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メモを貼った。
メモを貼った。
ケヴィンさんの強さは、知ってるよ。
先生の次くらいに。
[師の前では絶対に言わないが。
知らないところでは
ちょくちょくデレる弟子なのだった。
合間、小声でのやり取りには、
ここでは深く頷く仕草だけを返し。
もう少し落ち着いたら、
改めて話を聞こうと思った。]
![]() | 【人】 消防隊長 トルドヴィン[村長の家での手伝いは思いの外長い時間掛かったようだった。 (126) 2013/05/17(Fri) 21時半頃 |
メモを貼った。
どうだろう。
ドリベルが知らないだけかもしれないよ?
[
ただ少なくとも、ラーマとなってからは、大喧嘩は記憶にない。]
まぁ……そうだなあ。
[喧嘩した記憶を辿り、子供の頃を思い出して…
くすりと笑った。
ドリベルの見解通り、喧嘩の記憶は…思い出せない。
小さい頃は、大人しくて泣き虫で、兄の後ろから他の子の様子を伺っているような、内気な少年だったなんて、きっと今のケヴィンからは誰も想像できないだろう。]
んー?
[こっそりデレるサミュエル
サミュエール。
私の前で、そういうこと、言う?
[キリシマの強さは、勿論、知らぬわけではないけれど。
やはり、弟が一番だと言い張りたい。]
したこと、ある? ケンカなんて。
少なくとも。
ボクが知ってるケヴィンさんは
ホレさんが大好きでたまらないって
いつだって ダダ漏れてたし。
[兄弟の仲睦まじさは、
ここ数年眺めている分にも明確だった。
と、思う。
ライマーとラーマとしての仲の良さは
村のあちこちで見てきたが。
彼らはそれとは違う、それ以上の、
強い絆に繋がれているように見えていた。
そんな記憶を思い返しつつの揶揄だ。]
………あ。
[そうこうしているうちに、攻芸とチアキが家にやってくるのが見えた。恐らく、自分の遺言通り、最後に作ったパンを取りにきたのだろう。
他に残っている料理があれば、どうせ自分たちには食べることはできないのだから、全部持って行ってもらいたいくらいだ。
…最期の記憶にある弟子の顔は、泣きながらも笑っていた。
今すぐでなくとも。泣きながらでも。
笑って、生きていってほしいと、願う。
それがもう、叶わぬ願いになっているとは知らずに。]
[病を抱えて歩く弟
黒い結晶へと変わっていく姿に、やるせない思いは募る。
しかしまた共に在れる可能性に喜びを覚えた。]
……弟の死を喜ぶなんて兄失格だな。
[苦笑いを浮かべ。
ただ、もう一度触れ合うことができるなら。
その時は、名前を呼んで思い切り抱きしめてやろうと。
歩いていく弟を見送る。]
……は?
いやそんなことは、全然、ないけど?
[声に動揺が現れている。
隠せていた、と本人は思っていたわけで。
かまかけだとしても、どことなく挙動不審。]
![]() | 【人】 消防隊長 トルドヴィン − 朝 − (153) 2013/05/17(Fri) 23時頃 |
………。
何張り合ってるんだか。
[動揺したまま、それだけ返すのがやっと。
…それを言ったら……ホレーショーさんも。
[サミュエル
半年での転生は指折りの早さだ。
その理由が弟に会いたかったからだとは、
その後の二人を見ていれば分かるというもの。]
![]() | 【人】 消防隊長 トルドヴィン今日は釣りをされますか? (155) 2013/05/17(Fri) 23時頃 |
……ちょっと、様子みてくる。
パン見つけられるかわからないし。
[空気が微妙になったのもあり、そそくさとチアキたちの後を追っていく。見つけられなかったとて、知らせる方法がないはずなのにも関わらず。
つまり、この場を離れる言い訳なのがバレバレである。]
もちろん、言うよ。
実際にはそうでなくてもね。
[自信に満ちた声で深く肯く。
父を誇る息子のように。
その言葉には、いつまでも、
そうあって欲しいという願いも含まれている。
ドリベルの同意(
ほら とばかりに得意げに兄弟を見る。]
うん。チィに … よろしく。
[先程見かけたチアキを追うケヴィンは
大人しく、その場から見送った。]
―自宅の中―
…………?
[よろしくしたくても、もう届かない。
だから、黙ってチアキ達のやりとりを眺めたりしていた。
パンの場所はわかるだろうかと、奥に行った後の攻芸についていけば、囁かれた言葉が聞こえて、不思議そうに首を傾げる。
意味をとらえることが、できなくて。
[弟をからかうサミュエルを見て。
そして、弟の反応を見て、嬉しそうに笑う。]
んー、私?
それは勿論。
[こちらはといえば、さも当然といった口ぶりで、ドリベルの追従を肯定した。]
[チアキと攻芸の姿が見えたのは、そんな会話を交わしながら、クスクスと笑っていた時か。]
あ。
……逃げたね。
[様子を見てくると、そそくさとこの場を離れてゆく弟の背を見て、ぽつりと一言零し、またクスクスと肩を揺らした。]
―自宅の中―
[二人のやりとりを聞いて。
攻芸がどこか遠くへ行くのだろうかと思った。
半日の暇という割には、先程の口ぶりはいつ帰ってくるかわからない物に聞こえたのが気になったが…死者には知るすべもない。]
おーい……
二人とも、無茶はするんじゃないぞ。
[届かないとわかっていても忠告しておく。]
…………。
[現れたチアキと攻芸が家へ中へ入るのを見て。
後をついていくケヴィンを見送る。
あの中で見えるのは、師匠と弟子の絆のやりとり。
少し前、キリシマとサミュエルの間で行われたような。
その光景は、胸が締め付けられる。
彼も見られたくはないだろうと。だから。]
……逃げましたか。
[ホレーショーの笑い
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![]() | 【人】 消防隊長 トルドヴィン[主が全く生活を改善するつもりがない>>159とは知らず、 (165) 2013/05/17(Fri) 23時半頃 |
逃げた逃げた。
まったく、ひどいなぁ。
ねぇ?
[わざとらしく肩を竦め、同意を求めるようにサミュエルとドリベルを見て]
さて、それじゃあ私は、弟子に大切な弟がとられてしまわないように、後を追ってみようかな。
ふたりはどうする?
[そんな、冗談なのか本気なのか分からない言葉を残し、家の中へ。
彼らが、ともにチアキ達の様子を見たいというならば、勿論歓迎するつもり。]
……仲がいいことを…
…恥ずかしがる必要もないですよね……?
[兄はあっさり認めているのだから、
弟も諦めればいいだろうに。
二人の関係の本当のところについては知らぬまま。]
……ここで…待ってます。
[ホレーショー
チアキ達の様子が気になるのもたしかだが、
それはここからでも窺うことはできる。
室内については彼ら師弟ペアのみの空間にしておこうと。]
![]() | 【人】 消防隊長 トルドヴィン燻製ですね。そうですね。保存食は重要です。 (175) 2013/05/18(Sat) 00時頃 |
![]() | 【人】 消防隊長 トルドヴィン死ぬつもりはないので、死なない食事をお願いします。 (186) 2013/05/18(Sat) 00時半頃 |
逃げたね。
まったく。可愛いね。
[屋内へと向かうケヴィンには聞こえないよう、
ホレーショーと密かに笑いあうように。
彼もまたチアキの傍へ行くと言うなら、
その場から見送るつもりで
ゆっくりと頭を振った。
死して師と逢った際の切なさは
まだ記憶に鮮明。
邪魔はしない。
ドリベルもどうやらそう考えているようで。
ドリベルの手を取り、握った。]
ん、ない。
[ドリベル
おそらく、攻芸が、どこか不自然な願い
遺言。
聞いてくれたね。
素直だし、頑張り屋だしさ、チアキは本当にいい子だよ。
……おっちょこちょいだけど。
―自宅の中―
………ああ。
[ホレーショーの言葉に、同意する。
俺、あの子に何か、残せたかな……
もっと、何かしてやれてたら、ってつい思ってしまう。
[ぽつりと呟いた。]
……最期の時に、笑わせたくらいだな。
……どうだろう。
私は、ケヴィンはとてもいい師だったと思うけど。
[自分など、チアキと出会ってすぐに病に倒れ、次に会った時には既にライマーではなくラーマだったのだから。]
残せたかどうか……
何を得たか、何を残してもらったか……それは、ケヴィンが考えるんじゃなくて、チアキ自身が考えることなんじゃないかな。
教えられるばっかりじゃなく、自分で考えて、さ。
そうやって、成長して……
…………。
[笑わせた、と聞けば、少しだけ噴きだして]
あれはね。
うん、とってもケヴィンらしかったよ。
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