人狼議事


193 ―星崩祭の手紙―

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【人】 重層培養 イースター


[着いた先は、初めて訪れた場所。
一回も着たところがないところ。]


 『イースター達はここで待ってて』


[ヒトはそう言って、透明な二重のドアの向こう側へと。
長い時間ではないのに、もどかしくて、そちらがわへ行きたかった。
ヒトが小さなドア(窓)をあけて、カプセルを宙へとかざせば。
ふわりと、それは飛んで行った。]
 

(86) 2016/07/18(Mon) 01時半頃

【人】 保安技師 ナユタ

― バーガーショップ ―

おばちゃーん!いつものやつね!

[馴染みの店へ入るなり、開いているカウンターに腰掛け、注文をした。
『速い安い美味い。ただそんじょそこらのファーストフードと一緒にしてもらっちゃ困る』が信条の、我が基地が誇るバーガーショップは、短い昼休みに立ち寄るには最適の食事処だ。
注文してほんの数分で、あつあつほかほかのナユタセットが目の前に置かれる]

んんんんん……っ!
この魚の風味……っ!肉汁から溢れる旨みの深さ……っっ!!

やーっぱオバチャンのバーガーは最こ――ってあれ?なんか味付け変えた??

[濃厚な肉汁から、いつもとは違う香味を鼻孔に感じ取って首を傾げる]

(87) 2016/07/18(Mon) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

「おや、分かるかい?
 文流しで他の惑星の人から良いスパイスを譲って貰ったもんだからね、試してみたんだ」

[一見パートのオバチャンにしか見えない、その実店主であるオーナー様が、にっと笑って告げる。
常連客を毒見役に使った事に対して悪びれる様子もなく「どうだい?」と重ねて訊ねてくる]

んー……悪くはないけどさ。
これ、安定して提供して出来るレベルのもん?

[そう、確かに悪くない。
――どころか、普段のお気軽メニューなバーガーを一丁前のちょっとしたランチメニューへと格上げ出来るレベルで、格段に、美味さを増している。
それはそれとして、店としてはこれを貿易ルートに乗せて安定供給出来なくてはいけないのではないだろうか?]

(88) 2016/07/18(Mon) 02時頃

【人】 保安技師 ナユタ

[店に来るまでの道中でも、町の噂は星崩祭と文流し一色だった。
仰々しいカプセルに「てすと」や「ああああ」なんて紙切れが届いただの、丸っこい可愛らしい字で届いた健気な文は可愛い女の子からに違いないいやこんな達者な文章が書けるのはオッサンに違いないだの]

[文流しが、この星の言い伝えや廃れた文化などではなく、確かに他の星でも行われている。
そんな、証拠たち]

(89) 2016/07/18(Mon) 02時頃

【人】 重層培養 イースター


[カプセルを見送った日。
その日に聞いた最後の言葉は。]


 『────おやすみなさい。』


[おやすみ、世界。
ワタシはしばらく、繭の中で眠ります。]
 

(90) 2016/07/18(Mon) 02時頃

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