184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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嗚呼、ヨーランダまだ死ぬな……!
[ 独りよがりの願望を吐き出すと、 人が集まってくる前に少女の身体を抱え上げ 奥の扉へ向かおうとしただろう。
きっとあの先なら誰にも邪魔されない。
抱えあげた彼女の服から鍵が落ちるなんて 都合の良いことがあればそれを使ったか。 なくとも蹴破って入り適当な物で扉を塞ぐだけ。
先ほどまでの警戒など思考の外。
さて行動はどこまで思い通りになったか、 怒る男の認識と現実は違ったかも知れない。]
(87) 2016/02/26(Fri) 08時半頃
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──記録の間にて──
[記録の間へと足を踏み入れる。 コツッ、コツッ、とその踵が鳴る音は決して早くは無い。走っていて見落とす方が余程恐ろしい。
──何事か起きているのだとしても、肉壁一つ失われたに過ぎぬかもしれぬのだし。 状況は確認すべきだが、慌てる必要は無いのだ。
自分の居る方からでは無かった、しかし資料の間の何方らからまでかは流石に分からない。 しかし歩みを進めるうちに、黒づくめの男──今はまだ確りと把握はしていないが、暴食の彼を視界に捉えた。 その時はまだ何かを食べていたか(>>25オスカー)、それとも流石に何かをしようとしていたか]
────もし。 今の悲鳴は────?
[小刀を握る手に力がこもる。 緊張した面持ちは僅かに青ざめていただろう]
(88) 2016/02/26(Fri) 08時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/26(Fri) 08時半頃
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[ 妬む少女は、命乞いをする。]
や"ぁ"……だずけで……おがあざん……おがあざん……だずけでおがあざ……ゴポッ――
[ 血の塊を口から吐き出しながら、首からも綺麗な噴水が吹き出る。抵抗して首を振れば、髪を結っていた桃色のリボンは滑り落ちて、血の池溜まりに落ちたようだ。 少女の白髪には、可愛らしい桃色よりも、血塗れの赤がよく映える。]
あが…っ、が……ぐぅ、が……っ!
[ なんとかして金髪の男から逃れようと暴れていれば、黒髪の男に口元を抑えつけられてしまった>>85。そちらを見れば先程少女が貶した警官の男だったようで、『騒ぐんじゃない』と悪態をつかれた。そして男は叫んだのだ『俺様の玩具』と。]
(…………ああ、ああ)
[ なんだ、そうだったのか、と少女は納得した。
『騒ぐな』 『大人しくしろ』 『言うことを聞け』 『お前は玩具だ』
そんな台詞は、毎日毎日毎日、言われ続けてきていた。]
(89) 2016/02/26(Fri) 09時半頃
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[ 大人しくしていなかったから罰を与えられる、黙って従わなかったから酷いことをされる、そんな事はとっくにわかっていたはずだったのに。]
う、うう…ごめ……なざ…ゆる、じて……ゴポッ ひどい"ごと、ガポッ…しない"で……ヒック…いう事聞く、聞ぐ、っ、がら……ガポッ
[ 涙と血でぐちゃぐちゃになりながら男達に服従と隷属を誓うが、あぁ、だがしかし、少女は気づくのがだいぶ遅かったようだ。
もう手遅れ、もうどうしようもない。
少女を守ってくれる存在など、今も昔も、どこにも在りはしないのだ。
少女にできることは、せいぜい刺された傷口を指で抑えて血が余計に吹き出さないようにすることと、自分の血で溺れないように咳き込む合間に息を貪ること。
尤も、少女が息をするたびに、首の穴からは空気の抜けるヒューヒューという音がしていたから、息などまともに吸えてはいないのだろうけれど。]
(90) 2016/02/26(Fri) 10時頃
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おどうざん…ゆるじて……ごめゴポッなざ、い…ごめんなざ、い…おがあざん…ガポッ…おがあざん……ゴポッ…
[ もはや少女の瞳には、金髪の男も黒髪の男も見えていなかった。ただただ、その場にはいないはずの者の影に怯えて許しを乞うのみ。 黒髪の男が『死ぬな』と独りよがりの台詞を吐いていたことも、あるいは金髪の男が何か喋っていたとしても、耳には届かなかったようだ。
ポケットから鍵が滑り落ちて床に落ちたのを黒髪の男が拾ったとしても>>87それを止めなどもせず、地下室へと連れ込まれようとしていることに気づいても抵抗などはしなかった。
何故なら、地下室の暗闇に居る事のほうが、彼女にとっては『自然』だったのだから。 地下室へ行き、そこで大人しく静かに、"玩具"としての役割を全うすればきっともう大丈夫……。]
(91) 2016/02/26(Fri) 10時頃
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[そんな甘い期待はこの異空間では通用しない。
……ということを、少女は未だ知らなかった。 きっと、少女は、何度でも繰り返すのだろう。少女の苦痛は一度では終わらない。この場所は"そういうところ"なのだ。
少女が黒髪の男の思惑通り地下室へと連れ去られたのなら、資料室に残されたのは――大量の血痕と、血に濡れた桃色のリボンだけ。]**
(92) 2016/02/26(Fri) 10時頃
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[恐らく噴出する血液は、その近さゆえに警察官の彼(>>84 ケイイチ)にもかかってしまったことだろう。 血の赤みというのはあまり好きではなかったが、他人が濡れようと気には止めず。 ただ一心に、その醜く汚い"声"を奪ってしまおうとペンを突き立て────
彼が、口を塞ごうとしたなら、掛かってきた体重に驚き、少し重心が振れてしまったかもしれない。それから「嗚呼彼も同じ考えか」と。
……尤も、その違いにはすぐに気づくのだろうが。]
────ッ、何を…!!
[それがどんな形状のものか、なんて見てる暇は全くなかった。突き出されたナイフ(>*7)を避けるために後ろへ下がるが、きっとそんなちょうどよくいくわけもあるまい。
避けようとしたおかげか、深く突き刺さることはなかったものの、……男の片目を塞ぐには十分。]
(93) 2016/02/26(Fri) 12時頃
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[呻きにも近い声で、その姿を追おうと声を向ける。……ああ、だとしても。彼はその扉の向こうへ行ってしまうのだろうか。
まだ息をしている、気持ちの悪い気味の悪い、不自然な動きをしている。人形なのに。
想いは溢れるばかりで、続く声は血で咳き込み消えた。
きっと、東洋の美しい人形が訪れたのその後だろう。男は彼女の存在には気付かぬまま、恐らく本に埋もれるようにして、棚に寄りかかっていた。
ナイフは三本。一つは瞳に、一つは脇腹に、一つは肩に。]
嗚呼、神よ……。私をお守りください……
[痛む瞳を押さえながら、きっとそう呟く姿が見えたに違いない。]
(94) 2016/02/26(Fri) 12時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/02/26(Fri) 12時頃
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[……そういえば、所持していた【色欲】のファイルだが。
……きっと、本に埋もれた拍子にその中に紛れ、
嗚呼、もう男自身でもどれがそれだかわからない。]
(95) 2016/02/26(Fri) 12時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/26(Fri) 12時半頃
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──暴食と、強欲と──
[暴食の男の様子は如何だっただろうか。 一声掛けたが、そのままツイと顔を部屋の奥へと向ける。 バサバサと紙が落ちる音が響いた方へと(>*9ニコラ) そして、人のうめき声も届いたか。 それを受け、緊張した面持ちのまた告げた]
────私は彼方を見て参ります。 あなた様は、如何なさいます?
[その、返事も聞かぬままだろう。 コツリ、コツリ。 急がぬ足取りではあったが、事の詳細を知る為にはここで相手に言葉を聞いても仕方なしと思えたようだ。 相手がついてきたとしても、別の方向に行ったとしても、留まったとしても特に気には止めなかっただろう。
そして歩いて行けば血の臭いが濃厚に漂ってくる。 ヨーランダに渡したリボン(>>92)は血溜まりに落とされていただろうが、資料の山の中へと消えていたかもしれない。 そしてその資料の山の中には────]
(96) 2016/02/26(Fri) 18時頃
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………ニック様?
[瞳と、脇腹と、肩とから血を流す男の姿があった(>>94ニコラ) 一度足を止めてしまうが、眉をキツく寄せては小刀を一度懐にしまい、その代わりに手拭いを取り出しては相手の目の下へと押し当てようとした。 白いそれが血に染まるのは構わない]
酷い事を……これは、何方が?
[物は汚れれば棄てれば良い。 使えなくなれば新しい物を用意すれば良いのだ。 この男からは、先ず何があったのかを聞かねばなるまい。
捨てるとしても先ずそれからだ。 だから、手拭いで血を拭おうと試み、嫌がらなければそのナイフに触れて抜こうとでもしながら更に止血して優しい声を掛けてやろう。
腹の中では酷く冷淡に、優しい娘を装ってみるのだ]
(97) 2016/02/26(Fri) 18時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/26(Fri) 18時頃
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[コツリ、コツリ。 規則正しい足音(>>96 サクラコ)は耳に届いていたとしても、きっとそれに意識を払う余裕などなかっただろう。 ナイフを抜いた瞳からは、止めどなく血が流れ出て、……麻痺しすぎて感覚が薄い。]
……は、…い…?…ああ、…サクラコ、でしたか……
[聞こえた声>>97に、ふと顔をあげて。無事な方の左目でその姿を捉えようとしたが、さて見ることはできただろうか。 目の下に滴る血を彼女が白いハンカチーフで押さえようとするならば、 ははと情けなく笑みをこぼしてから]
……美しい、貴方に……血は、似合い、ませんよ……
[なんてやんわりと拒んでみただろう。…尤も、その手を押し退けたりはせず言葉だけなのだから 彼女のしたいように出来たのだろう。
(98) 2016/02/26(Fri) 19時頃
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ああ、あの黒髪の彼が連れ去った醜い人形は、さてどうなっているのか。…ああ、喉元にペンを残してきてしまった。 …煩い声はきっと向こう側に消えて、聞こえなくなっていただろうか?聞こえていたならば、きっと苛立ったままだろう。]
警察の、彼ですよ……。……ああ、……痛い。……私としたことが……
[あの男は自分にとっての障害だ。 …ああ、それならば排除しなければならない。 彼が自分を攻撃した意味も、知らないし理解できないし…それが必要とも思えずに。
ナイフが抜かれたなら、顔を顰めつつそれを見つめたことだろう。流れる赤が紫色のスーツを染めていくのなら……ああ、この仕返しもしなければ、なんて。
こんな状況下でもきっとサクラコにはいつもと変わらぬような笑みを浮かべてみせようとするのだ。]**
(99) 2016/02/26(Fri) 19時頃
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[君は、饒舌な少年に片眉を持ち上げていた。]
ほう、…? いま、私の質問へと答えることは、 君の中では面倒なことではないのかね。 ……止め処なく襲い来るものもあろうが、 君はいつまでも逃げ続けるということか。
[面倒なことは、 生きていれば幾らでもやってくる。 君は、甚だ理解ができない。 お片づけ自体も面倒なことだろうに、 目の前の少年の価値観が掴めず。 死ぬまでが面倒であれば、]
(100) 2016/02/26(Fri) 19時半頃
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[……ここで自分が殺してやろうか。
その言葉は、君の口からは出ないだろう。 悪魔の君が求めるのは、血ではないのだから。]
ハハッ、残念ながら、 愛しい妻も、娘もいる。 ましてや、……恐妻家だ。 恐れ多くて私には何も出来ないさ。
(101) 2016/02/26(Fri) 19時半頃
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[家に残している、妻と娘。 ふたりを思いほんのりと口元を緩める君。 愛おしい、ふたり。 早く、この事件を終わらせて 家へと帰らなくてはならない。 全く、厄介なことに巻き込まれたものだ。 とでもいうような顔の君。 僕は、ふたりの前では見せない 悪魔の君の顔を知っているから、 ふたりが不憫で仕方ないのだ。]
(102) 2016/02/26(Fri) 19時半頃
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[─── 不意に場を濁す大きな叫び。>>77
何が、起こった? ゆらゆら揺れる僕は、 君が振り向いて其方を見てくれなきゃ。 何も理解できないのだ。 紅い噴水が舞う光景も、玩具を連れゆく先も、 君の位置からは見えぬだろう。 けれども、突然の大きな声に反射的に、 顔を背けたから、君には一瞬の隙が、 出来てしまったのだろうね。*]
(103) 2016/02/26(Fri) 19時半頃
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[ 白髪が真紅に染まる様(>>89)は、 不気味で見られたものではない。
そればかりか玩具が横奪された事を 実感させられ、忌々しくさえ思う。
────嗚呼、しかしどうだろう。
出生を意味する"赤"と、別れを意味する"白"。
丁度それらはこれから二人が地下室で 幾度となく繰り返すことになるかも知れない "生"と"死"を象徴する取合せだったか。
今や知る由も無い事だが。]
(104) 2016/02/26(Fri) 20時頃
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[ 口を押さえつけても声を出し続けられ(>>89) 内容がぱたりと謝罪にかわろうとも(>>90) 男が気にする様子を見せることはなかった。
手に入れたばかりだが壊されかけの玩具と、 玩具に手を掛けた男とを、 天秤にかけて計っていたものだから。
──死なれたらもう怒りをぶつけられねぇ。 判断基準はそう相成り、現在に至るのだ。
ナイフを相手の右目目掛けて突き出すも、 身を引かれたために浅く突き刺さった(>>93)。]
人様のモノに手ぇ出して何とは何だッ!
[ そのまま拳で押し込んでやりたかったが 片手は玩具の口を抑え続けている為届かず。]
(105) 2016/02/26(Fri) 20時頃
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[ ファイルの雨を浴びる男から"人形"と 聞こえたなら────────────]
(106) 2016/02/26(Fri) 20時頃
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[ 幾度となく頭の中で所有者を主張して、 傍らの血と涙とで顔をぐちゃぐちゃにした ソレ(>>91)を担ぎ上げた。
その身体を冷たく感じ、眉を跳ねさせる。 尤も己が熱くなっていただけだったか。 けれど死んでしまう、と焦った。
──そうしてするりと肩に滑り落ちてくる鍵。 扉に向けて走り出しつつも、 反射的に手の中に納めてちらと見た。]
………………。
[ 嗚呼、これは探していたモノか。 もしや神は居たのやも知れない。 見つけたら勿論教えると言ったが、 当然そんな場合ではなく。]
(107) 2016/02/26(Fri) 20時頃
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[ 鍵は鍵穴に──刺さった。 そして、回る。 カチャリと小さく開錠の音が鳴り。
閉ざされていた扉が開いた。その先は闇。
男と担がれた女二人だけが枠を潜れば、 扉はまた直ぐに閉じられて。 カチャリと小さく施錠の音が鳴る。
女の首から滴る、決して少なくはない血痕が、 ファイルに埋もれたかもしれない赤い水溜りと もとは桃色だったリボンの辺りから 扉まで途絶える事なく続いていた。*]
(108) 2016/02/26(Fri) 20時頃
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[血は似合わない──── そんな事、貴方が決める事では無い。 そんな風に言ってしまいたいが、男である彼がこれ程までに手傷を負うとは。 労ってやらねばなるまい。 そして、手を下した相手を警戒せねばなるまい。 白い手拭いが血に染まる。それでも強目に押し当てれば、少しはその流れる血を止める事は叶うのだろうか。 女は知らない。どの程度の血が流れれば、人は死に至るのか。 紐で子供の細首を縊り殺した事しか無いのだから。 青白い顔は生者の血を見たからだろう。 死者の血ならば、何とも思いはしないのに。 抜いたナイフはカラリとその場に落とした。肩の物を抜けば、懐から普段は首を締めるための紐で肩に強く巻き付けての止血を試みる。 腹部に刺さったそれには手を伸ばしかけて、然し寸での所でそのナイフに触れる事を止めていた。 止血する道具が足りなかったから]
(109) 2016/02/26(Fri) 20時半頃
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[然し、この男を傷付けた相手が警察を名乗った男であると聞けばハッと我に返った。 辺りをよく見れば資料の山が途絶えたあたり、血痕が続いている。 あの方向へと逃げたのだろうか。 よく見れば扉もあるでは無いか。
一度立ち上がり、その扉へと向かいドアノブを回してみる────開かない(>>108ケイイチ) 辺りに鍵が落ちていないか視線を巡らせながら、そっと扉へと耳を押し当ててみせたが音は何か聞こえただろうか。 どちらにしても、小さく溜息をついて]
────もし、ニック様。 此方の多量の血は…………?
[やられたから、やらざるを得なかったのか。 それが、もう1人ここに居た人物を知らぬ身では、続く血痕と扉前に残された其れが、相手の物というよりは小競り合いの末、警官が流した血にも思えた。
ならば、先に手を出したのは何方だろう? 警官が手を出したと言うのならば、どうしてここに逃げ込むような事をしているのだろう。
果たして凶行に及んだのは誰だ?]
(110) 2016/02/26(Fri) 20時半頃
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警官の方も、怪我を負われているのでしょうか。
[だから、尋ねたのはそれだけだ。 コツリコツリ、相手の元に戻りその傍らで膝をついてはさり気なく落としたナイフへと手を伸ばす。
答え次第によっては。 ────この手負いの男くらいなら]
(111) 2016/02/26(Fri) 20時半頃
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── 櫻子と話す(>>88 櫻子) ──
[無心にグミを噛んでいた。 ……あの叫び声(>>77 ヨーランダ)が響き渡るまでは。
突然の出来事に身体を強張らせながら食べていたグミをポケットにしまう。 自分のいるところよりは離れて何も見えなかっただろうか。
"人殺し"。 耳に響く鈍い悲鳴は苦しそうで聞いていて辛かった。 …と、いうか何故こんな声が響き渡らなくちゃいけないんだ、という話で。
そンな時だろうか、黒髪の美しい女性に声を掛けられた(>>88 櫻子)のは。]
いや……その、僕もここにいたら突然聞こえてきて… 何が何だか…… ……あっちの方から聞こえましたよね
(112) 2016/02/26(Fri) 21時頃
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[小刀を握り締めているのを見れば日本人だろうに護身用に小刀は大分物騒じゃないか?と思うものの、 彼女の青ざめた顔を見ればそんな事を考えている場合じゃない、と首を振った。
あっちの方から、と視線を移した先を彼女も見やる(>>96 櫻子)。 きっと資料の落ちる音(>*9 ニコラ)が聞こえたのもその辺りだった。 その時に聞こえたノは彼女の声ではなかった。 男性の声で"人形"という言葉が聞こえた気がした。]
僕も、見に行きます……
(113) 2016/02/26(Fri) 21時頃
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[どうするか、と聞かれてそう答えるものの情けない事に身体は黒髪の彼女のヨうに凛としたものにはならなかった。 足を動かそうにも動かないんだ。 だから棚に手を付きながらふらふらと彼女の後を追った。
そうして辿り着いたのは3箇所に傷を負った男性(>>94 ニコラ)の姿と、 辺りに散った血液と資料のある場所。]
キヒッ………ふは、ハハ……ッ!! ハァ……、ハハ………
[辿り着いたのは丁度血を彼女が拭っていた時(>>97 櫻子)だっただろうか。 "これをしたのは警察の男" それを背中で聞きながらぐらりと倒れそうになる身体を支えて笑い声を上げながら彼女達から離れていったことだろう。]*
(114) 2016/02/26(Fri) 21時頃
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[強めに傷口を押さえられれば、びくりと体が動いただろう。…だとしても、サクラコが赤く染まるハンカチーフを握る姿は ああ、あまり美しくない。 いつもだって、飾るための人形はあまり傷をつけないように細心の注意を払うのだ。中身を取り出す時のみ、それ以外の傷はあまり好ましくない。
青白い顔が見えれば、もっと青くなれば美しいのに。なんて内心独り言ちただろう。
肩に刺さるナイフが抜かれれば、溢れる血液ときつく結ばれた紐に眉を顰めただろう。 彼女があの警察官が消えた扉の方に歩み寄る間に、落とされたそのナイフにゆっくり手をのばしかけて────────辞めた。]
……あの男が、怪我を?…私の知る限りでは、していないはずですがね……。その、血は……醜い、人形が。
[右目を押さえたまま、本棚に寄りかかり立ち上がろうと試みる。…しばらく休めは、きっと立ち上がれるようにはなるはずだ。 …自身のペンと、あの人形と。…それから、自身の邪魔をしたあの男を排除しなければ。
だから、きっと彼女の手がナイフに伸びていたとしてもそれには全く気づくことはなかっただろう。
ぐらりと体が揺れながらも、ゆっくりゆっくりと、立ち上がろうと。
(115) 2016/02/26(Fri) 21時半頃
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──暴食と、強欲と──
[自分と共に叫びの大元に来た男は、この惨状を見て気が触れてしまったか。(>>114オスカー) 初めも悲鳴をあげていた、情けない男────酷く優しい男なのかもしれぬが、こんな時に動けぬ様では腑抜けと言われてもしょうがないであろう。 女の自分が動けるのに、何とか弱き事か。 益荒男とまでは行かずとも、大和魂を持つ男は居ないのか。 もっとも、彼が何処の生まれのいつの時代の人物かについては失念してしまっている。 この娘は何時でも己の価値観でしか人を判断せず、そしてそれを当然と思う節があった。
なぜならば────"至極当然"であるから。
奇妙な笑い方をして立ち去る黒づくめの男をチラリと見ては眉を顰める。 気の弱い男の行く末を案じてやる暇は、今は、無い]
(116) 2016/02/26(Fri) 22時頃
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