、並んでいた橘に話しかけられるまで 俺は そう 今振り返ればやっぱり珍しく、 こどものようにずうっと 前髪の下から 憧憬 という表現がぴったりくる程に、 外を見続けていた ってこと。 ]
(81) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
[ ……俺にとっての 確かな記憶だけど。 あいつ、このこと、まだ覚えてるんだろうか* ]
(82) 2017/03/16(Thu) 21時半頃
|
|
― → 屋上 ー
[ ふらふら うろうろ。 自分で言ったことを 守らないタイプの生徒 って 結構たちが悪いと思う。
何時かの光景と違って、 耳に飛び込んでくる音は 冷たい。 屋上への道、階段を上っているけれど、 気を抜いたら落ちてしまいそうな。 そんな 感覚で、いた。 ]
(83) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ ―― 誰かいたらいいな って、 そんな 淡い期待。
吹きすさぶ風の音は、 淡い期待毎何処かへ飛ばしてしまいそうだけど、 何かしら あるかも、って …思いたい じゃあ ないか。 此処ってホストの精神世界なんだろ? 笑い声も、泣き声も、囁き声も、 この風の音も、何かあるって言うなら 手がかりぐらい、思ったって、… ]
(84) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ ……見つけたところで、 いつか たったひとりのかみさまに 死ねと祈り続けた俺が、 何が出来るか分かったもんじゃあ ない、けど、 ]
(85) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ 上履きの音は、風鳴りの中小さく響いて。 踊り場の その更に上、 屋上の扉があっけなく開いたら、 閉めるのも忘れて 開けっ放しで、
その向こうに、歩んで、―― ]
(86) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ よく似た、風の音。 ]
(87) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ ―― 気のせい だろうか。 冷たいそれが、飛び込んできた。 教室で窓を開けたときとはまるで違って、 全身に来るものだから、 ちょっと、…いや結構 寒い。 視界の端、風に煽られる前髪を捉えつつ はっきりしているんだかそうでないんだか、 よく分からない視界で 屋上の端 まで、行って。 ]
(88) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ …飛び降りたら、死ねそうだな と。 そう思ったのは 本能 って やつで ]
(89) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ ―― 一瞬だけ、意識が逸れかけた。 目的の 誰かか 何か を探せども やっぱり 誰も居ないし、何も無い。 ……景色だって、真っ白で。 ]
…… 何も無いか…、
[ なんだ、寒い思いをしただけかもしれない。 大人しく、…行きづらいけれど、 家庭科室に戻った方が色々平和だった、かも。 まあ怒られても仕方ないか って、 のろのろ、また とって返そうと 上履きは校舎の中へ。
…マネキン、また あるのかな と そんなことを 思いながら* ]
(90) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[家庭科室でパンケーキを食べた後、 ちょっとシャワー浴びて来るって、 皆と別れて教室に戻った。
確かジャージはロッカーに入れてたはず。 そう思って、探したら、あったあった。
んで、タオルは教室の一角に積んであったから、 それを一枚拝借してシャワー室に行こうと思った時。
四度目の、チャイムが鳴った。>>#0]
(91) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
…………。
[それから。
スピーカーから流れてくるのは、 屋内なのに、まるで屋外にいるみたいな、 少し強めの風の音が、ゴゥゴゥ鳴ってる]
今まで声だったのに何で風ェ?
[応える声は当然無い。 まァいいか。声よりかマシか。 って、シャワー室へ、電飾の光を浴びながら進む]
(92) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
― シャワー室 ―
[どうも通とはすれ違いになったらしい。
シャワー室に行くって言ってた通はいなくて、 代わりに、まだ暖かい空気だけが残っていた。
烏の行水な俺は、さっさかシャワーを浴びて ぱっぱとジャージに着替えちまう。 濡れた髪をタオルでガシガシ、 タオルで拭きながら、洗面台の前に立つ。
ぼさぼさ頭の冴えない顔。 にーって笑ったら、鏡の中の俺もにーって、]
(93) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[ 血塗れの姿で笑った ]
(94) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[驚いて、目を凝らす。
だけど、また見た時には 驚いた顔の俺が映ってるだけ。
疲れてンのかなァって、上履き引っ掛けて、 ブレザー持ってまた教室に戻って、置いて、それから]
[ ―――― ぴしゃん >>62 ]
(95) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[乱暴に戸が閉まる音が聞こえた。
何だ?ってそっちの方に歩み寄る。 なんだか少し寒い気がして、腕をさすりながら ゆっくりと進んで行って、扉の前に立った]
おおい、誰かいンの?
[扉を開けながら中を覗き込んで、 目の前に見えた光景に目を丸くした]*
(96) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
|
[拙く絞り出される、言葉>>72。 それを否定する私の言葉に、力な無いって解ってます。 それでも私は、違うよって、繰り返すだけ。
"女"の細腕ですもの。彼をマネキンから引き剥がすの、 もっと、難しいと思っていました。 だのに、しゃくり上げる彼>>73は 思った以上に簡単に、動いてくれて。
男と女の力の違い、とか そういうものを意識してきた私にとって その結果は、意外というか、拍子抜けというか。
けれど、好都合です。 マネキンの力無く垂れる腕が、 床とぶつかる音が妙に痛々しくたって。 このままで良い、筈が、ありません]
(97) 2017/03/16(Thu) 22時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る