151 宇宙船は旅浪者の夢を見るか?
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[もう行くという言葉には、分かったと短く返して]
お幸せにね
[彼女の背中を見送った]
(85) 2015/03/01(Sun) 21時半頃
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私も今来たところよ。 あら、ありがとう。
[机の上に投げられたお菓子らしき袋に目を瞬いた]
さすがに8ヶ月分は無理だけど、5ヶ月分なら今渡せるわ。 残りはそうね、1+10日くらい待ってもらえれば……。
[今夜は課題を完成させなければならない。包帯の巻かれた右手を口元に当てて思案しながら、そう返事する]
とりあえずこれが、今ある分。 あと、代わりと言ってはなんだけど、緊急用の眠気止めも持っていくかしら。 飲むと3日は眠気に襲われないわ。 その代わり、3日後、1週間は昏睡するわね。
[さらっと恐ろしい説明をしながら、毒々しい紫色の粉薬を取り出した]
(86) 2015/03/01(Sun) 21時半頃
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[アーサーの身体は控えめにいって猫によく似ているが 何も翼を持つものすべてに牙を向くわけではない。 トリに対しては、いつも傍にいる飼い主のことを記憶することが難しいほど、ある意味では一途に本能が向かうが、同じ学科のフィリップが連れている鳥については、それほどでもなかった]
……まぁ、あれだ 飛べない鳥は、ただの鳥だ
[回想からの独り言を、部屋の扉(に設けられた専用口はアーサーにのみ反応して開くようになっている)を潜り抜けながら残し、自室にたどり着いたアーサーは]
―――――……にゃぁ
[思わず動物のような声を出してしまうほど集中して、レポートをやっつけた。 推敲もそこそこに、送信を選択。端末を閉じる前にいくつかのメールチェックを済ませ、やがてふわふわクッションの上で丸くなった]
(87) 2015/03/01(Sun) 21時半頃
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─ 食堂 ─
[鳥がクエエと鳴くのに、ひどく派手な反応>>36があった。 こちとら鳥の鳴き声には慣れっこだから、その反応に思わず目が丸くなる。例のスプーンの持ち主だ]
Oh…、これは失礼。 いやすっかり君のスプーンが気になって。 ああ、この鳥かい?
佐井野? あぁ、君は彼のフレンドか。 いや、この鳥は鳥であってトリではなくだね……
[相手の疑問に早速答えた。 が、果たして繊細にして微妙なニュアンスは伝わったやら]
(88) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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…ということで、こいつは鳥さ。トリじゃぁない。 だから人語を解することはなくてね。 まぁ、猫だって喋るんだからいずれ鳥の言語も解明される可能性はなくはないと僕は思うんだけど。
[猫ではないと言い張る同じ宇宙言語学科の猫を引き合いに出して説明をする。 いや、確かにアーサーは猫ではないのだろう。少なくともただの猫では。 とりあえず彼が猫らしく鳥を襲うことはない]
ところで君のそのスプーン、面白いよね? もうちょっと詳しく見せて貰っても構わないかな。 …ひょっとしたら君が製作者フォスターかな…?
(89) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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Excellent! 素晴らしい発明品じゃないか! 一度君に会って話を聞いてみたかったんだ。 あの転ばない靴の話は傑作で、…ああ!これは失礼!
僕はフィリップ・ローガン、宇宙言語学科3年。 ついでにこっちは相棒の鳥。 そうそう。サイノは僕のルームメイトさ。 ところで少しお邪魔しても構わないかな? 僕は今、腹ペコなんだよ。
[自己紹介から一気に諸々の説明と紹介までくっつけて、トレイルと彼の周辺へと向けて首を傾け挨拶をした*]
(90) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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[オムライスを食べていると、鳥を連れた学生がトレイルと話し始めた>>88 そして同席を求められた>>90 席は幸いクリスが座っていた場所は空いている]
アオイは構いません これもつまんで良いです
[蛸が入っている、と注釈を付け加えて 9個(1個はもう自分で食べた)並んでいる丸い食べ物の皿を差し出した]
(91) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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[戻ってきたアオイに軽く頭を下げる。]
ありがとう。 1日2食食べるのは久しぶりな気がするよ。
[そう言ってアオイからオムライスを受け取って、それから、もう一つの料理をマジマジと見て…。]
たこ焼き…か? 驚いたな、食堂に置いてあったのは初めて知った。
[一応、仮にも日系なので、その料理の名前は知っている。 最も、実家にいた時には腹が膨れ難いのに高い。という理由で食べた事は一度も無いが…。]
有難くつまもうか。
[そう告げて、早速オムライス…の前にたこ焼きに串を刺した。]
(92) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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頭脳労働に甘いものは必須だと思うよ? とりあえず食べときなって。
[あるいは普通のお菓子などお気に召さないか――とはふと思ったが、>>86 クリスティアが取引に応じ思案気に返事をすれば淡々と頷く]
わかった……今ある分だけで手を打つよ。 ってか、代わり……?
[取り出された薬をじいっと見つめる。毒々しい紫色]
あっはは、その説明を聞くとなんだか自分で使うより、 先生にでも使いたくなるね。締切を遅らせられそうだ。……やんないけれど。
[そもそもやる必要もなくなるはずだ。レポートさえ通れば]
とりあえずそっちももらっておくことにするよ。
(93) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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[派手な鳥?を連れた男に一度だけ視線を向ける。 話しかけているのはトレイルに対してのようだが、同席したいという言葉に周りに視線を向けた。 アオイはどうやら気にしないようだ。 トレイルはどうであろうか? 一応視線を一瞬だけ移した後、もう一度鳥を連れた男に視線を移す。]
誰も反対しなければ、俺も反対意見はあげない。
[間があった割に、発したのは一言だけだった。]
(94) 2015/03/01(Sun) 22時頃
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ここで開けていいの? なら、お言葉に甘えて。
[そう言えば、食堂といい、クラリッサの部屋といい、飲み物ばかり口にしていた。そう言われれば小腹が空いて来た気もして、遠慮なく袋を開ける。 ちなみに一番の好物は、う○い棒納豆味である。あまり同意は得られない]
あら、締め切り間近の作家には有用な薬じゃないかしら。 まあ、当然常用はお勧めできないわ。あくまでも緊急用ね。 もちろん、盛るのはダメよ。
[禁止薬物の類はもちろん使用していないが、他人に盛るのは犯罪である。犯罪には加担したくない]
どうぞ。 ちなみに、葡萄味だけど、改善した方がよさそうなら、飲むことがあれば感想を聞かせて。
[紫色を受け取られるとそう頷いた。毒々しい紫色は、葡萄由来だったらしい。とてもそうは見えない]
(95) 2015/03/01(Sun) 22時半頃
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よくご存知で
[たこ焼きという名前を知る乗員は>>92大抵日系人だが そもそもこの船にはそんなに日系人が多くはないのだ]
頼めば作ってくれます 残念ながらソースはこれ一種類です
[地球の極東の国ではこれにかけるソースもたくさんあるらしい 知人から聞いた伝聞だが]
どうぞどうぞ。ふわふわのとろとろですが熱いのでそこはご注意ください アオイは初めて食べた時口の中を火傷しました
(96) 2015/03/01(Sun) 22時半頃
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名前だけはな。 我が家では高級品だと言われて食べさせてもらった事はなかったな。
[ちなみに、自分で稼いだお金は家に入れる以外は全て学費のための貯金にしていたせいで、当然ながら買い食いなども経験がない、]
食べた事が無かったが…これは…あふいな。
[口に入れた瞬間、フワトロ感が口の中に広がって、軽く火傷を負ったようだ。 この食堂のおばちゃんたちは、頼まれればいろいろ作ってくれるのだろうかなどと頭に浮かべて…。]
(97) 2015/03/01(Sun) 22時半頃
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中身はチョコ入りマシュマロだよー
[ミルクチョコの他、赤く色づいたイチゴチョコや黄色く色づいたバナナチョコもたまに混ざっている。 袋を開けるクリスティアを横目にミルフィも抹茶プリンの銀色パウチを開ける。
なぜか腰に手を当ててごくりと一口いただきご満悦の模様。
余談だがクリスティアにも抹茶プリンの良さは訴えているが、 今のところ彼女の一番の好物を変えるまでには至っていない]
(98) 2015/03/01(Sun) 22時半頃
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ミルフィは、勝手に椅子に座っていた。と、膝上に置いた端末に視線を向ける。
2015/03/01(Sun) 22時半頃
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なるほどなるほど、そういうことでしたか 佐井野の友達…と言うよりか時々助けを求める身です 話す猫の話は聞いたことがありますよ、いつか見たいとは思っていたのですが今の所は叶ってないんですよ
ああはい、工学部所属のトレイル・フォスターです どうぞよろしくお願いします
[現時点で操れる一番の丁寧語と外行きな笑顔でフィリップの話を聞いて反応を返す、プレゼンを学んで以来初対面の相手と話すとなるとこうなのだ スプーンの話へ戻ってくればマドカとフィリップの両方に伝わる様にコンセプト、機能を順に話して、自身の端末でもって実際動く映像を見せて…軽く6分は経ってしまったか ケイイチが溜息をついているのは気にしない気にしない]
…と、こういう道具です はは、そんなそんな、ありがとうございます
[Excellent!なんて言われれば恐縮したそぶりを見せる 内心はかなりと喜んで少々得意気だ、がしかし]
(99) 2015/03/01(Sun) 22時半頃
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………よしなよ。あたしはまだホントの作家じゃあないさ。
…わかってるわかってる。 それなり可愛い後輩を犯罪に加担させるわけにはいかないしー?
[へらりと笑って薬の入った入れ物を受け取り、>>95 なおもまじまじと眺めていたが、]
―――えっ葡萄味なの!?
[てっきりもっと苦い味を想像していたのだけれど。あるいは毒っぽく無味。 気になる心をおさえて、ポケットにしまい込む]
苦くないなら別に改善しなくてもいいんじゃない? たぶん。
(100) 2015/03/01(Sun) 22時半頃
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昔お弁当にオムライスと他にスプーンでは食べれないおかずが入っていた のですが 一緒にフォークとスプーンが入ってて、アオイは非常に収納に困った事があります
需要がない、というのは見る目がないとアオイは思います 弁当メイカーにとっても弁当をもらう相手にとっても需要は高いのではないでしょうか
[聞いてなさそうで実は聞いていたらしい>>99]
(101) 2015/03/01(Sun) 23時頃
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[>>99話を始めたトレイルに初めこそ溜息を漏らした…が、経過した時間は自分の想定の10分の1程度。 相当短かった事に軽く不安を覚えつつも、満足そうなトレイルに余計なツッコミを入れるのは避けた。]
そうは言うが…メイカーとしては極力コストは避けたいだろうな。 そして購入するユーザーもまた然りだ。
で、いくらなんだ?それの原価は?
[重要なのはそこである。]
(102) 2015/03/01(Sun) 23時頃
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マシュマロとは奇遇だわ。
[早速ひとつつまみながら、思い出す。 モニカにお近づきのしるしに渡そうとした薬、あれはマシュマロに良く似ていた。あくまでもマシュマロではなく薬だが]
うん、美味しい。
[普通のお菓子も普通に美味しくいただける。一番ではないだけで。 もぐもぐと口を動かしながら、まるで風呂上りのようなポーズでプリンを飲むミルフィを眺めた。 ちなみに、椅子は初めて来た客にしか勧めない。二度目からは勝手に座ってもらっている]
「まだ」でしょう? ちょっとくらい気が早くたって構わないじゃない。
[笑うミルフィにそう返し、葡萄味を驚かれると満足げな笑みを浮かべた]
良薬は口に苦しと言うけど、いつまでもそれじゃいけないと思うのよね。 ……まあ、味に気を取られて、昏睡期間が一日延びたんだけど。
[努力の方向が多分間違っていた]
(103) 2015/03/01(Sun) 23時頃
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へっ、何故それを あ、いや、フィリップ、ローガンさんですか、宇宙語学科… 佐井野のルームメイトさんで…ああはいどうぞ、そこを
[何故、何故あの靴を目の前の初対面である彼が知っているのか、平喘を装ってはいるが思考がそっちを向いて反応が鈍くなる、それでも空いた席を勧める 壁の弁償代が如何せん高額で、バイトだバイトと教員の注文を大量に受けて誰のものとも知らぬ考案をひたすら実現する作業をやらされていた、そんな思い出が蘇って頭が重い …あの時はクリスの世話になったなあ……と遠くを見ていたがアオイの声で我に返った、口調も普段通りに]
な、だろ?…でもな、それだとスプーンとフォークの2種類だけでいいし客とメーカーどっちが所持するのかって話になるんだと、全員が1人一つこれ持ってりゃそこも解決だってのによー って愚痴だなこれ、すまんすまん
[伸びを一つした後でタコヤキとやらに手を伸ばす、恐る恐る口にすれば]
……、美味いな、これどうやって作るんだ?
(104) 2015/03/01(Sun) 23時頃
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作り方まではなんとも 気になるなら食堂の方に聞いてみてはどうでしょうか、とアオイは提案します
[案外、よっぽどのタコ嫌いでなければ好評らしい>>104]
コストが高い物は客層に販売して 低コストで使い捨て、と言うことならメーカーが所持するように自然となるのではないでしょうか
自前の箸と売り物につく割り箸の差となんら変わらないとアオイは思います
(105) 2015/03/01(Sun) 23時頃
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[誰かが目の前で何かを美味しそうに食べる光景というのは活力になる。>>103 何やら奇遇な記憶を呼び起こされつつマシュマロを食べる情景は、 文章に起こすとどんな風になるか考えたのは束の間のこと。 端末は開くもメールのやりとりが優先して、 思うままにはメモファイルを書き込みで埋められないまま]
それ昔先生の誰かにも言ったなあ……。 出世払いを提案したらびしって断られて、 食ってかかったらまあ、…危うく課題増やされそうになった。 大人は厳しいのばっかりだぁ……。
[励ましてくれたとすれば嬉しいのだけれど、 良くない方の思い出が呼び覚まされてしまったから浮かべるのは苦笑になる]
あのねぇ、……そういうの本末転倒っていうのよ。確か。
[さて、葡萄味だけど副作用の重い方と、葡萄味じゃないけど副作用の軽い方、 どちらを選ぶかという話である。自分はどちらかというと後者がいい]
(106) 2015/03/01(Sun) 23時半頃
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—回想—
ごめんごめん、違うならいいんだ。 普通に考えてそうだよね、話を聞いてたら全部勘違いの噂だもん。
[突っ走って間違いだったと後で気づく、思い込んで誰かを見る。 ——クロフォード先生にも注意されたばかりだったのに、もう。
懲りない自身の短慮に頭をぽかり。 少女は真っ直ぐにケイイチに向き直って顔の前でぴたりと手を合わせた]
(107) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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……え、最終手段?
[物騒な単語が聞こえてくれば、わくわくと振り返る。 ——クリスが最終手段というならきっとピカイチの出来だもん!
切羽詰まった状況がこの先まだ二つ三つくらい出現する可能性は高い。 何でもポケットの中から出てくるものを見ようと身を乗り出す]
おお、これもすっごい色。
[貧弱な語彙はアオイの飲み物を見た時と同じ感想を並べた。 試験管のピンクはブルーハワイの飲み物と同じく濃い色をたたえている。 少女はそれをきらきらと興味の宿る目で眺める]
(108) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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えっ、禁止なしでこんなに? すごいすごい!宇宙の神秘だね!
ははーっ、ありがたき幸せ。
[これが赤かったら3倍速になったのだろうかと頭の隅で考えつつ、 差し出された怪しく揺れるピンクを恭しく受け取った。 顔の横で嬉しそうに振る様子は危なっかしい様子に見えるかもしれない]
大丈夫だよ、課題出せなくて詰むよりは数日寝込む方がいいじゃん。 たとえ最悪な疲れに襲われたとしてもね。
[>>27その後クリスに手を振って見送り、ポテトを喉に詰めた後は]
(109) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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あら。 それはずいぶん懐の狭い先生ね。 作家になった暁には、あとがきで報復すればいいわ。
[苦い記憶を呼び覚まされたらしいミルフィに、本気とも慰めともつかないことを言いながら、マシュマロもぐもぐ。 本末転倒と指摘されると、ふと目を伏せた]
仕方なかったのよ。 あの時は……葡萄味だと宇宙からの啓示があったの。
[単にふと思いついて好奇心にかられただけである]
(110) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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だ……いじょうぶ、ありがと。
[トレイルが少女の方を見ていることに気づいて>>35 親指を立て、無理があったかもしれない笑顔で乗り切った。 サンドイッチからはBLTやフルーツサンド——苺入りだ!——を摘む。 美味しいと伝えられれば顔をほころばせて良かったと]
ふっふふ、面白機械とあったら黙ってられないもん。
[トレイルのスプーンの話に飛びつくよう聞き入ろうとしたところで >>88立派な赤い鳥が間を遮った、文学系の生徒らしい。 文学系にはあまり足を運ばないので赤い鳥を見て思い出したのは、 自律型超高性能スマートフォンの方だった]
トリ?
(111) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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[アーサーは胸をはって廊下を行く。 自室を出て、居住区を抜けて、四つ足を威厳をもって歩いていく。 尻尾はゆらゆら、機嫌は上々。 レポートを終えた今は、自分への褒美に甘いものでも欲しいところだ。
ひとまずは、よい景色でも眺めようかと、近くのコモンスペースへと鼻先を向ける]
(112) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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中に簡単な計測器仕込んでるんでこいつそのものにかかったのは……っすね 色々曖昧なんであれっすけど、製品として出すとなるとそん時の原価は……ぐらいすかね、定価……とかすかね恐らく
[ボソッと口にしたのは日本円で言うところの5万、1万、5万円に当たる額、一度気に入らずに作り直した上に一からの作成なのでこのスプーン自体はかなりの高額なのだ 計器云々の値段が技術向上によって下がっているが故の原価、それでも製品として売ると考えて尚、高い]
だから使い捨ては無理だ、一人一つ持つ頃にやっと定価…ってとこだ、多分
[そうアオイに苦笑い 2万円、そこまで来るにしてもかなりの年月を必要とするのだろう 言っている内にコスト云々の教員の小言が理解出来てきて、]
…畜生
[見て見ぬ振りしてきた現実を突き付けられた気分だ、実現そうなのだが]
(113) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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クラリッサは、コーヒーを置いて、ピアノの前に座った
2015/03/02(Mon) 00時頃
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[実年齢はともかくとして、アーサーはもうすぐ卒業を迎える学年に在籍している。本来はもう1年此処にいて、時を待つ予定であったが、事態は変わった。 もうすぐある卒業式では、晴れて門出を迎えることとなった]
……ふぅむ
[思えば、このヘスヒデニスでの生活も色々あった。 喋る猫、という不愉快極まりないレッテルを貼られ 実験体にされそうになったり、 ただひたすら撫で回されたり 声帯が見たいと捕まえられそうになったり 実験体…………]
嫌なこと思い出した
[首をぶんぶん振ると、コモンスペースに誂えられたベンチへと飛び乗った]
(114) 2015/03/02(Mon) 00時頃
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