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[耳をくすぐる白い湯気のようにくすぐったい声
ん?ここ、感じてる?
[つ、と左手で右太腿の数字をなぞり右手で背に浮かぶ縞を伝う。
と、ちょうど対面する形になり顔が近づきじ、と見つめる]
そんな声あげられるとのぼせる……
[ちあきに、と耳元で囁く]
そ、っか
……確かに、 およいだこと、 ない
[たわむれに触れ合う合間
そんなやり取りを、して。穴の開いた水着はやはり専用ショップで買うのだろう]
[何度も交わしたキスは、上達したと思う。
膝に乗せるように引き寄せて密着して、
手は反らされた背中を辿って、尻尾の付け根へ]
熱いな、まだ大丈夫か?
[絡んでいた舌を離して問いつつ、
しかし止めるつもりはなさそうな手の動きは
そのまま根本を軽く扱く。
湯の中ではいつもと感覚が違って新鮮だ]
浮けるのか?
[狼なら平気そうではあるけれども、
人間の遺伝子はどう作用するのか。
誂うように問う、自分は問題なく泳げるから。
夏には多分海や川にもゆくだろうし、
数種類は必要か、また買い物に行く。
自分の服は余りこだわらないが、
テッドには似合うものを着せたい飼い主心]
うぁ ……ん、 きもち、ぃ の……ッ
[背がしなり、下肢が緩く勃ち上がり始める。
それに気づけば、恥ずかしそうに足を閉じようと力を込めた。]
しめおん、 さ…… んん、
[見つめ合う形、コーヒー色の瞳に快楽に蕩けた自分の顔が映っている。
そのことにまた頬が上気して、誘われるように唇を寄せた。]
[膝の上に乗るような格好で密着すると
ミナーに熱が、硬さを増し始めているのが分かってしまう。恥ずかしそうに眼を逸らす、が]
ぁ、 ん……っ
[付け根に触れられ、
鼻に掛かった、蜜めいた声が漏れる]
だい、じょ ぶ…… ぁ、あ…っ
[ぞくぞくと背筋に快感がはしる。ぱしゃん、と水が跳ねた。]
[ゆるく背をなでていた手を首にあてさらに声
きもちいの…まだ触ってないのに?
んっ……。
[いじわるそうに笑みを浮かべて愛しい恋人を見つめる。
甘く溺れる姿に我慢できずに唇を重ねながら内腿をなでていた手でゆるくちあき自身を弄ぶ。
ゆるく力を入れながらゆっくりと動かしていき、そのあいだは深く、キスをする]
だ、って しめおんさんの、 て……ッ が、
[触れているだけで、身体に電流が走るようで。
だからその手が直接昂ぶりに触れれば、キスの合間に掠れた喘ぎが漏れた。]
ふ…… んん、 ふ、ぁ ……ッ
[首に回した腕に力を込めて、身体を密着させる。
濡れた尻尾が揺れ、シメオンさんの肩を優しく撫でた。]
[向い合って抱き合う、それだけで
互いの熱が擦れてしまう、それを狙った姿勢でもある]
なら、もう少し。
[ゆるゆると扱きながら、同時に指を伸ばして
尻の間も、同じ速度で突いたり離れたり。
身体が離れた隙に、頭は下げて
目の前の乳首を唇で捕まえる、
ちゅうと軽く吸い付いて、育てるよう舌で押しつぶす]
[肩に頭を預けられ、少しだけキョトンとしたが、やがて聞こえてきた寝息に薄い笑みを浮かべる。
握ったままの片手と肩に触れる温かさに少しだけ目を細め、笑が皮肉げなものに変わる。
その長い髪に恐る恐る触れ、指に絡めて遊んでいれば車が静かに速度を緩めた。
硝子の目と生気のある目が開くのを見て、ぱっと手を引っ込めて素知らぬ顔]
ふ、
[
差し出される手にすがり、歩調を合わせて彼の後についていく]
星、
[外に降りれば、もうあたりは暗くて。
見上げた空。足元でしゃく、と音を立てる枯葉と雪。
どこかで聞こえる水音と空気に含まれる湿気は、近くに水場があるのか。
どれも、知らないものばかりで。
思わず夜中にも関わらず大声を出しそうになって、ぐっと我慢して口を閉じた]
……クロイツ、ね、星ですよ。綺麗ですよ。
[それでも我慢しそこねた分の、必死に訴える声が漏れたのは仕方ないと思う]
えっと……。
[
ふわふわしてちっちゃな髪の長い生き物たちに目を丸くしていれば、仲間の誰よりも高く澄んだ声であれこれ質問されて少しばかり圧倒される。
食事のテーブルではそこに老人のつがいも加わり、一口食べては質問に答えるような状況だった]
名前は、シーシャです。
ん?ああ。
俺のことシィって呼んでいいのはクロイツだけなんですよお。
[自己紹介とクロイツからの呼称の差異の理由について、へらっと笑って答えたあたりでクロイツからの助け舟が入る。
苦笑いに、いーえと答えて、シチューを口にする。
疑問符には、にこりと笑むことで返事の代わりとした]
[
途端、紅潮した顔と本日二回目の照れで上擦った声にきょとんと目を瞬かせた]
……あ、あ゛ー、そうなります、か?
[その後に続く言葉で、大体何を言われたか察したが。
からかいの言葉に顔を覆う初心さに、かりかりと頬をかいて
なんだか気恥かしさが伝染しつつ、こっくりうなづいた]
ん……ふ。
やっぱ敏感。感度いいよね。
[時折漏れる喘ぎ声に自信が疼くようでごまかそうと軽く寝かせると唇を外し桃色の飾りをぺろ、と舐める。
湯のせいなのか自分のせいか、ひどくピンクにそまる体は扇情的で]
可愛い。
痛くない?
[ちあき自信を掴めば水で滑りが良くなり悪戯に弄ぶ。
首に腕が回されれば顔がぐっと近くなり尻尾がくすぐったくてゆるく足を開かせた]
[月明かりがきらきらと湖の水面に反射する幻想的な光景を、大きな窓から眺める。
なぜかひとつのことに特化しているように見える間取りをヌルくスルーしておいて、それから]
……?
[自分の帯を解いたところで、ふと躊躇う気配に顔を上げる。
やがて、静かな衣擦れの音と共に脱がれた、仕立ての良い服の下
現れた無数の傷跡を、ただ、静かに見返した]
……クロイツ。
[しゅ、と。朱い帯を落として。
名を呼び、彼へ細い手を伸ばす]
狡いとか浅ましいとか、俺らは頭悪いんでわかんねーですよ。
裏切るなんて、言葉の意味も知らねーです。
[ふ、と笑み、優しい声ですぐバレる大嘘をついた。
乱れた袂から覗く、真白の肌が冷たく銀の月光を照らす]
でも、あんたが俺を選んでくれたのは、すごく嬉しいです。
俺、じゃなくて多分。あんたが欲しかったのは、もっと別にあるんじゃねーかと思いますけど。
それでも、嬉しいです。
……はい。
だから、いくらでも甘えてください。なにされても、俺は受け入れるし逃げねーですから。
[甘い声で囁きながら、さらりと銀髪を揺らし
おいでと言わんばかりに、抱きしめるポーズのままで小首を傾ぐ]
生きろって言うなら、俺はあんたの子孫が絶えるまででも生きてやりますよ。
独りで最期を迎えるのがさみしいなら、灯りを持ってついていってやります。あんたが望むのなら、どうなってもいい。
俺はあんたを幸せにするためだけに生まれてきたんです。
[重たすぎるくらいのとろりとした愛を囁く。
そうすることで、彼の不安が少しでも拭えたらと。
流水が描かれた着物は、蛇の動きに合わせて乱れ
小さな音をたてて、肩からずり落ちた]
ふぁ、……ん、っ
[腰を押し付けて、
彼の狙い通り熱をすりつけあうように、して]
っ、ん、……
[頷いて、
目元を赤くし、溜息を零す。
一度、口付けを強請って。
尻尾をしごかれ、奥をつつかれ、ぱしゃん、と湯が何度も跳ねる]
ひ、 ぁ ――んっ、……ゃぁ ……!
[乳首を押しつぶされ、細く鳴く。此処も酷く弱いところで、いや、と謂いながら頭をかき抱いて、胸を突き出すような、格好で]
メモを貼った。
[浴槽の縁に背がぶつかる。
もぞもぞと身体を動かして、少しでも楽な体勢を模索した。]
んぅ…… ッ いわな …… で、 ぁう ――ッ
[既にピンとなっていた胸の飾りは、シメオン
背がしなれば自然と、胸元を押しつける形になってしまう。]
だいじょ ……ぶ、 く ――― んん ッ
[湯だけではない液体が先端から溢れ、昂ぶりをぬるぬると濡らしていく。
促されるままに足を開けば、後孔がぱくぱくと口を開けている様子が見えただろう。]
しめおん 、さん ――――ッ よごれ、 ちゃ ……ああッ!
[首を振れば、尻尾まで振動が伝わり、パシャパシャと水面を叩く音が響いた。]
[可愛い反応が返されればそのまま咥え、下で転がす。
ぴちゃ、と普通の水音ではない音が響く]
本当に?あとね。
……ここ露天だからね。
[誰も通らないだろうし誰も来ない
_____ように言ってある。だが外、というだけで背徳感で自信が昂る。
先端から液がこぼれ落ちればさらに勢いをつけて擦る。尾を振ればこちらも擦るように撫で]
いいよ、汚れても。
[尾を触る手を止めする、と自信を誘う後孔を撫でる。]
ね、我慢できないんだけど。
いい?
[この状態だ、断れるわけがないが自身もまた可愛い恋人の痴態に魅せられてこらえきれなくなる]
んぁ ……あ ―――んん、
[ぴりぴりとした快感が脳天を貫き、大きな甘い声が溢れそうになる。
しかしシメオンさんの言葉と肌を刺すような寒さが、ここが外なのだと伝えてきて、慌てて彼の首に回していた片手を口に当てた。
その代わり、鼻にかかった吐息が抜けていく。]
ふ、ん ――――ッ んん、 ん、ぁ…… ッ
[胸と昂ぶり、尻尾の三点を攻められれば、耐えきれないと瞳から涙が零れた。
尻尾から手が離れ、安堵の息を吐いたのも束の間、秘められた場所に指が伸びれば、小さな耳がぴくりと震える。]
は …… い ………ッ
[小さな声で頷くと、恥ずかしさに全身を朱に染めた。
腰を揺すり、シメオンさんの指を飲み込もうと、柔く締め付ける。]
[水中でぬるりと熱同士がすりつけあって、
それだけで腰が跳ねそうになる。
触らなくてもこれだ]
あ、……は。
[キスをねだる視線も、覚えたから
軽く重ねあわせて、唇はあまく、
お湯が跳ねても手は止めないまま]
…………、うん。
[もっと、と本当は言いたいのだろう。
突き出されて舐めやすくなる。
吸い上げながら唇で挟んで、三箇所を同時に愛撫した]
[ちあきが性を吐き出せば後ろに指を入れ甘い嬌声を抑える姿と涙を浮かべる表情に自身の余裕もきつくなる。]
やっぱり可愛いよ。
耳、ぴくぴくしてる…っ…。
[食む飾りを甘く噛み、水か液か。滑りが良くなり、
自身の声にも熱が孕む。]
ここ、こんなにして。
すごく濡れてる。
[そういうとわざと音を立てるよう指が粘液を纏わせてナカをかき混ぜることを容易にする]
[昂ぶりを追い立てられれば、一度精を吐き出してしまう。
くたりと力の抜けたところに胸を甘噛みされれば、強すぎる快感に涙が頬を伝った。]
あ、ゃ …… ふぅ 、 んん―――ッ
[吐き出した白濁を指に絡めたのか、シメオンさんの指が後孔へと埋まって行く。
苦しさとそれを上回る甘い刺激に身を震わせ、応えるようにシメオンさんの耳に舌を這わせた。
耳朶をなぞり、甘噛みし、皺のひとつひとつを丁寧に舌で舐めていく。]
ん …… んぅ 、ぁ ………、
[後孔は指をきゅうきゅうと締め付けて、再び前がゆるりと勃ち上がった。]
[擦り付けると、ミナーも反応しているようで。
喘ぎ混じりに小さく、聞く]
……ミナ、――きも、ち …い?
―― ぁ、!
[一緒に気持ちよくなれるなら
それが、とても、うれしくて。
触れられることも、うれしくて。]
……っ、 ひぅ あ…ん、 んあ、
ゃ、……やあっ、――だ、…!
[三箇所同時に責められると
声も抑えられなくなって反響した。
びく、びくん、とふるえて更に仰け反って]
ミ、ナ……や、でちゃ、……ぁ!
ん…っ…!
[耳朶に舌を這われればぴく、と体が少しはねて手がとまる予想外の刺激に驚くときゅう、と指を締め付けられる]
は、もう可愛い。
自身が熱に侵されているとは知っているがゆっくり、ゆっくり我慢して解かす。
指を増やし口を離すと快楽に溺れるちあきの表情を見やる。弱く甘い声は自身を疼かせる]
っは。また勃ってる……
[くちゅ、と水音が響く]
[シメオンさんの頭が少しだけ離れれば、名残惜しそうに耳から舌を離す。
見つめ合った瞳の色はとても似ている。
そのことに胸が暖かくなって、とろりとチョコレートのように蕩けた。]
ん …… ッ 、だって、 しめおんさん、 が……ッ
[頬を真っ赤に染め、小さな声で抗議をする。
額を摺り寄せ、睫毛が触れ合う距離、潤んだ瞳が瞬いた。]
それに …… 、 しめおん さん、 だ って………
[口を押さえていた手を離し、シメオンさんの下肢へ手を伸ばす。
昂ぶるそれに指を這わせ、裏筋をそっとなぞった。
自分の大胆な行動に驚き、その恥ずかしさに尻尾と耳が震え、更に頬が赤くなる。]
いい、きもち、いい。
[問われて返す、口にすると余計に感じる。
わかるだろと言わんばかりに押し付けて
互いの下腹部で擦れて、揺れて]
出せ、って。
[そしたらベッドに移動するから。
ぐらぐらしそうなほどの熱は火照りではなく
テッドに溺れてしまっているからで。
胸から顔を上げて、射精を促した]
ここ(湯船)だからいい、気にせず出せ。
[水の力で窄まりの奥へ指を挿入する、
ローションよりもきつい気がしてそのまま
無理に進めないまま、外に残した指は
尾の付け根をぐいと握って]
[見つめ合うと少し気恥ずかしくなり伝染ったように頬が染まる。潤んだ瞳――自分と同じ瞳に自分を映せば頬をすり寄せられどことなく暖かさを感じる
あ…っぅ!!
[指を増やしかき混ぜると不意に下肢に刺激が走りつい力を入れてナカを押してしまう]
っ…ちょっとヤバい。
ちあき……
[限界の己と自身に触れるちあきに余裕がなくなり無意識に恋人の名を呼んだ]
ほし…い
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