人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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  ……………。

[ルパートと居た時と同じように
わたしは彼を避けるように、せんせの背後へと隠れ
背中に走るひどく大きな恐れを押し込める。

気づかないで、見えないで、生きていて  と
気が付いて、話して、またあの手を     と

どちらもほんとうのわたしの声が、
体の中で叫ぶんだ。


震えながら伸ばした手は もう一度
あの夜のように>>2:=1 包んでもらうことは叶うだろうか**]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


[桜色の口元が笑みを形作る。
まだ少しあどけない少女の笑顔が、その時、
ほんの少し、大人のものに見えた。

温度も何もない筈なのに
触れた掌がまだ暖かいような錯覚を覚える。
静かに語られる言葉を、
こちらもまた静かに聞いている。]

 …………そうだね。

[こうして死後も尚自我を保ち、個として在るならば
遠い日に別れた誰かも、どこかにいるかもしれない。

父と母を想う彼女の黒髪を、そっと撫でる。
できるだけ優しく。]

 ……。
 (ひとり、か)


[今 ただ 隣人すら信じられず
独りで立つ彼らを思う。
( ……アル )

花のつぼみが綻ぶような笑顔を零し、
マーゴットは強く、この歳の少女にしては本当に強く
男の謝罪を否定してみせた

続いた深呼吸に首を傾げ――
耳を傾けていたのがいけなかったらしい。
大きな呼び声にびくりと肩を震わせ片掌で耳を塞いだ]

 ――――…………きみ、ねえ、

[咎める声も、怒りも、驚きも、全部全部、
くるりと振り向いた少女のいたずらな笑みに持ち去られ
残るは「ああ、もう」という諦念と、小さな笑いだけ。
南風が蒲公英の綿毛を吹き飛ばすように、
しめっぽさが飛んでいってしまった。]



 赤に、水色に……緑、 紫、

  ――、([腫れるぞ、といおうとして、口を噤んだ])

[己の墓場に供えられた紫苑の花に目を細めた。
「あなたを忘れない」そんな言葉を持つ十五夜草。
供えたのは誰だろう。
( ……らしくもないな)

浮かんだ猫の姿に、そっと首を振る。

花に触れながら色を問うマーゴットに答えながら
その姿を見ている。
野原に遊ぶ娘を見ているようだ。
ふいに落とされた言葉に、眉根を顰める。

……もう、終わりにしたかった。
こんな殺しあいは。こんな哀しみは。]


[押し黙っていると、マーゴットの睫が震えた。

闇夜の中、重いものを背負い行くその姿は、
教会にかかっていた磔刑の像を思い起こさせた。

その影がサイラスのものだと理解するのと
彼が背負う獣が恐らくはグレッグだと把握するのは
ほぼ、同時のこと。

ぱた。と黒髪揺らしマーゴットが己の背に隠れる。
何故、と思うたは一瞬。
震える掌は、黒い男の手へと向かう。]

( ……マーゴット )

[乙女の心が二つに引き裂かれている事など知らなくとも
求められていることは、ただ一つだと理解した。]


 ……会いたい、かい?

[婚礼の時の父親のように「幸せにおなり」と
その掌を彼に渡す事は――
彼が冥府の住人でない以上、できないけれども]

 大丈夫さ。……大丈夫。
 そんなに湿っぽくては――カビてしまう。

[そうして、何度目かわからない「大丈夫」を塗り重ねて
震える彼女の掌を、そっと包み、握り締める。
何かから守るように。]


[そうして静かに、サイラスが墓穴を掘るのを見ている。
見守り続けている。

彼には、辛い思いをさせている。
彼にも、村の皆にも、そしてアルカイドにも。
落とされた呟きを拾って、
口の中で小さく「すまない」と呟いた。]

 …………願わくは……。

[あの真っ直ぐな薬屋の若者は生き残ってほしいと思う。
その一方で、こんな辛い仕打ちを受け続けるならば、
もう、とも思う。

わからなかったから、小さく ほんとうに小さく
彼が進む先に光あれと、願うのだ。*]


メモを貼った。


[ここならば宿屋からの音が聴こえないと。
男が再び姿を現したのは村の傍の河原だった。

小さい頃、遊びに来た場所。
幼馴染達と駆けて回った、
転んだ従妹を必死に掬い上げた場所。

一歩、躊躇いもなく水に足を踏み入れる。
せせらぎが聴こえるばかりの穏やかな地。
男の足音も水の跳ねる様子もない、生の世界。

自分が死ぬ覚悟はできていた男は、
他の村の者がこれ以上死ぬ覚悟はできておらず、
喧騒から離れてひとり、耳を閉ざすことにする。]


[見下ろすのは己の手、爪を短く切ったその指。
視界の隅で、岩に引っ掛かった流木が
まるで天秤のように不自然に揺れる。

人間と『共存』する為の均衡、
水平に保たれていたはずの『天秤』、
そもそも天秤は、はじめから水平だったのか。

[男の知る『天秤』は―――…
はじめから、水平なものではなかった。
人間との『共存』は、
いつだって人間に重きを置かれた歪なもの。]



(人間がこわがらないよう…
 獣の型をとらないように心掛けた。)

(人間がこわがらないよう…
 その肌を傷つける事がないように爪も短くした。)

(人間がこわがらないよう…
 牙を見せない笑い方を覚えた。)

(人間がこわがらないよう…)

[少しでも人間をこわがらせれば均衡は崩れる。
ひとつ、またひとつと
人狼が本来の在り方を人間の為になくして。
そうしてようやく『共存の為の均衡』が成り立つ。
それが男の知る『天秤』の本当の形で。]


[人間は、好きだ。
人の姿でいれば人狼とそう変わらない。
気が合えば友達として想うこともできる。]

けれども、

人間は、こわい。
ちょっとした過ちですぐに均衡は崩れる。
そしてその信用は一度崩れれば
同族の血を以て償わなければならない。]




 ―――…いっそ、みんなで…
 この村を出れば…よかったのかな。


[人間のことを気にしなくてもいい人狼だけの場所へ。
どれが、何か、何かが違っていれば。
別の未来もあったのではないか―――…
そこまで考えて、緩く首を振る。
きっと何も変えられず…いつか、どこかで、
同じ問題は起きていたのだろうとも思った。


決断は下されもう戻ることはかなわない。
なら、男が願う結末は―――……**]


  っふふふふふ。 ――聞こえた?

[ 呆れた溜息、苦笑、ちょっと怒った?どうかしら。

くるり、鳴らない踵をひとつ打ち、
風の無い夜へスカートを翻しながら
笑みを向けた先のせんせはきっと
口をへの字に曲げているだろう、なんて思う。

確認するのに口元に触れたらきっとまた、おんなしように怒られてしまうから わたしは自分の口元に手を当てて。

   くすくす。 くすくす。

村でいちばんしめっぽいひとを、
ちょっとでも乾かしてやろうと肺に吸い込んだよるかぜは、
どうやら無事にその役目を遂げたようだ。]


[ 「あなたを忘れない」
そんな素敵な花言葉を知っていたのなら、
怖いもの知らずの幼さを武器に「せんせ、恋人いたの?」
なんて聞いただろうに。

せんせから、小さな小さな漏れるような吐息を感じて
わたしははたり、と動きを止め 疑問符をひとつ。
頬の横に?を浮かべることしか出来なかったのは、
彼にとっては幸いだったのかもしれない。

わたしの触れた花に、せんせの低い声が重なる。
あかい あかい まっかなアネモネ。

指を擽るかすみ草と、分厚いフリルのカーネーション。
白は亡き母へ。桃は感謝。
いつかの母の日、クラリッサに花言葉を教わって
川へ流した花束を思い出す。

贈り主がそこまで知っているかを考えては、
微かに頬を緩ませて 包むように 花束を抱いた。]


[グレッグと、彼の命。両方を背負った影がゆらめいて
確かな足音と重さでもって墓地へ近づく。

  怖いんだ。どうしようもなく。
  あの手に触れたくなってしまうことが。

そんなわたしの恐怖なんかお見通しだとでもいうように
掛けられる声は、低く、優しく。
背中に額をすり、と寄せて 金色の優しい光から目をそらす。

 ( うん。あいたい。)

無責任に頷いてしまいたい。けど。いけないこと、だから。
首が縦に動こうとするのを必死で繋ぎ止めれば
奥歯がぎちりと嫌な音を立てる。]

  …………せんせ…。   …もう、かびてるかも。

[大丈夫、大丈夫。繰り返されるまじないと、包まれる手。
わたしは「父」の背中に顔をうずめ、幸いにも与えられる愛情に縋りつきながら 淀んだこころにフタをした。]


[ 不便なもので。 見なくても 視えてしまうもの。

サイラスの重い足取りと苦悶の息遣い、
ざくりざくりと 昏い夜のさらに深くへ続く 
虚のような墓穴が拡がる音。
そのなかに”なにか”が置かれ また土の振るおと。

微動だにせずそれを見守る背中で それを聴く。

( おやすみなさい )グレッグ( おやすみなさい )
( きっとまたちかいうちに いつものとおり )
      ( おはようをいうから )      ]

  だからサイラス、泣かないで――。

[わたしはせんせの影からようやく離れ
触れることができないひとの頬を、指先で探し
彼は誰時の空へ、絵の具のように 届かぬ言葉を溶かした。**]


メモを貼った。


[河原にまで届く人狼の遠吠えに、
男は不安げに空を仰ぐ。

願うならばもう誰にも来てほしくない。

けれどもそれが既に叶わぬ願いであり、
生者をまた選ぶことになるのだろう。

なら、

来て欲しくない、と思い描く姿は3つ。

その声が、聴こえないように。
届かぬ向こう側に在るように。

祈るように、目を閉ざした。**]


メモを貼った。



 そりゃあ、……乾かさなきゃな。

[ぽん、と背中に額が押し当てられる。
がちりと歯を食いしばり何かに耐える様子なのも
彼女が口にしなかった何もかもも、
深くは追求しないで、そっと掌に触れ包む。

距離は出来るだけ、二歩以上あけて
必要なときだけ寄り添えるように在る事。
医者の役目はただ、それだけ。

暗い空の下掘られる墓穴は
地獄にでも届きそうに見えた。
離れていくマーゴットの掌をそっと離す。
サイラスの涙を拭おうと、宙を彷徨う白い掌を見守った。]



[視線を転じるはキャサリンの墓。
捧げられた花冠――否、花輪も。
カーネーションも。
闇の中では蒼褪めて見えてしまって

(……。)

ふと、辛さを表情に出したのは
マーゴットには見えないで幸いだった。
折角湿っぽさを払ってもらったのに、これでは意味が無い]

 何かあれば、泣きたい時でもなんでもいい。
 また呼びなさい。
 ……さっきのような大きな声じゃあなくていいから。

[そう、マーゴットに静かに呼びかける。
それから、そっとその場から足を踏み出した。*]


― やがて ―

[焼け焦げた教会の一角。
落ちていない屋根の上。
村での出来事を見守り続けていた。]

「……こが選んでくれないから、……。
 ……八つ裂きか、喉笛を潰すか……。

 ……一番滑稽な串刺しにでも?」

( ……君だったのか。素敵な贈り物をありがとう。)

[―― 静かに目を伏せた。]

[ 今日になって何故、と思った。 
 このまま上手くすれば、他の者だって欺けただろうに。]

[続く声に、ぐ、と胸が痛む。]



「…………四肢を食い千切った後、
 死なないように止血してから ―― 、
 そのまま『魔女』を火炙りにかけるってのは、ねえ!」

 …………もう、止せ。アル。(猫の癖にらしくもない。)
   大馬鹿野郎。

[小さく呟いた声は風に消えた。
彼が己を殺した誰かを恨む姿も、殺す姿も見たくはないが、
この村を離れることもまた できないでいる。

そうして、いつしかまた体は真っ黒へと沈みこみ
はたはたと揺らぐローブの音だけが、やけに煩くなる。]



[――”Oh ! La belle nuit pour le pauvre monde !
Et vive la mort et l'égalité !”

そう云ってけらけらり、あざ笑うのは誰だろう。
悪魔? 死神? それとも、自分自身だろうか。

それでも「今日も」やがては来る投票の時間を、
「終わり」が来ることを
死刑宣告でも待つように待っていた。**]


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