人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

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[そーさんは、おしごと、大丈夫なのかな。
 こんなことをしておいて自警団なんて、
 まったくおかしな話ではあるけども。

 くあ、と一回、欠伸をすれば、
 眦にちょっぴり涙が溜まる。

 まだ眠いって言うように、
 あたしはまた、
 ベッドに丸まってしまったのだけど。

 既に起きているそーさんが、
 それを許してくれるかどうか**]


メモを貼った。


[二人分の吐息は、入り交じり換気扇から外へ出ていった。小型の電灯がベッドへとぼやけた陰をひとつ作っている。ココアの体温に浸りながら、セイルズはゆるゆるとその背を撫でている]

[──静かな部屋では、囁き声もよく響いた]


 どうしても制限は多くなるが
 ……出来る限り、貴女に不自由はさせたくない。


[通信は駄目、ここから出るのも暫くは駄目。義妹への連絡がまだだと言われれば、彼女の端末を持ってくるだろうけれど、その後は居場所を知られぬよう、電源を落としてしまなければいけない。
 それと、目下の問題として手洗いが無いというのもある。
 非常袋の簡易トイレは一日分が精々。後で補充しなければ]


 

 風呂も暫くは難しいから、
 後で温タオルでも持ってくるが……


[──しかし改めて口にすると、かなりの制限だ。
 この状態でそもそもセイルズに叶えられることなどあるのかと、彼女に見えぬ位置で少々の困り顔]*


メモを貼った。



  ……嫌だと言ったら?
 

[その唇から言葉が綴られるたびに、
 ベッドどころではない軋みが頭に響く。

 足の痛みが頭痛になったかのようだ。
 瞬いた視界は改善することなく見知らぬ部屋と、
 イルマを映して切り替わらない。
 
 その上、放たれた言葉が寂寞の根を張るなら]



  嫌だよ、イルマ。
  お前がそう望むなら俺は、
  お前のことを”置いていく”し、忘れる。

  それとも、無理に食わすか?
  いや、永遠にここから逃さない?

  足でも折れば叶うかもしれないな、
  逃さない、という意味では。


[ふ、っと息を吐く笑いを滲ませて問いかけた。
 己に返る痛みを孕んだ、薄い、酷く罅割れた笑い。

 己の言葉だけではきっと伝わるはずもない。
 だから彼女自身が紡いだ感情の発露を、
 突きつけられたときのように繰り返して聞かせる]



  そうして全部食べさせて、それで? 
  今度は お前が 置いていく側になるとでも?


[置いていかねばならなかったのを棚に上げて、
 大人の皮も脱ぎ捨てて、
 よく喧嘩した子供の頃のように直截な言葉を]*


[ピスティオの言葉に泣きそうに顔が歪んだ。
 どうせどちらかは置いていかないといけない。
 なら、私が置いて逝ってもいいだろう。
 そう考えていたけど。

 でも置いていかれてしまう寂しさを知ってるから。
 だから彼の言葉は刺さる。]


 じゃあ、どうしたらいいの?
 ピスティオが行くのを黙って見送ればいい?
 化物に食べられちゃうのに?

 そんなの耐えられない。
 私は一人になりたくない。

 愛する人をあんなのに食べさせるくらいなら。
 私が殺すわ。
 ちゃんと食べてあげる。
 でもそんなの望んでないよね。

 そんな事ぐらい分かってる。


[食べては貰えない。
 でも逃してはあげられない。
 それは許せない。

 だったらどうすればいいのか。
 お互いの望みは一致しない。
 一致しないのなら仕方ない。

 私は立ち上がって机の引き出しを引いて。
 中から注射器とアンプルを取り出した。
 注射器にアンプルの中身を吸い取って。]

 大丈夫、少し寝るだけだよ。
 抵抗しないでほしいなぁ。

[彼に近寄ればきらりと注射針が光った**]


メモを貼った。


[薄暗い部屋、名前を呼ばれるだけで胸がどきりと跳ねる。
 一歩一歩、近付いてくるセイルズさんをただ見つめて。
 ベッドが軋むと、少し体が竦むの]


 セイルズ、さん……、


[穏やかに抱き締められて、髪を梳くように撫でられて。
 大丈夫、怖くないって、そう思えたから。
 私、そっと身を寄せるの]


[渡さないって、大切だからって。
 そう囁く声に怯えながらも頷いて]


 わた、し……、もう、パンも焼けませんわ。
 何にも、できないと思います、わ……、
 なのに、いいんですの……?

 わた、し……、っ……!


[髪にセイルズさんの唇が掠めて、体がびくりと震える。
 こわごわと、セイルズさんの瞳を覗き込むの]


[そうして、震えながらも真っ直ぐに見つめて。
 少し、戸惑うように瞳が揺れて、目を伏せるの]


 ……本当は、怖いんです。宮廷に行くのが。
 だから、貴方が渡さないって言ってくれて、嬉しかった。

 でも、でも……私を匿うと貴方に迷惑が……、
 それが、怖いんです……。


[ぎゅっと手を握り締めて、また貴方を見つめて]


[縋るように、身を寄せて]


 ……忘れさせて、くれますか?
 怖い事も、辛い事も、みんな……、


[震える声で、そう囁くの。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


[イルマさんへの連絡を思い出して、首を横に振るの。
 そして、少しおかしそうにくすりと笑って]


 あら、監禁中なのに連絡しちゃいけませんわ。
 セイルズさんの立場が危なくなっちゃう。
 変な所で真面目な人なんだから……ふふっ、


[囚われてるのも忘れて笑う。
 でも、トイレとお風呂の話に困ったように眉を下げて]


 それも、自由がありませんのね?
 困ったわ……、どうしましょう……恥ずかしい……、


[おろおろと、頬に手を当てのんびり悩むの。
 見られるのは恥ずかしい、でも、私は囚われの身。
 どうしましょうって、セイルズさんを見つめるの。*]


メモを貼った。


[彼女は独り占めと言ったっけ。

 射抜くように見つめる双眸は揺れることなく、
 イルマを捉えて、そのまま逃さない。
 
 独り占め。
 なるほど、それは叶わない想いだろう。
 どうあったって自分は家族を見捨てないし、
 そのために寄り添い続けてもいた。

 あの街で、きっと彼女は独りだった。
 けれどその衝動のままに動いた今も、
 ふたりでいるこの部屋の中でもイルマは独り。

 食えと言われて寄り添える筈もない。
 彼女のことは好きだ。
 だから余計に、そうしてやることは出来ない]



  2度めは勘弁して欲しいんだが……


[注射器の針を前に苦笑する。

 力負ける彼女の取る手段は数少なく、
 ココに連れて来られたときと同じように、
 薬に頼るのは予想の範囲内だった。

 眠らせてどうしようというのか。
 無理に口にでも異物を流し込むのだろうか。

 薬の昏倒は脳も休んで胃が動かず、
 押し込んでも喉が詰まりそうなものだが、
 看護師なりの案でもあるのかもしれない。

 抵抗の術は自由な手だけ。
 あの注射器を奪い、イルマを組み敷き、
 針を突き立てれば或いは──…?]



  なあ、イルマ。
  起きて空腹を感じなきゃ、俺はどうすると思う?


[針から掻き立てる想像が心地良いなど顔に出さず、
 さりとて嫌悪の表情も見せず、伺うように。

 示唆は強烈だった。
 舌を出し、噛んで見せる。
 或いはベッドに繋がれた足を引いて、
 奇妙な方向へ捻ろうともしてみせた]



[ああ、両手だけは自由だったな。
 枕で窒息、シーツはロープへ変わるし、
 他にも諸々、手指で目を突く等──

 彼女が望む願望を知らぬ間に無理に叶えたなら。
 その彼女の眼前で、やれることは多そうだ。

 配達業務で鍛えた順応性は、
 次々と自分を脅かす案を浮かばせてくれて、
 じっと彼女の瞳を見たまま抵抗を示さない。

 寧ろ笑って──
 初めて無邪気に、けれどもとびきり悪辣に笑って。
 
 その自由な腕を出し、信頼を形にする姿勢を呈す]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[彼女をここに隠すための行為は、全てセイルズが望んだもの。彼女のパンは他に代え難いけれど、決して“パンを焼けるから”彼女が大切なのではない。
 だから絶対に、迷惑だなどと思いはしない]


 少し前に言ったことを、覚えているだろうか。


[伏せられてしまった彼女の瞳を追いかけて少し身を離し、覗き込むようにして、彼女を見つめる。今のセイルズには戸惑いも薄く、静かに凪いだ眼を向けて]


 私は──どうにも、人と関わるのが不得意で。
 貴女が教えてくれたとおりに、
 貴女のことを考えて──それで漸く
 貴女が大切なのだと、気づけた程で、
 



 だから、貴女が傍にいないと
 貴女と話して、教えて貰わないと、駄目で、

 今だって……
 こうするのが幸せなのだと、初めて知った


[ついと近寄り、髪に触れた唇を、次は首筋へ。
 ──こうして肌と肌を触れ合わせるのも、触れた箇所から震えを感じるのも、例えようもなく心地良い]



 ここには何も持ってこない。
 怖いことも、辛いことも。

 ──だから、皆忘れて、ここに居てくれ。


[震える声を受け止めて、彼女の耳朶に囁いた]*


[そうして、不自由はさせたくないのだと告げたのだけれど──やはりそもそもの制限が、壁のようにしてそびえている。彼女に頼まれた義妹との連絡だって、彼女自身に遠慮される状況


 飛空挺が去ってほとぼりが冷めるまでは
 窓から見られる危険も犯したくはない。

 清拭は一人だと難しい、と思っていたが
 トイレも含めて、恥ずかしければ席を外そう。


[その場合、先に簡易トイレの使用方法を伝えておかなくては]


[──そこで唐突に、重要なことを思い出す]


 ……その。
 服の希望はあるだろうか。


[この部屋にないものの次は、この家にないものの話。男しか居なかったこの家には、女性用の衣服というのが皆無。
 ズボンやシャツであれば、彼女でも着られる大きさのものもいくつか見つかるだろうが──つまり、全く、下着が無い]*


メモを貼った。


メモを貼った。


 はい、おはようございます
 まだ眠たそうですね

[返ってきた言葉に自然と笑みをこぼれて、
 寝ぼけ眼の目尻に唇で触れる]

 今日は非番ですから、
 もうすこしゆっくり眠れますよ

[自分がどこかにいくこともない。
 今日も一日ノッカ側にべったりだ。

 まるまってしまったノッカを見て苦笑して、
 その丸まりを優しく抱きしめた]


 起きたらご飯にしましょうね
 それまではゆっくりーー

[寝ましょうかと、自分もまた瞼を閉じよう**]


[瞳を閉じたまま、うんって頷く。
 まだ眠いのだから仕方ない。

 寝起きが恥ずかしいとか今更だし、
 それこそ徹底的に甘えて困らせたって、
 罰は当たらないだろうって思ってる。

 だから、あたしは二度寝することを
 決めたのだけど]


  ………… そーさん、


[抱きしめられたあたしは、
 腕の中で身じろぎをして、顔を上げた]




   あたってる……。


[生理現象ってことくらい知ってるけど、
 流石に、寝起きであろうと落ち着かない。

 結局、二度寝に入る前に
 目が覚めてしまったあたしは、
 むっと口をへの字にして。

 男性慣れなんてしてないものだから、
 『それ』が当たっているという事実に、
 あたしの頬は赤くなっていく**]


メモを貼った。


[覗き込まれる瞳はとても静かなもの。
 覚えているかって聞かれて、少し首を傾げて聞き入って
 思い出したように優しく笑って頷くの]


 本当に、面白い人。
 一つ一つ私の事ばかり考えて、確かめて。
 ……すごく、時間がかかると思うのに。

 本当に、本当に……、


[長い時間をかけて、想われていたのに気付くの。
 なんだか不思議な気持ち。
 なんて言えばいいのか……]


 
 あっ……、

[言葉に迷っていると、首筋に柔らかな感触。
 私、思わず声をあげてびくりと震えて、
 あの人以外の男の人に触られるのは初めてだったから、かああと顔が赤くなって俯くの]


 ……仕方のない、人。


[耳元で囁かれる声に、
 私、困ったように微笑んで呟くの。
 本当に、私がいないとダメな人なのねって。

 ここに陽だまりはない、
 これから先も日の光を浴びれるかも分からない。
 でも、それでも。私がここにいるから。
 貴方の陽だまりになってあげましょうって、
 そう、思ったの。*]


[不自由はさせたくないって言ってくれたけど、
 お手洗いも自由にできない状況に、
 恥ずかしさを耐えて俯くしかないの]


 ……、席を、外してくださいね。


[本当に、本当に、仕方のない人。
 私、この話はもうおしまいとばかりにちょっと恨めしそうに睨んで目を逸らすの。

 そう言えば、童話で読む囚われのお姫様はロマンチックだったけど、こんな苦労もしてたのかしら?
 だとしたら大変ね、って。
 見ず知らずのお姫様の心配をついしちゃうの。
 現実逃避ってやつね]


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