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[もともと自分もあれこれ調べるのは嫌いではなく
、一緒ならばより楽しいのだから問題はない。
逆に刺激になるようなものを探しては
テッドに見せて楽しんでみたり]
そう、プールはもっと多い水で遊んだり泳ぐ場所。
温水のもあったが、同伴できたんだか。
[たしか街にもある、そこは一緒に行けるなら
あまり寒くない日にでも向かおう]
[瞼が閉じるから、つい何度も落として。
ちゅ、と小さい音でも浴室では響く。
キスとねだるような視線、
いつされてもそれは悪い表情ではない、けれど]
少しだけな。
[逆上せるぎりぎりでやめればセーフかと思う時点で甘い。
頬に手を添えて、撫でながら唇を重ねて]
メモを貼った。
[共にある、という喜びは
何ものにも替えがたいものである。
ミナーの持ってくる話や情報は、とても楽しみなのだ]
……温水だと、それは
大きい風呂と謂うのとは違うのか。
[いまいち違いの分かっていない様子である。
行けるのならば、きっとよろこんで。]
大きい風呂とはまるで違う。
風呂は主に身体を洗ったり、温めたりする場所だ。
プールは温度に関係なく泳いだり遊んだり
用途が違うんだ。
水のある運動場ってかんじか。
[最近ではペット可の場所も増えている、
後で問い合わせるとして。
だめならきっと藤原グループのどこかにありそうだ、
まだ互いにメールすらしていないが
使えるツテはなんだって使う]
[浴室に響くリップ音に反応して
耳がぴくり、と動く。]
ん……少しだけ。
[分かってる、と謂うつもりで小さく繰り返す。
ぱちゃり、と水音。尻尾が水面から少し覗く。
重なる唇、そろ、と下を伸ばして]
――ピチャ。
[水滴の音が響く。嬉しそうにしっぽを揺らせば合わせて撫でて時折そばに寄せながら体温を感じる]
木、見えるね。
[目の端にとどめながらちあきを見る。
名前はあえて変えない。少しだとしても、全て変えてしまうのは気が引けたから。
ほんのり朱と縞にそめる肌に見とれて、尾を撫でる手は下に。太ももを撫でる。水面に歪んで見える文字は彼の出身を思わせる
名を呼ばれれば顔を上げて]
ちあき、どうした?
[そっと耳元に囁く]
……違う?
ああ、そうか、つかい方が、違うんだ。
水がある運動場、か。
楽しそう だ。
[興味をもったらしくそんな答え。
藤原グループのことは聞いていたか。
確か、服を買った店がそんな名前だったような]
[水の中、指を滑らせて背中を撫でる]
ん。
[伸びてくる舌、答えようと差し出した。
その間に、手はあちこちに触れて。
茹だる前に出る自制心も、忘れずに]
そうそう、用途が違う。
風呂が無い家は少ないが、プールがある家も少ない。
その前に泳げるかどうか、だな。
[集合旧宅では先ず無理か、
高級マンションならあるいはあるのかもしれない。
そしてまた尻尾穴の空いた水着を探す事に]
[尻尾から太ももに流れる手を直視できなくて、シメオンさんの首筋に顔を埋めた。
内ももに記された番号が快感に揺れる。
自然と腰が震え、熱い吐息が漏れる。]
あ……ッ そこ、 だめ ぇ …ッ
[耳にシメオンさんの声が届いて、首を横に振った。
敏感な身体はすべてを受け止め、快感へと変換していく。
答えるのは恥ずかしくて、首筋に手を回し、そこを優しく甘噛みした。]
……っ
[背中が少し、反る。
ゆら、と揺れる尾。肌は上気する。
顔を傾けて、
差し出された舌に、舌を絡める。
少しは、上手になっているだろうかと
ミナーを、窺って、でもそれもすぐ快感に消される]
ん、…… んぅ
[抱きついて、体を密着させ。
触れられるたび、ひくん、と反応を返す]
ミナ、……
[囁く声に熱、すこし、湯が熱いかもしれなかった]
[耳をくすぐる白い湯気のようにくすぐったい声
ん?ここ、感じてる?
[つ、と左手で右太腿の数字をなぞり右手で背に浮かぶ縞を伝う。
と、ちょうど対面する形になり顔が近づきじ、と見つめる]
そんな声あげられるとのぼせる……
[ちあきに、と耳元で囁く]
そ、っか
……確かに、 およいだこと、 ない
[たわむれに触れ合う合間
そんなやり取りを、して。穴の開いた水着はやはり専用ショップで買うのだろう]
[何度も交わしたキスは、上達したと思う。
膝に乗せるように引き寄せて密着して、
手は反らされた背中を辿って、尻尾の付け根へ]
熱いな、まだ大丈夫か?
[絡んでいた舌を離して問いつつ、
しかし止めるつもりはなさそうな手の動きは
そのまま根本を軽く扱く。
湯の中ではいつもと感覚が違って新鮮だ]
浮けるのか?
[狼なら平気そうではあるけれども、
人間の遺伝子はどう作用するのか。
誂うように問う、自分は問題なく泳げるから。
夏には多分海や川にもゆくだろうし、
数種類は必要か、また買い物に行く。
自分の服は余りこだわらないが、
テッドには似合うものを着せたい飼い主心]
うぁ ……ん、 きもち、ぃ の……ッ
[背がしなり、下肢が緩く勃ち上がり始める。
それに気づけば、恥ずかしそうに足を閉じようと力を込めた。]
しめおん、 さ…… んん、
[見つめ合う形、コーヒー色の瞳に快楽に蕩けた自分の顔が映っている。
そのことにまた頬が上気して、誘われるように唇を寄せた。]
[膝の上に乗るような格好で密着すると
ミナーに熱が、硬さを増し始めているのが分かってしまう。恥ずかしそうに眼を逸らす、が]
ぁ、 ん……っ
[付け根に触れられ、
鼻に掛かった、蜜めいた声が漏れる]
だい、じょ ぶ…… ぁ、あ…っ
[ぞくぞくと背筋に快感がはしる。ぱしゃん、と水が跳ねた。]
[ゆるく背をなでていた手を首にあてさらに声
きもちいの…まだ触ってないのに?
んっ……。
[いじわるそうに笑みを浮かべて愛しい恋人を見つめる。
甘く溺れる姿に我慢できずに唇を重ねながら内腿をなでていた手でゆるくちあき自身を弄ぶ。
ゆるく力を入れながらゆっくりと動かしていき、そのあいだは深く、キスをする]
だ、って しめおんさんの、 て……ッ が、
[触れているだけで、身体に電流が走るようで。
だからその手が直接昂ぶりに触れれば、キスの合間に掠れた喘ぎが漏れた。]
ふ…… んん、 ふ、ぁ ……ッ
[首に回した腕に力を込めて、身体を密着させる。
濡れた尻尾が揺れ、シメオンさんの肩を優しく撫でた。]
[向い合って抱き合う、それだけで
互いの熱が擦れてしまう、それを狙った姿勢でもある]
なら、もう少し。
[ゆるゆると扱きながら、同時に指を伸ばして
尻の間も、同じ速度で突いたり離れたり。
身体が離れた隙に、頭は下げて
目の前の乳首を唇で捕まえる、
ちゅうと軽く吸い付いて、育てるよう舌で押しつぶす]
[肩に頭を預けられ、少しだけキョトンとしたが、やがて聞こえてきた寝息に薄い笑みを浮かべる。
握ったままの片手と肩に触れる温かさに少しだけ目を細め、笑が皮肉げなものに変わる。
その長い髪に恐る恐る触れ、指に絡めて遊んでいれば車が静かに速度を緩めた。
硝子の目と生気のある目が開くのを見て、ぱっと手を引っ込めて素知らぬ顔]
ふ、
[
差し出される手にすがり、歩調を合わせて彼の後についていく]
星、
[外に降りれば、もうあたりは暗くて。
見上げた空。足元でしゃく、と音を立てる枯葉と雪。
どこかで聞こえる水音と空気に含まれる湿気は、近くに水場があるのか。
どれも、知らないものばかりで。
思わず夜中にも関わらず大声を出しそうになって、ぐっと我慢して口を閉じた]
……クロイツ、ね、星ですよ。綺麗ですよ。
[それでも我慢しそこねた分の、必死に訴える声が漏れたのは仕方ないと思う]
えっと……。
[
ふわふわしてちっちゃな髪の長い生き物たちに目を丸くしていれば、仲間の誰よりも高く澄んだ声であれこれ質問されて少しばかり圧倒される。
食事のテーブルではそこに老人のつがいも加わり、一口食べては質問に答えるような状況だった]
名前は、シーシャです。
ん?ああ。
俺のことシィって呼んでいいのはクロイツだけなんですよお。
[自己紹介とクロイツからの呼称の差異の理由について、へらっと笑って答えたあたりでクロイツからの助け舟が入る。
苦笑いに、いーえと答えて、シチューを口にする。
疑問符には、にこりと笑むことで返事の代わりとした]
[
途端、紅潮した顔と本日二回目の照れで上擦った声にきょとんと目を瞬かせた]
……あ、あ゛ー、そうなります、か?
[その後に続く言葉で、大体何を言われたか察したが。
からかいの言葉に顔を覆う初心さに、かりかりと頬をかいて
なんだか気恥かしさが伝染しつつ、こっくりうなづいた]
ん……ふ。
やっぱ敏感。感度いいよね。
[時折漏れる喘ぎ声に自信が疼くようでごまかそうと軽く寝かせると唇を外し桃色の飾りをぺろ、と舐める。
湯のせいなのか自分のせいか、ひどくピンクにそまる体は扇情的で]
可愛い。
痛くない?
[ちあき自信を掴めば水で滑りが良くなり悪戯に弄ぶ。
首に腕が回されれば顔がぐっと近くなり尻尾がくすぐったくてゆるく足を開かせた]
[月明かりがきらきらと湖の水面に反射する幻想的な光景を、大きな窓から眺める。
なぜかひとつのことに特化しているように見える間取りをヌルくスルーしておいて、それから]
……?
[自分の帯を解いたところで、ふと躊躇う気配に顔を上げる。
やがて、静かな衣擦れの音と共に脱がれた、仕立ての良い服の下
現れた無数の傷跡を、ただ、静かに見返した]
……クロイツ。
[しゅ、と。朱い帯を落として。
名を呼び、彼へ細い手を伸ばす]
狡いとか浅ましいとか、俺らは頭悪いんでわかんねーですよ。
裏切るなんて、言葉の意味も知らねーです。
[ふ、と笑み、優しい声ですぐバレる大嘘をついた。
乱れた袂から覗く、真白の肌が冷たく銀の月光を照らす]
でも、あんたが俺を選んでくれたのは、すごく嬉しいです。
俺、じゃなくて多分。あんたが欲しかったのは、もっと別にあるんじゃねーかと思いますけど。
それでも、嬉しいです。
……はい。
だから、いくらでも甘えてください。なにされても、俺は受け入れるし逃げねーですから。
[甘い声で囁きながら、さらりと銀髪を揺らし
おいでと言わんばかりに、抱きしめるポーズのままで小首を傾ぐ]
生きろって言うなら、俺はあんたの子孫が絶えるまででも生きてやりますよ。
独りで最期を迎えるのがさみしいなら、灯りを持ってついていってやります。あんたが望むのなら、どうなってもいい。
俺はあんたを幸せにするためだけに生まれてきたんです。
[重たすぎるくらいのとろりとした愛を囁く。
そうすることで、彼の不安が少しでも拭えたらと。
流水が描かれた着物は、蛇の動きに合わせて乱れ
小さな音をたてて、肩からずり落ちた]
ふぁ、……ん、っ
[腰を押し付けて、
彼の狙い通り熱をすりつけあうように、して]
っ、ん、……
[頷いて、
目元を赤くし、溜息を零す。
一度、口付けを強請って。
尻尾をしごかれ、奥をつつかれ、ぱしゃん、と湯が何度も跳ねる]
ひ、 ぁ ――んっ、……ゃぁ ……!
[乳首を押しつぶされ、細く鳴く。此処も酷く弱いところで、いや、と謂いながら頭をかき抱いて、胸を突き出すような、格好で]
メモを貼った。
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